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☆2015年追記
この記事は2011年に書かれたものであり、2015年現在ではもはや通用するものではありません。
というのも、2014年春にタミヤが1/72でF-16CJを出したからです。その後、2015年2月にフル武装版を出したことで、決定版について議論する必要性が完全に失われたのです。
そうです。タミヤ版1/72 F-16は、それほどに凄まじいスーパーキットです。
ですので、現在はF-16が作りたければ、タミヤ版を買えば間違いありません。
ええ、全く疑いの余地はありません。
値段も、フル武装版で2000円ちょっとで変えますし、それよりも高い海外メーカーのキットを買う必要もありません。
タミヤ版を除いて現時点で、デカールを除きキット単体で作る価値のあるものは、ハセガワ版くらいでしょう。
30年近く前のキットですから、値段も安く、しかもクオリティも充分に高いです。
また、タミヤ版の大きな欠点ですが、発売されているのがCJだけというのが、F-16LOVERには悲しいところです。
通称ビッグマウスのみしか出してませんので、その前のA~C型を作れないのです。
CJフル武装版を出してからもう1年半も経ってますし、そろそろバリエーションでC型も出してもらいたいものです。
特にC型は格好いいマーキングが豊富ですからね。
とまあ、そういうバリエーション違いを作りたいという方には、やはりハセガワ版がオススメです。
あ、アカデミーもC型は出してるね。ただ、ノーズコーンがねえ・・・。
結局、タミヤが過去作を完全に陳腐化する超絶ファルコンを72で出してくれたお陰で、多数ある他社のF-16のほとんどは駆逐され、
クオリティを求めるならばタミヤ版
バリエーションやコストパフォーマンスを求めるならばハセガワ版
という状態に落ち着きました。
タミヤには、せめてC型のバリエーション展開を熱望するとして、追記終了です。
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全国2000万のF-16LOVERの皆さん。お元気でしょうか?
スケールモデルを作るにあたって最初の難関が、
「どこのメーカーのキットがいいの?」
ずばり、これでしょう。
意外と、メーカーごとの詳細って分かりませんよね。
国産であるハセガワさんなら、ネットで検索すれば大抵のキットの作例は見られます。
が、海外製キットとなると・・・。かなり見つけにくいです。
仮に見つけても、改造してあったりすると、参考にならないし。
結局、色々調べては見たけれど、どこのキットのどこがどう良いのか悪いのか、サッパリ分かりませんよね。
F-16LOVEな私には幸せなことに、キットに恵まれています。
多分、現用戦闘機の中で、一番キットの種類が豊富な戦闘機でしょう。
ただ、恵まれていればいるほど、悩ましいのも事実です。
どのF-16を買っていいのか分からん!!
良いのか悪いのか以前に、どこがどう違うのか、ネットで調べても中々分からないのが現状です。
あるネットショップだと、説明書の組立図を載せてくれているので、パーツ構成は分かるのですが、そのディテールとなると、まずネットでの調査は難しいです。
そもそも、スケールモデルにはコピーキットという忌まわしい風習が根強くあり、下手に海外製キットを買うと、国産キットの劣化コピーだったなんてこともあります
それだけなら海外製、というかアジア圏のキットを買わなければいいのですが、ただの劣化コピーではなく良化コピーもあったりするから、更に自体を複雑化させています。
まるで、クレタ島の住人はみんな嘘つきだと、クレタ島の住人に言われているような気持ちです。
誰が敵か?誰が味方か?
このように、スケールモデルを作りたい人にとって、事態は混迷を極めています。
世界のハセガワといっても、商品宣伝にはほとんど力を入れておらず、内容の詳細をちゃんとサイトで乗せているキットなんて、ほとんどありません。
小さな写真一枚だけあれば良い方で、下手すれば実機の写真が一枚あるだけ。
最悪、イメージイラスト一枚で終わり・・・。
ユーザーを舐めんな!!
ごめんなさい。言い方悪いですけど、正直、こう思いますよ。
内容も伝えないまま、キットを買わせるつもりかと。
というか、それで売れると思っているのかと。
エアモデル買う人なら、どんな形してるか知ってるでしょってことでしょうか?
それとも、既存のバリエーションキットだから、分かってるでしょってことでしょうか?
