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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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もう12月?困ったなあ。
アリーヤ。本当に終わるかしら?

そういえば昨日、アマゾンで∀が半額でした。
脅威の1995円!!
思わずカートに入れてしまいましたが、思いなおして止めました。

何度、同じ過ちを繰り返せば気が済むんだ!!

天使のささやきが聞こえてきたのでね。
いつか作りたいキットのリストには載ってますが、できるだけ早く作りたいキットではないですから。
モチベを5段階評価で分けると、3といったところです。
ACやFSS関連が5ですけどね。

そうそう。ちょっと面白かったものを・・・

快刀乱麻を断つが如く!!


言い得て妙

何の漫画か知りませんが。ってか、こんなの載せたらまずいかも・・・。
しかし、あれですね。日本ってSFってのが根付いてないんですよね。
SF的考察ってのが根本的に。

SFってのは、なにか新しい技術を持ち込んだ場合に生まれる世界観を、科学的に考察して成り立つフィクションであって、「こういう世界観が欲しい」だけで成り立つものではないんですよね。
いわば、巨大人型ロボットというだけで、既にSFではなくファンタジーなんです。
「ありえない」んです。指輪物語やハリー・ポッター、ドラクエなどと同じレベルなんです。
ガンダムだけではなくね。

巨大人型兵器を中心にすえるのならば、歩兵が白兵戦したり戦車・戦闘機を使ったり、果てはパワードスーとかを使った戦闘のすべてを否定する要素をも、ちゃんと考え出さなくてはならないのがSFです。

そこに、もっともらしく「設定がどう」とか「テクノロジーがどう」とか言って悦に入る人を見ると、イラつく理由があるわけなんですけどね。
なにがミノフスキー粒子だよ
ねえから!!と。
こんのオタクめ!!

マニアは好きですが、オタクは嫌いです。
アニメとかゲームとか、それしか知らない頭の悪い連中ですから。
ほとんど、物を知らないだろ?と。
思考回路が腐ってるだろ?と。
自分好みの妄想世界だけにしか興味がなく、それを否定する事実は認めないという、無茶な連中ですね。

とかいいながら、私は人型ロボットが大好きですよ。
「ありえない」からもっともらしい設定などどうでもいいですし、原作を見たいとも思いませんが、模型的に面白ければ私は作ります。
デザイン的に格好よければ、それでいい。設定だのはどうでもいい。
開き直れ。

ロボットはデザインだ。リアルじゃない!と

私は開き直ってます。
ありえないデザインに、相反するリアリティを盛り込んでみるから、面白くなったりもするんだと。
そう、ACのようにね。

その点、永野さんはSF的考察をちゃんとされる方らしく、FSSは御伽噺だと言い切ってますね。そんなに高尚なモンじゃないんだよと自分で言っている訳です。
こういう点はいいと思います。ただ、漫画自体、あまり面白くないですけどね。
永野さん。デザインは凄いけど、構成力とストーリーテリングの能力は・・・、言わずもがな。

----------------------------------------------------------

今日のリックドム2のお時間です。

今回は、もう一つの装甲色の塗装を行いました。
早速。


塗装完了

パーツ数は少ないのですが、胸の立体的なマスキングが結構手間取ってしまいました。
こういう立体的な箇所でしかも曲線だと、結構難しくなってしまいますね。

そうそう。肩ですが、いつものやり方で。


肩

上腕をマスキングした後、瞬間接着剤で止めてからペーパーがけ→塗装しました。

今回、接着には、試しに黒い接着剤を使ってみました。今まで黒接(勝手な略語)はパテとしてしか使ってこなかったのですが、本来の用途として使ってみようではないかと。
で、感想ですが、一長一短ですね。

接着剤が黒いので、ペーパーがけの時に、ちゃんと面が綺麗になっているかというのは分かり易いです。
また、シアノアクリレート系パテなので、削りやすいってのもポイントが高いですね。瞬接は硬いのが難点でしたから。
が、硬化までに時間がかかるのが難点ですね。

以前にも書きましたが、薄く塗れば10分から30分くらいで固まるんです。
が、ちょっと厚くなってしまうと、数時間から一日くらいかかってしまうんですよね。
よって、素早い作業が出来にくくなってしまいますね。

まあ、急ぐ気も必要もない人には、こっちのほうがいいと思います。
瞬接は100円ショップは別としても、2gで2百円くらい。一方、黒接は20gで1000円ちょっとですから。
お値段もお徳です。

そんな訳で、今日のリックドム2はお仕舞い。

また。


~追記~

エンゲージSR1。キター!!
いえい!超作りてーぜ!!

