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今回は、顔を弄ってみました。
見てみましょう。
整形手術を施したわけですが、あまり効果がなかったような・・・。
でもま、アゴは幾分シャープになりましたr¥視、頬もスッキリしました。
しかし、こういうところを綺麗に削るにはどうしたらいいんでしょうねえ?
ナイフでやったんですが、かなりいい加減でしたよ。
やっぱり顔は難しいです。バランスもさることながら、根本的に細かい作業になりますからね。
さて、事前にやることが確定していた改造はこれで終わりです。
あとは迷っていたボディバランスの改修ですが・・・。
やらないことに大決定しました!!
メンドですから。その作業量たるや、ギラ・ドーガさんを遥かに凌ぎ、かつてやった1/100ガンダムに匹敵しますな。
ってか、ガンダムさんは関節弄りが主体だったわけですが、リガさんの場合はプロポーション改修となるわけですから、こっちの方が難しいです。
そんなわけで、リガズィさんの改修工事はこれにて終了。
今日のリ・ガズィはお仕舞いっと。
また。
今回はお約束の股関節ボールジョイント化に勤しんでみました。
毎度毎度やっているので、飽きてきています。
ま、手順の通りに写真をば。
左はアルテコでボールJ♀を接着したところですな。
右は♀を埋め込んだだけの状態。
今回使っているのボールジョイントはかなり小さいです。
というのも、このサイズのボールJが余っていたからです。これから使うとも思えないし、いいかなとばかりに使用。
ま、♂の棒の径は2mmで、今まで使っていたのと同じなんですな。
なので、1/144サイズなら大丈夫だろうと考えて使っています。
経年劣化で駄目になったら、その時考えます。真鍮線という補修手段も無きにしも非ずだし。
で、両脚完成した図が下。
今までで一番簡単な植え込みでしたね。
中に充分なスペースがあったし、平面で構成されてたし。
でも、さすがに連続3度目ともなると、飽きてきますな。
改造のための改造は好きではないのですが、そんな感じの気分になってきました。
次、ボールジョイント♂を腰に仕込みます。
今回は今までよりも少し洗練されたやり方でいきます。
というのも、今まではどうしても固定強度に問題があったんですね。
これを何とかしたいと。
で、こんな感じにしました。
普通のピンを途中で切断。径がかなり太かったので、2mmのピンバイスで開口。両脚分を貫通させます。
で、そこにボールJ♂を差込接着すると。
ま、失敗したんですけどね。
かつてのバンダイのキットは大体そうなっていたんですが、がに股に見せるため、股関節♂が上と後ろに曲がっているのですよ。
なので、立体的に曲がっているピンに対して真っ直ぐピンバイスで穴を開けていくのが難しいのです。基準となる線がないから。
で、右脚、最初にやったほうですが、角度が合わず、途中で食み出しました。
まあ、いいでしょう。
これが完成図。
右のピンが汚くなっているのが、上に書いた奴の補修工事跡ですね。
これまたアルテコで隙間埋めをしました。
結構簡単に終わった今回の股関節改造でしたが、やっぱり面倒ですよね。毎回やるのは。
お次は顔ですか・・・。
顔弄りは自信ないんですよね。かなり細かい作業を、相当の精度でもってこなさなければなりませんから。
ま、アゴ削りくらいはできるだろうということで頑張ってみます。
今回ちょっとアルテコを厚めに盛った所があって、そこをナイフで削っていたところ発見した事実。
アルテコって思いっきり気泡ができるんですね。
これ、ガレージキット作成に使った時に下手に厚塗りしちゃうと、埋めるのが大変になりますな。
しかし、見れば見るほど、リガズィさんは細かな改修した方がいい箇所ってのが見えてきますね。
主に脚なんですけど、腕も前腕を少し延長してあげた方がいいかもとか。
ま、やらないんですけどね。前腕は色分けのため、装甲が別パーツになっていますから、延長工作が2度手間なんですよね。
面倒だ。
上で改造のための改造はしないといいましたが、股関節改造も同じなんじゃないかと思えてきました。
というのも、私、キットが完成したら動かさないんですよ。動かすのは精々作っているときくらいで、あとはバランスのいい素立ちをさせて置いとくだけ。
それに気が付くと、なにも可動拡大のための股関節ボールジョイント化をする必要はないんじゃないかと思ったり。
ま、これをしておくと綺麗に素立ちが決まるのも事実なんでね。やって損はないんですけど。
ポーズ固定のモデルでも問題ない私ですから、そこはかとなく葛藤が雨霰。
いつか、可動があまりにも酷いキットを作ることになったら、ポーズ固定モデルへの改造にでも挑戦してみようかしら。
そんな訳で、今日のリ・ガズィは終了。
また。
ギラドーガさんも終わったので、今回から、既に仮組みが終了しているリ・ガズィさんに戻ります。
今日のリ・ガズィのお時間です。
今回は、リガズィさんの気になるところをチェックしていきます。
まずは全体像をば。
さて、どうでしょうねえ?