いずれにしても、こういうメーカーのユーザーに対する甘えはよくないと思うのです。
こんなことをやっているから、初心者に敷居が高くなり、更にスケモの衰退が加速するのです。
とはいえ、メーカーがやってくれない以上、ユーザーも頑張る必要があるわけです。
ある程度、自分を犠牲にしてね。
何でもかんでも、メーカーの責任だ!なんて言ってたら、ただ権利主張を繰り返すばかりの愚民ですから。
日本が豊かになったからか、こういう輩はかなりいるんですけどね。
責任はすべて他者に押し付けて、労力と時間を無視した結果だけを手に入れようとする愚民が。
双方の思いやりと歩み寄りが必要です。
それができれば、相乗効果で、もっともっと良い世界になります。
そんな訳で、F-16LOVEの皆さんの参考になればと思い、各社のF-16を写真で比較してみようかと思います。
とはいえ、F-16すべてのキットを手に入れるなど事実上不可能です。お金も勿体ないしね。
なので、ハセガワ、イタレリ、フジミ、レベル、アカデミーという代表的なメーカーのF-16を比較してみようかと思います。
ま、ハセガワ製はF-16LOVEな皆さんなら大体知っていると思うので、あえてする必要はないかもしれませんけどね。
あくまで、良く分からん人向けです。
下のリンクから、各ページに飛んでください。
フジミのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
イタレリのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
レベルのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
ハセガワのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
アカデミーのF-16はコチラ
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/833/
ここからは、各社F-16キットを比較しての総括レビューです。
各ページでも書きましたが、ここでも一応書いておきます。
この比較は、あくまでパーツレベルでの比較です。
ハセガワさんのF-16は実際に作りましたが、他のメーカーのはまだです。
ですから、当然キットの根本的なデキである、パーツの精度などは分かりません。
どんなにディテールが優れていようとも、パーツがまったく合わないのでは、そのキットは駄作以外何物でもありません。
しかし、私は作っていないので、実際に作らなければわからないことは分かりません。
どんなに顔は可愛くて凄い美人でも、脱がせたら凄まじいまでのタレパイだったら、無理でしょ?男として。
パーツレベルとは、人間で言えば顔です。顔だけ見て、この比較レビューを書いているわけです。
ですから、どれだけヨセアゲしているかまでは、私には分かりません。
脱がせてませんから。
その辺はご自分でお確かめ下さい。
まあ、私もいずれ作ると思うので、その時はちゃんと書きますけどね。長短を。
さて、まずは簡単に書きましょうか。
アカデミー>>>レベル≧ハセガワ>>フジミ>イタレリ
こんな印象です。
私は実機の再現度というのは、あまり念頭においてません。
というか、実機のことをそこまで知らないのです。
パネルラインがどうとか、サイズや長さがどうとか、そんなことは知りません。
簡単に言えば、キットとして格好いいかどうか。それだけです。
勿論、まったく実機と違うのではスケールモデルの意味がなくなってしまうので、フォルムは重要ですけどね。
ディテール面に関しては、格好良ければそれでいいという感じです。
まず、キットとしての格好良さ。
その上で、実機の再現度が高ければ尚良し。
そういう感じです。
簡単に言えば、
可愛ければ良し。
その上で、オッパイがナイスサイズなら尚良し。
更に、形が綺麗ならグレート。
しかも、薄ピンクならファッキングレート。
そういうことです。
なぜアカデミーの評価がこんなに高いのか?
