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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のダイゼンガー・逸騎刀閃のお時間です。

武神装甲・降・臨 !!
竜巻斬艦刀!!!


逸騎刀閃

今回で、逸騎刀閃も最終回となります。

いや~、永かった。
まさしくお前も強敵(とも)だった!!

ま、御託はともかく、ざっとダイゼンガーさんとアウセンザイターさんが合体した様子でも観察してみましょうか。


左
右
斜め
ダイゼンガー
アウセンザイター
後ろ
斜め

つう訳で、騎馬武者姿のお二人です。

こういうところが、スパロボっていかしているわけです。
リアリティ云々ではなく、単純なハッタリのみ。

面白ければいいじゃん!
なんだか分からないけど、格好よく感じればそれでいいじゃん!!

こういう姿勢は好きです。

どちらかと言えば、アーマードコアのように、リアリティ溢れるディテールに、デザインを乗せていくというやり方の方が好きですけど。
ただ、ガンダムみたいに、リアリティを微塵も感じさせないものなのに、どうでもいい設定ばかり作って「リアルでしょう?」って顔をするのが嫌いなだけです。

元々、ガンダムの設定ってのは、「設定遊び」だったみたいですけどね。
それがアレな人たちにとっては心地よかったらしく、遊びをマジにしてしまった。
そして、「整合性が」とか、「公式年表はどう」とか、「この時代のMS概念は」とか、「ミノフスキー粒子の応用で」とか言い出すわけです。
ここから、ガンダムの鬱陶しさって始まるんでしょうね。

やかましいわい!
面白ければそれでいいんじゃい!!

マジメに遊ぶ、ふざけるってのは大好きですが、遊びやおふざけを本気にするのは嫌ですな。
野暮ってものです。

その「なんとなく」感は、40m以上もあるというロボット同士が合体するという不合理さ
だけでなく、デザインにも現れていますね。
前回にも書きましたけど、ディテールが少ないんですよ。
なので、精密感やスケール感を感じさせないのが、このキットの欠点です。
ただでさえサイズがデカイキットですから、目立ってしまう欠点ですね。
これは、コトブキヤさんではなく、デザインの問題なんですが。

でも、実際にキットを目の前にすると、そんな欠点も吹き飛びます。
何しろ、その迫力が半端ではないですから。


後ろ
やっぱ後ろ

後ろから。
マントのお陰で、後ろから見ても、かなり格好いいと思います。

ちなみに、馬のタテガミ・尻尾・マントは塗っておりません。
塗ろうかとも思い、塗装プランも考えたんですが、塗料の食いつきが悪そうで剥がれてしまいそうですし、大体、PVCなので熱に弱いんですよね。
気温などによってかなり変わりますけど、経年で変形するんです。
その時に塗装をしてあると、塗膜が割れて見っとも無いことになりそうだなあってんで、塗装を止めました。

私の本質的好みとしては、大スケールだけどノッペリよりも、小スケールだけと精密なキットの方が好きです。
本当は、大スケールで精密なのが一番ですけどね。しかし、大体において大きなキットになると精密感は薄れるものですから。ガレキでもない限り。
どちらか選べと言われたら、上のようになります。

が、先ほどもいったように、このキットはハッタリ感を楽しむためのものであって、精密さやスケールモデルのように「よく再現されてるな」ってのを楽しむものではないと思うんですよ。
説明書に載っている絵自体、かなり変に感じましたし。アレをよくもここまで格好よくしたなって思います。

物事ってのは、同じ種類のものでも方向性が大きく異なる場合が多いです。
音楽でも、クラシック・ジャズ・ロック・ソウル・ファンク・レゲエ・ヒップホップ・ラップ。全然違いますね。
こういう方向性が違うものに出会ったときに、自分と嗜好性が違うってだけで撥ねてしまうのは勿体ないわけです。「俺はロックしか聞かない」とか。
これを狭量というのです。
嗜好性ってのは大抵の場合、慣れ親しんだのと違うから落ち着かないってだけですし。

私は音楽はジャンルを問わず好きな物は好きです。
勿論、ヒップホップやラップなどは駄目なことが多いですが、それでも格好いいと思う曲は沢山あります。

つまり、視野を広くもって、よいものを探すってことですね。
嫌いなジャンルの中にも、いいと思えるものはあるってことです。


竜巻斬艦刀
上から

斜め煽りと俯瞰両方から。
どっちも魅力的に見えますな。
斬艦刀の関係で、右からみると色々と隠れてしまうのが難点ですが。

視野のお話ですが、私は、先ほども言ったように、ACのようにリアリティの上にデザイン美を置いたり、FSSのようにデザイン美を追及した物の方が好きです。
が、その嗜好性と違うこのデザインもまた、好きです。
というのも、方向性がハッキリしているからです。

