その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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さて、本日から大本命であるキットの製作に取り掛かります。
今日のレッドミラージュのお時間です。
レッドに対する思い入れは、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/804/
と
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/194/
をご覧下さい。
ここにすべて書いてあります。
このキットとの出会いは、2006年です。
一目惚れして、衝動買いしたキットです。
それから、ずっと私の中でNo.1ロボットとして君臨してきたデザインです。
5年間憧れ続けたキットに挑戦ですから、そりゃ気合も入ります。緊張もします。
私を奥深い模型道へといざなった、それはそれは業の深いキットですよ。
このキットを綺麗に作らんがために、エアブラシを購入したわけですし、このキットに出会ったしまったがために、ガレージキットという、超ブルジョワな世界へと踏み込み、平気で数万~10万もするキットまで買うようになってしまったのですから。
もし、レッドに出会わなければ、ガンプラだけで満足していたのかな?
いや、すぐに模型に飽きてしまっただろうな。
でもま、大人ですから、そこはかとない気楽さで作りましょう。
ちなみに、今回作るのは、5年前に買ったキットとは違います。
これです。
去年でしたかね?waveさんのインジャクションキット・レッドミラージュの10周年だかで、半額くらいで発売されたキットです。
そりゃ、買いますよ。確か、2000円を切ってましたからね。
FSSに入門するにはベストのキットですし、練習用としてFSSキットを作るには願ったり叶ったりのお値段ですから。
説明書を見る限り、パーツ分割などがかなり工夫されているキットだと思います。
塗り分けもし易そうです。
マスキングが必要なのは、脛の赤い部分とその周辺の黒いところだけかな?
しかし、感慨深いですね。
2006年といえば・・・。
やめましょう。過去の話は。
なにがあっても、結局は我々人間は、前進し続けなくてはならないのですから。
誰も代わりに生きてはくれませんからね。
男には、4つの習性がある。
一つ目は、無茶な目標を持っちまうことだ。
そして、その目標に向かって、まっしぐらに進んじまうことが二つ目だ。
三つ目は、その結果に徹底的に打ちのめされちまう。
でもなあ、結局はまた立ち上がっちまうんだ。
立ち上がるしかないんだよ。
これが、四つ目だ。
さて、早速仮組みでも始めましょうかね。
ん!!
5年前にこのキットを見たときも、このヘルメットのパーツに感動したものです。
5年前はおろか、このキットが発売された当初、おそらく2000年だと思いますが、そのころのバンダイのキットですら、ヘルメットのパーツを一体整形では作ってませんでしたからね。
当時のガンプラでの初心者の鬼門といえば、頭部の合わせ目消しだったのではないかな?
もし、レッドの頭部が左右分割だったとしたら・・・。
想像したくもないですね。
これだけ面構成が複雑なものをペーパーがけなんて。絶対に失敗して、エッジを削り落としたりするんだろうなあ。
盾も一体整形です。
プラが半透明なのでモールドなどが見えないですが、綺麗に彫刻されていますよ。
足裏のディテール再現のため、ここは別パーツです。
が、このキット。よくないところ発見!!
写真では分かりにくいと思いますが、ところどころで接着面がハッキリしないんですよ。
というか、キチンと確保されていないケースもあります。
一体、どこに接着剤を塗れば良いのか?
そんな疑問が出てくることがしばしば。
ここだろうなとあたりをつけて塗ってみても、今度は接着面がピタっとはまらないから(面積も少ないし)、うまくくっ付かない。
造形に拘ることを第一条件とし、構造的にも塗装しやすいものとしながらも、コストを下げざるを得なかった中小メーカーの苦慮が見え隠れしますね。
パーツの表はすごくシャープで良いデキなんです。
が、裏とかは面が結構面がいい加減なんですね。
ここ、結構困りました。
接着するに当たって、どことどこをどういう風に接着すれば良いのか?
そのガイドが一切ないんですね。
なので、おそらく足首アーマーのコの字型のへこみに脛の四角を埋め込む形で良いんだろうなと思ったのですが、今度は、その接着角度が曖昧。
説明書の作例を見ながら、多分、こういう角度でいいのだろうと思ったのですが、今度は、コに字に脛が入らない。
仕方なく、コの字部分を少し削って、入るように加工しました。
しかし、プラの厚み程度の接着面しかなくて、強度的には大丈夫なのでしょうかね?
