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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回で、ようやく320番にケリをつけることができました。


一段階目終了

全景。
終わりました。記事回数的にはセレナさんと同じですね。
消す合わせ目の長さはセレナさんよりも少ないのですが、意外と細かい箇所が多いので、やっぱり労力は同じくらいかなあ。


滓

今回もこんなに滓が出ました。
ほんと、体に悪いよなあ。こんなの吸わないようにしないと。

しかし、320番をまともに使ってみて思ったんですが、400番よりもいいかも。
目詰まりしにくいから、あまりペーパーを変えなくていいし。
これだけ削ったのに、ペーパーを替えたのは一回だけですからね。
ガリガリと削れるから、力を込めなくてもいいし、気分的にも楽。
ま、その分、傷が大きくなるので、二次ペーパーがけは必須になりますけどね。

次は600番で磨きます。
細かいヒケやゲート、合わせ目がすべて消したと思うので、あとは傷を綺麗に鳴らす程度ですね。
前と同じように、一回でいけるかな?

そんな訳で、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

では。

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今日のクレスト・デュアルフェイスのお時間です。

今回も相変わらずペーパーがけに勤しんでおります。
ってか、あと数回はこんな地味な感じでのお届けとなります。

毎回ですが、一番面倒かつつまらない工程ですね。

では、今日の成果。


今日の成果

一番パーツが細かい胴体と、バックパック。あとは武器の一部が終わりました。
武器を全部終わらせたかったのですが、どうにも根性が続きませんでした。

意外と肩に付けるミサイルの合わせ目が消しにくいので、時間がかかるんですな。
まあ、2/3は来たかな?あとは武器の残りと両腕。
320番は明日で終われるだろうか?

まあ、もうワンセット、番手を上げたものでやらなくてはならないんですよね。
それを考えるとえずきますが、まあ一個一個。全部の工程を視野に入れてやるのではなく、目の前のことだけを片付けることに集中していきましょう。
なんでもそうですけどね。


削り滓

で、これが今回でた削り滓。毎度毎度、大量に出ます。
本当はこれを吸わないために水研ぎしたいのですが、それをするとヤスリホウダイからペーパーが剥がれてしまう為、水に漬けられません。
仕方ないので、マスクをしてやってます。
勿論、作業後は机をティッシュで水拭きです。空気中に漂っていくものも多いですから、それだけでは半分くらいしかプラ滓を防げないでしょうがね。

しっかし、今回はセレナさんよりも時間がかかってますね。
というのも、ゲート跡がセレナさんで残ってしまっていたんですね。あとになってそれに気が付いたんですが、色々と塗ったあとだったので諦めました。
今回はそういうことの無い様にしようと丁寧にかけています。
しかも、平面が多いですから、これまたヒケをなるべく削り落としていますし。
なので、整面作業自体は、セレナさんよりも重くなっているかもしれません。

ま、そんな訳で、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

また。


~追記~

今日、色々と塗料などの買出しに行ってきました。
なんでか知りませんけども、私はこういった道具を買うと、阿呆みたいに金がかかってしまうんですよねえ。
結局、塗料などの道具関連だけで、またもや5000円以上も使ってしまいました。
自分で自分にウンザリ。

なぜか塗料を10本以上も買っているし、ピュアシンナーがあったから試しに買ってしまうし。
フィニッシャーズカラーの青を買ってしまうし、クロームシルバーも買ってしまうし。(この2本だけで1000円ほど)
オマケに、大輪の華を更に格好よくするために、あれやそれを買ってしまいました。

ってかさあ、コトブキヤさん!!ポリの径を一般的なものにしてくれませんか?
計って3mmだったのでその径のプラ棒を買ってきたんですが、かなり緩いんですけど。3.2mmとかなんですかね?
ポリに対して棒が太いとポリ割れしそうで怖いし・・・。
ま、瞬接とかで上手く太らせて、何とかしますわ。

その他、模型店に行ってしまうと毎回ですが、キットを買ってしまいます。
もう、病気です。

一月に一個しか作れない俺が、そんなに買うな!!

