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今日の夜には帰ってくるとは思うのですが、草臥れきっていることでしょうね。
といっても、いつもよりも楽ではあります。
だって、1泊ですから。
いつもなら、2泊のなかでいかに消耗しきるかが、旅の目的ですからね。
そんな訳で、まだまだ模型はできません。
また。
とまあ、これだけでもいいのですが、この間見た屑な生き物たちのお話でもしておきましょうか。
一昨日のことです。夜の11時過ぎ。仕事帰りにコンビニに煙草を買いに立ち寄ると、そのコンビニの前で酒を飲んでいる7人組がおりました。
最初、こんな場所で何をやっているんだ?こいつら。と、状況がつかめなかったので、ジロジロと見ていたのですが、酒の臭いと馬鹿笑いで分かりました。
もうね、むかっ腹が立って仕方なかったです。
なんで、コンビニの店員も注意しないんだよと。
で、コンビニで煙草買って道を渡って家路に付くと、その馬鹿どものところで何かが割れた音がしました。
どうやら、酒の瓶を落として割ったようです。
「あんの生き物。なにやってんだ」
そうおもってみていたら、割れた瓶の破片を自分達の飲んでいる場所から蹴り出していました。
ええ、店の入り口付近の方へと蹴っているのです。
自分達だけが怪我をしないように、人が大勢通る場所へと吹っ飛ばしているのです。
ただでさえ、見当違いの場所(普通に道ですから)で酒を飲んでいて五月蝿いのに、割れたガラスの破片を撒き散らしているのです。
本当に危険です。
もうね、かなり頭にきて、殴ってやろうと戻りかけました。
そこで思い出しました。
「俺は明日から旅行だ。わざわざ怪我しそうなことをする必要などない」
思いなおし、引き返しました。
どうせ、私にはなんの実害もないですしね。近所じゃないし、五月蝿さも感じないと。
ただただ、これらの生き物にムカついただけです。
ほんと、情けない生き物です。
自分では何もできない。なにかする頭も根性もない生き物。
一人でいられるほどの強さもないから、徒党を組まないと安心できない。
全員、金髪でした。ほんと、頭の悪そうな格好。
逆光で薄暗かったので、顔までは見えませんでしたけどね。なので、年齢も分かりません。精神年齢は3歳児ですけど。実年齢で3歳児なら可愛くて好きなんですけど、こいつらはいい年して餓鬼ですから、許しがたいわけです。
一人が女を連れてきているらしく、馴れ馴れしく肩を抱いていましたけど、こういうレベルの生き物たちの恋愛って、本当にしゃらくさく感じるんですよね。
餓鬼同士がゴッコしているようにしか見えなくて。
夏になると、こういうのってアチコチにわくんですよね。外にいても寒くないから。
んで、明るいところに集まるわけです。
虫と同じですな。
やっぱり、こういう生き物を人間って呼ばないよ。
こういうのにも人権を認めるっておかしいよ。人間じゃないんだから。
ま、それを言い出すと、認めるか否かの基準をどうやって設定するのかって話になりますけどね。
こいつらみんな、なんの頭もないから、人のことを思いやることができず、ただただ迷惑な行為をしているだけだし。自分のことしか考えられない。
さらに、なんの度胸も覚悟もないから、金髪とかにして虚勢を張ってないと心配なわけです。
殴り合いの喧嘩なぞしたこともないでしょうしね。
同レベルの生き物との馴れ合いしかした事のない生き物です。
頭もない。心もない。
こういうのを人間とは言いませんね。
人間に似た何かです。
こんな生き物にならないよう、人は日々努力するわけです。
強くなって、人に優しくするのです。
なるべく人に親切にしたいと。
みんなから愛されたいと。
みんなを愛したいと。
それが人ってもんです。
思いやり。これこそが人を人たらしめている要素ですから。
毎年、夏と冬に馬鹿ドライブと称して無駄に草臥れる車の旅をしていることは以前書きましたが、今回のはその夏版です。
いつもなら2泊3日でいくのですが、友人の仕事の都合で、今年は1泊になってしまいました・・・。
残念ですが、仕方ありませんね。この年になってこればそんなことザラですし。
ああ、これからもっと旅がしづらくなるんだろうなあ。
結婚とか出産とか育児とか。
私には当分縁のない話ですがね。
今年は黒部ダム周辺に行く予定です。
ちょっと今年1月の冬ドラに比べてスケールが小さいですが、まあいいでしょう。
チャンスはまたあります。
冬ドラなんて、3泊4日で宮島とか直島とか行ってましたからね。気合いはいりすぎ。
そんな訳で旅行中につき、模型はできません。
また。
~追記~
WAVEさんのFSS20周年記念のKOGの詳細。漸く上がってきました。
買うつもりはなかったのですが・・・。
カッコいい!!