ま、そんな感じで、膝下まで仮組み完了。
かなり疲れます。
まったくもってはめ込み式ではないため、やむを得ず、ほとんどすべてのパーツを接着固定しています。
が、後々の塗装のこともあるので、ほんの少しだけ接着剤をつけてのユルユル接着です。
少しでも衝撃があれば、すぐに外れてしまうでしょう。
いやはや、割とびっくりしました。
もう少し組みやすいかと思ったのですが、結構頑張る必要がありますね。
多分、この感覚は2年間のブランクがあるくせに、いきなりこれまで作ってきたキットよりも技術的にハードルが高いものを作っているから尚更感じるのでしょうが。
waveさんがかつて出した、1/144レッドのガレキを元にして作っているからでしょうな?
ところどころ、接着面と取り付け場所や角度が曖昧なところもあるので、充分に仮組みをしないと、後で泣きを見るキットですね。
しかし、ハードルが高いといっても、主に根気面でのことですね。
ガンプラの場合、何も考えずにパーツをパチパチしていけば組み立てられますが、このキットはそうじゃないです。
どこに接着剤を塗れば良いのか?
どういう角度で付けるのか?
塗装を考えた場合、そもそも接着して良いのか?
そんなことを常に考えながらくみ上げる必要があるだけです。
面倒なだけで、難しいわけではないです。
分かりやすく言うと、旧キットのZガンダムとかそのあたりを作ったことのある人なら、「こんなもんだろ?」的なノリで組み立てられます。
エアモデルなどを作る人なら、ごく普通のキットです。何にも難しいことはありません。
私自身が、面倒ではありましたが、難しいとは感じませんでしたから。
ですが、確実にいえることは、面倒だからといって、仮組みをろくにしないで塗装するのはやめたほうがいいキットです。
先ほども言ったように、接着面の確保が怪しいので、適当に塗装をしてしまうと、後々塗膜を剥がさないと接着できないなんてことになりますよ。
そんな訳で、今日のレッドミラージュはお仕舞い。
また。
今日のレッドミラージュのお時間です。
レッドに対する思い入れは、
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/804/
と
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/194/
をご覧下さい。
ここにすべて書いてあります。
このキットとの出会いは、2006年です。
一目惚れして、衝動買いしたキットです。
それから、ずっと私の中でNo.1ロボットとして君臨してきたデザインです。
5年間憧れ続けたキットに挑戦ですから、そりゃ気合も入ります。緊張もします。
私を奥深い模型道へといざなった、それはそれは業の深いキットですよ。
このキットを綺麗に作らんがために、エアブラシを購入したわけですし、このキットに出会ったしまったがために、ガレージキットという、超ブルジョワな世界へと踏み込み、平気で数万~10万もするキットまで買うようになってしまったのですから。
もし、レッドに出会わなければ、ガンプラだけで満足していたのかな?
いや、すぐに模型に飽きてしまっただろうな。
でもま、大人ですから、そこはかとない気楽さで作りましょう。
ちなみに、今回作るのは、5年前に買ったキットとは違います。
これです。
去年でしたかね?waveさんのインジャクションキット・レッドミラージュの10周年だかで、半額くらいで発売されたキットです。
そりゃ、買いますよ。確か、2000円を切ってましたからね。
FSSに入門するにはベストのキットですし、練習用としてFSSキットを作るには願ったり叶ったりのお値段ですから。
説明書を見る限り、パーツ分割などがかなり工夫されているキットだと思います。
塗り分けもし易そうです。
マスキングが必要なのは、脛の赤い部分とその周辺の黒いところだけかな?
しかし、感慨深いですね。
2006年といえば・・・。
やめましょう。過去の話は。
なにがあっても、結局は我々人間は、前進し続けなくてはならないのですから。
誰も代わりに生きてはくれませんからね。
男には、4つの習性がある。
一つ目は、無茶な目標を持っちまうことだ。
そして、その目標に向かって、まっしぐらに進んじまうことが二つ目だ。
三つ目は、その結果に徹底的に打ちのめされちまう。
でもなあ、結局はまた立ち上がっちまうんだ。
立ち上がるしかないんだよ。
これが、四つ目だ。
さて、早速仮組みでも始めましょうかね。
ん!!
