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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のエルガイムMK2のお時間です。

なんだかいきなりアレなんですが、意気揚々と始めたスジ彫り工作なんですが、弱気になってきました。
仮組みを見ながらずっと考えていた計画なんですが、いざ始めてみるとやはり疑いが出てきて・・・。
んで、参考にしようとFSSのガレキなどを見ていたんですが、永野さんのデザインって、基本的に密度感やディテール感をモールドで表現したり誤魔化したりしない人なんですね。
大体は、複雑な面構成か、立体的なディテール(一段窪んだ凹モールドの中に円形突起があったり)を入れる人なんですよ。
ここで、疑惑は更に深まります。

永野さんの独特のデザインの中に、ガンダム的モールドを入れるのは如何なものか?

そんなことを考えてしまったんですね。
う~む。これは一概に結論を出せんなあ。
かといって、FSS的な立体的モールドを入れるなんて、私には出来ません。やり方が分かりません。

そんなわけで今回も、スジ彫りをしておりました。始めちまったもんは仕方ねえし。行くとこまで行くさ。
毒を食らわば皿まで。
まあ、とりあえずサフを吹いたときに似合わなかったら、最初に言ったように埋めるということで。

早速、成果。


モールド彫り

たったこんだけです。
いや、疲れた。

前回書き忘れたんですが、片側ずつやってます。
両手両脚を一気にやってはいないんですね。一応、確認するためではあるんですが・・・。
j確認といっても、私の美的感覚がそもそも疑わしい。

そうそう。こんなことして遊んでました。


LG

LGって?
ま、Lgaimってことですな。
で、これをどうするのか?


適当

寂しい脛に貼ってみました。

脛って難しくて、大抵のメカデザインは、モールドではなく面構成でディテール感を醸し出しているんですよ。
おそらく、モールドを入れるとうそ臭いからなんでしょうね。よく分かりませんけど。
なので、色々と作例を見直してみても、他のデザインを見てみても、使えるものがないんですね。

で、適当にレリーフを入れてみました。
それにしてもセンスのない・・・。

ま、これもモールドと同じで、サフを吹いて似合わなかったら取ります。
プラ用接着剤でくっつけてますけど、なんとでもなるでしょう。

で、今回で一応は予定していた最低限のモールドを入れるパーツは終わりました。
あとは、もう片方に入れていきます。今回で言えば左側にだけモールドを入れてきたので右側にも同じものを彫っていくってことですね。
同じ作業を書き続けるのも面倒なので、モールド彫りが終わったら続きを更新します。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

また。

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はい、こんばんは。
今回から、またキット制作にかかります。
当然のように、アレの続きです。
久しぶりに、熱いモチベを注げるキットなので、頑張って作りますよー!

今日のエルガイムMK2のお時間です。

今回は、頭部装甲の改修と、モールド彫りをしました。
モールド彫り?似合わないことしているなあとお思いになったことでしょうが、まずは頭部から見ていきましょう。


エルガイムMK2頭部

頭部の装甲ですね。
エルガイムMK2さんは頭部にまでフレームがある珍しい設定(FSSでは当然だけど、ガンダムではないやね。ってか、ガンダムのフレーム自体、すべて後付けだし)なのですが、それのお陰で、合わせ目が変なところにきています。
画像を見てお分かりの通り、耳の所に合わせ目がきているんですね。

んで、普通のやり方なら、フレームなど放っといて装甲を接着してしまうのが当たり前ですし簡単なんですが、今回のこのキットだけは、フレームにいつでもすることができるよう、装甲を取り外しできる状態で仕上げたいのです。
おそらく、ってか120%、完成したら装甲を外すことはないと思うのですが(動かすことすらしない人間ですから)、そういうことではなく、単なるこだわりです。我儘とも言います。

ということで、全身を見渡すと、フレームのお陰で大抵の合わせ目は目立たないように隠されているかモールドとして処理されています。
勿論、頭部のそれは同じで、耳から上はモールドという扱いになってますね。

が、耳だけ合わせ目が目立つ。
しかも、顔だから余計に目立つ。

そんな訳で、何とかしてやりたいのですね。
で、やってみました。


カット

後頭部の装甲から、耳の後ろ側を切り取ります。
エッチングソーだと曲がりそうで恐かったので、ナイフで少しずつ深く切っていくやり方にしました。


接着

両方切り取ったら、頭部前面の装甲に接着です。

さて、これで頭部フレームに装甲がはまるかといったら、無理なんですよ。
大体、この構造自体が妥協の産物として生まれたものなんですね。
全身に渡って合わせ目をなくそうとしているこのキットの設計者が、ここだけおかしな事をするはずないじゃないですか。
・・・まあ、バンダイはたまにやりますけど


