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さて、今、ジュピターを聞きながら、この文章を書いてます。
平原綾香とかいうひとが歌っているみたいです。
友人曰く。「l曲は好きだけど、できてないのに凄そうに歌っているこの人が凄く嫌だ」ということです。
私も嫌です。声量がないのに無理してる感じ。オペラティックに歌おうとして、届いていない感じ。
でもま、この曲は好きです。原曲が傑作ですから。
イントロの柔らかなところから、ペースアップするところはゾクっときますね。
なんつーか、泣きすがる美人を振り切り、戦場に向かう漢の図が思い浮かびますな。
「俺は行かねばならん。強敵(とも)が待っている」
まるで私ですな。モチーフは俺か?って友に言ったら、鼻で笑われました。
こいつのために、泣きすがる美人を振り切るのは止めようと思いました。
閑話休題。
今回は肩を弄りました。
仮組みの状態の時に、すこし肩が貧弱だなと思っていたので、弄ってみました。
はい、形もどうかと思います。
で、これを弄るわけですが・・・
内部構造です。
こうなっているので、普通のサイズアップの手法が取れません。
すなわち、真ん中でぶった切って、プラ板をはっつけて延長してってやつです。
これをすると、肩アーマーと腕の付け根の接続ができなくなります。
なので、外側にプラ板を張って大きくしてみましょう。
はい。でかくなりました。
肩の上に向かって外にせり出している角度が急だったので、少し緩やかにしてみました。
かなりでかいですな。
で、腕が通るための道を作るため、余計なところを切ります。
ついでに、飛び出た所も削り落とします。
こんな感じになりました。
肘関節のポリが丸見えですが、この辺は救済のしようがないので目を瞑ってください。
両腕を比較してみましょう。
ちょっと肩大きくなりすぎかも。
でも、Ex-S見てて思ったんですよね。肩ってちょっと大きすぎな方が格好いいかもって。
でもこのバランスだと、上腕を延長してあげたくなりますねえ。元々短かったし。
でも、できないんだよなあ。肩関節の田中君が入ってるから切れない。
ま、本体とくっ付けたときやっぱりバランスが悪いようなら、肩をすこし縮小するなり、前腕を伸ばすなり対処します。
大きすぎる気がするのは、のっぺりしていて何もないからなんですよね。モールドを彫るなり、なんかくっ付けてやるなりしてあげれば、印象も変わるでしょう。
次は腰アーマーの可動化をやろうと思っていたのですが、考えていたよりもずっと簡単な方法を発見しました。
で、それをやるには部品がない。なので、次は別のところを弄ります。
あ、その前に左腕も作らないとね。
全然関係ないんですが、画像をアップするときに出てくる見本の文章にこう書いてあります。
「左利きがサウスポーなら、右利きはノースポーですか?」
とかなんとか。
これ、凄く気になるんですよね。教えて上げたい。ノースポーかどうかは知りませんが、サウスポーの語源はsouth poleなんですね。南の柱なんですよ。
野球が発祥で、左投げの投手は、構えると球状の南の柱の方を向くことになるんだそうです。
んで、左利きをサウスポーというようになったとか。
高校ん時に来た、英語の教育実習生が教えてくれました。私と同じクラスだった人はみんな知っていることですな。
でかい眼鏡で背の小さい、どこか無様な雰囲気の女性でした。
今まで損してきた分、それがいい方向へ働いたのでしょうね。とてもいい人でした。
アレから10年。いま彼女はなにをしているだろうか。幸せな結婚をして、母親を楽しんでいると思いたいですな。
彼女は思い出すでしょう。教育実習生の頃の無様な自分を。
そして、優しく微笑むのです。それでいいじゃないか。
夜空に浮かぶ木星を道標に、彼女は歩き続けるのです。
さて、漸く片腕の関節が完了しました。
関節新造が初めてだったので、手探り状態でした。お陰で時間がかかるわ何やらで、意外と大変でした。
私、雑誌などで改造例とかを見たこともないしので、やり方すら分かっていない。どのようにすればいいのかすら分かっていない人間なのです。
なので、まずは理論構築から始めないといけませんでした。
さて、では一体何が大変だったのか。旧キットガンダムを作ったことのない人にも分かるように説明してみましょう。
これです。これが原因なんです。写真上が上腕、下が前腕部です。
前腕を上腕で挟み込む(=モナカ式)形になっていますね。このせいで、肘の回転ができません。
これを直したかったから悩んでいたわけです。
見ての通り、接続部を弄るのは、スペース的に無理です。棒一本通すのがやっとの有様です。
上腕は、肩関節の田中君で一杯です。なので、上腕にできることは♂になることだけです。
しかし、元の接続部が邪魔して、前腕に田中君を仕込むとどうしてもかなり奥まった位置になります。
これだと、手前にある装甲パーツが邪魔して、♂の可動が狭くなりますね。
これらが問題だったのです。
前腕をスクラッチしようかとも考えました。面倒なことを覚悟して。
しかし、閃きました。つか、最初から作戦の内には入っていたのですが、関節の保持力が保てないと思って除外していたのです。
その案とは。
上腕の方の接続部は、前腕の接続部を挟み込むためにやや隙間が開いている。
ここに♀を挟み込むのだ!!