写真を見るだに溜め息が出ましたね。思っていたよりも全然格好いい。
いや、やばいくらいに格好いいです。
買いたくねえけど、欲しいなあ。
どうなんだろ?3~5万くらいになるんでしょうが、高いです。
普通の1/100サイズのお値段以上ですから。
造形的に大好きなボークスさんの1/100KOG・ver3でさえ、3万ちょっとですからね。
あと気になるのが製法。
インサート成型として、クリアレジンの内側に金の整形色のカラーレジンを入れるって技術は確かに凄いんですが・・・、模型としての限界性能が低くなってしまうんではないかな?
金のカラーレジンのところに墨入れをしてメリハリを出せなくなるわけですし。
それ以上に、ゴールドという難しい色を塗装できないわけですから、元の色がかなり良くないと満足できないかと。
かといって、おそらく塗装できるであろう頭以外の金色部分だけ塗装してしまっては、今度は塗装ができない頭との色味が変わってしまう・・・。
結局、クリアのところはどういう風に塗装すれば見栄えが良くなるんだろう?
今までどおり、クリアカラー?クリアイエローにゴールドを少量混ぜて塗装するのかな?
難しいところですねえ。
KOGにクリアレジンはいらないと思うんですよ。
実際には、かなりユーザーフレンドリーな構造なんだと思うんですよ。
塗装とか模型に関する工作が苦手な人向けに、こういった構造やらを考えているんだと分かるんです。
が、完成品の2歩手前みたいな構造では、最初に言った「模型としての限界性能」が低くなってしまうわけです。
自分で色々とやるからこそ、完成品では出せないクオリティを出せる。それが模型の楽しみですから。
まだまだ情報が少ないので分からないことが多いですから、実際にどうなるかわかりませんけど。
ん~。造形としては非常にいいKOGですが、模型としてどうなのか?コストパフォーマンスとしてはどうなのか?
ちょっと不安です。
FSSガレキってものは、その超絶ディテールの再現に恐ろしく手間がかかるものですから、当然そこらのガレキよりも高いんですよね。
それをさらに高くしてしまうってのは・・・。
まあ、クオリティ次第かな。
でも格好いいよなあ。
かなり強いリビドーが湧き上がってきています。
抑えられるかな?
今後、同じFSSでもエンゲージのプラキットも控えているしなあ(これは買うこと決定。3800円くらいだっけ?ちょっと高い気もするけど)。
他にも、秋口くらいから、かなり魅力的な模型が発売されますからねえ。
ん~、貯金は崩したくない~!!
そのACの中でどのキットを選ぶべきか?
決まっています。
私をしてACの魅力に気が付かせた、出会いのキット。これを作るべきでしょう。
そんな訳で、今日のミラージュ・セレナのお時間です。
私のAC第一弾です。コトブキヤさんのキットの第一弾でもあります。
セレナといえば、以前こんなことを書いていました。
この時は随分と無知だったわけですが仕方ありませんな。
小学校の時以来、模型に関する私の知識は何にも更新されていなかったわけですから。
そして小学校の時に得られる模型の知識は、地元の玩具屋さんにおいてあるキットからのみです。
雑誌なんて存在も知りませんでしたし、今のようにネットで調査ができる時代でもありませんからね。
バンダイとタミヤ。あとはイマイとかハセガワくらいなもんですよ。見たことがある模型って。
コトブキヤなんて知りません。
が、何でもそうですが、固定観念に捉われずにいると、こういう出会いってのは必ずあるわけです。
新しい世界を見せてくれるものとの邂逅ってやつが。
ふと目をやると、そこに素晴らしいキットがあった。私は一瞬で心奪われ、作りたくて仕方なくなった。
それがアーマードコアシリーズ。
そして、ACの魅力を垣間見せてくれたのが、セレナなわけです。
今でも、サザビーっぽいって思ってたりします。もしかしてデザイナーは出渕さん?