頭部フレーム削り

フレームの耳の部分が、干渉するんですね。
なので、前と後ろで耳を分割していたわけです。

なので、この干渉する部分のフレームを削り取ります。
これでフレームのディテールが僅かに消えてしまうことになりますが、得るものに比べたら些細なことです。

で、ジックリとすり合わせをしながら削っていって、漸く入りましたとさ。

ってなわけで、頭部装甲の改修はお仕舞い。
なに。30分でできる工作です。

次。
ずっと前から色々と考えていたんですが、このキットにちょっとモールドを加えてやろうと思いました。
私、スジ彫りが大の苦手です。
が、苦手だからといっていつまでもやらないでいては、上達しません。
綺麗なモールドってのは、キットの魅力をさらにアップしてくれます。これは、ネットで上手い作例を見るとよくわかります。
で、いつもやろうやろうと思っていたのですが、なかなかできませんでした。
これは主に技術に対する不安ですね。失敗したら台無しにしてしまうんじゃないかという恐れです。
じゃあ、と練習用に相応しい旧キットでやろうとするとどうか?
これまた言い訳をするわけです。
「息抜きで作っているキットに、そんな面倒臭いことが出来るかよ」と。
もう、無茶ですね。言い訳のための言い訳です。糞喰らえです。そんなのは。

なので、今回はモチベの高いこのキットで実験します。
お気に入りにキットですから実験としてやるのは甚だ恐れ多いです。
が、好きだからこそ、面倒なモールド彫りもやり切れるのではないか?
一旦やりきって自身が付けば、軽いフットワークでモールド彫りができるようになるのではないか?
そう考えて、強引にLet's start !!


モールド彫り

まずは、足の爪の部分です。
とりあえず、思い浮かんだ線をシャーペンで書いてみて、何度かそれを繰り返して気に入った図形(?)でやってみました。

やっぱり、スジ彫りってしんどいですな。
ほんと神経使います。

そんな訳で、できた作業が・・・


これだけ

こんだけ。
頭部装甲の改修と、2パーツにモールドを追加できただけです。
これでも、一杯一杯です。目がチカチカします。

モールドに関して言えば、それほど沢山のパーツに追加する予定はありません。
なるべく少量で見栄えのするものが目標です。五月蝿いモールドも好きではないので。
かといって、少ないながらも見栄えするモールドってのは、相当センスが必要なわけで、私にはそれがない自信があります。
ではどうしようか?

結局、修正するかもしれません。
モールドなんてのは、失敗だなって思えば、瞬着などで簡単に埋められるんですよ。
だからこそ、強引に開始したんですけどね。

しっかし、角をちゃんと角にするのが難しい。
直線に彫ることが、根本的に難しい。
上手い人のやり方が分からない・・・。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

次回から暫くモールド彫りが続きます。

では。

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今日のエルガイムMK2のお時間です。

前回で仮組みが終わりましたが、それだけではエルガイムMK2さんのすべてを知ったことにはなりません。

なぜなら、変形があるから!!

私。因果な性でして、あまり変形ギミックには興味はないのですよ。
かの高名な変形キット、MG・Ex-Sですら、一度も変形させたことがない阿呆ですから。
 Ex-SなんてZと並び、変形ガンダムの中でもっともMA形態が格好いいのにもかかわらずですよ。
ま、可動範囲の広いキットですら、ポーズなんて取らせることもなく、素立ちを決めた後は1mmも動かさない人間ですから、変形などもってのほかなのかもしれませんが。

変形自体は割りと好きなんですよ?
ただ、変形させるという作業が億劫でして。
結局、人型形態の方が好きなんだと思います。

1つの箱に二つの形態が入っていれば物凄く嬉しくなって、嬉々として両形態を作るんですが、一つのキットを変形させるとなるとどっちかの形態しか見れないわけです。
するってえと、好きなほうを優先させてしまうと。