これでした。つか、捨て身の作戦でした。
なぜなら、これをするには、前腕の接続部の丸いのを切り取らなければならないからです。
失敗は、復元不可能を意味します。このリスクもあって、なるべくこの方法を取りたくなかったのです。
が、ここまで煮詰まってしまっては仕方ないと、清水の舞台から飛び降りました。
試しにやると、想定どおりポリの方が太くて、上腕パーツがちゃんと噛み合わなくなりました。しかし、こんなものは削ればいいのです。ポリを細くしてやり、力を込めないとちゃんと合わないくらいのところで削るのを止めます。
んで、これを挟み込むと・・・・ポリがやや太いので、摩擦によっていい具合に固定されます。この状態で、無理矢理接着です。
あとは、上腕接続部からはみ出たポリの回転軸を切り取り、穴をパテで埋めればOKです。
この時、パテによって、♀の回転が妨げられないように注意です。
こんな感じです。
この位置なら、装甲が邪魔して関節可動範囲が狭まることもありません。
次は、前腕の中身を弄ってあげて、♂を取り付けます。
中身はこんな感じになっています。
写真は、中にプラ板をくっつけた状態です。このプラ板を台にして、♂を生やします。
♂が生えました。準備OKで、いつでも営めます。
ですが、これだと強度に不安があります。挟み込むパーツを接着してしまうため、♂やプラ板が外れた場合、直す作業はかなり難事業となります。
なので、強度を補完してあげましょう。
パテで強化してあげました。どんな動きにも耐えられるくらい、彼は強くなりました。
で、前腕が完成しました。
ちゃんと動くか試してみましょう。
できましたね。
これぞ改造の喜びです。
肘関節がちょっと離れているのは、♂がやや長かったのと、前腕、上腕双方の円形の部分が干渉して回転がし辛かったので、便宜上はなしただけです。
後で切ったり削ったりしてやれば、解決する程度の問題です。
いやはや、改造って大変ですな。
関節を弄るだけで青息吐息の私。
世の中には、スタイルを変えるため、全身に手を入れてほとんど原型を留めていない別物を作ってしまう人もいるっていうのに。
関節新造をしていて思ったのは、バンダイの技術って凄いやってことです。
スタイルと可動を両立させるのは困難ですが、成し遂げているんですからね。HGUCやMGは。
色々と計画を考えながら気が付いたんですが、前に胸の幅詰めをすると言ってましたね、私。
それをすると、コアファイターが合体できなくなることに気が付きました。
悩んだんですが、コアファイター合体はオミットの方針で行きたいと思います。MGでガンダムは4つ出ていますが、コアファイターはオミットされているケースが多いですしね。これがあるとどうしても、胴体が太くなってしまい、格好悪くなるんですな。
さて、次は腰アーマーかな。
アレもまた面倒臭そうなんだよねえ。どんな構造にすれば・・・・
旧キットだけあって、構造が果てしなくモナカ式の1/100ガンダム。合わせ目消しがやり辛いことこの上なし。同時的にパーツを作っていけないんですよ。これが終わらないとアレができないとかね。
お陰で作業がまったく進んでいません。
一応、肘関節の打開策を見出したのですが、まだ片腕も完成できていないので、もうちょっとお時間失礼します。
で、今回は、第1次現役時代に私が持っていたガンプラを列挙してみっかなと思います。
というのも、バンダイのホビーサイトってやつに、今まで発売されたほとんどのキットが載ってるんですね。
