その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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ついに、ボークスさんのモーターヘッドのインジェクションキット、IMSの第六弾が決定しましたね。
レッドミラージュ インフェルノナパーム
きましたね。
このレベルで興奮するのは、久々の新作キットです。
精力的にMHをインジェクション化してくれるIMSは、本当に続いて欲しいシリーズです。
元がガレキであるためか造型も秀逸で、値段が高めであること以外、ほとんど欠点のないキットばかりです。
そして、ついに本命登場。
レッドのインナパ。
次に来るのはKOGでしょうか?
あるいはエンゲージ系でしょうか?
いずれにしても、まだまだIMSは私を興奮させてくれそうです。
それにしても、たった2年で、ここまでラインナップが充実するとは思いませんでした。
インジェクションはほとんどやってこなかったですからね。ボークスさん。
ちょっと前までは、精々GGIと呼ばれる簡易インジェクション程度だったわけですよ。
ま、本当に簡易だったのかは知りませんけど。
それが、たった2年で、IMSやSWSなど、超絶キット群を連発してしまう模型メーカーになってしまいました。
まさにコトブキヤさんと同じ、破竹の勢いですな。シュッツルムウントドランクといってもいいでしょう。
疾風怒濤!!!!!!!
IMSも、年末あたりにはレシプロ機の本命、P-51Dマスタングが控えていますし、ワクワクしどうしですね。
マスタングは、タミヤさんがこの間出した超絶キットと比較するのも楽しみですね。
レシプロ機の場合、1/32といっても、大型現用機の1/48程度の大きさですから、狭い日本の住宅でも何とかなるでしょう・・・。ならないかも。
ま、個人的にはレシプロ機よりも現用機のほうが好きなので、決定版のグリペンあたりを出してくれたりすると嬉しいんですけどね。
それにしても、インナパ。楽しみです。
お値段はこれまでの値段やシュペルターKOGの値上げから推して・・・2万くらいでしょうか?
なんだか、キチンと自立するように、固定式の脚部も同梱するみたいですからね。
ちゃんと考えてくれているなあ。
重たいインナパを背負わせてみたら、膝やら足首やらが重さに負けてしまって立たないんじゃあ、思いっきり興醒めですからね。
ロボットは飛行機と同じです。
美しい佇まいであれば、それでいいです。
可動も要りません。
ギミックも要りません。
キチンと美しい立ち姿を成立させられれば、それで充分です。
・・・個人的な価値観で恐縮ですけどね。
あ~、楽しみだ。
インナパが発売されるまでに、私はIMSの一つでも完成できるだろうか?
一月ちかく模型制作をサボってますからね。
なんとかモチベ上げていかないと。
あと、インナパのサンプルを見て思ったのは、頭部の形状がちょっとおかしいような気がしたんですが、あんなもんですかねえ?
形状的に金型成型では難しいラインなのかもしれませんけども。
なんとか、ガレキのラインに近づけるよう、煮詰めて欲しいものです。
waveさん。ゆっくりやってると、こうやって足元すくわれるんだって。
インナパだって2年もの間、何してたんだい?
デストロイドモンスターはどうしたんだい?
現状、ボークスさんのほうがラインナップが充実してしまったため、waveさんのFSSインジェクションシリーズの優位性は、価格だけになってしまったなあ。
waveさんのサイトを見ても、ファッティーのガレキが発表されるまでは、美少女フィギュアしかなかったし。
まあね。伝統あるタミヤやハセガワよりも、美少女フィギュアを作っているグッドスマイルカンパニーのほうが売り上げも遥かに大きいらしいし。
楽で儲かるなら、そっちを取るんだろうけどね。
つまらん!
そんなもんは、つまらん!!
漢を燃えさせるキットを出してくださいよ。waveさん。
レギオスエータみたいな漢路線を、ガンガン打ち出していきましょうよ。
コトブキヤさんやボークスさんの姿勢を見ていると、本当に実感するなあ。
攻撃に徹するメーカーが一番強いですな。
ハセガワさんのサイトでは、12月までの新製品が出てますが、この中でバリエーションキットではないものが、一体何個あるだろうか?