気になるところ、沢山ありますよね。
○腿が短い。これはバンダイの悪い癖。
○膝下が長すぎる。上の悪影響。
○腹が短い。これは出渕さんのデザイン癖。
○顔が不細工。逆シャアの呪い。
これだけありますが、これを全部直していたら、相当に根を詰めて頑張っても一月はかかるでしょうねえ。
腿を伸ばすとしたら、相対的に膝下を短縮しなくてはならないわけですが、リガさんの場合、脹脛の外側にバーニアのモールドがあるんですね。これが厄介。
モールドに違和感がないようにするには、その十字となるモールドの位置関係を維持するため、やはり膝下を上下の2箇所で切断・短縮するしかなく、相当面倒です。
かといって、膝下の工作が面倒だから、腿を延長するだけでいいやってわけにも行きませんね。
腿だけ延長すると、ただでさえ脚が長すぎる気がするリガさんのバランスが、さらに悪化しますから。
つまり、腰高になりすぎる。
どうしても、脚の短縮は必要です。
腹の延長も同じようなものです。
延長だけしていると、どうしてもヒョロっとした感じになって、ただでさえ線の細いリガさんが、より一層貧弱に見えてしまいます。
腕も短くなりすぎてしまいますしね。
詰まる所、横と縦の比率はいいと思うのですよ。
ギラさんみたいに胸が太すぎるわけでもないですし。
ただ、その縦の中の胸、腹、腿、膝下の比率が悪いだけで。
横と縦の比率を変えず、縦の中のバランスだけを変えるとなると、これは大事ですね。
考えられるのは、
腹を2mm延長。
腿を3mm延長。
膝下をバーニアを基準にして2箇所で切断、そこで合計4~5mm短縮。
こうなると思います。
面倒になるのは膝下の短縮工作。
膝のモールドや出っ張りなどのところも整形しなくてはなりませんし、脹脛のスラスター部分にも思いっきりかかってくるので、ここも綺麗に処理するのは大変な労力です。
一番厄介なのは、脹脛全体は直線ではなく曲線で構成されていること。
バランスを崩さずに脚の内外、ひいては両脚のラインを綺麗に仕上げるのは大変ですな。
この脹脛の整形処理は、想像以上に大変だと思います。
下手に削ると穴が空いてしまいますから、パテで裏打ちしてあげないといけませんしね。
ってか、脹脛の一番太い部分は、かなり細くしてあげないとラインが破綻しますから。上下部分は細いですからね。短縮しちゃったらその段差を埋めるために、削り込まなくてはならないです。
バーニアモールドの関係上、パテで太くすることはできませんし。
そうすると、脹脛が細くなってしまって、より貧弱になると。
難しすぎ!!
どうすればいいんでしょうねえ。
えらいことです。やりたくねえなあ。迷ってます。
ま、どうせ毎度のことながら股関節は弄るので、その改造の間に決めます。
多分、やりませんが。
元のままでも、これはこれでリガさんらしくて、そこそこ格好いいと思うんですよ。
というのも、個々のフォルムはかなりいいからなんですよね。顔以外は。
胸や肩などはいい形状してますし。
ただ、もっと格好よくしたいなら、上の工作をやった方がいいよってことで。
う~ん。どうしよっかなあ。
あと、顔ですが、これは一応、こうしようという指針は持っています。
頬からアゴのラインが悪いんじゃないかと思うんですね。そこを削ってシャープにしてあげれば・・・。
できるかどうかは分かりませんが、一応やってみたいと思います。
目もちょっと間抜けなんですが、手に余りますねえ。
さて、どうしよっかなあ?俺、手が遅いからなあ。
延長短縮工作。やらないほうに2000点!!
というわけで、今日のリ・ガズィは終了。
また。
~追記~
なんだか夏ごろ?にPGウイングガンダムのスペシャルverが出るみたいで・・・。
なんとお値段3万円!!!!!
ちなみにノーマルバージョンは15000円。
ええっとこれ、プラモだよね。プラスチックモデルキットだよねぇ?