アリーヤやテルスが今年一番燃えさせるキットならば、エンゲージは一番嬉しいキットですからね。
waveさん。ありがとう!!

んで、届いて最初の所感。


比較

薄い!!

あ、在庫の一端を晒してしまったけど、まあいいか。

比べてみると分かりますが、同じ1/144なのに、レッドの半分くらい。KOGの2/3くらいです。
縦横はまったく同じで、厚みだけ違います。
箱だけ見ると、これで3600円(レッドは4200円)は高くねえ?って思ってしまいますが・・・

何が違うのか、レッドと比べてみました。

○エンゲージSR1のランナー数:16枚
○レッドミラージュのランナー数:12枚

おや?ランナーはエンゲージの方が多いぞ?
ってことで、要するに、ワンパーツの大きさなんですね。
エンゲージの方が細かいパーツが多く、レッドに比べてパーツが小さい。
なので、ランナー一枚当たりが小さくて済む。

よって、ランナー数が多くなっても、薄い箱に入るというわけです。
ま、レッドの場合、金型流用のせいで、使わないパーツも結構入っていたりするので、それでお金とスペースを食われている部分もありますけどね。
あと、レッドはかなり多いデカールが付属しているので、それで百円くらいは高くなっていることでしょう。
半透明プラですし。って、これがコストアップに繋がるかはしりませんが。

ま、最終的には、ランナーが多い分、エンゲージの方が金型鋳造は高くついていると思います。
なのに、値段としてはほぼ据え置きと言ってもいい価格なので、悪くはないと思います。

で、パーツを精査してみた感想。

「スゲエ!!」

精密なモールドとディテールは、見ていて気持ちがいいです。腰アーマーなどは、パーツ裏にまで細かいディテールが施されています。
特に、脹脛のランダムバインダー周辺。素晴らしいディテールです。ワンパーツにおけるディテールとしては、ACキットを超えているかもしれません。
まあ、コトブキヤさんの場合は無理にでも別パーツ化する漢なメーカーさんですけどね。
エンゲージのランダムバインダーはサイズ的に、コトブキヤさんでも別パーツ化することは不可能でしょうけど。

FSSはガレキ中心。しかもガレキの中でもFSSというカテゴリは、その煩雑なディテールや面構成故にトップクラスの難易度のため、本当に超絶職人さんしか作っていないようです。
作者の永野さんの「作れるもんなら作ってみろ!!」といったデザイン。
原型師さんの「絶対に作ってやる」といった執念。
そういうものが、FSSガレキを進化させてきて、群を抜くハイクオリティカテゴリになっているのだと思います。
なので、全体像は当たり前のこと。細かいディテールまでも神がかった再現もしくはオリジナリティで作り上げられるキットなわけですね。原型師さんの努力で。

こうなれば当然、FSSキットのファンはどうしても目が肥えてしまい、色々と難癖を付ける人も多くなります。
このエンゲージに関しても、そうですね。

が、私は非常に優れたキットだと思います。

ディテール再現では、どうしてもインジェクションはレジンキャストには敵いません。
それでも、waveさんの高い技術力で、ここまで再現してくれているのですから。
元デザインの格好よさ、美しさ。これらを上手に表現しているプラキットだと思います。
型となった元のガレキよりも、下手したら格好いいかもしれませんしね。

私は、基本的にFSSのキットに関して、こうあるべきという固定観念は持ってません。
なぜなら、FSSは複数のメーカーさんが切磋琢磨してキットを出してきたという、稀有な存在だからです。
ガンダムならバンダイだけしか出しませんね。
が、FSSはボークスさんを始め、WSCさん、waveさん、有名どころでの個人ディーラーではシリコントライブさんやムーンライターズさん。今はやってませんが、海洋堂さん。
沢山の方たちが様々な解釈とオリジナリティを持ち込んで、デザインを立体化してきたわけです。

なので、それぞれに「違い」があり、それが特有の「味」を醸し出しています。
単純に好みを言えば色々と差は出てきますが、それでも、個々のキットの面白味は色褪せません。