ハセガワさんやwaveさんなども、こういった姿勢を見習って欲しいものです。
両者ともに品質は高いんですから。
素晴らしいキットを作れるメーカーさんなんですから。
頑張ってくださいよ~。
それにしてもインナパが楽しみだ。
レッドミラージュ インフェルノナパーム
きましたね。
このレベルで興奮するのは、久々の新作キットです。
精力的にMHをインジェクション化してくれるIMSは、本当に続いて欲しいシリーズです。
元がガレキであるためか造型も秀逸で、値段が高めであること以外、ほとんど欠点のないキットばかりです。
そして、ついに本命登場。
レッドのインナパ。
次に来るのはKOGでしょうか?
あるいはエンゲージ系でしょうか?
いずれにしても、まだまだIMSは私を興奮させてくれそうです。
それにしても、たった2年で、ここまでラインナップが充実するとは思いませんでした。
インジェクションはほとんどやってこなかったですからね。ボークスさん。
ちょっと前までは、精々GGIと呼ばれる簡易インジェクション程度だったわけですよ。
ま、本当に簡易だったのかは知りませんけど。
それが、たった2年で、IMSやSWSなど、超絶キット群を連発してしまう模型メーカーになってしまいました。
まさにコトブキヤさんと同じ、破竹の勢いですな。シュッツルムウントドランクといってもいいでしょう。
疾風怒濤!!!!!!!
IMSも、年末あたりにはレシプロ機の本命、P-51Dマスタングが控えていますし、ワクワクしどうしですね。
マスタングは、タミヤさんがこの間出した超絶キットと比較するのも楽しみですね。
レシプロ機の場合、1/32といっても、大型現用機の1/48程度の大きさですから、狭い日本の住宅でも何とかなるでしょう・・・。ならないかも。
ま、個人的にはレシプロ機よりも現用機のほうが好きなので、決定版のグリペンあたりを出してくれたりすると嬉しいんですけどね。
それにしても、インナパ。楽しみです。
お値段はこれまでの値段やシュペルターKOGの値上げから推して・・・2万くらいでしょうか?
なんだか、キチンと自立するように、固定式の脚部も同梱するみたいですからね。
ちゃんと考えてくれているなあ。
重たいインナパを背負わせてみたら、膝やら足首やらが重さに負けてしまって立たないんじゃあ、思いっきり興醒めですからね。
ロボットは飛行機と同じです。
美しい佇まいであれば、それでいいです。
可動も要りません。
ギミックも要りません。
キチンと美しい立ち姿を成立させられれば、それで充分です。
・・・個人的な価値観で恐縮ですけどね。
あ~、楽しみだ。
インナパが発売されるまでに、私はIMSの一つでも完成できるだろうか?
一月ちかく模型制作をサボってますからね。
なんとかモチベ上げていかないと。
あと、インナパのサンプルを見て思ったのは、頭部の形状がちょっとおかしいような気がしたんですが、あんなもんですかねえ?
形状的に金型成型では難しいラインなのかもしれませんけども。
なんとか、ガレキのラインに近づけるよう、煮詰めて欲しいものです。
waveさん。ゆっくりやってると、こうやって足元すくわれるんだって。
インナパだって2年もの間、何してたんだい?
デストロイドモンスターはどうしたんだい?
現状、ボークスさんのほうがラインナップが充実してしまったため、waveさんのFSSインジェクションシリーズの優位性は、価格だけになってしまったなあ。
waveさんのサイトを見ても、ファッティーのガレキが発表されるまでは、美少女フィギュアしかなかったし。
まあね。伝統あるタミヤやハセガワよりも、美少女フィギュアを作っているグッドスマイルカンパニーのほうが売り上げも遥かに大きいらしいし。
楽で儲かるなら、そっちを取るんだろうけどね。
つまらん!
そんなもんは、つまらん!!
漢を燃えさせるキットを出してくださいよ。waveさん。
レギオスエータみたいな漢路線を、ガンガン打ち出していきましょうよ。
コトブキヤさんやボークスさんの姿勢を見ていると、本当に実感するなあ。
攻撃に徹するメーカーが一番強いですな。
ハセガワさんのサイトでは、12月までの新製品が出てますが、この中でバリエーションキットではないものが、一体何個あるだろうか?
