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黒・王 降 臨 !! (黒王って知ってます?)
いやいやいや。完成ですよ。逸騎刀閃。
長かった~。いつから作っているんだっけ?ゴソゴソ(過去記事調査中)。
5ヵ月半ですか・・・。
ははは、二つの季節を跨いでしまったぜ。
そりゃ、疲れるって!!
体調不良があったり忙しかったりしてかなり遅くなりましたけど、漸く完成です。
しかし、なんで五ヶ月もかかってしまったのか?
ま、パーツ数が多いからってのが、一番でしょうね。
全体で500ものパーツがありますからね。
MGなどで400パーツといえば、かなり多い部類です。が、MGの400なら、ここまで手間はかからないんですよ。
何でかと言えば、フレームがあるから。
MGの場合、完成時に隠れてしまうフレームに多くのパーツを費やしているため、基本工作から塗装までするべきパーツは全体の2/3~半分くらいまで減るんですよね。
塗装する際にも、装甲ほど気を使ってやる必要がない分、楽です。
が、コトブキヤさんのキットの場合、完成時に見えなくなるパーツってほぼないんです。
逸騎刀閃も例外ではありません。
つまり、500のパーツすべてを、整面などの基本工作から塗装まで、すべてしてやる必要があるんですな。
これが大変。
しかし、ですよ。
パーツ数だけなら、俺アリーヤさんと大差ないわけです。俺アリーヤさんは、色々とパーツを付けてしまったため、結局あれも500近いパーツになりましたから。
では、なんで、アリーヤさんよりもずっと長い時間がかかったのか?
デカさですよ、奥さん。
単純にでかいから、すべての作業量が圧倒的に増えるんです。
整面にしても塗装にしても。
塗装に関して言えば、アリーヤさんの方が圧倒的に面倒なことをしています。
アリーヤさんの場合、
「サフ+下地黒+中塗りシルバー+目的色+ブルーパール+トップコート」
というわけで、6層にも塗り重ねているわけです。
一方で、逸騎刀閃さんの場合、
「サフ+目的色+端にグラデ効果塗装+トップコート」
ですからね。
塗装に関しては、アリーヤさんの工程よりも2つも少ないわけです。
それでも逸騎刀閃の方が長かったってのは、やっぱり、デカさが最大の理由でしょうね。
なにせ、ワンパーツでガンプラ1/144並の大きさがあるのが、ゴロゴロとあるわけですよ。
そんなパーツを一個一個整面して塗り重ねていったら、やはり手間の桁が違いますよ。パーツ数に大差がなくても。
だからこそ、5ヵ月半もかかったってことでしょう。
まあ、小さくて精密なパーツを整面するよりも、大きなパーツをやるほうが技術的ハードルは低いんですけどね。
他の理由としては、モチベでしょうか。
1つのキットに時間がかかればかかるほど、モチベは低下していきます。
これは仕方のないことです。
が、それでも作り続けるために必要なものがあります。
それは、「愛」です。
手間のかかるキットには、特にそうです。簡単に終わるキットなら、愛なんて必要ありません。勢いだけでいけます。
愛がなくては、複雑で煩雑で面倒でいつまで経っても終わらないキットを作り続けることは出来ません。
エンブレム。
エンブレム周辺のみ塗っていないって、意外と分からないですね。グラデっぽく見えて。
割と上手に誤魔化せたかと思います。
このエンブレムは剥がしたくなかったですからね。折角、こんなに綺麗なものなのに。
コトブキヤさん!タンポ印刷なんかじゃなく、デカールにしようぜ!!
モチベの話ですが、時間がかかれば目新しさもなくなり、作業に飽きてきてしまいます。
新作キットも出て、そっちに興味が写ってしまうこともあります。
そもそも、他にも作りたいキットが山ほどあります。
では、なんだって、そんな面倒なキットを牛歩の如きペースでもやり続けたのか?
それは、この大迫力のキットを塗装した時に得られる存在感を体感したかったから。
ガンプラ1/60ですら目じゃないボリュームを味わいたかったから。
この造形美を手元に置いておきたかったから。
その答えが目の前にあります。
これを味わいたかったから、5ヶ月間、一心不乱に自分を走らせてきたんだよ!!
ペースは遅かったけどな。
自分で作ったもののみが味わえる、この至福の特権。
堪りませんな。
画像では、この大きさが醸し出す迫力を感じられませんから。
それでは、恒例のキットレビューでもします。このレビューはアウセンザイター・プフェールトモードのレビューです。
ダイゼンガーさんのレビューは、完成時に書きましたので。
○キットの造形:8点
このキットの最大の欠点は、ディテールのなさであると思う。
これは元のデザイン時点からあることで、メーカーやキットのせいではないが、面に対するディテールがかなり少ない上に、キットのサイズが相当大きいため、ノッペリとした印象を受ける。
つまり、模型的精密感がほとんどないのが欠点。
これを払拭するため、塗装でグラデをし、面情報を増やそうと思ったが、それだけでは追いつかないようだ。
なので、自分で適宜ディテーリングするなり、ウェザリングで更なる質感塗装をすると良いかも。
ま、このキットは、細かいことを言わず、迫力とハッタリ感を味わうためのものなので、私は満足している。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:8点
かなり考えられた構造なので、素組み部分塗装までなら簡単。
全塗装の場合、馬の肘・膝などかなり立体的なマスキングを迫られることが多いので、ここはちょっと難しいかも。
といっても、マスキング自体ほとんどしなくていいキットなので、全体的に技術的ハードルは高くない。
いつまで経っても終わらないという精神的ハードルは高いけど。
○可動範囲:8点
このキットに可動は意味があるのか分からないが。
それでも、以外と動く、特に肘・膝などは二重関節になっており、かなり曲がる。
ただ、クリック式関節の影響で、関節部の塗装が剥げることを知った私・・・。
フレームはトップコートのみで塗装しないほうが無難かも。
分かっていても塗装してしまうのは、模型野郎の性というものだが。
○関節・武器保持力:9点
かなりガッチリと保持する。
これだけ大きく、また重いキットでありながら(PVCが更に重くしている)、まったく揺るがないのは凄い。
○プレイバリュー:7点
このキットは、遊ぶものなのかは不明だが。
ま、しかし、このサイズで馬なので、色んな組み合わせで遊べる気もする。
○置物的価値:9点
上で書いたように、ディテールなどが劣るため、模型的面白味にはかけるかもしれないが、それでも大迫力なのは素晴らしい。
デザイン上、五月人形にすることもできるし(できないだろ)、アイキャッチも抜群なので、床の間や玄関などに置くのもスタイリッシュ!!(いや、知らんけど)
○総合評価:8点
欠点らしい欠点はない。
ディテールなどの得失に関しては、人それぞれだろうと思う。
○お勧め度:8点
模型的に面白いデザインだし、造形レベルも高水準。
つまり、デザインが気にいればお勧め。
現在、アマゾンで絶賛投売り中なので、そこで買えば滅茶苦茶お買い得。
そんな訳で、レビューはお仕舞い。
凛々しいご尊顔。
ってな訳で、アウセンザイターさんは完成しました。
が、逸騎刀閃モードにするのにまた手間がかかるので、それは次回。
逸騎刀閃モードをアップして初めて、真のエピローグとなるのであ~る。
そんな訳で、今日のダイゼンガー・逸騎刀閃はお仕舞い。
次回は本当の最終回。逸騎刀閃モードの公開です。
また。
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