そんな関係ですので、ACを始める時は、これを最初に作ろうと決めていました。
出会いが11月。そしてそこから9ヶ月の月日が流れ去り、ようやく辿り着きました。
前書が長くなったので、あとは本文に混ぜながら書いていきましょう。
まずはセレナの全景から。
ランナー数
プラ:15枚
ポリ2枚
計17枚
パーツ数
プラ:314個(目のクリアパーツは選択式なので、実際に使うパーツは311)
ポリ:28個
計342個
かなりのボリュームです。普通にMGクラスです。
キットの大きさは15cm前後のACですが、そのパーツ分けはMGより遥かに徹底しています。
こういう点は、全塗装をする人向けに作られていることがよく分かります。
MGなどバンダイのキットは組み立てるだけで楽しめるように作られています。
なので、面倒な合わせ目消しがなるべくないように設計されているのです。
また、細かい部分はシールでの色分けとなっていますね。
翻って我がAC。塗装を前提に設計されているので、その過程にある合わせ目消しなど当たり前にやれという設計です。当然、シールなどありません。
その代わり、マスキングなどの塗装で面倒な作業を軽減するため、パーツ分割がここまでやるか!ってくらいに徹底しています。
よって、全塗装をする場合、かなり親切だと思います。
ま、ガンダム系の場合、デザイン自体がそれほど複雑なものはないので、そこまでパーツ分割に拘らなくても塗装が大変になるってわけでもないからなんですけどね。
ACは、ディテールや面構成が半端ではなく複雑ですから。
ユーザーのストレスフリーをどの次元で解決するかと考えた時、合わせ目消しという基本的なことではなく、塗装という一番模型の印象を左右するところを楽にしてくれたんだと思います。
つまり、漢のキットです。
組み立てるだけでは満足できない。
もっともっとこのキットで遊びたい。
拘りたい。
格好よくしたい。
最終的には、そういう人向けに作られているキットだと思います。
勿論、色分けもかなりなされているので、無塗装でも大いに見栄えします。
この辺、ちゃんとコトブキヤさんは分かってらっしゃる。
拘る人向けにやる以上に、ライトユーザー向けのセールスポイントを持っていた方が、模型としては正解なのです。
そういう意味で、ガンプラは成功しているのですから。
ランナー全景をパッと見れば分かると思いますが、ランナーの構成が脚なら脚、胸なら胸、腕なら腕。そういう風に作られています。
組み換えをうたい文句にしているキットですから、後々別売りとして出しやすい体裁にしたってことでしょうね。
同梱されていた、宣伝冊子です。
現在、最も熱いプラキット、レイレナード・アリーヤのシルエットが載っていますね。
当時は2006/11月。ワンフェスでは試作品(原型?)が出ていたので、この頃は具体的な情報が出ていなかったってことでしょうか?
ま、この個体を買ったのが11月ってだけで、実際に卸されたのはもっと前だと思いますけど。
ガンプラ以外のキットって、いまいち発売年月日が分からないですから。
さて、組み立てる前に、ちょっとだけパーツの造形やディテールを見ていきましょう。
美しい曲線です。現在のバンダイではまず見る事のできない表現です。
バンダイだってできる技術です。が、やりません。
なぜか?簡単です。開発に時間がかかるし、難しいから。
それゆえ、こういう難しいデザインをハナから弾いて、ガンダムデザインを作っていくから。
要するに、造形的観点からすると、つまらないことばかりしてきたってことですよね。
MGなどでは最近、後付けのディテールを山ほどいれて、それをMGの付加価値にしようとしていますけど、限界があります。
プロのデザイナーに、デザインの時点でやってもらうべきです。
素人がディテールなどを作るとこうなるってのは、既にMG・Hi-νで証明されているのですから。
ま、ガンダム00でもやはりメカメカしさは取り入れなかったので、これからも模型表現の難しいディテールは取り入れるつもりがないのでしょう。
他にも・・・
左側の大きなパーツ。胸です。
よくこんな複雑な形を抜いたなって思います。
どんだけ沢山の面と曲線が混じっているんだよと。
ACの胸はみんなこういった構造になっています。
バンダイの成型技術は世界一なんてよく聞きますけど、実際には他のメーカーの成型技術の方が勝っている場合もあります。
勿論、上に書いたように、実際にやっているか否かという意味であって、やろうと思えばできるか否かという意味ではありませんけどね。
まだまだあります。
これ、1cm四方のパーツです。
