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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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前回のワンフェスの続きです。

買うものを買って一息つき、心安らかになった私は、次なるターゲット。
FSS20周年記念。レッドミラージュ特集のブースを見物しに行きます。

そのコーナーの入り口では、あの超絶キットが・・・


ヤクトミラージュ・ツインタワー
(C)TOYSPRESS

ヤクトミラージュ・ツインタワーがお出迎え。
で、でかい!!
キット自体の頭までの高さが50cm以上ある感じで、そこからさらに1m以上もの2本の棒がそびえています。写真には写しておりませんが。
だって、棒を全部写そうとすると、キットから数m離れなくてはならず、キットそのものがまったく分からなくなりますからね。

たしかこれ、ワークショップキャストさんの10万くらいするキットだったと思いますが、どれだけ売れて、そのうち何人が完成させたことでしょうか?勿論、一般人の模型趣味の人対象でです。その道が仕事の人は対象外ですね。
なんとなくですが、完成率は5%くらいじゃないかと思います。根拠はありませんが。
ガンプラなら、おそらく組み立てまでは大体行くと思います。簡単ですからね。
勝手な推測で何の根拠もない数字を書くと、

○ガンプラのケース
  5%:コレクション目的で購入し、組み立てるつもりもない人
20%:作るつもりはあるが、ずっと積んである人
40%:仮組みもしくは、素組みで工程終了にしていて、合わせ目消しや表面処理などの基本工作をしない人
20%:基本工作はするが、塗装は部分塗装までで終わりにする人
10%:すべての工作をこなし、拘りに程度の差こそあれ、全塗装する人
  5%:程度の差こそあれ、改造、改修までこなす人

という感じだと思います。要するに、バンダイのガンプラは、手のかからない玩具という時代のニーズに応えているから、模型が売れない昨今にも気を吐いていられるんだと思います。

翻って、模型が最も模型しているガレージキットはどうでしょうか?
これも完全に推測です。

○ガレキのケース(美少女フィギュアは除く。あと転売目的も除く)
50%:コレクション目的で購入し、組み立てるつもりもない人
30%:作るつもりはあるが、ずっと積んである人
10%:仮組み段階で作業は止まっている、もしくはやる気がなくなってしまった人
10%:すべての工作をこなし、拘りに程度の差こそあれ、全塗装する人
ほぼゼロ:程度の差こそあれ、改造、改修までこなす人

って感じではないでしょうか?
ガレキって、作る難易度が非常に高いこと。高価であること。一般的に購入するチャンスがなく、限定品かそれに近い模型であること。
以上の理由から、半分くらいがコレクターアイテムと化している気がします。
つまり、模型店に売られている一般的プラキットに比べて相当の高確率で、コレクション目的で買われているのではないかと。
実際、ガンプラのサイトは非常に多くありますが、FSSガレキを扱っているサイトって、そう多くはありませんよね。

私も買いはしましたが、しばらくは手を着けられない状態(積みの消化や技術的な問題に依り)なので、分類としては「作るつもりはあっても積んでいる人」になりますね。
が、これは勿体ないです。
前にも言いましたが、模型とは「組み立てるために造られている」のです。
どんなに難しくても、理不尽であったとしても、必ず完成させる道はあるのです。いや、物に寄るけど。

FSS20周年のブースに行った人はほとんど実感されるとは思いますが、「たまに取り出してパーツや説明書を精査し、完成品は雑誌やネットで見るだけ」っていうアプローチの仕方より、実際に組みあがった立体物の方が圧倒的に破壊力がありますよね。
実際に完成品が目の前にあるだけで、すんごく興奮するのです。

頑張って手を動かして、組み立てていきましょうよ。コレクションアイテムなんぞにしないで。
私も頑張りますって。
本当に素晴らしい造型をなされているガレキだからこそ、組み立てるだけで大変なキットだからこそ、完成したときの喜びは計り知れないと信じて。

大体アレですよ。
今回買わせていただいたシリコントライブさんのエンゲージオクターバーSR1は22000円。
レッドミラージュ軽装版なんて40000円ですよ。
ハッキリ言って、馬鹿みたいに高いですよ。レッドミラージュ一騎(一機ではないらしい)が、MG10個分のお値段ですよ。
勿論、ガレキの制作事情を知っていれば、この値段は妥当だと誰でも分かります。
むしろ、この値段でこれだけ精密な造形物を分けてくれることに感謝しなくてはならないでしょう。
何ヶ月もの時間をかけて、延々と原型を彫刻していくわけですからね。物凄く細かいところまで。
シリコントライブの西山さん。基本的に一人でやっておられるわけですから、その労力たるや並大抵のことではないと思います。

が、単純に金銭的値打ちで言えば、一人の財布から出る4万なんて相当な出費ですよね?ハワイくらい行けますよ。
そんなにお金を出しているのに、結局パーツを眺めて喜んでいるだけなんて、雨の日に植木に水をやるようなものです。
禿がバリカンを買うようなものです。
無意味です。

私は時が来れば頑張っちゃいますよ。
んで、徹底的に楽しませて頂きます。

で、今回のFSSブースのメインだったと思われるキット。


1/35レッドミラージュ
(C)TOYSPRESS

1/35レッドミラージュ。
こいつはインフェルノナパーム(フレイムランチャーユニットとどう違うの?名前を変えただけ?)ですが、隣に普通のレッドがありました。
海洋堂さんのキットだったかな?キットそのものに圧倒されて、あんまりクレジットを見てませんでした。
今現在、どういう事情なのかは分かりませんが、海洋堂さんはFSSのキットを作れなくなったみたいですね。
FSSという素晴らしいデザインを立体にしてくれるメーカーが減ってしまうのは哀しいです。
何があったのかは分かっておりませんが、是非とも海洋堂さんに復帰していただきたいですな。
で、もし良ければ、コトブキヤさんにも参入してもらって、プラキットで再現!!して欲しいけど、これは永野さんの方針上、不可能なことかな。