ちょっと懐かしかったのと、今までどんだけ買ったのか(糞バンダイに貢いだともいう)興味があったので。
以下、ザーっと書いていきます。
ちなみに、私が現役だったころに発売されていたのは、ギリギリでポケットの中の戦争シリーズまででした。
それ以降はまったく買っていません。
以下、五十音順。
・R・ジャジャ(アルジャジャと読む)
大好きでした。当時は。独特のスタイルでね。でも今見ると、物凄く歪に見えますな。
この間、こいつと再会してしまいました。ほっすー!!って思いましたが、堪えました。
そんなに買いまくってたら、金が幾らあっても足りねーよってことで。
こいつ、銃剣が付いてるんですな。これが格好いい。ライフルも独特で。
今、こいつを見ると、顔がサザビーに似てるな。
・ガンキャノン 1/100 リアルタイプ
特に好きな機体でもなかったのですが、同じサイズのガンダムを持っていたので、勢いで買いました。
でも、ガンタンクはお気に召さなかったようで、買いませんでした。
ライフルがガンダムより凝ったデザインで、結構好きです。
背中の大砲は、別のに差し替えできましたな。
・ガンダム 1/100
現役時代に2個作ってます。後のリサーチで、グレーの奴の正体も判明しました。
リアルタイプってやつですな。
当時は脚があんな風になっていても気になりませんでした。
欲は知ることから生まれる。本当ですな。MGに毒された私。
・ガンダム フルアーマータイプ 1/144
確か買ったと思います。よく覚えてないけど、変に開いた手は覚えています。
・ガンダムMK2 1/220
MK2はあんまり好きじゃなかったので、これしか買いませんでした。今のMGで見ると、結構格好いいですね。この間、旧1/100サイズが売っていて、ちょっと欲しくなりました。改造用にファーストとどっちを使おうかと。
・ガンダムNT-1 1/144
現役後期に出たキットでした。それまでのキットとは一線を画すデキでしたな、当時は。ライバル機であるケンプファーも欲しかったのですが、金がなかった。ま、本編はまったく知らないんですけどね、これ。
最近女が主人公?だったと知ってびつくりでした。
・サイコガンダムMK2 1/300
結構好きでした。隈取りをしたようなあの凶悪な顔が。変形できる凄い奴でした。MK1よりも格好よかったですし。
・ザク改 1・144
確かNT-1よりちょっと後に買ったと思います。ガンプラに飽きはじめていた時期で、無茶なことやってました。
マッチで盾に焼印つけて弾痕とか言ってました。お陰で盾が下半分切れちゃいました。
でも、物凄く頑丈なキットで、15年を生き抜きました。今でも私の部屋で立っています。
・ザクⅡ 1/144
なんかホビーサイトに載っていませんが、買いました。300円くらいだったと思うので、一番最初のガンプラシリーズだったのでしょう。
当時の旧ザク・ザクが、今ではザクⅠ・ザクⅡと言うんですね。変な気分。
・ジムコマンド 1/144
これは、地上戦用?と宇宙用の両方を買いました。最初に買ったのが地上戦用です。結構気に入っていて、一緒にお風呂にも入っていたんですが、それが災いしてか、壊れてしまいました。
で、同じものを買うのが癪だったので、宇宙用を買った記憶があります。
結構、いいデキでしたね。
・シャア専用ムサイ
渋いチョイスですが、その時持っている金で変えるのがこれしかなかったから、選んだだけだったと思います。
コムサイに分離できましたな。コムサイの「コ」ってやっぱり「子」?