それにこんな複雑な造形を施し、綺麗な曲線までも再現している。
インジェクション成型の限界ってなんだっけ?って感じです。
プロの原型師さんに原型を作ってもらってから、金型を作るという姿勢のメーカーだからこそできるクオリティですね。
CADのみでは決して出せません。
真ん中らへんのシールド。丸い奴ですな。これもまたハイディテールです。段差ディテールと凹凸モールド。
ここまでワンパーツにディテールを入れるってのは、ガンプラではお目にかかれません。
さらに、
これ、どうやって抜いたのかちょっと不思議なんですよね。
真ん中の凸モールドの周りに、城の堀のように凹モールドがあって・・・。
インジェクションの限界に迫っていますなあ。
この辺もそうですね。右側。
成型そのものはそれほど難しくないとは思うんですけど、わざわざこんな細かいものまで別パーツ化して、立体感を強調してくれるこだわりの模型メーカーって、沢山はありません。
あと、人によっては欠点にもなるかもしれない点。
手は基本的に握り手しか付いていません。
これ、確実な武器の保持のためなんですな。MGのような可動指にすると、たいして表情も付けられない上に、武器保持も怪しいという中途半端な物にしかなりません。
よって、確実な保持を追及したこの手は、私は大いに賛成です。
これプラス、自然な形で開いた手のパーツも付けてくれれば満点です。
指が動く必要なんてありませんから。
あとはこのキットの欠点を幾つか。
悪名高いポリパーツです。
なんでも径差が微妙に合っておらず、ポリ♀が割れるとか。
これは困りますね。接着後に割れてしまったら、救済不可能ですから。
私も、組み立てながら微調整をしていこうと思います。
他。
見えますかね?ウェルドライン。AC特有の欠点です。
ACは塗装しなくても質感を出すために、プラの質感を金属に近づけようと金属粒子を混入して成型しているのですな。
なので、見た目の質感がなかなかよろしい。
が、その金属粒子のお陰で、ウェルドラインが圧倒的に増えています。
これは、ACシリーズを通しての欠点ですね。
ま、欠点といっても、気にならない人も多いでしょうし、整面も難しいものではありませんけども。
でも、気になる人には、かなり面倒な作業が増えますね。
ほとんどワンパーツごとに整面作業しなくてはなりませんから。
ちなみに上のパーツ。同ランナーで2枚入っているのですが、両方ともまったく同じ場所にウェルドラインが入っていました。
このことから、なんらかの解決策がある気がするんですよね。
溶けたプラを流し込む場所を変えるとか、流し込む箇所を増やしたり減らしたりしてみるとか。
ま、試行錯誤した結果のベストがこれなのかもしれませんけど。
さて、ザクっと紹介しただけなのに、かなりの枚数の画像を使ってしまいました。
でも、まだまだキットの魅力をお伝えできるわけもありません。
男同士の最も深い会話は「拳で語る」ことであるように(慶次談)、模型との最も深い会話は「作る」ことですからね。
さて、話は戻ります。
セレナと出会った時、そこで私は一つの大きな事実に気が付いたわけです。
「俺はガンダムを作りたいのではなく、格好いいメカを作りたいのだ」
根本的な転換の第一歩というべきでしょう。
何の違和感もなく、非ガンダムデザインを受け入れ、それを格好いいと思ってしまったわけです。
別にガンダムが好きだと自分でも思ってはいませんでしたけど(アニメもろくに知らないし)、そこらにあるガンダムデザインなんぞよりも遥かに私の琴線に触れるデザインが埋もれているのだと分かったのです。
約めて言えば、「ガンダムなんぞ、全体の一部にしか過ぎない」と気が付いたのです。
その前後してFSSやらとの出会いもあったのですが、それはまた別の機会に。
そんな訳で、いよいよ念願のアーマードコアの制作に入ります。
次回から仮組みフェイズに突入・・・といいたいところですが、旅行に行ってきます。
なので、組み立ては28日からになりそうです。
では。
~追記~
ちょっと間が開いてしまいましたが、私の通ってきた模型道の続きを書きます。
○リアル頭身に魅せられて・・・
最初に買ったリアル頭身の模型はなんだったか・・・。実ははっきりと憶えてません。
おそらくなんですが、1/144百式だと思います。
それもただの百式ではありません。
金メッキ仕様!!
最近調べてみたら、これって何かの限定バージョンだったらしいですね。
だからそれ以降に一回も会わなかったのですね。
ま、そんな訳で、初めてのリアル頭身のガンプラは金メッキ百式だったわけです。
ん~。これ、何かの縁でしょうかねえ?