3万はないでしょ、大量生産品で金型完全流用のキットが。
宣伝を見てみるとそれほど凄いことをしているとも思えないのですよ。
曰く、
1:羽を特殊加工で再現(どんな風に特殊かは、今のところまったく不明)
2:ボディの装甲をパールメタリックで再現。
3:羽を半透明素材にする。
4:一部にメッキも使うぜ。
とまあ大体こんな感じなわけです。
またメッキか!!ってのは置いといて。
なんつーか、FSSのメカ表現のパクリじゃん!!とね。
パールとか半透明とか。もう完全にFSSですよ。
モーターヘッドってのは永野さんが稀代のデザイナーであったからこそできた、完全にイメージの中でのロボットなんですよね。
設定の中ではモーターヘッドは最強の兵器であり、同時に最高の芸術品であると。
芸術品であるって言い切っちゃうわけですが、ちゃんと素晴らしいデザインをしているんですね。
溜め息がでますよ、本当に美しくて。
だからこそ、パール塗装とか半透明とか奇抜なメカ表現(パールはどうか知らないけど、半透明は永野さんが考えた)が成立するんですね。
でも、ガンダムって一般的な感性の持ち主(永野さんほどエキセントリックではない)がガンダムの世界を作っていってますから、当然既存の表現に捉われるんです。
なので、リアリティという名のパクリ。スケールモデルの塗装表現を踏襲したんですね。
ま、ガンプラ創成期にスケールモデルからガンプラに移ってきた人が多かったから、ある意味それが習い性になっているだけなんでしょうが。
ガンダムの世界のリアリティがスケールモデルと同じかどうかは知りませんけど。
今回のウィングガンダムは、完全にそれのパクリですよえ。
ま、いいんですよ、物が格好よくなっていれば。
でも、元となるPGウイングガンダムって、それほどいい造形ではなかったような気が・・・。
顔がアレなデキですよね。
メッキコーティングされただけで倍額になるってのはバンダイのお得意ボッタクリなわけですが、15000円を倍にするのはやりすぎではないかと。
これに3万だすなら、私は生嶋さんのバッシュ・ザ・ブラックナイトを買いますね。
25000円で買えますから。
塗装に拘っても、無茶しなければ(マジョーラとか)、3万以内には収まるだろうなと。
造形レベルは比較にならないほど、バッシュのキットの方が優れていますし。
Wガンダムが生後半年の赤ちゃんだとしたら、生嶋さんのバッシュはカール・ルイス(古)です。そのくらい、造形レベルは違うと思います。
ガレージキットとプラキットを比較しても仕方ない部分はありますけどね。
方法論が根底から違うわけですから。目的は同じだと思うんですけどね。
FSSに興味がない人でもね、3万だすなら、1.5万の普通のを買って、残りの1.5万にもう一万を追加してエアブラシを買って、自分で塗装した方が質感やらがしっかり出ますし、後々の模型人生も楽しくなること請け合いですよ。
どれくらい売れるんだろうなあ?
ほんとねえ、知りたいですよ。現在の模型の販売数を。
80年からの売り上げ個数と売上高。そして、購買層。
バンダイもどこを向いてやっているのかねえ。
実に不思議だ。
ブログを始めて既に半年が経っていたんですね。
いやはや、よく続いたもんだと思いますよ。
だって、誰も見てないんですよ?
一日のアクセスなんて10人前後なんですよ?
99%が一見さんですよ?
でも、色々と学びました。
ブログをやっていてハッキリしたこと。
それは・・・
みんな、新しいものにしか目がいっていない。
これです。
クロスボーンガンダムという新しいキットをやっていた去年の11月~12月。この辺りのアクセスが一番多かったです。
30人くらい来てましたからね。
が、その後、1/60ストライクガンダムでアクセス激減。
1月末から2月中旬で作っていたフライルーで持ち直しましたが、その後の旧キットシリーズ、独り逆シャア祭りを開始してからは、ずっとアクセスが低迷しております。
しかも、面白いのは、目指す単語検索で、ドンピシャリのことを私がやっているのに、それをブログ内で探そうとしていない人が多いんですね。
笑ったのが、「ストライクガンダム・ストライカーウェポンシステム」。
この検索で何人かいたのですが、彼らが来ていたころは既にフライルーをやっていたので、ここにきてもトップにはフライルーしかいないのです。
よって、カテゴリをクリックするか、ブログ内検索で調べるかしかないわけですが、それもしていないのです。
ぱっと見で見つからなければ諦めると。
他にもこんな事例が幾つかありましたが、私のような主体性だけで生きていて、それが人生の弊害にすらなっている人間にとっては、不思議なことでした。
調べようとしないんだね。、みんな・・・。
ほとんどの人は新しいネタばかりを検索し、検索で訪れてもパッと見で見つからなければ去る。
一般的に人ってこんいうものなんだなって実感しました。
別に否定しているわけではありません。そういうものだと言っているだけです。
ただただ、私は面白がっているだけです。一般的傾向というものを掴めた事で。
まあ、このブログも相当にやる気を感じられないものですよね。
新商品なんて扱ったこと自体稀だし(クロボンだけ)。
下手糞な工作力しかないし。
大昔のキットばっかり作っているし。
写真は汚いし。
なにより、絶海の孤島ですよ。
どこともリンクしていない!!