で、このレッド。とにかくでかい。70cmくらいの全高があるのではないでしょうか?
定規で70cmっていうとたいしたことが無いように感じます。それは立体的ではないからです。
バンダイが出した宇宙戦艦大和にしても77cmくらいありますが、やはり細身なので、このレッドの迫力には太刀打ちできません。

幅と奥行き(厚み)。そういったものが立体的に感知できるようなキットとなると、70cmという迫力は半端ではありません。
ま、写真では、その辺りのサイズ感はスポイルされてしまいますけどね。
やっぱ大きいことはいいことですな。

が、このキットをもし私が買える状況になったとしても、おそらく買うことはないでしょう。
なぜか?

大きすぎて、精密感がないというかそんな感じで、玩具感が漂っているからです。
やっぱり模型ってのは程よい大きさで、精密に造りこまれているのがいいですね。
キットは、15~30cmくらいが丁度いいのではないかな?

ボークスさんも1/35を再販しなかったりするのは、その辺に事情があるのかも。

そして、さらに超絶キットのお出まし。


噂のレッド・インフェルノナパーム
(C)TOYSPRESS

伝説のキットです。
定価78000円(税抜き)の「レッドミラージュ・インフェルノナパーム」です。
ネットで非常に素晴らしい技術をお持ちの人が作った物は拝見させて頂きましたが、やっぱり立体となると迫力が違います。
こんな素敵な物を見せられると魅せられてしまって、シリコントライブさんのキットでレッドは打ち止めにしようと思っていても買ってしまいそうですね。

他にも沢山のモータヘッドのキットがありました。
ワークショップキャストさんやWAVEさんのプラキットまで。
が、全部載せるのはナンセンスですね。ネットで素晴らしい作例が拝めますから、私の下手な写真など見ても仕方ないわけです。

ここでMHのガレキを見て、改めて永野さんのデザインは素晴らしいなあと思いました。
ずっと欲しかったキット、このブースで見て欲しくなってしまったキットを挙げると、

マシンメース・オージェ(AUGE?)
Vサイレン・ネプチューン(本編版)
Vサイレン・プロミネンス(本編版)
ナイト・オブ・ゴールド
バッシュ・ザ・ブラックナイト
エンゲージオクターバー・SR3
ガスト・テンプル
アシュラ・テンプル
ファントム・スカーレット
クラウトスカッツ(ボルケシェッツェ?)
アルカナ・サイレン
ジ・エンブレス
オージェ・アルスキュル

他にもレッド(やっぱり一番好きだから)の色んな種類も欲しいし・・・。

などなど。すべて買ったら、軽く20万ペソは越えますね。ははは・・・・。
模型趣味なんぞやるべきではないぞ、少年。

今現在、ボークスさんが20周年記念として、毎月過去作を再販していますね。
ここ数ヶ月何度もボークスさんのサイトに行きましたが・・・どこでやっていたんだ?全然気が付かなかったぞ。

ま、気が付かなくて良かったかもしれませんね。またお金が飛びますから・・・。
今この瞬間に、ネプチューンが買えるみたいなんですよ。
ほっすー。欲しくてたまらない!!
我慢だぞ、俺。来月にはまたドーンとアレがあるんだからな。

今現在、一番欲しいのはネプチューンと、オージェ(AUGE)ですね。オージェはボークスさんかWAVEさんか迷います。
が、WAVEさんのは再販しないなんて言ってますな。ヤフオク頼み?
でも、ヤフオクのガレキって、海賊版が横行しているし、ちょっと怖いんですよねえ。

立体的バランスとかはいまいち分からない私ですが、FSSのガレキを一般販売しているメーカーさんで個人的に応援しているのは、WAVEさんです。

サイズを1/144と小さくすることでガレキの値段をなるべく下げて一般人(?)が買えるような値段にしようと努力したり。
カラーキャストにすることで、ガンプラばりの墨入れのみで終了でも見栄えがするようにしてくれたり。
モーターヘッドの繊細なディテールを再現し辛いプラキットで頑張ってくれたり。
新しい試みを一生懸命探っているようで、私は非常に期待しています。

やっぱり作り易いプラキットでの販売っていうのは偉いと思いますよ。これがなければ私もFSSに出会わなかったわけですから。出会わなければ、こんなに金が飛ぶこともなかったですけどね。
痛し痒し。
ただWAVEさんのプラキットは種類が少ないんですよね。開始から17年?もっと?経つのに、1/100は実質3種類(増加パーツは除いて)。1/144なんて2種類しかないんですよねえ。
金型はお金が非常にかかるものですから、バンダイみたく10年後に利益を回収できればいいやっていう体力を持っていない企業には厳しので、仕方ないのですけど。

プラキットといえども、WAVEさんの1/100MHシリーズは非常に難易度が高いですからね。
あるところでは、ガレキよりも難しいとか言われてました。さすがにそこまではないだろうと思うのですが・・・。
説明書を見てみると、本当かもって思いますね。
ポリを加工するなんて当たり前。エッチングパーツを溶かしたプラで固定とかやらされますから。
やりたい自分も怖いんですけどね。

1/144は1/100よりも後になって造られたものですから、精密さや作りやすさなどは格段に上がっています。
これ、本当にプラキット?って感じのディテールですよね。スタイルも非常に優れていますし。

WAVEさんのコストダウンへの試行錯誤は応援したいです。

さて、FSSのお話は終わり。
次はワンフェス特有のアレな世界に突入です。

なんか変なのがありました。


呂布?