根本的に、変形メカの中で、人型でない方の形態が格好いいデザインって、マクロスくらいしか思いつかないです。
マクロスの変形は本当に素晴らしいです。
何がって、美しくも格好いい戦闘機に完全になるだけでなく、変形したあとは人型の面影が消えるからです。
ZにしろEx-Sにしろ、ガンダム系変形デザインの中では上手に誤魔化している方ですが、やっぱり人型の名残りがあるんですね。
主に脚に。
多分、こういう中途半端感が嫌なんだと思います。
マクロスには、まったく中途半端感がありませんね。これが本当に素晴らしい。

マクロスのキットは、両形態を飾りたいのです。心の底から。
なので、できれば2個買いしたいのですが、金銭的にね・・・。
ノーマル、スーパー、アーマードの各オプションパックを揃えれば3個。(これはやるつもりです)
それにファイター形態まで並べるとなると6個になってしまいますよ。
別に買う金は出せますけど、出したいかと言われると「嫌だ」と答えますね。同じようなキットを何個も買うのは勿体なく感じますし。他に欲しいキットがないのなら構いませんが。
それに、制作にかかる時間を考えると、モチベがかなり厳しいですよ。パックが違うとはいえ、素体が同じものを3つ作るのだって厳しいですから。

ここに、VF-25の悩みどころがあるんですよ。
各パックは揃えるつもりですが、それぞれのファイター形態をどうするか?
ファイター形態を眺めたいわけですが、そのためにイチイチ変形させるのも億劫です。
しかも、塗装した物だとハゲてしまうわけですよ。下手すれば、破損の恐れもありますし、可動部がユルユルになって固定できなくなりそうですしね。
しかし、ファイター形態も美しいデザインだし、捨てがたい。

ん~、どうすっべねえ・・・。

閑話休題。
無駄話が恐ろしく長くなりました。
今回は、飛行形態を載せるだけでは勿体ないので、素組み無塗装のままですが、ポーズ集として、いつもよりも高画質でお届けします。

では、早速、エルガイムMK2さんの飛行形態を。


エルガイムMK2変形
上から

うん、やっぱり微妙。
それなりに飛行機っぽく誤魔化してはいますけどね。
でも、その裏側を見ると・・・


裏側

こうなる運命なんですよね。

何だかんだ言っても、この変形機構のデザインは後に大きな影響を与えていますね。
ウイングガンダムなどは完全にこの方式で変形してますし、最近では00のキュリオスとその後継機の・・・なんだっけ?セカンドシーズンのガンダムは名前が覚えられません。
ま、その辺もこの方式での変形ですよね。

構造も単純ですし、変形もののキットとしては短時間で変形させられますが、もう二度とやらないでしょう。
今回が、人生で最後です。
こういうのを見ると、マクロスがいかに優れた機構を考え出したのか、よく分かりますね。

でも、このキットの変形機構は良く出来てますよ。
腕を肩から回転させるところや、足回りのギミックは面白いです。

さて、ここからは人型に戻して、ポーズを付けたギャラリーにします。

まずは素立ち。


正面

目線と煽りからですね。
やっぱり、スンゲー格好いいです。エルガイムMK2さん。

立体化自体それほど機会がなく、放送当時の1/144とフルアクション1/100のキットだけで、それ以外はマックスファクトリーさんがガレキ(ソフビだっけ?)として出たものぐらいでしょうか。
だからこそ、より感じるのでしょうが、R3・エルガイムMK2さんは素晴らしいデキですね。
マックスFさんのも格好よかったですけど、R3のほうがいい造形だと思います。
まあ、発売された時代が違いますからね。


斜め

しかし、なんなんでしょうねえ。この立ち昇る色気は。
ずっと眺めていても飽きませんねえ。こういう感覚は、一年前に完成したレイレナード・アリーヤさん以来かも。
アリーヤさん。完成してから一年経ちますけど、いまだに枕元において眺めてますよ。

このキットはどこを見ても格好いい。


横

横から。
バインダーが大きいので、アリとナシで。
20年以上も前のアニメ用としてデザインされたものですから、現在のデザインに比べてサッパリしていますね。(といっても、当時の基準から見れば、かなり細かいですが)
が、それでもサッパリであってノッペリではないのは、キチンと盛り込まれているセンスのいいメカディテールのお陰でしょう。
それに、面構成が割りと複雑なんですよね。
シンプルでありながらも、奥深い。
だから、色褪せないんでしょうね。歳月を経ても。

00セカンドシーズンに比べて、ウン十年前のエルガイムMK2の方がよっぽどデザインとして複雑かつ凝っているのはいいのか?