確かにアレは、ずっと欲しかったキットの最後の一個でした。でも、あのキットはこの先も暫くはあると思うんですよ。素晴らしいキットなのにガンプラに比べて幾らか組み立て工程の難易度が高いことと、塗装が必須なキットであることと、時の移り変わりで既にマイナーな部類になってしまったため、それほど購買者はいないものなんですね。
前回このお店に行ったときも、その前も、さらにその前もありました。
が、今回は我慢できずに買ってしまいました。

これと一緒に買ってしまおうかと思ったキットがありました。
それは・・・

アオシマさんが出している「レギオス」のキットです!!1/72だったかな。
すんごく欲しかったです。
結構値段がしていて、2100円で売ってました。定価は2500だそうです。
帰宅して調べたら、これって変形キットではないんですね。各形態をそれぞれ組み立てるだけという。
知らずにキットを買うと、思わぬ落とし穴に落ちるってことですねえ。
変形するんだと思ってたもん。まあ、各形態で飾れるなら、それも楽しそうですよね。
どうせ、変形させることなんてないんだし。

レギオスといえば、これ。機甲創成記モスピーダ。

http://streaming.yahoo.co.jp/p/t/00012/v00309/

ヤフー動画で、無料で見られます。私はまんまと見ました。
打ち切りのせいで、全25話と中途半端ですが、結構面白かったですよ?
何話かどうでもいい話もありましたし、展開が強引過ぎるなってのもありました。
まあ、その辺は子供向けのアニメですからね。いい大人が本気になって突っ込んでも仕方ないかなと。

でも、出会いと別れを繰り返し、目的地へと向かっていくロードムービーみたいなお話って好きです。
古くは銀河鉄道999とか。

しかし、あれですねえ。こうして一気に、自分のペースで見られるんならば、私もアニメは見るんですねえ。
TVとかで毎週放送とかやられるから、見る気がなくなるという。
ま、最近の下手に重たい内容にしたり、オタク向けのアレなお話は12秒でウンザリするんでしょうけどね。

これをみるまでレギオスなんぞ知らなかったのですが、アニメで見てしまうと、なんとなく立体物が欲しくなりますね。
やっぱり、アニメがユーザーを増やすってのは本当かも。
まあ、私の場合は、構造的にも造形的にも古臭いキットを作ってみたいっていうのが、根本的な動機なんですけどね。
だから、無駄に旧キットを作っているわけです。

結局、上のキットを選び、こっちは買いませんでしたけどね。
いつか買えるといいなあ。

しかし、工具や道具はともかく、塗料はもう少し再利用できないものかな?
結構、馬鹿にならないお金が消えていくんですよねえ。
このキットにはこういう色が必要だからって買ってくるのはいいんですけど、結局その塗料は余ってしまうものですからね。
で、黒とか白とか基本的な色は、やけに消費が激しいんですよね。
ACキットを作る場合だと、シルバーも消費量が多いですねえ。
今回、スーパーシルバーが売り切れで買えませんでしたけどね。ま、買いだめしておいたのが一本残っているし、フィニッシャーズのクロームシルバーも買ってみましたから、今度試してみよっと。

あとですね、買出しのついでに、今月号のホビージャパンと電撃ホビーを見たんですが、なんだか急にホビージャパンのAC関連の扱いが大きくなってますね。
なんだ?なんか取引があったのか?
現在作っているデュアルフェイスさんから弄った作例があったりして、「かっこえ~」ってなりました。
二体あるほうの右側(名前失念)。顔と肩が素敵でしたねえ。

模型誌にどれほどのチカラがあるのか判りませんけども、ガンプラ以外のキットシリーズもドンドン売り込んでいかないと、全体が沈滞してしまいますからね。
ACのみならず、他のキットも宣伝して欲しいなと。
そういうことを編集者の方も考えてくれているといいなあ。

笑ったのが、ヤクトドーガの改修作例。
私と同じことを誰もが感じるのですね。顔の改修をされてましたねえ。両紙とも。
あの鼻面と目付きはイカンですもんねえ。
ハイコンっぽいラインのほうがイカスんですよね。どう考えても。
所詮素人がやる仕事だから、ガンプラってこういう変な失敗をいつまで立っても続けることになるんですけどね。