ええ!!呂布?三国志の呂布奉先?人中の呂布。馬中の赤兎。って言われたあの呂布が、どうして女なの?
どうしておっぱい出しているの?

さらに・・・


美髯公、関羽?

ええ!!関羽?あの美髯公の関羽雲長?髭のシラミでも取っていろって曹操に言われた、「兵一万に匹敵する」と言われた、あの名将関羽が女?巨乳?
しかもセーラー服?

全然分かりません・・・。
理解不能ですよ。

これ、企業ブースなんですよねえ。個人ブースだけでなく、企業ブースにもこんなキモオタ向けのアイテムがゴロゴロとあるわけです。
ってか、FSSのガレキで有名なボークスさん、WAVEさん、海洋堂さん。すべて、この手のフィギュアを出しているんですよね。
やっぱり硬派なマニア向けの模型よりも、キモオタ向けの美少女フィギュアの方が売れるんでしょうね・・・・。
哀しくなりますよ。

超絶造型をできるFSSの原型師さんが美少女フィギュアなんぞ造ったら、一日でできてしまうのではないかな?
さすがにそれはないか・・・。
でも、圧倒的に簡単でしょうし、値段もFSSガレキの3割OFFくらいで意外と高いですから、利益率もいいんでしょうね。
美少女フィギュアの収益がFSSガレキにも廻されているのかと思うと、ちょっと複雑ですね。
うまい美味いと食べている鯉が、実は人糞で養殖されていると知ったときくらいに、憂鬱な心境です。

ま、ね。美少女フィギュアだから悪いとは思いません。ちょっとは思っているけど。
造形美を追求するという根本的なところは、一般的な模型と変わらないわけですから。
ただ、エロにするのはどうよ?ってことです。

個人的に非常に応援しているコトブキヤさんのブースにも美少女フィギュア(しかもエロの)があって、萎えてしまいました。
ま、いいんですけどね、どうでも。
スパロボやアーマードコアのキットではなく、ゾイドのキットが沢山並んでましたね。
かなりファンが多いらしく、みんな写真とりまくりでした。が、なぜか私はゾイドには食指が動かないんですよねえ。
この基準は何なんだろう?五体がある人型に近いメカじゃないと駄目なんだろうか?

MAXファクトリーのブースにはなぜかステージが設置されていて、女装して女言葉で喋るオジサンがいました。
誰だかは知りません。どうでもいいです。
が、そこに体操着でブルマのコスプレをした女がいたのには苛立ちました。やりすぎだろう?恥ずかしくないのか?
ロリコン狙いなんでしょうね。子供っぽい女でした。ランドセルも背負ってましたし。
幾つくらいなのかは、顔を見ていないので不明です。
MAX渡辺さん。もう一度、昔みたいに凄まじい模型を造りませんか?あなたの作ったダンバインやサーバイン、エルガイム。私も買いたいですよ。
エロフィギュアなんぞ、面白くもなんともないですから。ブルマなぞ糞喰らえですよ。
その凄まじい腕前で、もう一度、面白い造型をしましょうよ。

その後、個人ブースを一周してきました。
ほとんどがエロフィギュアでして、どうでもいい感じでした。
が、中には面白いのもありましたよ。ゴジラのソフビ(?)人形とか。

でもやっぱり個人ブースは変な雰囲気でして、エロのところにしか人が集まっていない。行列ができているのは、みんなエロフィギュアばっかり。
で、売り切れのところや人のこないところは、やる気がないのかゲームとか携帯弄りとかしている人が沢山いました。

気になったのが、普通のガンプラを売っている人たち。割引を大きめにして。
旧キットとかがほとんどでしたが、中にはこの間発売になったばかりのHi-νが沢山積んであるのもあって、これはいいのだろうか?と考えてしまいました。
旧キットはおそらく、出品者が作るつもりで買ったんだが、ずっと積んであってやる気もなくなってしまったから、積みを処分してしまおうってことだと思うんですよ。

が、新製品のHi-νはどうなんでしょうねえ?
問屋と直接交渉できる人がいて、幾つか買ってきたんでしょうか?
根本的に、あそこでやっていいことだったのでしょうかね?
ま、どうでもいいんですが。
FSSを見たあとだと。Hi-νにはまったく食指が動きませんでしたねえ。
ええ、未だに買っていませんよ。「HI-ν発売記念。独り逆襲のシャア祭り」とかやっているくせに。

レイズナーとかダンバインとかの旧キットにはちょっと食指が動きましたねえ。我慢しましたが。
これ以上、積みを増やしてどうするんだと。

いい加減に個人ブースを廻り終え、一旦外へでて一服。個人ブースで吸ってしまった毒気を抜きます。
で、もう一度FSSブースに行って、その雄姿を脳裏に刻み込み、ワンフェス会場をあとにしましたとさ。

いやはや。これだけ色んなことを書きましたが、実は会場内にいたのはほんの2時間程度ですよ。13時頃には帰り道でしたから。
途中、新宿に寄って雑貨を買い、ついでにボークスさんのショールームにも寄り、15時半には池袋で遅い昼飯を食ってましたから。

ボークスさんのショールーム。閑散としていましたねえ。何ででしょうか?
駅から離れているから?割引がヨドバシよりも低いから?
でも、ガレキは思った以上に置いてありましたね。
ああ、ネプチューンが欲しかった・・・。
ここにあった1/35KOGは素晴らしかったですね。大迫力。眺めていて幸せでした。

ま、私のような人間でも、それなりにワンフェスを楽しめました。なぜならお目当てが買えましたからね。
内容の8割は、まったく興味がないか嫌気するような内容でしたけどね。
やっぱFSSのキットは最高ってことです。
これからもFSSのガレキが沢山出品されるようなら、また行くかもしれませんね。
先立つもの=お金が工面できたら、ですけど。