二刀流

二刀流。
足首の可動が横に対してかなり狭いので、安定は悪いです。デザイン上、仕方ないですが。
前後に対してもそれほど動きませんしね。

まあグラグラしていいのなら、ある程度のポーズは可能です。
地震が来たらアッサリ倒れますけど。


パワーランチャー

ちっこいパワーランチャーです。
初めてスタンドを使ってポーズなど取らせてみますが、私はセンスがないみたいです。
綺麗に決まりません。
なんか、「ヘナ」ってかんじなんですよねえ。

お次はバスターランチャー。


バスターランチャー
バスターランチャー発射!

ランチャーを構えたポーズを取らせていて思いましたけど、キットに格好いいポーズをさせて写真を何枚も撮ってレビューしている方がいますけど、この方たちは素晴らしい根性を持ってますね。
私は本当に面倒臭くて、何度も投げ出そうと思いました。

ランチャーは長すぎて取り回し悪いし、背中のバックパックが太いランチャー後部に干渉してなかなか決まらないし、手に固定するピンもそこまで保持力高くないから弄っているとすぐ取れるし・・・。
ずっと、このループをし続けること1時間。漸くできたポーズがこの程度です。

ポーズ付けをして格好いい写真を撮るには、センスと根性が必要なのだと改めて認識しました。

散々時間をかけましたけど(の割りに、ポーズが少ない)、やっぱり私にはこの姿が一番!


素立ち

素立ち最高です。
何だかんだ言っても、メカデザインが一番映えるのは、やっぱり素立ちではないでしょうか?

しかし・・・この、なんというべきか・・・格好いいというレベルを超えた美しさはなんだ?
こういう美しさを感じさせるデザインってのは、永野さん特有のものですね。
ほんと。見とれてしまうな。

そんな訳で、仮組みが終わりました。
毎度のことですが、ここで仮組み時点での所感を書いておきましょう。

○造形は素晴らしい
これまでの「ガンダム以外は手抜きのバンダイ」ってイメージを払拭するようなデキですね。
文句無く、傑作キットです。

○フレームの再現も素晴らしい
フレームデザインが起こされているというのは、この時代では稀有なことでしょうが、それをちゃんと再現してくれているのが嬉しいですね。
そりゃあ、一部デザインと全然違うところがありますけどね。

○付属パーツに豊富さは素敵
パワーランチャーが一個しかないのはどうかと思いましたけど、それ以外は全部付いているようで、なんとなく嬉しいです。
特に、バインダー二枚ってのは大きなアピールポイントですね。

○ディテールもいい
装甲、フレームともに、小気味のよいディテールが彫られています。
装甲裏などはほとんど意味のないものですが、それでもこういう造形にしてくれるのは、作り手にとって嬉しいことです。

○関節保持力もいい具合
各関節はかなり保持力が高いです。
高いですが、高すぎません。動かした時もスムースです。

○パーツ分けがありがたい
元の色分けがそれほど複雑ではないためか、ほぼパーツ分割による色分けはできてます。
つまり、塗装も楽ってことです。

○コード類がいい感じ
HGHMでは最悪だったコード類が、L2ではいいものになってます。
なので、コードを付けたままポーズなども普通にできますよ。・・・私はしてないですけどね。

そんなところでしょうか。
ほぼ完璧なキットだと思います。
ただ1つの欠点は、パワーランチャーでしょうかね。


パワーランチャーサイズ比較

見ての通り、HGHM1/144エルガイムさんと同じ大きさ。というか、数mmほど短いです。
しかも、一本しか付きませんからね。
どうせバスターランチャーを持たせるんだから、パワーランチャーなどどうでもいいのかもしれませんけど。

ここでふと思ったんですけど、エルガイムMK2さんが発売になったのは2007年でしたよね。
この年って確かFSS20周年とかで、FSSキットを出している各メーカーが盛り上げようと色々とやっていた時期でしたよね。

・・・バンダイがエルガイムMK2を出したのって、まさかそれによる売り上げを当て込んで?
ボトムズもそうだったし、バンダイって他社の企画に便乗ってのが多いな。
の割りに、自社ではたいしたことしないんだよな。ユーザーを増やしたり喜ばせたりするようなことは。