そういったある意味、「FSSならでは」というべき立体化環境の中で出てきたキットですから、個人的趣向を押し付けてキットを卑下するのは、間違っているとしか思えないのです。

FSSは、色々とあるから面白いのです。

作り手によって変わってくるのが当然で、それが味になるのです。
エンゲージSR1にしても、各社が出していますね。人気デザインですから。
WSCさんのエンゲージが、今回の再生産で絶版になるのが哀しいですけどね。waveさんのプラキット化から判断した結果だろうか?
いずれにしても、沢山のエンゲージがあるんです。
これって、とても面白いことだと思いませんか?
私は、全部が好きです。一番好みなのはシリコントライブさんのエンゲージですが、そういう問題でもないと思うんですよ。

華奢で女性的なボークス版。
グラマラスなWSC版。
中性的でありながら優雅なシリコントライブ版。
そして、今回のプラキットの型となったwave版。

どれもいい造形です。
こういうFSSならではの面白さを続けていくためにも、FSS立体化環境をしっかりと理解し、無駄にキットを否定せず、模型を楽しんでいきたいと思います。

はあ、エンゲージ。作るのが楽しみ。
でも、いつ作れるかなあ?
今年中は無理で、来年はああしてこうしてそうなって・・・。

来年中に辿り着けるかどうかって所だな。
ん~、我ながら阿呆だ。

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SF
日本のSFっていうとロボットばっかりで残念だ、と語ったSFファンを知っています。
個人的に傑作SFというと「戦闘妖精雪風」「グッドラック・戦闘妖精雪風」ですね。サイエンス的でありながら、どこか哲学的で精神学のような領域に入り込んだ戦闘機モノ。ご存知でしょうか。
アニメ化もしましたが、アレは機体のかっこよさだけでしたが(笑)

因みに、「ロボット」が出てきて「これなら納得」と思った作品は

「機動警察パトレイバー」
「フルメタル・パニック!」
「ガサラキ」
ですね。どれも、荒野ではなく市街地で機敏に戦う“装甲機械”として使われているというのが説得力あります。レイバーは戦争ではなく産業振興用に作られたロボットであるとか。
「ガサラキ」もエヴァの見真似部分が多いものの、結構面白い場面が多いです。中東の市街地戦シーンとか。

まあ、ガンダムはまだヒーローロボットアニメの時代の余韻が強く残る時代でしたので、かなり無理のある設定というのは仕方が無いと思います・・・。
コスオルモス URL 2007/12/01(Sat)00:29:39 edit
Re:SF
SF。日本でもロボットばかりじゃないですよ。
小説でちゃんとしたのは出ています。ただし、日本のSFって結局マニア向けになってしまっているのですけどね。
普通の人は、ファンタジーをSFだと思いこんでいるわけです。
SF的概念が根付いていないから。
といっても、私自身もほとんどSFは読まないんですけどね。

戦闘妖精雪風って、バンダイがEXモデルで出している「シルフ」とかでしょうか?
あのキット。前々から欲しいなあと思いながらも、ボリュームに対する値段と時間と金のなさから、手が出ません。

私は、ガンダムその他の巨大人型ロボを否定したいのではなく、
「好きなものは全肯定しないと気がすまない」
そういう人たちを否定したいんですよ。

私は、ロボット大好きですし。格好よければ。

「どうしようもなく馬鹿で阿呆で辻褄は合ってないけど、でも好き」
これならいいんです。ちゃんと考えた末での好き嫌いですから。

どこが良いのか悪いのか。
そういうことをまったく考えず、好き嫌いだけで物事の優劣などを付けてしまうのは、出発点から間違っていると思います。

ガンダム。ガンオタという言葉があるくらいで、熱烈なファンも多いです。
が、その人たちの大半は、「ガンダムが好きだから肯定しないと気がすまない」人たちであって(ファースト原理主義はほとんどそう)、「かなり駄目な設定だし、お話もご都合主義でおかしいけど、でも好き」という人じゃないのが残念なのです。