考えてみれば、一年前に私が模型に復帰したのも、MG・百式だったわけですから。
しかも、今現在、もっともデザイン性という意味で好きなのがFSSのレッドミラージュなわけでして、それのデザイナーが永野さんです。百式と同じです。
永野さんと因縁があるんだろうか?
この時のインパクトがあまりにも強かったからでしょうか?いまだに百式は私の中で一番好きなMSの一つです。
初めて作ったリアル頭身のガンプラですが、ガンプラというものはZZの時代まで接着剤を使うものだったのですね。
なので、最近の誰にでも親切というわけにもいかないものでした。
ま、それほど難しくはなかったと思いますけどね。当時の子供はみんな作っていたわけですから。
そんな訳で、私も人生で初めて(かどうかはわからんけども)接着剤というものを使ったわけです。
あの当時、接着剤は模型に入っていたんですよ。小さいチューブで。
いまでは別売りを使うことが前提で、付属していることはないですけどね。
実際、付属している接着剤は使い勝手は良くないです。
チューブに入っているものですから、当然ジェル状のものです。子供には、ってか今の私でも、接着面に綺麗に塗ることすら困難ですよ。
で、組み立ての順番は顔が最後だったと思うのですが、百式って頭に細いアンテナがありますよね?あれを折ってしまいました。
かなり細いものですから、ハサミで、下手をすれば手でパーツを捥ぎ取るようなガキ時代の私ですから、折るのも当然です。
それ以外にも色々と難点がありましたね。私が悪いのだと思いますが、パーツ同士の合わせ目がちゃんとかみ合わず、隙間ができていたり。(合わせ目消しなぞ知りませんよ)
それ以外にも、チューブ入り接着剤を使っていたので、接着剤を付けすぎて食み出していたり・・・。
一言で言えば、「汚い」ということです。
ですが、完成したときの爽快感は替えがたいものがありましたねぇ。
今考えれば、かなり簡単なキットですよ、そりゃ。
でもね、小学生が、初めてのリアル頭身のキットで、初めて接着剤を使って作った模型ですからね。
その嬉しさは、模型を作った事のある人なら、誰でも想像がつくでしょう。
ま、そんな達成感からか、私は模型にはまっていった・・・わけでもないと思います。
子供ですから、作る楽しみなどまだわかりません。
それよりも「格好いいロボット」の立体が欲しかっただけです。当時、完成品なども出回り始めていた頃ですが、子供には高すぎましたからね。
買える範囲でのロボットの立体物は、組み立てキットしかなかったわけです。
つまり、もし買えたなら、完成品を買っていた可能性は高いわけです。
私の模型道の原点はこんなもんです。
理想も高尚さもあったものではなく、それしかなかったから。
ま、誰でもそんなものでしょうが。
そこから私は次々とガンプラを作っていくことになりますが、その話はまた。
ということでね、新たなる章が開幕します。
私が模型に復帰してからほぼ1年。この一年は綺麗に二つの章に分けられます。
○第一章:9月~1月
素組み、部分塗装で基本的に満足。
ガンプラばかり見ていたあの頃。
塗装も合わせ目消しもする必要もないバンダイの親切設計のキット万歳だった。
○第二章:2月から8月
様々な調査と研究により、新しい世界が加速度的に広がる。
お陰で、ガンダム以外の模型に関心が高まる。
バンダイ以外のメーカーにも、多くの素晴らしいキットがあることを理解する。
特にガレージキットという、根本が異なる模型を知り、模型とは造形であることを理解する。
エアブラシを手に入れ、理論上怖いものなしになる。
様々な技術や知識の実験台として逆シャアシリーズを作り、コンプリートする。
ここまでで1年かかりました。脳内では数ヶ月で辿りついてはいたんですけどね。手が追いつかない。
年末~年始辺りにFSSやアーマードコアなどの超絶キットたちに出会ったことにより、価値観が激変したのが災いの元です。
あれがなければ、今頃模型を止めていたかもしれませんし、こんなに金がかかることもなかったと。
しかし、綺麗に世界が進化しているのが分かります。
第一章の時は、導入期。基本的な技術や工作などにまったく興味がなく、目に入る狭い世界でのみ満足していた時期。
第二章は、知ってしまった禁断の地への憧れから、そこにたどり着くための修行の時期。
ま、そんなこんなで創成期は終わったわけです。
実際には、第二章は自分に課した物ではあったんですけどね。