関節構造やフレームを利用した装甲の取り付け方というノウハウは、共通の一般認識として誰がやっても進化し続けられますが、こと造形に関することはそういうわけにはいきませんものねえ。
そろそろさ、バンダイもプロの原型師さんをプラキットの型作りに起用したほうがいいのでは?
え?コストと時間がかかるから駄目?
やっぱり、バンダイか・・・。

そんな訳で、今日のお買い物日記でしたぁ~。

そういえば、出たばっかりのディスティニーガンダムのノーマル版が、いきなり30%OFFで投げ売られてた(その店のガンプラはみんな20%OFFが基本。量販店ではないから仕方ないね)。
おいおい、大丈夫か?人気ないのと違うか?
70%OFFになっても、俺は買わないけどな。

その横に、ビルトビルガー高機動型もかなりの割引率(失念)で売られていたのは秘密だ。
コッチは買おうかと思ったぜ。マジで。

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アマゾンを見ていたら、ガンプラ新作が30%OFFで売ってますね。
ヤクトに00関連に∀なんぞ37%OFF!!
ほんと、ヤクトドーガとティエレンと∀に食指が動きましたが、ここは我慢。
ガンプラはいつでも買えるから。ガンプラに先行投資をする必要はないから。

今度、模型店に行ったとき、ヤクトかティエレンを買ってきてしまいそう・・・。
息抜きットに、ティエレンみたいなキットほど向いたものはないですからね。

今日のクレスト・デュアルフェイス
のお時間です。

今回から、ペーパーがけを開始します。
前回に引き続き、今回も320番からスタートです。
320番。いいですね。ガシガシ削れるし、目詰まりもしにくい気がするし。

で、今日の成果。


両脚完了

両脚まで終わりました。
やっぱりしんどいですね。ジムコマンドさん一体分に匹敵しますよ。この両脚が。
まあ、それだけ丁寧にやっているってことなんですけど。

ヒケもなるべく消し、パーツの端っこの反り返ったような箇所も削り落とし。
ジムではそこまでやりませんでしたから。

で、両脚を削って出た滓。


滓

大量です。もっとも、ここにあるのは机の上に落ちた物だけです。
ペーパーに付いているもの、パーツに残っているもの、空中に消えていったものを含めれば、これの倍はあるでしょうね。

所謂、表面処理。私的には整面作業(処理ってのが偉そうで嫌い)。
これが模型の最終的な完成度を決めると言っても過言ではないわけです。
ないわけですが、意外と変わらないような気がします。

勿論、グロス塗装でやるなら、下地が綺麗でなくてはなりませんから、1000番までは最低でもかけてやる必要があるでしょう。
さらに拘るのなら、塗膜の上から研ぎ出しなどもした方がいいのでしょう。

が、艶消しで仕上げてしまう場合、そこまでする必要はないと思います。ヒケなど分からなくなりますしね。
パーティングラインも、気にする人が消せばいいだけだと思います。
400だけだと傷は残ってしまいますが、600までかけてやればサフで傷も埋まりますし。
極端な話、400だけでもサフの厚吹きをしてやれば消えるのでは?って思います。
ペーパーがけよりもサフの方が楽ですから、そっちもいつか実験してみたいです。
が、ディテールの細かいキットには向かないやり方ですけどね。

結局、恐ろしく丁寧にペーパーをかけてやっても、完成度は80点が90点になる程度だと思います。
そのくせ、面倒な工程ですね。整面フェイズは。
模型野郎の心を折る、一番辛い工程ですね。

現在の私は、ACはなるべく綺麗に作るというコンセプトでやっておりますので、まあ頑張るつもりではいますけども。

さて、一番最初に平面・直線の多いデザインだから取り扱いが簡単そうだと書きました、
大体において当たっています。が、凸モールドも多いため、ペーパーをかけらない、あるいはかける時は注意って面もまた多いです。
なので、セレナさんよりは楽だと思いますが、ガンプラよりは大変ですね。

さて、今回の整面フェイズは何日かかることやら。
できるだけ早く終わらせたいですな。

では、今日のデュアルフェイスはお仕舞い。

また。


~追記~

ずっと悩んできました。ヤクトドーガ。何が一体駄目なのだろうかと。
ハイコンプロは文句なく格好いいですよね。あれに比べて締まらない印象を与えるのはなんであろうかと。
結論がでました。