もしかしたら、FSS20周年だったからこそ、エルガイムMK2さんもバンダイによってキット化してもらえたのかもしれませんね。
じゃなかったら、永遠にお蔵入りだったのかも。
じゃあ、エルガイムMK1がR3でるのはFSS25周年?
いやいやいや。それまでR3が存続しているとは思えない。
既に終わt・・・

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

次回からオージに戻ります。
一番面倒臭いフェイズ、整面からですねい。
ふと思ったんですけど、ここまで惚れることのできるキットに出会うと、その前後のキットが手抜きになってしまいそうですよ。
一年前にもありましたよね。同じことが。
アリーヤさんの前後に作った、リックドムさんとズゴックEさんですよ。
アリーヤさんに愛情を注ぎすぎたが故に、この二つは手抜きになってしまったという・・・。

オージさんはこんなことにならないように、私が注意しなければ!!

では。

拍手[1回]

今日のエルガイムMK2のお時間です。

今回は、エルガイムMK2さんに付属する武器やバックパックなどを組み立てていきます。

早速、バックパックから。


バックパック

単純な構造です。合わせ目はキチンと消さなければ。

このパーツ。滅茶苦茶でかいです。今まで作ったキットの中で、最大ですね。
ダイゼンガー逸騎刀閃さんよりもワンパーツが大きいですよ。

なにはともあれ、形状がエイみたいですね。
これは滑空に向いてそうな形だ。

で、本体に付けます。


蹴りたい背中

背中にはフレームが露出している部分がありますが、ここと背中の真ん中の紺色のパーツで固定するのですね。

これがかなりはめ込みにくいです。
まず、紺色のパーツにスライドさせてはめ込むんですよ。これが一番やりにくいです。
そしてその位置がちゃんと決まってないと、肩甲骨のところにある突起にはめられないんです。
で、ちゃんとはめたつもりでも、力を加えると結構取れます。

ん~、変形の副産物としてこういう構造なんでしょうが。
脆いですが、それは動かしている時に感じる程度であって、普通に立たせておく分には、ちゃんと固定されています。重さにも負けずに。
なので、許容範囲ですね。
なかなか取れないのでは、むしろ変形や動かす際に破損する確立が高くなりそうですし。


エルガイムMK2三面図

ザックリと三面図です。
バックパックですが、やはり後ろに物が付くと、正面から見ても締まりますね。

格好いい!!

しかし、ただでさえ背が高いのに、バックパックで更に・・・。
慎重だけなら、マジで1/60ガンプラ並みにありますね。

次。バインダーです。


バインダー

構造自体はいたって単純なのですが、中に山ほど細かいパーツを入れるので、パーツが多いです。
ランサーの予備(なのかな?)が一個につき4本。
バスターランチャーのエネルギーカートリッジ(だと思われる)のが一個につき5個。
これらを4セット組み立てます。
なかなか疲れますな。同じ作業の連続というのは。

バインダーはシールドとしての役割もありますが、それ以上に、ソーラーパネルとしての役割もあるようです。
エルガイムの世界では大体HMは太陽エネルギーで動いているそうですから。
なので、表面がこうしてクリアパーツになっているのですね。

ただ、この辺はこのキットで大きくクローズアップされた設定な気がします。
設定画を見ても透明には描かれてないですしね。
ソーラーパネルだからきっと透明なんだろうと、設計者が考えたのでしょう。
私としては、透明の方が好きなので、このクリアパーツは生かしたいですね。

さて、パーツが多かったバインダー。本体に接続します。


バインダー装備

やべえ。格好よすぎて鳥肌立ってきた。
イベントなどで、係りの人にバインダーを両腕に装備させられるようにしてくれって熱烈に訴えた人がいたお陰で二枚付いたそうですが、その人とその訴えに応えた設計者にお礼が言いたいですね。

だって、二枚あったほうが格好いいもん!!

さて、次はランサーです。ガンダムでいうところのビームサーベルですな。
それプラス。パワーランチャーです。


手持ち武器各種

ごく普通の構造ですね。
まあ、こういうものに複雑な構造ってありえないと思いますけど。
で、早速装備。


パワーランチャー&ランサー装備

ランサー格好いい!!
それに引き換え、パワーランチャーちっさ!!