素晴らしい模型を作るには、相応の技術と知識が必要だろうと。そのための実験の時代として。
脳内では、ずっと先に進んでいても、物理的にできなければ模型は作れませんから。
そして、物語は第三章へと・・・。
禁断の地、エウレカへと一歩を踏み出すわけです。
そんなに大袈裟なものでもないんですが、要するに第三章は、今まで我慢していた「本当に作りたいキット」を作りつつ、尚且つ更なる実験をして、もっと模型の世界を広げようと。もっと模型を楽しもうと。
そういうことです。
で、第三章は、第二章でやったような一つのシリーズに特化してそれを作っていくようなことはしません。
基本的な実験は大体終わっていますから、あとは根性と根本的なセンスが問われることになるでしょう。
勿論、これからも実験はしていくつもりですけど。知らないことが山ほどありますからね。
ってか、塗装やらの具体的方法論を書いた本が、最近は欲しいです。
あまりにも知らないし、自分で蓄積するには塗装のノウハウは膨大すぎます。
勿論、ある程度の整合性を持たせた形でキットは作っていくと思います。
ネタばらしになってしまいますが、このあとAC関連を作っていきますし、その合間に旧キットを作っていきます。
前に書きましたが、「本気ット→息抜きット」の順です。本気ットがACであり、息抜きットが旧キットです。
が、その整合性にこだわる必要もないだろうと。
作りたい物、立体物が欲しい物がある。だからこそ模型は作る。
それでいいのだと。
実験のための実験は、消耗を促すだけだと。
突発的に弄りたくなったキットがあれば、途中で割り込んで作ってしまいますってことです。
といっても、やはり一個ずつ作っていく姿勢は変えないようにしたいです。幾ら積みが多くても、です。
弄っている間に飽きてきて、別のキットを触りたくなるって気持ち、痛いほど分かるんですよ。
が、それをやってしまうと切りがなくなりそうで・・・。私、意志が弱いですから。
まずは楽しむことが第一。次に完成させることが重要。
そんな訳で、一個ずつ確実に作っていこうと思っています。
で、第三章開幕の記念すべき第一弾は・・・。
ま、明日になれば分かります。
って、誰も気にしてねーか。
第二章を試行錯誤の時代と分類するならば、第三章は「成長期(得た知識を洗練させ、確実な技術を模索する時代)」という風に言えることでしょう。
この第三章が長そうですけどね。新しい知識を得ること自体は難しいことではありませんから。
その知識から、自分なりの答えを引き出し、さらなる解釈を盛り込むことが大変なわけです。
・・・ん~、なんか形而上的表現に過ぎるなあ。あまりこういうの好きではないんだが。
ま、この長い第三章が終われば、そんな先のことまで考える必要はありませんけどね、第四章に突入し、所謂「安定期」となることでしょう。
安定期になって初めて手を出せるキットたちに、私は再開することになるでしょう。
このキットたち。既にスタンバっていますから。私の部屋で。いつ作るんだよ、俺!!
この運命の邂逅のためにも、これからも技術と知識を蓄えていこうぜ、俺!!
ん、しかし、こういった計画的で学問的な姿勢を、もっと実生活の中や今までのお勉強で見せていれば、もう少し増しな俺になっていたと思うなあ。
ま、好きだからこそできる、面倒な手順ではあるんですけど。
ともあれ、第三章開幕です。
では、次回は新しい模型の世界へ、とつげ~き!!
個人的にFGのガンダムエクシアを応援していたんですが(私が買うかどうかは別として)、早くも10月にHGとして出るようですね。
しかも、値段も親切で1050円らしいです。
FG危うし!!
たった500円の差ですから、ある程度以上の年齢ならば、HGを買ってしまいそうですね。
私なら・・・造形によります。大差がないなら、FGで。大きく差があるならHGで。
可動やギミックはどうでもいいです。
本当は、エクシアなぞどうでもよく、FGというカテゴリをもっと充実させて欲しいだけなんですけど。
バンダイも気が付いたってことかな。
以前、ここで私が書いていたこと。
「FGは後のHGやMGの叩き台で良いから、シリーズを増やすべきだ」
この、叩き台に使ったんでしょうね。プロポーションやフォルム、あるいは可動やギミックを煮詰めるのに。
しっかし、今回はヤケに商品展開が速いな。放送前から関連商品を発売なんて。
バンダイ。何を考えている?