やっぱりイベントでしかお目にかかれないシリコントライブさんのキットが欲しいですよね。
ファントム・スカーレットとかは、私のリビドーをグリグリと刺激します。

〆ということで、もう一度。

素敵なキットをありがとう。シリコントライブさん。
そして、できればネプチューンとAUGEを、そのゴッドハンドで作ってください。って、無茶?
ごめんなさいね。消費者の気楽な願望を言ってしまって。

では。

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今日のギラ・ドーガの時間です。
今回で、仮組み完成まで持っていきます。

相も変わらず、手が遅い私です。パーツが100個くらいのキットに組み立て3日もかけていたんでは、ガレキなんてどうなることやら。

ともかく、頭部です。


顔

ジェガンさんと同じく、左右分割です。
せめて。せめてせめて!!前後分割にしてくれないか?バンダイさん。

モノアイとか、様々なディテールや凹凸のあるところをぶった切られると、合わせ目処理がすんごく大変なんだよー。

しかし、後頭部の下の丸モールドは何なんでしょうね?
まさか、スラスター?んな馬鹿な。首がすっ飛ぶぞ。

ま、有体に言えば、隙間隠しだろうと思います。で、ただの板だと余計に不自然だから、こんなモールドがあるのではないかと。

ジェガンさんの腹の下や脹脛にもやって欲しかったです。

胴体にくっ付けてみましょう。


歪んだ顔

ん?・・・、・・・・。
お前、顔、歪んでないか?

歪んでますよね?明らかに。顔の左側、向かって右側ですが、ラインが上にずれています。
これのせいで、肩頬だけで笑う、嫌味な奴みたいに見えます。

ま、古いキットですからね。段差やバリなどは仕方ありませんよ。
すんごく細かいところですが、直せるかな・・・。

次はバックパックです。


バックパック

サイズがジェガンさんの倍くらいあるのに、スラスターノズルは小さいですねえ。
機動力はジェガンさんの方が上?で、燃料は沢山あるから、航続距離はギラドーガさんが勝るとか?

ま、いいや。早速装着してみます。


バックパック装着

やっぱりでかいぜ。
背負い物は大きい方が格好よく見えますからね。
でも同時に、でかいだけじゃなく、バランスが取れていないといけませんけど。

本体の組み立ては終了しました。
あとは武装一式です。

一気にやっつけるぞ~。


剣と斧と盾と

右肩のシールド(?)とサーベル系です。
4種類もあるわけですが、実際には一つのサーベルがそれぞれの形状のビーム刃を発生させられるという設定のようです。

ジェガンさんは1本しかサーベルが付属しませんでしたからね。とても豪華なギラドーガさんです。

次。ライフルです。


指揮官用ライフル

指揮官用のライフルです。
なんでも一般兵用に比べて射程が長いとか何とか。

実はマダあります。ライフル。


一般兵士用ライフル

一般兵用ライフルです。
威力、射程は指揮官用には劣るが、マシンガンの様に連射ができるとか何とか。

銃口の下についているのは、グレネードランチャーか何かでしょうかね?

で、この一般用ライフル。もう一個あるのでした。


ライフル一覧

全部で3つもライフルが付いてくる、ゴーセイなギラさんです。

一番下が、もう一つの一般兵用ですな。
グレネードらしきものがなくなった代わりに、ストックが伸びています。
今現在の磐梯山では考えられないくらいのオプションですね。こんなに武器が付いてくるなんて。

真ん中のグレネードですが、パーツの長さや固定位置が微妙にずれているようで、ただ組んだだけではずれます。
ちょっとだけですが、すり合わせが必要ですね。
固定強度もかなり低いので、すり合わせが終わったらすぐ接着ですね。

ここまで来て、当然の疑問が生じます。
一般兵用のライフルはあるが、指揮官用の顔(角あり)だけ写しているとはどういうことだ?

結論から言いますと、一般兵用の顔(角なし)はありません。
説明書に依りますと、一般用の顔を作りたければ、角を折れ!!ということだそうです。
ええ、そうですよ。破壊するんです。角を。

これは怖いですね。一回角を折ったら、もう二度と指揮官用にできないんですから。
ま、金のある人ならパーツ注文。あるいは2個買いしてくださいねってことかな。
工作力のある人なら、角を着脱可能にしてねってことで。

私は・・・指揮官専用で行きます。

次。盾です。


盾

なんと、真ん中から曲げられます。

が、ここも昔のキットらしく、パーツの噛み合わせが若干悪いです。
ただはめただけなのに、パーツが白化しました。

注意しながら、徐々に力を加えていき、折れないようにしましょう。

まだ武器は続きます。
次はロケット砲。シュッツルムファウストといわれるものです。


ロケット弾

しゅうりょ~。

本当に、沢山の付属武器をお持ちのギラさんです。
どう考えてもジェガンさんよりも上ですよね。

さて、この盾。またもや裏側にエージェンシーとか書いてあります。
そういえば、右肩のシールドの裏には磐梯と書いてありました。
なんかイラつきますな。

このロケット砲の接続も、かなり無理矢理です。
パーツの噛み合いが悪く(これは金型劣化ではなく設計が原因だと思う)、ここも白化しました。

しかもです。盾の裏は凹んでいますね。この凹みを利用してロケット砲を差し込んでいるんですよ。
ロケット弾の部分、太くなっているところですが、ここはこの凹みがなければ差し込めないようになっているんですよ。

盾の裏側を設定道理に作ろうとする人は、ロケット砲の接続部も作り直す必要があるわけす。
そして、ロケット砲の接続部は、上下別パーツ化されているところの接続部も兼ねているので、そこも作り直す必要が出てくるわけです。

これは・・・・


三面図

さて、組み立て完成しましたね。

大きな盾と、両手のライフルでとても量産機とは思えないギラさんです。

試しに比べてみましょう。


量産機比較

どうみてもギラさんの方が強そうです。
ライフルは本来一個なので差し引きますが、それでもギラさんの方が武装も豊富で盾も大きく、装甲も厚そうです。
機動力は、ジェガンさんの方が高そうですね。

なかなかどうして。ギラ・ドーガのキット。いいものではないですか。
確かに、綺麗に作ろうとするとそれなりに大変ですが、フォルムなどはいいものだと思いますよ?