5年前にこのキットを見たときも、このヘルメットのパーツに感動したものです。
5年前はおろか、このキットが発売された当初、おそらく2000年だと思いますが、そのころのバンダイのキットですら、ヘルメットのパーツを一体整形では作ってませんでしたからね。
当時のガンプラでの初心者の鬼門といえば、頭部の合わせ目消しだったのではないかな?
もし、レッドの頭部が左右分割だったとしたら・・・。
想像したくもないですね。
これだけ面構成が複雑なものをペーパーがけなんて。絶対に失敗して、エッジを削り落としたりするんだろうなあ。
盾も一体整形です。
プラが半透明なのでモールドなどが見えないですが、綺麗に彫刻されていますよ。
足裏のディテール再現のため、ここは別パーツです。
が、このキット。よくないところ発見!!
写真では分かりにくいと思いますが、ところどころで接着面がハッキリしないんですよ。
というか、キチンと確保されていないケースもあります。
一体、どこに接着剤を塗れば良いのか?
そんな疑問が出てくることがしばしば。
ここだろうなとあたりをつけて塗ってみても、今度は接着面がピタっとはまらないから(面積も少ないし)、うまくくっ付かない。
造形に拘ることを第一条件とし、構造的にも塗装しやすいものとしながらも、コストを下げざるを得なかった中小メーカーの苦慮が見え隠れしますね。
パーツの表はすごくシャープで良いデキなんです。
が、裏とかは面が結構面がいい加減なんですね。
ここ、結構困りました。
接着するに当たって、どことどこをどういう風に接着すれば良いのか?
そのガイドが一切ないんですね。
なので、おそらく足首アーマーのコの字型のへこみに脛の四角を埋め込む形で良いんだろうなと思ったのですが、今度は、その接着角度が曖昧。
説明書の作例を見ながら、多分、こういう角度でいいのだろうと思ったのですが、今度は、コに字に脛が入らない。
仕方なく、コの字部分を少し削って、入るように加工しました。
しかし、プラの厚み程度の接着面しかなくて、強度的には大丈夫なのでしょうかね?
ま、そんな感じで、膝下まで仮組み完了。
かなり疲れます。
まったくもってはめ込み式ではないため、やむを得ず、ほとんどすべてのパーツを接着固定しています。
が、後々の塗装のこともあるので、ほんの少しだけ接着剤をつけてのユルユル接着です。
少しでも衝撃があれば、すぐに外れてしまうでしょう。
いやはや、割とびっくりしました。
もう少し組みやすいかと思ったのですが、結構頑張る必要がありますね。
多分、この感覚は2年間のブランクがあるくせに、いきなりこれまで作ってきたキットよりも技術的にハードルが高いものを作っているから尚更感じるのでしょうが。
waveさんがかつて出した、1/144レッドのガレキを元にして作っているからでしょうな?
ところどころ、接着面と取り付け場所や角度が曖昧なところもあるので、充分に仮組みをしないと、後で泣きを見るキットですね。
しかし、ハードルが高いといっても、主に根気面でのことですね。
ガンプラの場合、何も考えずにパーツをパチパチしていけば組み立てられますが、このキットはそうじゃないです。
どこに接着剤を塗れば良いのか?
どういう角度で付けるのか?
塗装を考えた場合、そもそも接着して良いのか?
そんなことを常に考えながらくみ上げる必要があるだけです。
面倒なだけで、難しいわけではないです。
分かりやすく言うと、旧キットのZガンダムとかそのあたりを作ったことのある人なら、「こんなもんだろ?」的なノリで組み立てられます。
エアモデルなどを作る人なら、ごく普通のキットです。何にも難しいことはありません。
私自身が、面倒ではありましたが、難しいとは感じませんでしたから。
ですが、確実にいえることは、面倒だからといって、仮組みをろくにしないで塗装するのはやめたほうがいいキットです。
先ほども言ったように、接着面の確保が怪しいので、適当に塗装をしてしまうと、後々塗膜を剥がさないと接着できないなんてことになりますよ。
そんな訳で、今日のレッドミラージュはお仕舞い。
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