1/100だけでなく、1/60の試作品も既にできているようですしね。
もしかして・・・00だけでなく、裏でアレを?
って思ってたらやっぱりキャラホビでユニコーンが出てましたね。
このデザイン。顔以外は思いっきり「これまでのガンダム」なんですよね。
割と好きなガンダムデザインなんで、いいんですけど。
ただ、スーパーサイヤ人化したあとは、顔すらもガンダムになってしまうので、面白くないですねえ。
しかし、ロボットが変身って・・・
この間、模型店に行ってきました。なんだかしょっちゅう行っているようですが、実際にはしょっちゅう行っています。
何ヶ月かに一遍を、私基準ではしょっちゅうって言うんですけどね。
やる気の人は毎週の様に通っているのかもしれませんけども。
今回の買出しの目的は、次に作る予定のキットの塗料の買出しです。
「~の」が多いな。
さて、行ってみると、いや前からそうだったんですけど、そのお店にはフィニッシャーズカラーが置いてありました。
噂は聴いてます。
隠ぺい力が強い。
発色がいい。
塗膜が強い。
色の種類がMr.カラーに比べて少ない。
などなど。
ま、基本的にいい内容ばかりですね。
で、幾つか買おうと思っていた塗料がフィニッシャーズでも代用できそうだったので、買ってみました。
値段が結構高いんですよね。ミスターカラーの倍以上。
内容量も倍なので、そこまで高いわけではないんですけども。
が、フィニッシャーズ。面白いですね。色に拘りを感じます。
赤、青。そういう基本的でありながら調色の難しい色に、沢山の種類があるんですね。
サザビーさんを塗る前にこれを目にしていれば、もっと綺麗な色で塗れたかも知れません。
赤だけで、そこには5種類以上あるんですよ。明るいものから暗いもの。青も同じです。ってか青はもっと種類があったな。
いいですねえ。
が、気になったことが一つ。塗料の裏には専用のピュアシンナーを使えって書いてあるんですが、普通のラッカーシンナーで使えるものなのだろうか?
結論から言えば、使えるみたいです。が、本来の性質が落ちることがあるとか何とか。
「本来の性質」ってなんだ?
「落ちることがある」ってなんだ?
はっきり書けよ!!ムカつくなあ。こういう言い方。
何がどう変わるのか、ちゃんと説明しろや、おい!!
ま、使ってみます。そのお店にピュアシンナーの在庫がなかったもので。
いずれどこかに行ったときヒョイっと見つけて買えるかもしれませんけども、暫くは模型店には行く予定はないですしね。
大体、既に普通のラッカーシンナーとリターダー入りのが2本もあるのです。
これ、普通に使ったら1年くらい持ちそうな量です。それに加えてまたシンナーを買うのかよと。
んで、計4000弱も塗料だけで使ってしまいました。
数ヶ月に一遍、キット代よりも高い工具や塗料の買い物をしているなあ・・・。
今回はモリモリのパテやらを諦めたんですけどね。
サイフが厳しいよ。
そんな訳で、当分は塗料を買う必要はないと思います。
面倒臭い買出しも、しばしのお別れ・・・だと思います。
んで、そのお店にMG・ターンAとガンダム00のFGの・・・エクシアだっけ?の見本がありました。
ターンAに関しては、こんなものかなって感じです。良くも悪くもバンダイ製キット。
ディテールなどが意外と乏しく(デザインの時点からそうなんですが)、メカという感じがしない。でも、作りやすそうだし、何より動くのだろうなと。
ディテールに関しては、元デザインでもかなりモールドが入っているので、真面目に再現してましたね。
合わせ目の誤魔化しも相変わらず上手い設計でした。
個人的には、あのバンダイが当たり障りのないキットではないものを久々に出してくれたなと喜んでいるのですが、まだ買ってません。今のところ買うつもりもないです。
他で忙しいので。
FGはいい感じでしたね。あの低価格でよくぞここまで頑張ったと。久しぶりにバンダイに拍手をします。
造形的クオリティに関しては、子供向けの安全基準というところに目を瞑れば、最近のHGUC並みに良く出来ているのではないでしょうか。
あとはデザインの好みの問題でしょうね。私はそれほどいいとは思いません。悪いとも思いませんが。
SEED系よりはいいが、それだけって感じです。
冷静に言えば、最近のガンダムデザインの中ではいいほうだと思いますよ?