簡単に言えば、精密感が圧倒的だからです。
1/72としては破格のモールド群。ここまでやるかというようなパーツ分割。
こういうところが、私のフェティシズムを刺激しました。
それまで、アカデミーはただのパクリ模型メーカーだと思っていた私の偏見を、ぶっ飛ばしましたね。
1/48に迫るディテールを1/72に掘り込むと、視覚的に情報が圧縮されて、ここまで密度感・精密感がでるのかと思いました。
まるで、タミヤの1/48・F-16を見たときの興奮と同種でした。
タミヤ版ヨンパチF-16も、1/32を圧縮したお陰で、密度感・精密感が半端なくなったわけですから。
その結果、ヨンパチF-16で、これ以上のキットはもう出ないとまで言われたわけですからね。
とはいえ、欠点もあるんですよね。アカデミー版。
やはり、ノーズコーンのシャクレがちょっとね。
ま、真横から見なければ、問題ないですよ。きっとね。
レベルは、ハセガワ版よりもずっと後に出ただけあって、ディテール再現は勝っているように感じます。
ただ、これも欠点が。
単座と複座の違いを、コックピット周辺を別パーツにすることで再現しているんですね。
この場合、モールドとは全然違う隙間が、その部分にできてしまうわけで、気になる人には気になるでしょうね。
ハセガワ版は、やはり20年来のスタンダードは伊達じゃないと言うところでしょうか。
必要充分なディテール再現。
作りやすい構成。
パーツの合いの良さ。
ほとんど完璧に格好いい全体のフォルム。
欠点がほぼありません。ま、ハセガワに多い、バリが面倒くさいですけどね。
レベルが若干上かとも思いますが、価格を考えれば(レベルはハセガワの倍以上)、ハセガワの方が総合的にいいかもしれませんね。
上の評価では真ん中扱いですが、価格や入手のし易さ、作りやすさなどを考えれば、アカデミーに匹敵するキットだと思います。
フジミは、コックピットがショボ過ぎるのと、モールドがほとんど死に掛けているので、素組みで作るにしても、結構手間がかかると思います。
やっぱり、フジミといえば、カーモデルなのかなあ。
ハセガワと言えばエアモデル。タミヤと言えばAFV。フジミと言えばカーモデル。
では、アオシマは何だ?艦船?
ま、フジミも、昔はかなりエアモデルを出していたんですけどね。
イタレリは、まず買わなくていいキットです。
これを買うなら、ハセガワでいいです。ハセガワがいいです。
価格も同じくらいなのですが、キットのデキに差がありすぎます。
まあ、フジミも結局は同じですけどね。
やっぱり、イタリア人だよねえ、って感じですか。
大味なんですよね。イタレリって。キット全般が。
運河モールドはいつものことだし、ディテールも少ないし。
武装の豊富さと、発売までの早さと、種類の多さ。これが、イタレリの武器でしょうか。
X-32をキット化するなんて、イタレリならではの行動力ですよ。
そんなところでしょうか。
約めて言えば、
ハセガワ買っとけば、間違いはなし!
作り易いし、手に入り易いし、安いし。
超絶ディテールを味わいたいなら、アカデミーを買えば間違いなし。
価格は高いが、モールドは圧倒的。ノーズコーンはアレだけど。
イタレリ、フジミは、ハセガワの前では霞んで見える。
レベルは、総合的にハセガワよりもデキがいいが、アカデミーがある以上、あまり存在感ない。
あとは、実際に作ってみてからのお楽しみ。
いつになるか分かりませんが、必ず全メーカーを作りますよ。
そして、各メーカー、各スケールのF-16を並べるのだ!!
それが、F-16LOVEである漢の掟なのだから!!!
他のメーカーは、
ハセガワ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
レベル編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
イタレリ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、1/72・F-16キットの大本命。アカデミー科学です。
実は、このキットを買って衝撃を受けたがゆえに、各社のキットの比較をしたくなったのです。
それほどに、凄まじい破壊力でした。私にとって。
そう、アカデミーのナナニーF-16はマジでやばい傑作キットです。
ちなみに、ベースのキットとなるCJ型は2008年発売です。一番新しいですね。
では、その素晴らしい内容の一旦をお伝えできればと思いますので、お付き合い下さい。
ついこの間発売になった、F-16C。
同時発売(?)でサンダーバードという航空ショー版限定品もありましたけど、やっぱり地味なミリタリー色の方が好きです。
さて、待望のアカデミー製F-16。
中身を確認しましょう。
構成。
他とあまり違いはありません。
ま、違う構成にするほうが難しいでしょうが。
強いて言えば、ハセガワと違い、レベルと同じくメインギア格納庫が別パーツとなっている点が特徴でしょうか。
本体。
モールドが 半端じゃないです。
本当に1/72か?って言いたくなるくらいの密度です。マジでタミヤの1/48に迫るディテールの濃さです。
ただディテールが細かく彫刻されているだけではありません。
モールドが繊細で綺麗です。ハセガワと同レベルですね。
機銃の部分が別パーツとなっています。
銃口の穴を再現するためかと思われます。
コックピット周辺。
圧巻ですね。
徹底された別パーツ化と、彫刻されたディテールが、これまで見てきたF-16とは別次元です。
とんでもないクオリティです。
翼。
やはり、ここもモールドが半端ではないですね。
おそらく、幾分かはアレンジが入っていると思うのですよ。実機にはないモールドとかリベットとか。
でも、こういう密度間は大好物です。
ランティングギア。
やはりここのディテールも美しいです。
詳細まで作りこみながらも、主脚を左右一体にしてくれたのは嬉しい判断です。
この方が単純に作り易い。
ノズル。
他のパーツと比較すると、ちょっと立体感に欠けるかなという印象ですが、他のメーカーに比べるといいと思います。
なにより、ノズルの内側の段差を再現している1/72はアカデミーくらいでは?