普通のサイトではありえませんよね。大体みんな沢山リンクしているものです。
ではなんだってこんなブログを延々と半年も書いているのか?
まあ、言ってしまえば自己満足なわけですが、勿論、それだけではありません。
私なら、こういう記事内容の方が興味深いと考えるから、書き続けているのです。
まだ買ってはいないけど、ちょっと欲しいと思っているキットがあったとします。
その場合、まず知りたいのは外観です。これはネット通販サイトにでも行けば、大体は分かりますね。
でもそこでは絶対に分からないこと。
それはキットの構造です。
どんな組み立て方をするのか?
色々な表現を、そのキットはどのような形で表しているのか?
どんな構造になっているのか?
パーツ別けはどうなっているのか?
関節構造は?
色分けは?
可動範囲は?
私はそういったことが知りたいので、自分のブログでは組み立ての時に、いちいちパーツを撮って、組み立て手順を撮影しているわけです。
非常に時間がかかり、面倒臭いですけど。
あと、正面とかの写真ってのが物凄く少ないんですよね。これ、問題です。
通販サイトはメーカーが出している写真を、基本的に載せています。なので、格好よく見える角度の写真しかなかったりするのです(バンダイのは真正面写真は稀だが、コトブキヤさんはかなりある。これも体質を表しているのか?)。
これは買う側には困る事態なんですよね。
個人サイトのレビューにしても、真正面の写真ってのはほとんどありません。
これもやはり角度を付けて撮った方が格好よく見えるから、皆さんそうしているのでしょう。
が、自分の手にとって眺める時、まずは真正面から見ますよね?
その造形が、格好いいか否かの基準になりますよね?
なので、私は必ず真正面の写真を入れることにしてます。
他にも、工作がありますね。
改造する時、どうやっていいのか分からないって人がほとんどだと思います。私も分かりません。
で、上手い人のサイトを見ると、改造の写真はあっても、具体的にどんな作業をしているのか分からないことがほとんどです。
これは工程ごとに撮影するのが面倒だからだと思います。
私も面倒ですが(撮影がなければ、今の倍は早くなると思う)、やはり結果ではなく工程が知りたい人なので、なるべく丁寧に工程を追うようにしています。
といっても、たいしたことしてませんし、汚いんですけどね。
ま、そんな訳で、自分が見ていて楽しいブログを、私は自分でやっているわけです。
つまり、オナニーです。自慰行為です。
自慰行為なので、アクセスを増やすために興味もないような新しいキットを取り上げることもしません。
訪問者を増やしたかったら、やはり新型ばかりを載せていくことが近道ですけどね。
でも、やっぱり模型を楽しんで作りたい私は、その時作りたいと思うキット、作るべきキットなどを、これからも取り上げていくでしょう。
自己満足なので、面倒臭くなったら平然とブログを辞めてしまうでしょうし、ブログを続けていくということに拘りもありません。
やり方には拘っているつもりですけど。
何だかんだで、まだ暫くブログは続けていくでしょう。
おそらくあと半年は。
画像ファイルが100メガまでアップ可能なんですが、今現在50メガ弱なんですな。
上限の100メガを増やしたかったら、忍者ブログにお願いしなくてはならないんですが、この場合、審査があるようなんですよ。
アクセスも非常に少ない我がブログですから、当然却下されることでしょう。
そうなれば、「や~めた」ってなっちゃうかもしれませんね。
そんな私ですが、数少ない観客の方々。これからも宜しく。
ああ、あとですね。最後に一つ。
このサイトに来ている人の95%までは、ガンプラに関する単語で検索していました。私もガンプラしか作っていないのだから仕方ありませんが、それ以外の単語も結構出ているのですよ。
これがどこまで一般的コンセンサスなのか分かりませんが、一つの指針となることは間違いありません。