自分が好きだから。
高尚だと思いたい。
ちゃんとできていると思いたい。
完全なお話だと思いたい。
人にも褒めてもらいたい。
貶されることが許せない。

これは困ります。
思いたいだけ、信じたいというだけで、勝手に「優れたモノ」と決めてしまうのは、阿呆のすることです。

ただの思考停止に過ぎませんから。

巨大人型兵器なぞ、SF的思考においてありえない。
仮にあったとして、ガンダムの世界はわざわざそのありえない巨大人型兵器を使う必然性を、まったく説明していないし、しきれていない。
そういう駄目なところも多いけど、良い部分も多いし、その点で好き。

こういう人ならいいんですが。

現在、ガンダムの世界って、オタクやらサンライズ(バンダイ?)が山ほど設定を補完して、もっともらしくしています。
しかし、根本的なところはまったく出来ておらず、相変わらずファンタジーです。
ドラゴンボールと一緒です。

戦闘機ってものをちょっと知っていれば分かることですが、一度できた形ってそれほど変える必要はないんですよね。
あらゆることを計算された上で、空戦能力を高めるにはこの形状、速度を上げるためにはこの形状ってなっているわけですから。
あとは、エンジンとかコンピューターとかそういう搭載するソフトの面で進化していけばいいだけで。
だから、何十年も同じ戦闘機が一線で活躍できるわけで。

そういうことからしても、デザインが山ほどあって、毎回モノが違うなどというガンダム的世界のリアルを全肯定することは出来ませんし、する人はおかしいとしか思えないんですよ。

ガンダムって、すぐにミノフスキー粒子で誤魔化しますよね。
18m級の巨大ロボを何機も搭載するほどデカイ戦艦が空を飛び、大気圏離脱できるのは、ミノフスキー粒子だ。
ビームはミノフスキー粒子だ。
ニュータイプが感応できたり脳波でファンネルを操ったりできるのは、ミノフスキー粒子だ。

コドモか!!

そうも言いたくなります。どこにも理性的・科学的考察がないわけです。
なのに、どうでもいい細かい所には、無駄に細かい設定を付けるわけです。
装甲に使われている材質がどうとか。
こんな小学生が考えたような低レベルな設定で、いい大人が喜んでいること自体、おかしな話ではないかと。

例えば、FSS。
巨大ロボットを中心に据える為に、騎士というものを作りました。
騎士とは、普通の人よりも圧倒的に身体能力が優れ、例えば100mを2秒で走りきり、ジャンプすれば30mは飛び上がれる。そして、反射神経はガトリングガンの弾丸を悉く回避することが出来る超人という設定にして、ロボットのコクピットはその騎士の体をすべて包み込むようにし、身体的動きをそのまま投影することで、ロボットを動かすという設定になっています。

つまり、銃火器が一切通用しない、ルパンで言えば石川五右衛門みたいな奴の戦闘力をそのまま巨大化することでロボットに必然性を持たせ、それにより戦車だの戦闘機だのの否定に成功しているわけです。

じゃあ、その超人である騎士とは何?ってのもまた疑問として出てくるわけですが、そこにもちゃんと考察はいっています。

別に、FSSが優れているとは思いませんけど、根本的な定義付けはキチンと行われているわけです。
世界観を構築するってことは、そういうことではないかと。

この手の説得力ある定義付けは、開始から30年くらいになろうとしているガンダムなのに、一度も行われたことはないですし。

要するに、ガンダムは何にもできていないくせに、「いかにも高尚です」みたいな顔をするための飾りが沢山あることがいらつくってことですね。
富野さんの、もっともらしいけど、実はまったく無内容なセリフとかもいらつくんですけど。

「革命はいつもインテリが始めるが、やがて崇高な志も大衆と官僚主義に飲み込まれて、志は忘れられる。それを嫌ったインテリは世捨て人になる」

大嘘も甚だしいです。
富野さん。偉そうなことをいっていますが、歴史的事実を何にも知らないんだなって、これで分かります。
すべて、妄想で書いているだけ。
彼もまた、ただのオタクです。
そこらのオタクは、こういうのが大好きですけどね。

ちなみに、私が一番好きなSFは、以前このブログでもバックトゥザフューチャーのところで書いた事のある、ジュール・ベルヌです。
時はまだ19世紀。ようやく人類が空を飛び始めたばかりの時代に、ロケットで引力を振り切り、月面までいくことを科学的に考察・予見し、それを小説にした彼は、素晴らしい作家だと思っています。

こういうのが、SFだろうと。
【2007/12/01 16:50】
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