さて、そろそろジェガンさんの接着剤が固まる頃だと思うので、そっちに戻ります。
ギラさんに復帰するのは、ジェガンさんが完成してからですな。

では、今日のギラ・ドーガは終わりです。

また。


拍手[0回]

さて、今日のギラ・ドーガのお時間です。
今回は上半身を組み立てます。

下半身では連邦の量産機ジェガンよりも性能の良かったジオンの量産機ギラドーガさんですが、果たして下半身では?

早速見ていきましょう。


胴体

構造的にはジェガンさんとまったく一緒です。

サクサクと脚をはめようと思ったら・・・はまらねえ!!

困りました。デザイン上仕方なかったのかもしれませんが、股関節基部のフンドシに脚を差し込んでから胴体を組まないとダメなんですよ。
胴体を組んで、後から脚を差し込もうとすると、腿を差し込む隙間が足りなくて、入らないんです。

ダメですねえ、これは。
基本工作をするにも塗装をするにも、この欠点は大きいですね。
なんとか加工をして脚を後からはめられるようにしたいですね。

ま、改造方法は置いといて、とりあえず組んでみます。


合体

股関節の♂を、がに股にできるように角度をつけているのはバンダイさんのデフォルトですが、これを見ても分かりますが、役に立ってねえ!!
ほとんど真正面です。

もっと角度をつければよかったのに。なんでこんななんだろう?
ギラドーガさんは膝を回転軸にできない構造なので、股関節でがに股にするしかないんですよね。

やっぱりボールジョイントを移植するしかないかな。

次は拳です。


拳

構造的にはジェガンさんとまったく一緒ですが、金型が痛んでいたためか、バリが少しだけでています。
お陰で指をはめるピンとかが全然刺さってくれませんでした。

次。前腕。


前腕

ここも膝と同じでギラさんが優れた部分です。
肘関節の♀、ポリを前腕に持ってきていることは重要なことです。
これによって、肘を回転軸として回しても、肘を曲げられるんですから。

ジェガンさんは、ポリが上腕に付いていた為、回転させると肘を曲げられなかったのですよ。
こいつのお陰で、上腕に回転軸を新造しなくて良くなりました。
よかった良かった。

次。上腕。


上腕

見て分かるように、上腕と肩が一体です。
ジェガンでも同じでしたが、ギラドーガさんの場合、パイプとかのモールドがあるため切り取り辛いんですよね。
なので、肘関節の構造はありがたいです。

ただここで問題になるのは、肩についているスラスターとその覆いです。
これが馬鹿みたいにポロポロ取れるんですよ。はめ込み強度が低すぎです。
ま、接着すれば問題ないですがね。

で、腕の各部分を合体させましょう。


右腕完成

右腕完成。

左腕は肩の構造が少し違います。


左肩

いかにもザクの後継機といった感じの、スパイクの付いた肩。
これのお陰で、左右非対称になっているわけですな。素敵だと思います。


両腕完成

両腕完成しました。
さっそく胴体にくっ付けてみましょう。


三面図

現在、こんな感じ。

全身のシルエット、フォルムはいいのではないでしょうか?
ジェガンさんに比べて曲線が多く、いまいち面が見えないためか、ディテールが少ないような気もしますね。
その辺はきっと、塗装すればまた印象が変わってくるでしょう。

腕の可動確認。


可動範囲

充分でしょう。
肘の回転軸は表情をつけるのに使えますが、実際はそれを想定されて設計されていないため、回転させると上腕と肘の繋がりのラインが明らかにおかしくなります。
ま、仕方ないですな。

そんな訳で、今日のギラ・ドーガは終了です。

また。

拍手[0回]

行ってきました、ワンダーフェスティバル。
いやはや、草臥れました。いろんな意味で。

ワンフェスなる物があると知ったのは、つい一週間前。ボークスさんのサイトで見ていて知ったのでした。
その場で決意しました。
「俺より強い奴に会いにいく」
と。
なぜなら、今回は私の大好きなレッドミラージュ特集とかがやっているらしいと分かったからです。
行かねばならん。泣きすがる美女を振り切り、私は旅立ったのでした。

ま、事前に色々と調べていたので、なんとなくは分かっておりました。が、世の中そう捨てたものではない筈だと、考えておりましたよ。この時点では。
しかし!!
模型店でガイドブックを買って中を見てみたら、私の淡い期待は裏切られました。

美少女フィギュアばっかじゃん!!

もうね、馬鹿かと、阿呆かと。
いや、単純に女の子のフィギュアとかを作っているだけなら、究極的には、普通の模型と同じ根っこから出ているわけですから、あってもいいとは思います。
ですが、
なぜエロなのか?
なぜ裸にするのか?
なぜM字開脚しているのか?
なぜオマンマンまで作る必要があるのか?
生身の女が世の中の半分を占めているのに。

教育的に悪いとかそんなことは関係ありません。
人としてどうよ?これに尽きます。
こういうのを見て、喜ぶ人がいるから作る人もいるのでしょうが、正直イラつきますね。                                                                                 

このキモオタが!!