顔です。

目のところですね。眉間(というべき?鼻にも見えるけど)に変に厚みがって、正面から見たときにラインがおかしくなっているんですね。
ハイコンプロだとその厚みがないのでスッキリしている。
が、HGUCだとその厚みのせいで、眠そうな感じの茫洋とした表情に見えてしまうと。

ネット上に、いろんな方がアップの写真を載せてくれるので、漸くこれが理解できました。

削り込みでキレのある目付きに出来るかな?
そういえば、オデコの目もちっこくていまいちなんだよなあ。
それと、脛の脹脛にある変な角度もいまいちだ。なんというか、半分閉じた傘みたいな。
骨のところだけ出っ張ってて、それ以外は凹んでるみたいに見える。
あと、脹脛の広がりももとスバっといって欲しかった。ハイコンみたいに。
全体的に、モールドなどがほとんど入っておらず、スペとしすぎなのもイカンかなあ。
まあ、モールドを彫るよりも埋める方が面倒だから、運河モールドよりは増しだけど。

全体的に、出渕さんのデザイン、二次元の嘘が入りまくっているラインを上手く再現し、尚且ついい具合に格好よくアレンジしているとは思うんですが、これ以上に格好いい立体物が既にある以上、もう少し何とかして欲しかったよなあというのが本音です。

ハイコンよりもいいと思うのは、幾らか太くされていることくらいかなあ。もう少し太くてもいいと思うんだけどね。
昨今の細いのが多い中では太いですよね。

点数としていえば、ハイコンが100点とすれば(満点という意味ではなく、ただの比較としての意味で)、HGUCは85点かなあ。
造形的には。

値段的には・・・まあ、これも昨今の事情ではあるんでしょうが、組み立てキットが、綺麗に塗装された完成品と同じくらいの値段ってのは問題ですよねえ。
幾らサイズが違うとはいえ、実寸でいえば、1/144ヤクトは14.5cmほど。ハイコンは1/200だから10.5cmくらいか。
4cmしか差はないわけですからねえ。
これでは、キットを作ることそのものに興味のない人以外はみんな、完成品に流れますよね。

ん~、難しい。完成品が安いのか、はたまたキットが高いのか。

自らの首を絞めるバンダイ。
げにも怪しきことなり・・・。

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「花田少年史」

点数:7点
寸評:無駄にシリアスではないところが素敵。

さて、花田少年史です。
これ、漫画でしたよね?人との待ち合わせ時に、なんとなくコンビニで立ち読みしたのが、そもそもの出会いでした。
って、出会いっていうほどのことはないんですけどね。
その後、見かけるたびに立ち読みしていた程度で。

で、漫画ですが、最高に愉快な漫画です。
なんというか、クソガキどもがちゃんと描けていて楽しいです。ノリもいい具合にギャグですしね。
その辺のノリは、映画もちゃんと引き継いでいます。

雰囲気としては、こち亀がたまにやるノスタルジック・ハートウォーミング・ストーリーに近かったですね。
で、映画になるって聞いたとき、興味があったんですが、面倒だったので見に行きませんでした。
それがこのたびTVで放送されたので、漸く見ることが出来ました。

漫画のストーリーをそのまま映画にしたのかはわかりませんけども、少なくとも漫画でよかった部分はすべて引き継いでいると思います。

主人公。まさにクソガキ。ガキ大将といった感じで、こういうガキが出てくると安心しますね。
ガキはこうでなくっちゃと。
子供はおとなしくなってはいけません。暴れまわって、山ほど無茶をしろと。
お勉強やらは高校生になってからしなさいと。ガキの頃は、ひたすら元気一杯に暴れまわってなさいと。

鳩尾ズキンだったのが、ヒロインとも言うべき、幽霊のネーチャン。
もう、いいです。こういう女性は好きです。安藤希さんというようです。調べました。
なんというか、雰囲気がいいですな~。
喋り方もいいですな~。
うーん。彼女となんとかならんものか・・・。