ハセガワさんやwaveさんなども、こういった姿勢を見習って欲しいものです。
両者ともに品質は高いんですから。
素晴らしいキットを作れるメーカーさんなんですから。
頑張ってくださいよ~。
それにしてもインナパが楽しみだ。
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最近、なんだか模型制作のモチベが上がりません。
作りたい。格好いいキットを完成させたいとは思うものの、実際に作業に入るのが面倒くさくて仕方ありません。
なので、ちょっと休憩しています。
さて、台風が通り過ぎた私の生息地ですが、いやはや、台風って素晴らしいですね。
こんなことを書くと不謹慎に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうにも私は台風が好きです。
圧倒的な風と、横殴りの雨。
血が騒ぎます。血沸き肉踊る現象です。
凄まじい風と雨の中、ドライブしていました。
私が通っていた小学校の前の道が水没しておりました。
近くを流れる川が恐ろしく増水しており、川の脇の歩道まで、水が達しておりました。
アチコチに葉っぱと枝が風に千切られ、散乱しておりました。
極めつけは、木が倒れておりました。
正確に言うと、倒れ掛かって、道の向かい側の木に引っかかっている状態でした。
車で走っていて、ビビリました。
「うお!木が倒れてくる!!」
斜めになっている木の真下を通ったわけです。
嘘だろ?って思い、もう一度戻ってみました。
やっぱり木が倒れておりました。
引っかかっているだけでした。
これって、本当に大風のせいで倒れたんだろうか?
確かに風は強かったけど、あんなに太い木を倒すほどではなかったと思うのだが。
それにしても、これはマジで危ない。
ちょっとした事で本当にぶっ倒れて、下を走っている車にあたるぞ。
イチイチ、興奮しながら帰宅しました。
やっぱりこういう荒天は、血が騒ぎますね。
多分、私みたいなのが災害に巻き込まれるタイプなんだろうなあ。
作りたい。格好いいキットを完成させたいとは思うものの、実際に作業に入るのが面倒くさくて仕方ありません。
なので、ちょっと休憩しています。
さて、台風が通り過ぎた私の生息地ですが、いやはや、台風って素晴らしいですね。
こんなことを書くと不謹慎に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうにも私は台風が好きです。
圧倒的な風と、横殴りの雨。
血が騒ぎます。血沸き肉踊る現象です。
凄まじい風と雨の中、ドライブしていました。
私が通っていた小学校の前の道が水没しておりました。
近くを流れる川が恐ろしく増水しており、川の脇の歩道まで、水が達しておりました。
アチコチに葉っぱと枝が風に千切られ、散乱しておりました。
極めつけは、木が倒れておりました。
正確に言うと、倒れ掛かって、道の向かい側の木に引っかかっている状態でした。
車で走っていて、ビビリました。
「うお!木が倒れてくる!!」
斜めになっている木の真下を通ったわけです。
嘘だろ?って思い、もう一度戻ってみました。
やっぱり木が倒れておりました。
引っかかっているだけでした。
これって、本当に大風のせいで倒れたんだろうか?
確かに風は強かったけど、あんなに太い木を倒すほどではなかったと思うのだが。
それにしても、これはマジで危ない。
ちょっとした事で本当にぶっ倒れて、下を走っている車にあたるぞ。
イチイチ、興奮しながら帰宅しました。
やっぱりこういう荒天は、血が騒ぎますね。
多分、私みたいなのが災害に巻き込まれるタイプなんだろうなあ。
うほ!!マジっすか?