インテーク。
やはり圧倒的なディテールです。
それにしても、ここはどこも変わり映えしない構成ですね。
兵装。
分かりづらいかもしれませんが、兵装のパーツのディテールも、まったく手抜きがありません。
こんなのを見ると、他のキットのミサイルがノッペリし過ぎに感じてしまいます。
キャノピー。
クリアブラウンです。
残念なことに、パーティングラインが入っています。
多分、これは個体差ではなく仕様なので、2000番ペーパーとコンパウドを買ってきましょう。
このキットの残念だったところ。
デカールは綺麗なのですが、蜂の羽が滲んでる!!
多分、印刷がちゃんと乾く前に袋に入れてしまったのでしょう。摺れて滲んでいます。
これ、綺麗にできるのかな?
総評としては、圧倒的なF-16です。
1/72のキットとしては、決定版でしょう。
丁度F-16を作っているときに手に入れたから、より一層衝撃は増しました。
凄まじく密度感のあるモールドは、パーツを見ているだけで楽しいです。
ただ一点、大きな欠点があります。
ノーズコーンです。
アカデミーのサイトに詳細な写真が載っているので、気になる人は見てみてください。
その欠点を差し引いても、私が見た中では、1/72スケールの中では最も優れたF-16です。
これ以上に凄いF-16は、もうタミヤの1/48や1/32を買うしかないですね。
実は、アカデミーってメーカーに対する私の印象は、
「パクリ模型メーカー」
だったのです。
が、このキットを見て、印象がガラリと変わりました。
アッチのお国でも、お金さえかければこれだけ素晴らしいキットを作る技術があるんだねえ。
ハセガワさん。古いキットに追加パーツを付けただけでやけに高い値段にして売っている暇があるなら、金型をリニューアルしたほうがいいですよ。
ま、いまさらお金をかけられないんでしょうね。
ただでさえ腰の重いハセガワさんですから。
でも、アカデミーがこういうキットを出したから、もうパクられる心配ないぞ!
好機だ。今から新規金型でF-16を出して、もう一度A型からI型までやろうぜ!!
俺はついていくぞ!!
それにしても、アカデミーも進化したのだなあ。
このクオリティで1/72を出し続けたら、マジでハセガワ喰われるな。
最後に、F-16のキットでどれを買っていいか迷っている人がいるなら、これを買っとけば間違いないと思います。
ただし、ノーズコーンだけはちゃんと自分で確認してね。
他のメーカーは、
アカデミー編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/833/
レベル編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
イタレリ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、1/72・F-16のキットと言えば、やはりスタンダードはハセガワ。
誰でも知ってるし、F-16LOVEの人が作ったことない分けないので、オミットしようかと思いましたが、まあやっときましょう。
ハセガワF-16のレビューです。
単座で適当なのがなく、なぜかE型でレビュー。
ま、コンフォーマルタンクを除けば、基本同じだから。
CJどこ行った?
まずは、構成。
やはり、ハセガワF-16は安心する。
この心地よさは何だ?