さて、この映画。基本的に馬鹿映画です。
が、同時にハートウォーミングです。
私、泣きました。こういう人の愛情をしっかり描く映画って好きです。「お前は独りじゃない。だから頑張れ」と。
粘液質な描き方ではないところも好感が持てます。
セリフをもう少し・・・って所がありますけどね。邦画の欠点で、セリフが決定的に格好悪い。直截的すぎ。

臭いことを言いたくはないですが、人って「生きている」のではなく、「生かされている」んだと思うんです。
そういうことを、鼻で笑ってしまう下らないノリに紛らせて描くってのは、ライターに力量があるからできることだと思います。
同じようにハートウォームを狙った「三丁目の夕日」がどこか鬱陶しさを感じたのとは対照的ですね。

「俺があんたの息子~」
「なにショックを受けてんだ、今更」

キャラも面白いですね。肝っ玉母ちゃん(漫画だと、思いっきり不細工だった)に、頼りないが切れやすい父ちゃん。いい加減なジイチャン。ドライな姉ちゃん。
姉ちゃんの出番がちょっと少なくて残念でしたけどね。もう少し、クソガキと姉ちゃんのかみ合ってない絡みを見てみたかった。

しかし、阿呆で頼りなさそうな父ちゃんの優しさ。いいですね。
男の優しさって、ああいうものですからね。なんつーか、判りにくいというか理解されがたいというか。
後になって、ボディブローの様に効いてくるもんです。

ヒロイン。親に捨てられ、少年の両親に少しの間面倒を見てもらったことを、いまだ感謝している人ですね。
ホント、子供を捨てるってことが信じられません。子供ほど心洗われる存在はありませんよ?
どうしようもなく身勝手で頭は悪いですが、愛情はちゃんと理解し、態度で示しますからね。
自分を守るため理屈を捏ね回し、人を信じようとしない大人なんぞより、遥かにまともです。

しっかし、この映画みたいに、ガキが元気一杯のお話に私は弱いです。
ほのぼのしてしまって、細かい欠点を許してしまいます。

なんにせよ、こういう映画をもっともっと作って欲しいですね。邦画は予算が少ないのですから、CGやら爆発シーンなんぞ必要のない、シナリオで勝負する映画を。

ついでに、
http://www.vap.co.jp/hanada/main_s.html
ここで、TVアニメ版のダイジェストが見られます。
私、これだけでボロボロに泣いてしまいました。駄目ですなあ。こういうお話。どうにも・・・


~追記~

まずこれを。

http://www.youtube.com/watch?v=l2gb_qOrdqc

初めて知ったよ。P献金なんて。
腐ってるなあ、世の中。
世の中でちゃんとしたことをしているのは、マイナーな存在でしかない。
まあ、常にそうなんだけどさ。

ってか、ダイサク、消えろ!!
幸運にも学会の人は私の知り合いにはいないのですが、色々と噂は聞いてますからね。
曰く、友達にダイサクビデオを見せて、しつこく勧誘するとか。
社会に浸透していくという意味では、麻原よりも遥かに賢いやり方ですけど、世の中を腐敗させる負の力はダイサクの方が上だよね。

しかも、ラジオを聴いていると分かりますけど、こういうシステムとしての腐敗を、政治の梃子にしているのが政治家なんですよね。

ダイサクだの麻原だの、宗教でのさばっている連中ってのは、どいつもこいつも腐りきってますよ。
こんな奴らのいうことを信じる人がいるてのが、私には理解の外です。
衆愚とは、こういうところから始まるんですよねえ。
そういえば、現代人が考えるよりも圧倒的な技術力と文化を持っていた大ギリシア文明が衰退した理由も、デマゴーグによる衆愚でした。

今の日本に自浄作用はあるのでしょうかね?
一人一人が知識を広げ、経験を積み、批判力と寛容性を磨かなければならないんですけど・・・、そういう教育すらしない方向に持っていっているからなあ。今の政治って。

ゆとり教育反対!!
最近は、文部省の官僚も、これが失敗だったと気が付きつつあるみたいですけどね。
やる前から分かれよ!!

