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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のブロッケンのお時間です。

今日は、さっさと接着をしました。
別に改造するわけでもないですし、バランスをイメージして、改造箇所や方法をイメトレする必要もないですからね。


100_1453.JPG

このキットの面倒なところは、合わせ目があるところに、スリットのようなものが入っていることなんですね。
一番分かりやすいのが、顔。

ブロッケンの顔って、横にスリットが入ってますよね。
そのど真ん中で、顔は縦分割なのです。

モールドも浅いので、下手すると、ペーパーがけのときに消えるかハッキリしなくなってしまうかもしれませんね。
困ったもんだ。

さて、接着してしまったので、待ち時間の間はいつものように、他のキットの仮組みを行います。
ん~、このローテーション。2年経っても変わりませんな。
一番効率がいい気がする。

次のキットは、この数年間の大本命のアレだ!!

そんな訳で、今日のブロッケンはお仕舞い。

また。



~追記~

2年ぶりにブログを再会するにあたり、空白期間の模型業界のことを色々と考えてました。

大方の予想通り、やはり衰退しておりますね。
私の家の近くにあった、唯一のまともな模型店は閉店するし。
waveさんが出資して秋葉原に作ったスーパーモデラーズも、一年程度で閉店するし。あれは勿体なかった。
模型の隙間ともいえるガレージキットというカテゴリに関しては、ほとんど消えてますね。
ガレキをコンスタントにリリースするのはボークスさんとwaveさんくらいですが、この両社ともに、発売ペースはがた落ちですね。

ま、マスプロダクツとしてのレジンキャストキットはかなり衰退しているように感じますが、イベントでは元気なのでしょうかね?

結局、私はワンフェスに行ったことが一回しかなくて、その後の具体的な動きなどが分からないのですよ。
個人ディーラーは頑張っているのでしょうが、如何せんね。

個数が出なくなった分、ガレキは大作志向が強くなっている気がしますね。
ボークスさんから1/32のレッドミラージュのバストアップモデル(胸像)。1/100のヤクトミラージュなど。
waveさんからは、ガリアンからの、邪神兵や人馬兵。超絶な造りこみがなされている、1/24のスコープドッグ21Cなど。

ヤクトミラージュは数年前に発売されたものをブラッシュアップして固定モデルに変更したものですが、レッドの胸像は半端ではなかったですな。
両者ともに10万以上のお値段。

ガリアンからのガレキは最初の二つは抽選で20個とかでしたが、人馬兵はちゃんと期待に応えてくれて、注文したもの全員に分配してくれましたよ。5~6万もしますけどね。

スコタコ21Cは、半端じゃないですねえ。1/24のくせに4万くらいするのはどうよ?って思ったら・・・
ま、ネットで調べれば大体の内容は分かりますね。

http://ga.sbcr.jp/series/sagyou/su/scopedog21c/

こことか。
ビビリますよ。これ、模型かよって。

http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/kit/votoms/data/SD21C/index.html

をみれば分かりますが、1/24サイズで、なんでパーツが250個もあんの?とか。
まあ、端的に言えば、これまでの模型とは丸っきり一線を画す内容ってことですな。
既に模型という範疇ではない気もしますが。
作られた背景が、スコタコがもし実在したらという見地からの、検証用モデルだったってこともあるのでしょうね。

総合すると、大作志向が強まり、取っ付き易いガレキ(という言い方も変ですが)が減っていき、極限まで煮詰めたものが多くなっていますね。内容的に。

模型として考えれば、これは衰退といえると思います。
個人的には、超絶な内容のキットは大好きですよ。造形も構造も徹底的に造りこんでくれていますからね。

が、金銭的に高いとか、作ることがそもそも煩雑すぎて仕方ないとか、そうなってしまうと、欲しくても買わない買えない人も沢山出てくるわけです。
結果、どんなに優れた模型でも、その優位性が確立されず、認められないんですよね。
これが、ガンプラが一般化し、それ以外の中小メーカーのキットが同じインジェクションでもなかなか一般化し辛い原因ですよね。

ま、メーカーだってそんなことを分かっていて、バストアップモデルや250個もパーツのあるスコタコを出していると思いますけどね。
これらのキットは、ある意味では、出すことに意義がありましたからね。
目的が違うのでしょうね。端から。
スコタコ21cなんて、発売の報を聞いたとき、私は小躍りして喜びましたし。

が、こういうキットばかりになってしまうと、どんどんニッチになっていってしまいますからね。
たまに超絶モデルを出してくれるのは、私は大歓迎です。コスト度外視でも、内容に徹底的に拘りました的なキットが大好きですから。
が、全部がそうなってしまうと、模型は死に絶えてしまうと思うので、それは困るのです。

他、このガレキ衰退の理由は、単純に模型業界の成熟もあるのかもしれません。
今までガレキとしてしか発売されなかったものが、プラキットとして発売されてしまうのが、ここ数年の傾向でしょうか

そのさいたる物が、ボークスさんのIMSでしょうか。
FSSの1/100キットが、次々とインジェクションキットとして発売されていますね。
そのペースたるや、私の想像をはるかに超えるものでした。
丁度更新できなくなった頃にバングが発売されて、それから2年の間に、もうバッシュ、ネプチューン、プロミネンスまで発売済み。次のシュペルターまでも予約が開始されています。

waveさんからも、エンゲージSR1と3が発売されましたね。

こういう流れは、私は大歓迎です。
ただでさえ時間がかかり、手間がかかり、モチベとの戦いになる模型製作です。
単純に取っ付き易い形態で発売してくれるというのは、誰しも望むところでしょう。

現状、完成品が売れるのも、まさにこの取っ付き易さが理由なのですから。
取っ付き易さと、模型としてのクオリティの両立は難しいでしょうけどね。

たとえば、上のスコタコ21cですが、その構造を参考にしてバンダイは1/20のタコを造ったわけです。
確かに、コクピット周辺の構造などはかなりその跡が見られます。

が完全に別物ですよね。方向性が丸っきり違うわけです。
どっちもいいキットですけどね。

ま、そんな意味で、ガレキは確実に衰退しています。
その分、インジェクションは隆盛なんじゃないの?って気もしますが・・・。

ちょっと長くなってしまったので、また別の機会に。

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