20年来の親友と飲んでいる感じだ。
機体上面。
何十年経とうと、ハセガワキットはモールドが綺麗ですね。
さすが、傑作キットといった感じ。
過不足なく、美しくまとめたって印象。
ノズル。
選択式。
今までで一番いい造型な気がする。
インテーク。
インテークの構成は、どのメーカーも一緒ですね。
ただディテールが違うだけで。
主翼。
ブロック50以降だと、主翼の先端にあるパイロン(ここもその名でいいのか?)を切り取って、新規パーツを接着する構成になっているのが、なかなか面倒。
剛性、大丈夫か?
ま、くっ付くのはミサイル一個だから、大丈夫かな。それよりもまっすぐに接着できるかが問題だ。
垂直尾翼。
I型になると完全に新規パーツになっていますけどね。垂直尾翼。
合わせ目が結構厄介な場所にありますが(エッジの先端はペーパーがけし辛い)、流し込み接着剤を最低限流し込んで接着すると、ペーパーをかけなくても消えます。
パーツがピッタリと合う精度だからこそですね。
ランディングギア格納部。
ここって、どのメーカーさんもディテールがいい加減?
まあ、なかなか見れる箇所じゃないだろうしね。
足周り。
イニシエキットの割りに、別パーツ化がかなりされていて、馬鹿に出来ない構成。
でも、こういうところって、かなり作り辛いんだよね。
特に塗装すると接着剤付かなくなるから、色々と面倒。
剛性も事もあり、できるならパーツは一体整形でもいい気がする。
ま、ディテール優先で別パーツにしているのなら、そのほうが良いんだけど。
組み立ては頑張れるけど、改造してフォルム再現は頑張るのは容易くない。
キャノピー。
無色透明。
自分でスモークグレーに塗りましょう。
総評としては、20年来傑作キットとして君臨し続けてきたのは、やはり伊達じゃないって感じです。
今の目で見れば足りない部分も散見されますが、それにしてもいいキットです。
作りやすく、フォルム・ディテール共に良いキット。おまけに価格も安い。
量産できますよ。
やはり、時の洗礼を受けたスタンダードは一味違う。
レベルの方が若干ディテールが優れているような気もしますが、どっちがいいかは難しい選択ですね。
価格も大分違うし。レベルが3000円くらいで、ハセガワはC型とCJ型なら1200円くらいだし。
それよりも、ハセガワさん。そろそろF-16を新規金型でリニューアルしませんか?
20年前のキットにちょっと新規パーツを付けただけで2500円以上とか、ちょっとやりすぎです。
最近、そんなバリエーション展開ばっかりしてるし。
ま、最後のチャンスだったであろうI型やF型もこのキットをベースに出してしまったから、もうないんだろうなあ。
他のメーカーは、
アカデミー編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/833/
ハセガワ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
イタレリ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/830/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、レベルのF-16レビューです。
説明書によると、2006年発売っぽいです。
かなり新しいF-16キットといえるでしょうか。
なんだか、すごいボックスアート。
何かの航空ショーで、こんなペイントのF-16があったのでしょうね。
説明書によると、ベルギー空軍らしいですが。
レシプロ機がプリントされてますよ。
さて、構成。
初めて見る分割ですね。
機体上面が、前後に分けられています。
ハセガワのF-2もこんな分割だったな。
これで、単座と複座のバリエーションを出し易くしているのかな?
胴体。
かなりレベルの高いモールドが入っております。
その精密さと詳細さは、ハセガワと並ぶか、あるいはそれ以上です。
フジミ、イタレリはハセガワにまったく及ばなかったのですが、レベルのF-16は、いい感じですよ。
ランディングギア格納部分のディテールと、エンジンノズル奥のディテール。
ん~、ここは微妙だな。
ハセガワのほうが「らしい」ディテールが入ってたし。
ま、好みかな。
機銃は、前半分だけ別パーツです。
不思議。
コックピット。
結構頑張って、ディテールを入れてます。
インテーク。
ここも、ハセガワと同水準以上。
コックピットの椅子。
ここは、どう見てもハセガワ以上だな。
足周り。
ハセガワと同じような構成ですな。
ノズル。
ここは大差ないかな。
キャノピー。
なぜか、クリアイエロー整形です。
なぜ黄色?
ああ、金の蒸着コーティングをイメージしているのかな?
でも、それならブラウンのほうが、いい質感になる気がするが?