今まで何度も書いてますが、知識は絶対善です。知識がなければ、人間は何にもできません。
が、知識だけではこれまた無意味です。
知識は所詮知識でしかないからです。

知識と経験を融合させて知恵を持たなければ、人は人たる意味はないと思うんですよ。

「賢者は歴史から学び、愚者は体験から学ぶ」

ビスマルク大先生のお言葉ですが、こと政治に関して言えば、これはある程度正しいです。
が、人間として考えれば、このお言葉は大嘘になりますね。
これが本当ならば、大学教授が最も優秀な実働部隊になってしまいますから。
実際はどうでしょう?教授なんぞ、理論を弄ぶだけの、ただの阿呆ですね。

経験がなく、同時に知恵を持っていないからです。
知恵とは個人で獲得するものです。体得するものです。
教えられればOKというものではないですからね。

ディスカッション。欧米などでは必ずある授業形態ですね。
これを日本でも取り入れろよと。
ディベートなんていうただの話術などどうでもいいから、判断するという根本を叩き込めよと。
議論するには知識は絶対に必要で、知識から何某かの答えを導くには経験が必要なんですよ。

そういう思考方法を、なんで教えようとしないのかなあ?

中国って凄い国ですよね?
文明発祥の地の一つですから、日本が竪穴式住居をシコシコと作り、野兎を追いかけていた頃から、彼の地では「孫氏」だの「韓非子」だのという、現代ですら通用する凄まじいものがあったのです。(これらの書物は、一回は読んでみることをお勧めします)

それがなんで、現在では衰退してしまっているのか?
ただのパクリ王国になってしまったのはなぜか?

簡単です。
教育が「知識偏重」になりすぎたから。
昔の科挙が由来ですよね。
ひたすら知識。意味分からないほどに知識を試し、知識を持っていれば、それは賢い人と見做す。
これ、中国だけではなく、韓国も台湾も同じです。

この影響が、日本にも根強く残っているのですね。

知識だけを重んじるから、前例至上主義になり、進歩もなくなる。
だから、中国は衰退したわけです。勿論、これだけではなく儒教の影響もありますけどね。

いずれにしろ、知識と実践を丁度良くミックスさせた教育をすべきではないでしょうかね?
それほど難しいことではないはずですよ?お偉いさん?

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今日のリックドムⅡのお時間です。

今回で仮組み完了までです。

では、まずはバックパックから。


バックパック

いたって普通の構造です。
ただし、幾らか塗装を施してあげないと、見栄えはよくないですね。


装着

装着っと。
ドムって割と好きなんですが、どうにもバックパックが好きになれなかったんですよ。マヨネーズが二つ付いているみたいで。
ですが、リックドムⅡでは上手にアレンジがされていて、格好よくなっています。
よって、元のドムよりもこっちの方が好きです。

さて、これで本体は完了です。


三面図

三面図。

やっぱり、ボディバランスは良好です。悪い箇所が見当たりません。
左肩の赤いパーツがないのは、取ったからです。緩くて外れるので、なくしそうで。
紛失したわけではないです。

次。武器の類。


バズーカ

リックドムⅡさんには、武器防具の類はこれしかありません。
ヒートソードはどこいった?

ここも固定指ですね。やっぱり、キチンと保持できる方が嬉しいですね。
で、手首を差し替えて・・・


構えられない・・・

かなり持ちづらいです。
脇に挟むとストック(?)部分が干渉して、オマケに手首の可動が狭いものだから、内側によじれるし、バズが曲がるし。
かといって、外に逃がすと様にならない。
肩に担ごうにも、手首はほとんど動かないし、グリップも稼働しないので、これまた無理です。

う~ん。格好よく構えることはできないみたいです。
説明書などでも、武器を持った写真がちょっとしか載っていなかったのは、これが原因か。
いかにもバンダイらしい誤魔化しだなあ。

ま、時効だけど。これに関してはね。


無理矢理

角度によっては、幾らか誤魔化せます。
しかし、上から見るとテーパーのせいで、極端に頭でっかちの短足に見えますね。

完了

そんな訳で、リックドムⅡさんの仮組みが終了しました。

ほんと、かなりバランスがいいので、どこを弄ればいいのか分からないってのが本音です。

こういう時って、上手い人ならおそらくディテールアップをしたり、個々の形状を治すんでしょうねえ。
利きガンダムができない私は、どう直せばいいのか分からないですし、ディテールアップの効果的な見せ方もよく分かりません。