やはりガンプラ以外の模型ジャンルは、相当に衰退しているってことでしょうね。
今現在、新たな道を開拓しようとしているコトブキヤさんには期待しています。
私も可能な限り、キットを買わせていただきますよ。勿論、格好よくないものは買いませんけどね。
ガンプラ以外のキットがなくなっていくのは私個人としては、すんごく困る事態なんです。
模型が、「ガンプラとその他」っていう図式ではなく、「模型の中のガンプラというジャンル、コトブキヤのプラキットというジャンル、FSSのガレキというジャンル、そしてスケールモデル」っていう風に、並列していて欲しいですな。
そんな訳で、半年経過の挨拶でした。
で、結果は以下。
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好きな「三国志」の武将ランキング |
1 | 諸葛亮(孔明) |
2 | 劉備(玄徳) |
3 | 関羽(雲長) |
4 | 曹操(孟徳) |
5 | 趙雲(子龍) |
6 | 張飛(益徳) |
7 | 呂布(奉先) |
8 | 周瑜(公瑾) |
9 | 馬超(孟起) |
10 | 司馬懿(仲達) |
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となっておりました。
なんつーか、マニア3に素人7の投票だろう?っていいたくなるような結果ですよね。
おそらく、これに投票した人の半分以上が、そこらのディフォルメされた漫画くらいしか読んだことがないか、あるいはコーエーのゲームでなんとなく人物を把握しているに過ぎない人ではないかと。
んで、一部にへそ曲がりがいて、誰も入れないような奴に票を入れてやろうとかいうオナニー行為をして、でも同類が結構いて、変に上位に来てしまったのもいるんじゃないかな?
上から見ていくと、諸葛亮。やっぱりというか三国志の真の主役が1位ですよ。
本当か嘘かは知りませんが、蜀は呉と比べても数十分の一、魏と比べると数百分の一程度の国力(人口、生産力、兵力などすべてを含めた数値で。広さではない)しかなかったそうなんですよ。
で、アレだけのことをしたんですから、いかにこの人が傑出した人だったかが分かりますね。
2位が偽善者・劉備。独りでは何もできなかったが、孔明のお陰で帝位にまで着いてしまったという、空前絶後の面白い人。
これだけ能力がないのに、関羽や張飛、趙雲がなんで離れなかったのかが分かりません。
やっぱり儒教の影響?
3位の関羽。これも上位に来るだろうことは分かってましたね。
髭のシラミでも取ってろ!!ってどっかの武帝さんに言われましたが、そんなこと関係ありません。
兵一万に匹敵すると言われた漢ですから。
4位は曹操。意外と人気低いですね。ベスト3には入るだろうと思ったのですが。
ま、演戯の直訳と、吉川英二の三国志を読んで、それ以外には手を付けていない人には人気はないのも当然かな?
でも、三国志の中でもっとも興味深い人間ですよ。
戦術・戦略の天才。外交のプロ。人使いは上手いし。そして尚且つ、詩聖ですから。
息子の曹植とともに、李白だか杜甫だかが出てくるまで、詩聖と呼ばれていた人ですよ。
真に優れた人間とは、とても複雑なものだってことを証明していますね。
孔明さんは人使いは下手でした(ギエンはわるくねー)。文章は上手かったのですが(出師の表とか)、詩という研ぎ澄まされた言葉はあまり使いませんでしたね。
この辺に同時代の天才と並び証されながらも、その質の違いを表す違いがありますね。
5位の趙雲。ま、分かり易い人ですから。清廉の士。忠烈である上に、関張と並ぶ剛の者。
といっても、真に活躍を始めるのは関張がいなくなったあとだったりします。
三国志ってのは謎が多いわけですが、これが表していることは、趙雲は関張に比べて一段劣っていたってことかも?