エルガイムMK2さんは、手首の可動域が意外と広く、剣先を垂らすような構えが割りと自然にできます。
これは重要ポイントです。
手首や掌に角度を付けられないと、上腕に対して垂直にしか剣を持つことができず、恐ろしく間抜けになりますからね。

そして、パワーランチャーは二本付いているかと思っていたのですが、一本だけですねえ。
説明書を何度も確認してしまいましたよ。HGHMのエルガイムさんにも二本付いてましたから。
しかし、このサイズは・・・。

設定上の適正サイズってのが私には分かりませんけど、もう少し大きいほうが格好いいと思うぞ。
まあ、上腕の出っ張った部分に干渉するとか現実的な問題もあったのかもしれませんけどね。
現状でも干渉してますし。

さて、次はいよいよ本命のバスターランチャー。


バスターランチャー

単純な構造ですね。モナカ式の連続。
砲身部分のディテールもいい感じです。
ただ、こういう長物は必ず強度的不安があります。取り扱いにはくれぐれもご注意を。


ランチャー長い

組み立て完了。
馬鹿長いです。30CMありますね。
このランチャーには可動ギミックが内蔵されていて・・・

ランチャーギミック

画像のように、なります。
立てるための脚だけじゃないですよ?持ち手を引くと、上部がせり上がるんです。上の画像と見比べてみてください。

しかし、上部がスライドして持ち上がるってのは、何のためだろう?
ま、格好よければいいのかな?

では、ワクワクしながら持たせてみます。


フル装備

格好いい!!
こればっかり言ってるな)

グリップではなくランチャーを直接持っているんですが、想定された部分に掌の保持用ピンを差し込む穴が開いているので、カッチリと持てます。
これだけ長く重たいにもかかわらず。
嬉しいですな。
ただ、何度も着脱をしていると、スカスカになりそうで恐い。

コードを全部付けてみましたが、なんだかゴミゴミしていて見栄えよくないですな。
HGHMに比べて圧倒的にコード類は軟らかくなっていて取りまわしもよくなっているはずなのに、ネットで作例を見ると大体コードをつけていないのは、ここに原因があるのかな?(説明書の作例も、コードを付けてない!!)
私も、これを見て、今後付けたいとは思わなくなりました・・・。
なんだか勿体ないですけどね。

ランチャーは、後部が重たいので、銃の先を垂らすようには持てませんね。加工しない限りは。
説明書では、やってるんですけどね。

まだ組むパーツがあります。


フィギュア各種

スパイラルフローとフィギュアですな。
フィギュアは、小さいにもかかわらず、造形がかなりキチンとしてます。
これはフローも同じですね。クリアパーツなど使われていて、かなり豪勢です。

さっそく、本体にドッキングセンサー、オン!!


ドッキング

クリアランスはギリギリです。フローの脚はかなり細く、折れたら修復も難しいため、扱いにはご注意を。

しかし、胸のパーツはちゃんとばらせるんだろうか?
色々なギミックが内蔵されていて、壊さないようにばらすのが不安になってきた。

ハメ殺しはやめて~!!

次。最後の組み立てです。


スタンド

スタンドですな。
直後に出たHi-νの豪勢な仕様とは異なり、質素な作りです。
先端の接続部は可動しそうですが、しません。無理に動かすと、スカスカになって保持できなくなります。
角度を変えたいときは、取り外して再度はめ込む必要がありますね。

あとは、エルガイムMK2さんに接続してみるだけ。


スタンドポーズ

ん~、素晴らしい!!

でもやっぱり私は古い人間なのか、地に脚をつけた素立ちの方がシックリきますね。
こんな感じのが・・・


素立ち最高

ほんっと、格好いいですなあ。エルガイムMK2さん。
2年間作りたくてうずうずしていたキットですが、期待を裏切らないデキですな。
惚れ惚れしますよ。

さて、デカイデカイといい続けてきたエルガイムMK2さん。組み立てが完了したので、どれほど大きいのか、ちょっと比較してみましょう。
まずは、HGHMの1/144エルガイムMK1さん。


サイズ比較

MK1も、1/144ガンダムに比べてちょっと大きめなんですが、全然違いますね。
同じサイズで並べられるMK1が出るのはいつの日か・・・。
R3で、是非MK1の発売を!!!

次は、MG・百式とです。百式は、標準的なサイズの1/100ですから、比較としてはうってつけでしょう。


サイズ比較2

・・・全然違いますなあ。百式さんはMK2さんの肩までしかない。
MK2さんは頭部が長いですし、それに輪をかけてバックパックが長いですから。

しかし、エルガイムMK2さんのこの格好よさはなんなのか?
細身でありながらも、弱々しさはまったく感じず、むしろ逞しさを感じるとは。
ホント、不思議なバランスです。

文句なく、R3エルガイムMK2は格好いい!!