どうしよう・・・。

そうそう。記念撮影をしてみました。


ジムと記念写真

まずはジムコマンドさんと一緒に。
かなりボリュームが違いますね。これでは、エルボーで吹き飛ばされますよ。
柔よく剛を制すなんてのは、机上の空論ですから。本当ならば、格闘技で体重別なんてする必要ないし、無差別級で重たい奴が勝ち続けるわけないですからね。
所詮、理屈のための理屈です。

しかし、こうしてみると、質感が段違い。適当に塗っただけでもかなり完成度が上がることを実感できますね。
皆さんも塗装に一歩踏み込んでみましょう。そうすれば、もうキットを作ることが病みつきになりますよ?

次の記念写真は・・・


デブ同士で記念写真

デブ同士で仲良く。

いまだに溜め息をつきながら思ってしまいます。
「セレナ。格好ええ~」

ジムコマンドさんと比べるとかなりボリューム感を感じたリックドムⅡさんですが、セレナさんと並べると弱そうに見えてしまいます。
キットの大きさの違いではなく、叩き込まれたディテールの差と、デブというよりマッチョ、まるでボディビルダーのような雰囲気のセレナさんの存在感が圧倒的だからでしょう。
リックドムⅡさんは、どこか締りのない肉体に見えてしまいますね。セレナさんは、全盛期のシュワちゃんのような印象。

やっぱり、アーマードコアは格好いい!!

さて、これで仮組みが終わりましたが、所感でも。

○構造的には可もなく不可もなく。
所謂旧キット然とした構造ですが、既に合わせ目消しが当たり前の作業になっている私には、なんの違和感もありません。
合わせ目を消さなくてもいいキットってのを作ったのが、既に一年くらい前の話ですからね。クロボンが最後です。
色分けもちゃんとしてます。

○面が曲線で大きいので、もうちょっとディテールが欲しかった。
なんとなく間延びした印象を持ってしまうんですよね。
胴体、特に胸あたりは面構成が複雑になっているのでいい具合なんですが、腰周りと特に脹脛のフレア。
ここにメカメカしさをもう少し出して欲しかったなと。

○バズを構えられない。
どうにかして欲しかったなあと。デザインをそのままトレースしたのかどうか知りませんけど、キットとしてもてる形、長さにしちゃえばいいじゃんと思います。
素立ちですら、格好よくもてないですからね。
かといって、これは直せるのかな?ストックを後ろに伸ばすと、バズの長さのバランスがおかしな事になりそうですね。
それに、手首がほとんど動かないので、後ろを延ばしただけでは、肩に担ぐようにもなりませんし。
どうにか、バズを肩に担げるようにできないかな・・・。
まあ、思い切って大きくしてしまおうかな。

○顔
モノアイが出っ張っているので、ちょっと間抜けなご面相。
でも、考えてみればですよ。カバーの後ろにカメラが引っ込んでいたら、そんなに広い範囲は見えないと思うんですが?
てか、カメラ自体はアチコチについているんですよね?だったら、カメラが動く必要はないのでは?
必要ならば顔を動かせばいいだけだし。
・・・て、理屈を言っても仕方ありませんな。模型として格好悪いのは確かですから。
かといって、クリアパーツは・・・。百円ショップとかで、使える薄さのアクリル板とか売ってるのかなあ?近所の奴は駄目なんですよねえ。

あとは、個々の形状ですね。ボディバランスはかなりいいと思いますが、細かい所がやはり時代相応のおざなり感が漂っているので、その辺を幾らか改修できれば・・・。
って、そういう改修が一番難しいんだぞ。腕の延長なんて誰だってできるんだぞ。
細かい所を弄るには、かなりのセンスを問われるんだぞ。
俺に出来ることではないぞ。

最近のガンダムデザインが好きな人は、頭が大きいところや脚が短いところに違和感を感じるかもしれません。
が、私は基本的には旧キット基準なので、頭は幾らか気になりますが、脚についてはまったく気になりませんね。

と言うわけで、HGUCで出ているので、無意味ですが、これからまた非常に無駄な抵抗を始めます。
まずはバズからやろうかな。

そんな訳で、今日のリックドムⅡはお仕舞い。

また。

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