とね。

ま、私には関係のない分野です。ファイブスター物語の関係を洗い出します。
が、ガイドブックが使いにくい!!出店ディーラーを50音順に並べているだけなんですよ。なので、どういう商品を出すのかが分からない。
それこそ、よっぽと詳しい人でもない限り、これを見て内容を把握することなんて出来ません。

企業はある程度分かるように書いてありますし、サイトを見ればもっと詳しく載っているのでいいとして、個人ディーラーの方はもうお手上げです。
これを見て分かる人はいないと思います。

もう少し分類して欲しいものです。
メカキットの分類と、美少女の分類とかね。
で、メカの方は、どういうキャラのどういう物(キットなのかフィギュアなのか)などで細分化してくれれば、ある程度の目星は付くのですがね。

ともかく、事前に面白そうなものを売っている個人ディーラーを割り出すのは不可能だと悟り、この辺りのことは諦めます。
ま、元々FSS関連にしか興味がないわけで、割とどうでもよかったんですけどね。

で、日曜朝出発です。
駅に向かう最中、忘れ物をしてことを思い出して、一旦帰宅。
電車に遅れるのが嫌なので、走ります。
そしたら、何でか知りませんけど、乗車した直後にすんごく気持ち悪くなりました。

吐きそうです。お腹に硬くて重いものが入っているような、胃が硬直した様な、そんな感じです。
で、立ってられない。膝に手を付いて、前かがみでいました。
でも体がドンドン冷たくなっていくようで、しかも脂汗がダラダラと出てきます。
こりゃあ、行けないかな?と本気で考えました。
が、無理してもいく決意でした。なぜなら、欲しいガレキが出品されると、数日前に知ったからです。
そのガレキとは・・・ま、後で。

なんとか池袋に到着。体調も大分良くなりました。あっさりと危機的状況を脱しえたとは、一体あの気持ち悪さの原因は何だったのか?
謎です。
で、そっから国際展示場駅まで埼京線で。

駅に着いたあと、おそらくあっちだろうと歩いていくと、物凄い行列ができています。しかも2本。
ビックサイトから出ている列と、通り挟んでもう一本の列と。
最初は、これは別の行列だろうと思っていました。まさかこんなに並んでいる筈がないよねと。

しか~し。こいつら、みんな同じだったのです。
行列の終わりを目指して歩き続けるも、まったく終わりが見えてきません。
オイオイ、どこまで続くんだよ。

歩いているうちに、なんだか懐かしい光景が広がってきます。
あの観覧車、前に乗ったことがあるぞ。この道、歩いたことがあるぞ。
でも、行列の終端はまだ見えません。

1km以上も歩いたでしょうか?ようやく終端が見え始めました。
と、その時、行列が動き始めました。開場したのだなってのが分かります。
このまま歩いていくのが面倒なので、終端が自分のところに来るまで待ちます。

ええ、もうこの時点でやる気はかなり失せてました。1km以上(2kmまではなかったとは思いますが、あるいは・・・)も列ができているわけです。
4列くらいになっていましたから、10人が2mの中にいるとして計算すると、おおよそこの時点で6000人以上も並んでいるわけです。
もう、ムカついて仕方なかったです。
ほとんどの奴らが、キモオタですって顔をしているんですよ。そういう人たちって、独特の顔と雰囲気と挙動を持っていますから、コンマ2秒で分かります。

お前らなんなんだ!!

ほとんどが美少女フィギュアを買いに来た人たちでしょう。そんな中に私は混じらなくてはならないのです。超不愉快です。
まったく目的が違うのに、同じ列に並ばされるとは。しかも、こんな連中と。

焼き払え!!どうした化け物。それでも世界で最も邪悪な一族の末裔か!!

そうも言いたくなります。
こんな連中のせいで、私は目的のキットが買えなくなりそうでした。
列に並びながら、「あ~あ。今頃は売り切れになっているんだろうなあ」と考えると、美少女フィギュアで勃起している奴らとは対照的に、私のは萎えてしまいます。
中には、ごく普通の人も混じっていましたのがちょっと救いでしたけど。ああ、この人はきっとまともな模型を見に来たんだろうなあと。心が洗われるような存在でした。
10人に一人いるかどうかって感じでしたけどね。

そんな訳で、列に並び始めたのが10時ごろ。漸くビックサイトの建物内部に入ったときには既に11時でした。
1時間も並んでいたわけです。
しかし、建物に入った後も、まだまだ行列は続いています。そこから数百mくらいあるんですね、会場まで。

で、漸く会場入り口まで来ました!!
そこには分岐点があって、企業ブースはこっち。個人ブースはあっちってなっているわけです。
勿論、私は企業ブースに行くわけですから、こっちです。が、あっちの個人ブースに行く人の方が圧倒的に多かったのは笑いましたね。
やっぱりほとんどが美少女Fを欲しがる奴らなんだなと。

会場に入ると物凄くごった返していました。
人ごみが大嫌いな私はゲンナリしてしまいそうですが、そうも言っていられません。
あのキットの元へ、なるべく早くたどり着かなければならないのです。

私が欲しかったキットとは、シリコントライブさんのFSSガレキ。レッドミラージュ軽装版と、エンゲージオクターバーSR1でした。
シリコントライブさん。イベント販売しかしていないようでして、こういう時でもなければキットを買えないわけです。
写真を見ていて分かっています。大手のボークスさんやワークショップキャストさんと同じかそれ以上に、素晴らしい造型であることを。