・SDスーパーガンダム
私が買った唯一のBB戦士です。おそらく、一番最初に買ったガンプラだったと。とてもお気に入りでした。
家にあった使い捨てカメラのあまりでこのキットを撮影した筈なのですが、その写真は見たことがありません。
ちゃんと現像してくれたのか、親?
・Zガンダム 1/220×2 1/144 1/100
私、現役時代の頃、Zが一番好きでた。なので、色々と買いました。
220は、金がなかったので買った代物です。2個もね。関節可動などほとんどせず、ポリキャップも使われていないため、すぐにヘタリました。
144は、ちょっと金があった時に買ったものですな。ヤッパ格好よかったですよ。
100は、最後期に買ったと思います。変形Zってのは漢の夢ですから。ただ、変形を意識しすぎて、関節その他がヘロヘロ。全然立てなかったような。しかも、いじり過ぎて、完成直後に壊れた記憶があります。これ、この間模型店にあって、超欲しくなってしまいましたが、MG・Z.ver2を持っている(組み立てはまだ)ので、泣く泣く諦めました。
今見ると、他のサイズに増して、100のプロポーションはダサいですね。タレパイで。
本当は1/60が欲しかったのですが、小学生には高いですよね。今のMGとかは、小学生はお小遣いで買えているのでしょうか?
ま、5000円以上するゲームソフトを、子供が沢山持っている時代ですけどね。
・ゼータプラス 1/144
これもお気に入りでした。1/144スケールで変形した、脅威のキット!!
スマートでZ顔が、私は好きですな。当時はガンダムセンチネルって何のことか知りませんでしたが、デザインが格好いいので、このセンチネルシリーズは大体買いました。
最近、ネットでセンチネルの情報を仕入れ、そういうことだったんだ~と思っています。
・ZZガンダム 1/144 1/100
キットって不思議なんですね。買うと、たいして好きじゃなくても気に入ってしまうんです。
ZZもそんな存在でした。デザイン的にはたいして好きじゃなかったんですが、買ってしまうと格好いいなあと。
144は、買って帰って、家で蓋を開けた瞬間、驚いた記憶があります。
脚が壊れてる!
新品のはずなのに壊れていたんですな。たいしたこともないし、取り替えてもらいに行くのが面倒で、そのまま組み立てました。破損部分は接着で対応。
この辺の面倒臭がりっぷりは、今では変わらないですな。
100は、合体だか変形だかできた気がします。あんまり覚えていないですな。これもZと同じで、当時は技術が追いつかなかったのでしょう。可動部がプラプラでしたな。
・ドライセン 1/144
確か買ったと思います。薙刀が付いてたような。
よく覚えてませんが、ドムより格好いいから、これを選んだんだと。
・ハイゴッグ 1/144
これも最後期の奴ですな。お気に入りでした。
当時、友達がズゴックEを買ったのです。私も欲しかったキットだったのですが、同じものを買うのはつまらんということで、これを選びました。
どっちがいいと感じるかは人それぞれですな。両方、デザイン、キットともにいいデキです。
・パーフェクトガンダム 1/144
当時から不思議だったのですが、何がperfectなんでしょうか?