「なんとなく格好よければ、それでいいじゃん。この迫力を楽しめよ」

それがこのデザイン、キットの方向性だと思いますが、この価値観に共感できるからでしょうね。
画像ではほとんど伝わりませんが、先ほどもいったように立体を目の前に置くと、説得力が違いますから、満足してしまうんですよ。精密感がなくても。
それを補ってあまりある迫力なので。
ま、方向性云々以前に、根本的にそれを格好いいと感じるってことが大事なんでしょうが。
1/144ダイゼンガーさんは、迫力は半端ではないでしょうが、造形がイマイチに感じるので欲しくならないってことですよ。

というわけで、模型的に非常に面白いこのキット。
アマゾンで絶賛投売り中なので、買って組んでみては如何?

自分でも、一体何を書いているのかよく分からないし、イマイチ纏まってない感じですが、このキットを作っていて強く感じたことなんで、書いておきました。

最後に、素組み無塗装との比較。


比較

やっぱり、塗装の威力ってば凄いね。
精密感のあるキットであればあるほど、塗装は威力を発揮するものですが、このキットでもやはり魅力が倍増します。

そんな訳で、5ヶ月にも及んだダイゼンガー・逸騎刀閃は完成
製作記事はとなります。

当分は、これ以上に手間のかかるキットを作ることはないでしょうな。
世の中にはもっと面倒なキットがありますし、実際に私もそういうキットを幾つか持っています。
が、やはりそうそうないですよ。こういうボリュームのキットは。ACよりも段違いに手間がかかりますから。

これからずっと、このキットは制作の思い出と共に、私の部屋に佇むことになるでしょう。
さらば、愛しの逸騎刀閃。安らかに眠れ!!
で、どこに置こうか・・・?

では。

拍手[1回]

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戦争神阿修羅降臨。
おお~できましたね、逸騎刀閃!
ダイゼンガーさん&アウセンザイターさんの雄姿が遂に拝めて壮観です。こういった光景はACやMSなどのリアル系ロボでは味わえないですね。
ビルよりも巨大な騎馬というコンセプトはスパロボスケールでないと迫力が生かされないですしね、ダイゼンガーさんはまさに「迫力!破壊力!」を具現化したスーパーロボ(ヒーロー)でしょう。

さらにはそれをキット化してしまったコトブキヤさん、そして最終段階まで辿り着いた無礼部員1様の努力の結晶がこの作品なのですね。
私は1年半前のスクラッチモデル以降これほど愛を注げてないなあ・・・。

白装束カラーのダイゼンガーさんも、一時期は不安になされていましたが、こうしてみると全く問題ないですね。むしろ武将のような感じが。
オリカラーって難しいですよね。モチーフがないとイマイチイメージがまとまりづらいですし。ガンダム系統とかは比較的やりやすいですが、ACなどは自分でカラー設定するとかなり苦労しそうです。

ともあれ、お疲れ様でした!
コスオルモス URL 2008/11/08(Sat)02:48:35 edit
わざわざコメント、ありがとうございます
今回ばかりは、本当に疲れました。
こういうボリュームのキットは、ジックリ時間をかけて、他のキットの合間合間に作業をして完成させたほうがいいのかもしれませんね。
一気にやろうとせずに。

ダイゼンガーさんのアウセンザイターさんもホント、ハッタリの権化という感じがいいです。
「細かい理屈は要らない」
っていうのがね。

愛を注げてないですか?何を仰いますやら。
HGUCサザビー。美しい仕上がりだったじゃないですか。
今だって、アーバレストを弄っていますし。アレをちゃんと作るとなると、相当の愛が必要ですよ。
楽しみにしています。

オリジナルカラーって難しいですね。色のバランスを取るのがこんなに難しいのかと、塗装をし始めて初めてしりましたよ。
色合いだけでなく、濃淡・彩度・明度でも全然変わってきますし。
塗装の場合、下地によっても全然雰囲気が変わりますしね。

目的色の色合いと下地の関係。
この二つを考え始めると、もう何がなんだか・・・。

深遠なりき。

逸騎刀閃にかなり時間がかかってしまって、下半期はまだ一体しか作れていないので、ちょっとペースアップしなきゃなって思ってます。

では。
【2008/11/08 15:25】
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