さて、これで組み立ては完了しました。
が、まだまだやることは残っております。
エルガイムMK2さんは変形するんですよ。次回はそれをやります。
変形ついでに、ポーズなども取ってみようかな。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

また。

拍手[0回]

今日のエルガイムMK2のお時間です。

今回は、本体の仮組み完了を目指します。
早速、組み立て開始。


腕装甲パーツ

腕です。
上腕はいつも通り、円筒形のパーツなので、合わせ目はありません。
上腕部はディテールの関係からか、モナカ式です。
が、モールドとして処理しているので、合わせ目消しは好みでってところでしょうか。

では、フレームに取り付けます。


本体

グッと格好よくなりましたね。

エルガイムMK2さんを見ていると、本当に装甲が装甲感を醸し出していて、気持ちいいです。
装甲が装甲感を感じさせるメカって、あまりないように感じます。
きっと、エルガイムMK2さんは、そこかしこに上手く入れてあるメカディテールが装甲感を増幅させているのだろうな。

ここで1つ注意があります。
肩のコの字型のパーツがありますね。これ。プラの弾性を利用してはめ込むんですよ。
C型パーツに円形パーツをはめ込むのと同じですね。
ですが、なかなか入りません。
そりゃそうです。Cではなくコなんですから、あんまりしなりません。無理にやると折れます。折れると細かいパーツですから、修復が困難です。

なので、私ははめたときにパーツの中に入る糊代(というべき?)の部分を0.5mmほど切りました。ナイフで。
これならスンナリ入りますし、はめ込んだ後にポロポロ取れるということはありません。
簡単なので、お勧めです。
斜めに角度を付けるのも、いいと思います。

ただし、切る場合は切り過ぎにご注意を。
切り過ぎると、ポロポロ取れるようになってしまいますからね。
そうなったら、折れるよりも修復は困難になります。接着するしかなくなるかな。
なので、長さの調節は丁寧に。

次は頭です。

私が下から組み立てるのは、体の各部分をはめ込みながら組み立てられるということもありますけど、最後に顔を付けた時の気持ちよさが病み付きだからです。
やっぱり顔って大事だなあと。
顔が付くと、本当に締まるもんなあと。


頭部装甲パーツ

頭部の装甲です。
これをフレームに付けるわけですが・・・。

記念に頭部フレームを写真に撮っておきましょう。アップで。


頭部フレーム造形

フラッシュがないと、細部が見えませんね。
なので、普段はやらないのですが、フラッシュありで。

あとは組むだけ。


本体完成

さて、本体の組み立てが完了しました。

頭部を組んで1つ。
耳の所の合わせ目が気になりますね。頭頂部の方にある合わせ目はモールドとして処理できますが、耳のはできないでしょう。
説明書の作例では全部そのまま残していますが、ここは何とかしないと。

しかし、なんて格好いい・・・。
2年間、作りたいのを堪えてきましたが、こうして現物を見るとよく耐えられたなと。
永野さん独特のラインが本当に格好いいです。

面白いもんで、ガンダムなら絶対にアンバランスに見えるほどエルガイムMK2さんは腰高で脚が長いですが、なぜかこれでも格好よく見えるんですよねえ。エルガイムMK2だと。
永野さんのデザインマジックなんでしょうかね。

きっと、細身の中に逞しい箇所も入れて、絶妙なバランスを維持しているのでしょう。
か細い腹部に対して、胸は逞しいですし。
これまた細い腿にたいして、膝下はかなり逞しいですしね。

ほんま、エルガイムMK2は格好ええわあ・・・。

さて、本体の組み立てが完了したエルガイムMK2さんですが、これもMK1と同じで、FSSにリデザインされて登場しているのですね。
クラウドスカッツ(今はボルケシェッツェって言うの?)として。
あれも格好いいんですよねえ。MK2のラインを基調とし、それをより鋭角的に直した感じがいかしてます。

いつか、エルガイムMK2さんとクラウドスカッツさんを並べるのが、私の夢です。
勿論、同じ1/100でね。
ボークスさんのはいらないMM仕様だから、ワークショップキャストさんのがいいかなあ。造形も細すぎないところが素敵だし。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

次回からは、バックパックや武器の組み立てに入ります。

では。

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