最近知ったことですが、これ、漫画の中で出てきたものらしいですな。パーフェクトジオングがライバルとか。
しっかし、このキット。パーフェクトという割りに、スラスターがちっこくて遅そうだったり、ビームライフル?が小さくて迫力がなかったりと、いまいちでしたな。デザインが。
MG化されてるみたいですが、買わんでしょうなあ。バンダイのことです。増加装甲を付けられる素体のガンダムをこれだけで終わらせる筈がありません。きっとフルアーマーとかその他のバリエーション展開をして、金型流用することでしょう。
・百式 1/144 金メッキバージョン
普通の奴だと600円で、メッキだと1000円だったのですが、その輝きに惚れて買いました。
とてもお気に入りでした。壊れてしまったあと買いなおしたいと思ったのですが、メッキバージョンが売ってない。素の奴だと、なんか黄色が間抜けなんですな。黄色はあまり好きな色でもないし。
今でもそうですが、当時の私に塗装が出来るはずなどなく、結局引退まで金メッキに再開することはありませんでした。
これも、模型やで1/144ノーマルが置いてあって、食指が動きました。でも、どうせなら1/100の方がいいので、再開を約して別れました。
・フルアーマーZZ 1/144
はい。出ました。バンダイの嘘設定。
当時はセンチネルシリーズの一環として、フルアーマーダブルゼータという名前で出ていたんですな。
がしかし、後にセンチネルの奴と、TVのZZシリーズを分けて、センチネルの方はFAZZ(ファッツ)という呼称にして、性能やらがZZより劣化しているバージョンという設定にしたみたいです。
そういう設定ってなんなんでしょうね。どうでもいいじゃんか。
で、このキットですが、基本的に144ZZと同じです。ただ装甲パーツが違うだけです。ただ、得物が巨大化していて、これが格好いいのです。で、買いました。
今見ると、かなりプロポーションがやばいですな。特に脚。
MGでも出ていて、私の基準では、FAZZの方がフルアーマーZZより格好いいんですな。顔とかバックパックとか得物とか。
・武者ガンダム 1/144
商品一覧にはありませんが、当時、SDではなく8頭身の武者ガンダムがあったんですな。¥1000で。
これ、今は売ってないのかな?まあ買う気もないんですが。他にも8頭身の武者シリーズがあった筈なんですが、載ってないですな。
付属武器は日本刀!!いや、マジで。火縄銃もあったかも。憶えてないや。
・ヤクト・ドーガ 1/144
お気に入りでしたね。これを完成させた直後、友達が泊まりに来て、見せびらかしてたら壊れてしまったという、苦い思い出があります。
色と武器違いのクエス専用機とかありましたね。逆襲のシャアシリーズ以降のキットは、今見てもそれなりに良いデキですよ。
まあ、可動範囲とかはアレですけどね。スタイルはってことで。
・Sガンダム:ブースターユニット装着型 1/144
いや、当時、この箱絵を見たときは度肝を抜かれました。
格好いい!!
友達も同じものを持っていたのですが、そんなことを気にしてられないくらい格好よくて買ってしまいました。Sガン系で、最初に買ったキットでした。
当時としては珍しいスタンドが付いてましたな。
このキット、とても脆いのですが、なぜか生き残っていて、といっても半壊状態ですが、私の部屋に今でも佇んでいます。
・Ex-Sガンダム 1/144
大好きなデザインでした。今現在では、これをデザインした人は、ガンダムマニアの中ではカリスマとか。
旧キットですが、今見ても格好いいです。可動範囲とか気にしなければ、とても良いデキだと思いますよ。自立困難ですけどね。
ま、あと1000円だしてHGUCのを買った方が、さらに格好いいわけですが。
さらに5000円だしてMGを買うと尚いいですが。
MGのEx-Sは本当に格好いいですな。私の目から見れば完璧なスタイルなんですが、マニア達はそれでも気に入らないところがあるらしく、改修してますな。
なんつーか、凄いと思います。あのキットを改修する技術。こうあるべきだというイメージは、どこから拾ってくるのでしょう?
私は、設定画など見たことがないので、箱絵だけが判断基準なんですがね。
Ex-Sと書いてイクセェスと読む。これって絶対に後付けの設定ですな。
当時に箱に書いてありますよ。ハッキリとね。
「イー・エックス・エス・ガンダム」って。
どうでもいいんですが。言い易いし。
・Sガンダム 1/144
Sガン系の中で一番最後に買ったキットです。
なぜこれを買ったかというと、お気に入りだったEx-Sが壊れてしまって、買いなおしたかったんですが、同じものを買うのは嫌だと思い、これにしました。
格好いいんです。とてもね。ですが、買ったあと、失敗したなと思いました。Ex-Sの方が3倍格好いい。
素体だと脚が細かったり、Ex-Sで大迫力だったブースターではなかったり。
結局、お気に入りというほどでもなかったですな。
Ex-Sを先に買うのではなく、Sガン→ブースター→Ex-Sの順で買えば、みんなお気に入りになっていたかもしれませんな。
・α・アジール 1/550
これ、アルファじゃなくてアルパって読むのはなんででしょう。
このキット。デザインどうこうの前に、劇中の中での圧倒的大きさ(確か100mあったような)が印象的で、意外と気に入ってました。なんかあっけなくやられてしまいましたが。
逆襲のシャアは、私が唯一話をすべて知っているものなんですな。
考えてみれば、ファーストも、ZもZZも話は全然知りません。その後、ゲームなどでなんとなく知った程度です。
その昔、ガンダムがそれ一機で戦況を変えたと言うのなら、αは歴史を変えられるんじゃないの?