なんつーか、まったく進歩がなくむしろ退化していたのがガンダムデザインでしたから。
許される範囲内で、頑張ってガンダムの記号から離れた感は評価できると思います。
なんか、PVを見て敵役の量産機(?)はマクロスとかそんな感じのメカデザインに近い感じがしました。
んん!!こっちのキットの方が欲しい!!
ま、値段が値段なので、どこかで衝動買いする可能性大ですね。
適当に作ってみて、「なるほど」ってやれるキットですから。
つまり、「息抜きット(※1)」ですよ。
これから私も、「本気ット(※2)→息抜きット」の順で作っていこうと思っているので(連続して本気ットだと疲れる)、こういうのもアリです。
ま、そんな訳で、そろそろまた模型制作に着手しようかな。
ん?まだ4日しか休んでないぞ?
※1:息抜きット(いきぬきっと)
○俺語。
○息抜きで適当に作るキットの意。
○特に改造もせず、また塗装に拘るわけでもない。
○実験的色彩が強い場合もあるが、本気で作っているキットで実験することもあるので、一概には言えない。
○完成後の美しさを楽しむためというよりも、作る工程に楽しみを見出すためのキット。
○つまり、なるべくストレスフリーで作ることを目的とするのが第一義。
○おしなべて、楽な気持ちで模型本来の楽しみを満喫するために作るキット指して使う。
○比較的低価格キットでやる場合が多い。
○適当に作っても勿体なくないから。
○積みが多く早く消化したい人は、高価格帯のキットでもやってしまうケースもある。
○対語「本気ット」。
○「手抜きット」の類語として扱われることもあるが、本質的には違う。「息抜きット」は楽しめる範囲内でやることを目的とするのに対し、「手抜きット」はハナから適当につくることが目的。
※2:本気ット(ほんきっと)
○俺語。
○本気で、真面目に、やる気で、作るキットの意。
○できることはなるべくこなし、格好よくすることを目標に頑張ったもの。
○改造だけを指すのでなく、塗装に拘りを持つ場合もある。
○実験的要素を含む場合もあるが、今まで培った確実な理論に基づき作るケースが多い。
○できることはやるという姿勢から、作業工程が艱難辛苦を極める場合が多く、疲れる。
○つまり、作る楽しみよりも、完成後のカタルシスや美しさに重点を置き、普遍的恒久的ディスプレイを目指し、その時点での限界性能まで己を叩き込むことをモットーとする。
○が、精神力の限界から、手抜きをする場合も多いので、限界とは技術の限界ではなく根性の限界を指す場合が多い。
○比較的高価格キットでやる場合が多い。
○なぜならテキトーに作ったら勿体ないから。
○好きなデザインのキットは低価格でもやることがある。
○対語「息抜きット」
ついでに、
※利きガンダム(ききがんだむ)
○俺語。
○利き酒が語源。
○模型の造形の良し悪しを見抜く目の意。
○ガンダムと言っているが、ガンダムに限らず、立体物ならなんでもござれ。
○良し悪しだけでなく、どこがどう悪いのかを見抜く目も必要。
○さらには、悪いところをどう変えればよくなるのか(例:腿を3mm延長など)想定する能力をさす場合もある。
○なので、立体認識能力だけでなく、造形的センス全般を問われる特殊能力。
○意外と持っている人は少ない。
○プロモデラーは持っていることが多い。
○原型師は間違いなく持っている。
※田中君(たなかくん)
○俺語
○関節部位のポリ♀を固定する物を指して言う。
○関節固定と可動になくてはならない物であることが、戦後日本で語られないことがない政治家「田中角栄」と似ているため命名された。
○マキコさんが聞いたら、きっと怒られる。
○基本的に、関節♀を固定するものならなんでもOK。ボールジョイントだろうが普通の棒だろうが。
○プラ板箱組みで作るのがもっともポピュラーだが、稀にパテで強引に作る場合もある。
○故に関節=田中君といっても過言ではない。
○大事な要素なので、おろそかにしてはいけない。
○ほとんどのプラキットに使われている。
○固定式のガレージキットには使われていない。
○また、昔のスケールモデルにも使われていない。
○可動という面白味からキャラクターモデルを隆盛に持っていった、影の立役者。
○やっぱり、カクエイと同じである。
○でも、最近はABSで関節を作る場合も多く、使われる数が減ったり、場合によってはまったく使われていないキットも出始めている。
○最近ではあまり振り返る人がいないのも、カクエイ氏と似ている。
○けどやっぱり万能的性能は色褪せることはない。
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