総評としては、やっときたハセガワ超え!!って感じでしょうか。
パーツ単位のディテールは、微妙ではありますが、ハセガワを凌いでいる気がします。モールドも綺麗だし。
ただ、残念なことに、兵装が少ないです。他のバリエは、もしかしたら兵装が多いのかもしれませんが。
フル装備にしたければ、ハセガワの別売りパーツを買うしかないですね。
後は価格でしょうか。ハセガワの倍するんですよね。
確かにハセガワよりもデキがいい気がしますが、倍かと言われると微妙。
F-16愛に燃え盛っているのなら、買いでしょうけどね。
レベルは、ハセガワが代理輸入をしているみたいですが、自社製品とかぶることが多いのか、あまり見ませんね。
私もF-16しか持ってませんし。
ところで、アメリカレベルとドイツレベルでは、それぞれF-16が出ているみたいだが、何か違うのかな?
基本は同じで、ただのバリエーションなんだろうか?
まあいいや、もしかしたら、そのうち買うかもしれんし。
ちなみに、こいつはドイツレベルの商品です。
他のメーカーは、
アカデミー編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/833/
ハセガワ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/832/
レベル編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/831/
フジミ編
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/829/
となっています。
また、総括編は、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/834/
です。
最初に書いておきますが、あくまでパーツレベルでの比較です。
パーツを眺めるのと実際に作るのとでは、根本的に違うのは皆さんご承知ですね。
どんなにパーツに叩き込まれたディテールが優れていようとも、合いが悪かったりすれば台無しなわけです。
そういった組み立てなければ分からないことは、私には分かりません。
まだ組み立てていないので。
また、比較の物差しは、私が実際に作ったハセガワ製となります。
さて、イタレリのF-16レビューです。
コイツも発売はいつなのか分かりません。
説明書には、1993年と書かれています。イタレリにはF-16のバリエーションはなかったような気がするので、そのまま発売日なのかもしれません。
ま、タミヤが出したのが1993年ってだけかもしれませんが。
ボックスアート。
良く見ると。この作例。かなりアレなデキです。
キャノピーのフチが変になっているし、正面からの写真を見ると、インテークにぶら下げている・・・なんてったっけ?ランターン?まあ、そいつの表面がガタガタになっているし。
どうなんだろう?これは。
ま、イタリア人だしな。
まずは構成。
大体、こんな感じ。
フジミと同じく、コックピット周辺だけ別パーツ化して、単座複座を再現しています。
さてさて、気になるディテール再現は?
やっぱり、イタレリって感じですな。
運河モールドもはなはだしい。
しかも、かなりアッサリ。
精密感は、まったくハセガワに及びません。
次。垂直尾翼
なぜか、垂直尾翼の基部だけ凸モールドです。
なんなんだ?この不均一さは。実機ではこうなっているのかな?
ハセガワ製は凹モールドだったけど、どっちが正しいのかな?
ま、正しさよりも、作り易さを考えると、凹モールドだよねえ。
あと、なぜか、垂直尾翼がもう一枚付いてます。
説明書によると、コイツがB,Dタイプらしく、上のがA,Cタイプらしいです。
単座複座で、垂直尾翼も違うのか?初めて聞いたぜ。知らんけど。
次。主翼。
ここもやっぱり運河モールドがアッサリと入っています。
ノズル。
二種類付属。
なんか、適当に設計した形って気がするのは、私だけでしょうか?
こんなに完全な円筒形になるものなのか?
足周り。
ここの構成って、各社ごとにかなり違いますね。
イタレリで評価できるのが、上の写真でもあるように、ノーズコーンが別パーツであること。
合わせ目も減るし、作業が少し楽になります。
キャノピー。
無色透明です。
兵装は、ハセガワのと違う爆弾が入っています。
総評としては、やはりイタレリといった感じ。
モールドは太いし、ディテールは少ないし。
ま、パーツが抑え目なのは、作り易さにつながるのかな。
いずれにしても、同じような価格帯だし、あえてイタレリ製品を買う必要はないかな。
ハセガワのほうが全然デキがいいです。
なんだか、イタレリってキットを出すのは早いし、種類も一杯あるけど、クオリティはいまいちって感じですね。
XB-70をなあ、ハセガワさんが1/200でキット化してくれないかなあ。
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