ってか、ガンダム一機で戦況が変えられるわけないじゃないですか。
現実的に言えば、超高性能戦闘機が、敗色濃厚だった太平洋戦争当時の日本軍を、勝利に導いたってくらい無茶な設定ですよ?
ガンダムをお話を考えた人たちは、その辺どう考えていたんでしょうか。
子供向けのお話だからどうでもいいか。
・ニューガンダム 1/144(ファンネル付属の) 1/100
大好きなデザインでした。それまでのガンダムとは違う配色も素敵ですね。ラインも直線的だった過去のデザインとはちがい、綺麗な曲線になっています。
144。とても格好よかったです。一部ビス止めがあって、当時はビックリしましたね。今見ると、顔がちょっとネコみたいですな。まあ、ネコ顔って言えば、私の中ではZZなんですけどね。
足首が可動しないのか、範囲の問題なのか忘れましたが、脚を開くと足裏が接地できないんですね。
でも、ニューは好きだったので、お気に入りでした。
100は、私の現役時代のトリを飾ったキットです。当時としては破格のお値段(私基準)で2500円!
そのお値段に比例して、中身も充実。ほとんど色を塗らなくても、設定色に近くなります。
私の知る限りでは、目にクリアパーツを使った、初めてのガンダムだったのです。
作りながら、とても楽しかったことを憶えています。
それと、ガンプラで金属パーツを使った初めてのキット。足首と腰に入ってましたな。これの重さで重心を下げて、ファンネルを背負っても自立できるようにしたんですな。それでも厳しかったですが。
このキットは、当時としては(今でも?)傑作だと思います。
私の部屋で、今でも生き残っている数少ないキットです。関節のポリがヘタって、寄りかからなければ自立できないし、肘はすぐに抜けますが。ついでにファンネルも全部なくしましたが。
それでも、いいキットです。大事にします。
劇中で、ニューは隕石を単機で押し返すんですな。「ニューガンダムは伊達じゃない!!」とか言いながら。引力に引かれて落下を始めている隕石をですよ。
これを見て、「んなことできるわけねーじゃんか」と考えるか、「ニューガンダムすげー」と捉えるか。
この差が、ガンダムを好きか否かに分けるのでしょう。
私は・・・・秘密です。
さて、ホビーサイト一覧を見ながらの列挙はこれで終わりです。
なんか他にも持っていたような気がするんですが、ホビーサイトに載っていないものもあるようで、自力では思い出せません。
列挙しただけでも34体です。凄い数ですね。当時、どうやってお金を工面していたんでしょうか。不思議でなりません。
今現在、生き残っているのはほんの数体です。壊しすぎですな、私。
ま、親に勝手に捨てられたのも幾つかありますが。箱も取っておいたのですが、捨てられました。勿体ない。
現役復帰した今、買おうと思えば50体くらいすぐに買えてしまいます。MGでもできるし、HGUCだと簡単。旧キットシリーズなら尚更です。
が、チマチマ作る方が、きっと楽しいので、コレクションは考えていません。
私にとってガンダムとは、TVや映画で見るものでも、小説で読むものでもないんです。
組み立てるものなんですよ。
不思議と、戦闘機や戦艦、戦車より、ガンプラの方が格好いいと思うんですよね。私は。
キットをここまで進化させているのはガンプラだけだと思います。
色分け。合わせ目が見えないような工夫。ゲート跡が見えないような工夫。関節可動範囲の拡大。ディテールに凝ったモールド。
どれもガンプラの専売特許でしょう。そうした技術革新を続けていったお陰で、今では超ハイクオリティになり、他のキットが売れない時代なのに、ガンプラは売れるわけです。
ゲームなどに負けない魅力を、これからもガンプラが提供して欲しいですね。