急いでいるのですが、どこで売っているか分からない。
で、気が付くと、目の前にシリコントライブと書いたTシャツを着ている人がいます。
当然聞きます。
「シリコントライブさんの販売って、どこでやっていますか?」
「この通りを真っ直ぐ行った所にありますよ」
親切に教えてくれました。

私は通りを真っ直ぐに行きました。
が、まだ分からない。結果論ですが、人はゴチャゴチャしている上に、シリコントライブさんの販売カウンターの側に展示してあったキット完成品を撮影している人がいて、カウンターがろくに見えなかったんですな。
さらに、POPなどを大きく掲げているわけでもない。

一周して戻った後、同じ人に聞きます。
「御免なさい。判らないです」
彼は物凄く驚いた顔をして、言いました。
「ええ!判らないんですか?」
なんか凄く悪いことをしているような気分になってしまいました。
「ああ、撮影している人がいるからかな・・・。じゃあいいですよ。案内しますよ」
親切な方です。

で、漸くカウンターに行きますが、行列になっていると思っていたので、
「えっと、ここで買えるんですか?」
「ええ、買えますよ」
眼鏡をかけた優しげな人と、それより背の高い人が笑顔で答えてくれます。
まだ心配事はあります。
「並ばなくてもいいんですか?」
「ええ、大丈夫ですよ」

やばい。行列がないってことは、既に売切れたって事だろうか?という疑念を拭いきれないまま、「これとこれを下さい」って言ったら、アッサリでてきました。
買った商品が完成品として展示してあったので、そいつの写真を載せます。


エンゲージオクターバーSR1
(C)TOYSPRESS

エンゲージオクターバーSR1。素晴らしい造型ですね。
こいつと、


レッドミラージュver.3軽装版
(C)TOYSPRESS

レッドミラージュver.3軽装版です。
いや~。格好いい!!
買えて良かった~!!

案内してくれた人。ありがとう。
カウンターで販売してくれた人。ありがとう。
それから、原型を作っておられる西山さん。素敵なキットをありがとう。

一般販売はされておらず、イベントでしか買えないシリコントライブさんのキットですから、今までは凄い行列になっていたそうで、私も買えるとは思っていませんでした。
が、簡単に買えました。
なぜか?

今までヤフオクで儲けようと考える転売屋が一人で沢山買ってしまい、作りたい人が買えなかった。
が故に、西山さんは、一人3種類までで、1種類につき1個まで。列への並びなおしは可。ってルールを作ったんですよね。
これって販売者としてはリスキーだと思うんですよ。販売者としては、買ってくれるなら誰でも良いわけですから。
一人の人が大量に買ってくれるなら、こんなに楽なことはないわけです。
しかし、作りたい人の立場に立って、こうして自分がリスクを背負い込んで、なるべく多くの人が買える形にしてくれました。本当にありがたいことです。

さらにです。今回は、ワンフェスには出ないって言ってましたが、直前になって参加決定をしていました。
ガイドブックにも、シリコントライブさん名前はありません。なので私もワンフェスの4日前まで知らなかったんです。
これは完全に推測ですが、こうやって参加を大々的に宣伝せずにやれば、転売屋はほとんど来なくなり、本当に興味のある人だけが買えると考えたのかもしれませんね。
物凄くリスキーですが。まったく宣伝をしていないわけですからね。
本当に、模型ユーザーのことを考えた販売をしてくれているのだなあと感じました。
自分だけがリスクを背負って、ダダ余りの在庫を作る可能性の高い販売方法をとってまで、本当に欲しい人に分けてくれるわけです。
私は涙が出そうです。

ま、単純に新作が間に合ったから、急遽参加しただけかもしれませんが。

でも、そうとも言い切れないんですよね。
何の準備もしておらず、急遽参加を決定したのなら、どうして新作だけでなく既製品のキットのほとんどを売ることができるのか?
なぜ個数をちゃんと確保できたのか?
急遽参加決定したのだとしたら、なぜ企業ブースに入り込み、ボークスさんやワークショップキャストさんと並んで販売することができたのか?

内情はまったくわかりませんが、私は前者の「ユーザー思いの結論」だと信じたいですな。
といっても、転売屋ってのも必要悪なところがあるんですよねえ。
色んな事情で会場にこれない人も、何割増しかの金を払えば買えるってのはありがたいですよ。倍額とかになるとちょっとやりすぎって思いますけどね。
3割増し程度なら、文句もないかと。交通費、労力その他を差し引けばね。

私はガレキを作ったことすらない人間ですが、必ず作りますよ。ええ、意地でもね。
こんなに素晴らしいキットを手に入れたんですから、作らなければ勿体ないです。
コレクションとして新品を手元に確保し、組み立てはせずに、たまに説明書と精密に造型されたパーツを眺めているだけでは、キットにも原型師さんにも申し訳が立ちません。
模型は作るためにあるわけですから。

いつになるか分かりませんが、必死になって作らせていただきます。
ヒーヒー言いながらでも頑張れば、あの素晴らしい完成品が約束されているわけですから。
いつ作るかは分かりませんが、準備が整い次第。おそらく今年中には・・・。

ガレキって大体の作り方は分かるんですが、肩とか股関節とか重量のかかる関節は軸1本でいいでしょうかねえ?
肘とかの各関節の固定は軸だけで、接着とかはしなくてもいいんでしょうかねえ?
接着してしまうと、後々ばらせなくなるわけですから、多分普通の関節は軸だけで固定していると思うんですが。
ガレキの作り方が載っている本とか探しているんですが、見当たらないなあ。ガンプラなら沢山あるんですけんどね。