私も好きなんですけどね、趙雲。
6位に張飛。まあね、馬鹿ですから。実際にアレだけ馬鹿だったとは思えないんですけどね。
中国ってのはこういった馬鹿キャラをよく使うんですよ。他を引き立てるために。西遊記の猪八戒だったりね。
なので馬鹿ってのは虚像ではなかったかと。
でも正史には、「上の者には腰が低く弱いが、下の者には傲岸不遜で嫌われた」とか書いてあったような・・・。
中国の価値観ってのはほとんど形、形式に当てはめて考えることからすべてを始めるものなので、信じたくない人はほっといてもいい評言だと思います。
7位・呂布がここに来ているのは、きっと北方謙三の影響に違いない。あの呂布は異常に格好よかった。
ってか、あれが真の呂布なんじゃないのかな?裏切り者なのではなくて、自分に忠実だったってことでね。
8位の周瑜も北方三国志の影響かな。演戯や吉川英二版ではピエロだったし。
でも本当に凄い人だよね。この人、天才軍略家としての証明として、やることが一貫しているんですよ。
孔明が天下三分の計を唱える前に、すでに二分の計を言っていましたしね。つまり、揚州を基盤として荊州、益州の地を取り、南北で中国を曹操と二分。その後、決戦が行われ、勝者が決まると考えていたんですね。
なので、間に入ってチョロチョロしている劉備一党には終始冷たかったわけですね。
享年36歳。真の天才とは、古今東西どこにいっても短命であります。
そういえば、音楽の才能もあったらしく、酒に酔っ払っていても、演奏の間違いを指摘できたとか。
変なの。
9位の馬超。もうね、この辺は漫画やゲームの影響だと思います。
この人、実際には特に何かしたわけではないんですよ。大体、五虎大将軍とかいっても、没年すら不明なわけですからね。
その辺の曖昧さを上手く利用して、北方さんは上手に馬超を使っていましたね。
でも錦馬超ってのはいいコピーですよね。
10位の司馬懿。この辺の評価はマニアに依るものかな?
曹操以上のタヌキ親父で、電撃的クーデターから魏の皇位を操ってしまったと。
晋の建国はこの人がほとんど道筋をつけていたわけですからね。息子は最後の一押しをしただけという。
で、孫が馬鹿な奴で、アッサリと内乱→滅亡というね。
司馬炎が晋の初代皇帝んわけですが、この人、精力絶倫だったそうで、後宮(妾を置いておく宮殿)に何千人だか万単位の女を蓄えていたようなんですよ。
で、とうぜん把握できないしどうでもいいやってんで、ヤギに車を曳かせて、ヤギが止まった部屋の女と励んでいたそうなんですね。
そこで頭のいい女がいて、自分の部屋でヤギが確実に停まるように、部屋の前に塩と笹の葉を置いていたそうなんです。
ヤギは餌があるものだから、当然ストップ。で皇帝はその女と励み、子供が誕生と。皇后としての権威を手に入れたわけですね。
この故事から、水商売のお店の前には、盛り塩と笹の葉を置くようになったとか。
面白いですよね、こういう故事って。
以下は、
http://ranking.goo.ne.jp/ranking/999/sangokushi/&f=news&LID=news
で見てください。
コメントするのも面倒臭い。
で、私が好きな三国志の武将は誰かと申しますと、孫策です。で相棒に周瑜。この二人のツートップほど痛快なものはありませんね。活躍期間は短かったですけど、それだけに鮮烈でした。
24歳にして、馬鹿でかい揚州をサクっと統一しちゃうその器に惚れますよ。
孫策と周瑜も義兄弟の契りを結んでいたそうですが、劉備の三兄弟の粘着質な友情と違って、爽やかなところがまた素敵です。
独りになった後の周瑜の活躍と悲劇もまたいいです。
三国志ファンにこういうことをいうと怒られそうですが(私もファンですがね)、中国史の中で面白い人物を探そうと思ったら、後漢以前の歴史を漁った方がいいです。
というのも、後漢以降は儒教に思想や行動規範が牛耳られてしまって、どことなくつまらない小粒な人間が増えているからです。
語弊のある言い方ですが、漢以降の中国の文明は進歩していません。むしろ退化していますね。変に気位ばかり高くなって、実質が伴わないというか。
だからチンギス・ハーンとか異民族の英雄が登場するわけですけど。
ローマの歴史も合わせて考えてみると、宗教や思想というものは人を保護するために存在すべきものであって、規律になってはいけないってのはよく分かります。
これらの概念に乗っ取られて以降、ローマも中国も弱体化して、より人が哀しむ国家になってしまいましたからね。
ええ、心底思いますよ。2000年前の人類に比べて、現在の人類は退化しているとね。
そういった意味で、規律となるべき宗教も思想も持っていない日本っていう国は貴重な民族だなって思います。
海外の(特に白人国家の)規範にあわせないと駄目だなんて考えている田舎者政治家が多いのが残念なところですが。
なんにせよ、歴史とは最高の物語です。
どんなに上手い作家が作ったお話よりも、素晴らしい感動を与えてくれますよ。事実はね。
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