作る楽しみは、いつの世でも健在です。
私、食事よりも睡眠よりもゲームよりもガンプラよりも好きなものがあります。
読書です。
私にとっての本当の意味での趣味は、ガンプラなどではなく読書です。
旅と読書。この二つが自由にできれば、56億7千万年生きても、おそらく私は退屈しないでしょう。
で、ここ半年ほどはまっているのが、塩野七生の「ローマ人の物語」です。
私、歴史物が読書の中心なんです。なので、この本も10年位前に発見してからずっと読みたかったんですな。
でも、当時はハードカバーしかなく、1冊のお値段も高かったわけです。2500円前後とね。
で、待ちました。文庫化されるのを。
それから10年が経ち、文庫がある程度出揃ったのを見てもう我慢ができず、買ってしまいました。
ざっと説明すると、ローマ建国から滅亡までの1千年を叙述していった本です。
この本。作者の塩野七生が1年に1冊ずつ書き下ろしていって、15年目の今年の年末に、おそらく最終巻の15巻がでて完結する模様です。
今、文庫はハードカバーの半分くらいまでしか出ていません。といっても、ハードカバー1冊を、文庫では2~4冊に分けているため、文庫は20冊を大きく超えていますが。
この本にはまった真の原因は、ハンニバルにありました。
「ハンニバル」といってもアンソニー・ホプキンス主演の映画ではなく、世界戦史上最高の戦術家といわれた男の名です。
高校生の頃、山川出版が出している世界史単語帳で、彼の名に出会ったのが始まりでした。
その説明書きを読むと敗者に属した人間なんですな。なのに、最高の戦術家とか書いてあるし、死後2千年以上経つのに単語帳に出てくる男。で、興味を持ったんですな。
「こいつは一体何者なのか」
と。
で、アレは2006年の4月ごろ。「ローマ人~」の第3集。「ハンニバル戦記」で、彼の姿をやっと見ることが出来たわけです。
いや~、本当にね。久しぶりでしたよ。本を読んで血が滾ったのは。文庫本2百ページちょっとが3冊の内容でしたが、一晩で読んでしまいました。
そっからまんまとはまってしまい、文庫をすべて揃えてしまった訳であります。
でも、ローマ人~は完結してないしってんで、塩野さんのほかの本にも手を出してみました。
まあ、本読みなら当然の行動ですな。面白いと思った作家は、他のも読んでみる。
読んだのが、「レパント海戦」「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」とかです。
塩野さんのファンには申し訳ないのですが、正直つまらなかったです。
書いてある内容は興味深いのですが、文章が下手。極端な話、同人小説を読んでいるような気分でした。
血生臭い戦記物を書いているからなのでしょうが、所々に詩的な描写を挿入するんですね。恋愛とかそんなのを。これが下手。
書いている本人が一人で盛り上がってしまって、読者である他人に分からせようとする冷徹さがないという感じ。
正直、白けました。
でも、ローマ人~の文章は上手いのです。所々怪しい部分もありますが、問題になりません。
レベルが全然違うのです。
なんでしょうね。ローマ人~を書き始める前に、カルチャーセンターとかにでも行って、文章の書き方でも習ったんでしょうか。
いずれにしても、ローマ人~は傑作だと思います。
特に第3集の「ハンニバル戦記」。
1冊目から読むことが本当は望ましいのですが、この本は綺麗に区分けされているため、興味のある集だけ読んでもちゃんと話が分かるように書いてあります。
なので、一度ハンニバルのお話に触れてみるといいと思います。
いや~、この本。滅茶苦茶面白いは。
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