とまあ、そんな訳で、私は今回のワンフェスの本懐を遂げたわけです。
最大の目的であるガレキは手に入れたわけですからね。

エンゲージオクターバーSR1については、シリコントライブさんが出しているってのを知った時点で、他のメーカーさんではなく、ここで買おうと決めていました。
が、レッドは悩みましたねえ。
レッドミラージュはFSSの象徴的なモーターヘッドですし、色んなメーカーさんが素晴らしい造型で出しているわけです。
私個人としても、FSSに興味を持った原因は、WAVEさんが出しているレッドのプラキットがあまりにも格好よかったからなわけですから。

個人的には、ver.3が欲しかったのです。
踵は二股よりもヒールの方がすっきりしていて格好いいし、肩から出たアームに盾がくっ付いているところも素敵ですからね。
で、それに加えて、ちょっと大きめの物が欲しいのです。バーンという迫力があるキットがね。
で、そんなレッドver.3はボークスさんかシリコントライブさんしかなかったわけです。
そっからは消去法です。
ボークスさんのver.3式典用は、盾が肩アームではなく前腕に装着しているんですな。これがちょっと気に食わない。
残るは3つ、ボークスさんのインフェルノナパーム装着型と、シリコントライブさんの式典用、軽装版です。

どこでもそうですが、式典用のレッドは槍が馬鹿長いです。置くところがありません。さらに、式典用よりも軽装版の方がコンパクト(幅はありますが、槍の分は)に纏められるし、迫力もあるわけです。
ここでシリコントライブさんの式典用は消します。
残るはボークスさんのインフェルノか、シリコントライブさんの軽装版です。
これは悩みました。

単純な大きさはシリコントライブさんの方があります。1/72ですからね。ボークスさんは1/100です。
どっかで聞いた話で、ボークスさんもワークショップキャストさんも、1/100ではなく、実は1/72だということですが、実際には1/72よりも小さいようですね。

ですが、迫力という意味ではボークスさんです。
両者の最も大きな違いは、インフェルノナパームを装備しているか否かですからね。
問題はこのインフェルノ~の取捨でした。

結果的に、シリコントライブさんの軽装版にしましたけど。
インフェルノ~は長過ぎること。
値段がシリコントライブさんに比べて倍であること。
などですね。

ガレキはただでさえお高いですから、やっぱり値段ってファクターは大事ですよ。

ま、そんな訳で、望むキットを手に入れて幸せな私ですが、ワンフェス見物は続きました。
物凄く長い文章になってしまったので、今回はこれでお仕舞い。

続きはまた。

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バンダイのことが大嫌いな筈なのに、ガンプラを毎日弄って、ブログまで書いてバンダイの製品を宣伝している(なっていないとは思いますが)私って・・・。

俺はバンダイの奴隷か!!

そんな懊悩の日々です。

さて、今日のギラ・ドーガのお時間です。
今回から組み立て開始です。説明書を見る限り、構造的にはほとんどジェガンさんと同じですが、所々変わっている部分もあります。

まずは足からです。


足

完成。
ジェガンさんよりも倍のパーツがありますね。
構造的にはジェガンさんと同じで、はめ込み強度の補完を、爪先と踵パーツで成しているわけですが、実際、爪先と踵のパーツははめ込み強度が充分なわけで、なぜ足のはめ込み強度が低いのか分からなかったりします。

はめ込み強度を強くするには、コンマ何ミリの精度が要求されるわけで、それを出すのが当時はお金がかかったと言うことでしょうか?
なので、一部分にしかそれをしていないとか。
分かりませんがね。

パーツ確認でモールドが細かいと思っていたパーツは、足裏に付くものだったのですね。
ということは、これはスラスターなのでしょうか?それにしては凹凸が少なすぎますが。

因みに・・・


足完成

爪先と踵はピン一つでもって足に固定されているため、こんな風に動かすことができます。
といっても、ほんのちょっとですが。

次は脛です。


膝下

ここもジェガンさんと同じですな。
ビス止めも同じ。

ここで思ったのですが、ビス止めって仮組みをしてから工作やら塗装をする人のための構造だったのかもしれませんね。
というのも、はめ込み強度があまりない方が、仮組みをバラす時に楽ですから。
ビス穴はパテ埋めすればいいわけですし。

で、両方できました。


膝下完成

ジェガンさんは脹脛の中にスラスターが内蔵されていましたが、ギラドーガさんは踝に付けられているみたいですね。

さて、足首の可動確認です。

可動確認

表情をつけるには充分な可動だとは思います。
ジェガンさんと同じで、なぜか外側に倒す方が可動が広いですね。
よく分からない仕様ですな。

ま、この頃は、可動範囲なんて考えて設計していませんからね。

次。腿です。


腿

簡単ですね。
早速付けてみましょう。


腿完成

これを見ても分かるように、膝裏からポリが露出していません。
何故かというと、上手な設計をしているからです。

根本的には脛に膝関節のポリをつけたことですね。ジェガンさんは、なぜか腿にポリを内蔵していましたから。
これが諸悪の根源だったわけです。

それとですね。ジェガンさんだと膝を伸ばした状態でポリの口が上を向くようになっていましたが、こいつはそうではないんですね。
伸ばした状態で、ポリの口は90度横を向いているんですよ。膝を曲げた時、初めて上を向くと。

それらのことから、ポリ露出を隠すことができたわけですね。
この設計者は偉いですね。ジェガンさんを設計したのとは別人か、あるいは同一人物であったとしても学習したのでしょうか?

ただ、上の腿パーツを見れば分かるように、膝に動力パイプがあるので、ジェガンさんと違って膝関節を回転軸にできません。

さて、膝のい可動確認です。


膝可動確認

ジェガンさんとほとんど同じですね。
前は動かず、後ろは90度。

膝関節の性能のよさ(ジェガンと比べて)に楽しくなりますね。ギラドーガさん。

そんな訳で、今日のギラドーガは終わりです。
また。





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