本気でビビリましたよ。
以前、こんな記事を書いていたんですね。
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/840/
長いので要約すると、
①F-16LOVEな俺は恵まれている。
②他の機体も、スケモメーカー頑張れ。
③そして、どこのメーカーでもいいから、F-15の決定版キットを出せ。
④もしかすると、バトルスカイシリーズをはじめてるフジミに期待できるかも・・・
そんな記事です。
夢が現実になっちゃいましたよ。
本当にフジミのバトルスカイシリーズで。
F-15Eが1/72で久々の新金型で登場ですよ。
言ったことが現実化するなんて、マジでびびった。
12月発売予定で、お値段は定価2940円だそうです。
バトルスカイシリーズはなぜか高いですね。ラプターなんて定価4000円近いし。
が、海外キット、特にホビーボスなどだと中間搾取が半端ではないのか、価格がワンスケール上ですから、それに比べればマシでしょう。
興奮したエアモデルの新作でした。
って、エアモデルの新作ってほとんど話題にならないから、どういう予定なのか、極端な話その月にならないと分からなかったりするので、なんとも盛り上がりに欠けるんですけどね。
ここのところ、個人的にはいい機体チョイスで、各メーカーが新作を出してくれています。
ハセガワさんのF-22、Su-33、アカデミーの1/32・F-16Iと1/72・F-16C、トランペッターのJ-11B(つまりSu-27)など、個人的にツボのキットが多いです。
よーし。買うぞ~。楽しみだぞ~。
バトルスカイシリーズのF-22とF-35。両方とも、結構いいデキですからね。期待できそうですよ。
あ、でもフジミさん。お願いが一つあります。
私、ディテールフェチなんです。
なので、フォルムとパネルラインの再現は当然として、リベットもできるだけ細かく再現してくださいね。
どうぞよろしく。
本気でビビリましたよ。
以前、こんな記事を書いていたんですね。
http://gunp.blog.shinobi.jp/Entry/840/
長いので要約すると、
①F-16LOVEな俺は恵まれている。
②他の機体も、スケモメーカー頑張れ。
③そして、どこのメーカーでもいいから、F-15の決定版キットを出せ。
④もしかすると、バトルスカイシリーズをはじめてるフジミに期待できるかも・・・
そんな記事です。
夢が現実になっちゃいましたよ。
本当にフジミのバトルスカイシリーズで。
F-15Eが1/72で久々の新金型で登場ですよ。
言ったことが現実化するなんて、マジでびびった。
12月発売予定で、お値段は定価2940円だそうです。
バトルスカイシリーズはなぜか高いですね。ラプターなんて定価4000円近いし。
が、海外キット、特にホビーボスなどだと中間搾取が半端ではないのか、価格がワンスケール上ですから、それに比べればマシでしょう。
興奮したエアモデルの新作でした。
って、エアモデルの新作ってほとんど話題にならないから、どういう予定なのか、極端な話その月にならないと分からなかったりするので、なんとも盛り上がりに欠けるんですけどね。
ここのところ、個人的にはいい機体チョイスで、各メーカーが新作を出してくれています。
ハセガワさんのF-22、Su-33、アカデミーの1/32・F-16Iと1/72・F-16C、トランペッターのJ-11B(つまりSu-27)など、個人的にツボのキットが多いです。
よーし。買うぞ~。楽しみだぞ~。
バトルスカイシリーズのF-22とF-35。両方とも、結構いいデキですからね。期待できそうですよ。
あ、でもフジミさん。お願いが一つあります。
私、ディテールフェチなんです。
なので、フォルムとパネルラインの再現は当然として、リベットもできるだけ細かく再現してくださいね。
どうぞよろしく。
今日のF-15Cのお時間です。
暑くてやる気が出ませんが、なんとか頑張っていきましょうかね。
さて、かなり面倒くさい箇所から片付けることにします。
このキットでも、1・2を争う、面倒くさいポイントですね。アイリスカバーなしのノズルは。
5枚のRの付いたパーツを重ねて(接着面も薄いし)円を作り、それに今度は幅1mmもない棒状のパーツを12枚くらい貼り付けていくわけです。
ピンセット必須。
できれば、ピンセットは使いたくないんですよ。
なんでかって言うと、ピンセットって滑るじゃないですか。で、ピンセットで摘んでいるパーツが滑るとどうなるか、皆さん知ってますよね?
ピン!!
吹っ飛んでいくわけです。
そして、異次元に混入してしまうんですよ。
先っちょに滑り止めの付いた(硬いゴムとかの)ピンセットってないのかね?
一番信用出来ない道具だわ。マジで。
さて、ハセガワさんのキットはほぼ兵装パーツが付いてないので、別に調達してこなければならないのが面倒です。
当然F-15Cも入っていないので、買いましたよ。
いつも思うのだが、こういう売り方って、メーカーにとっては得なんだろうか?
少なくとも、ユーザーにとっては、あまり得な部分はないですけどね。
結局、装備させたい兵装なんて、大体同じだし。
基本、キットに一揃い入っていてくれれば、それが一番いい。
アーマードコアのキットも、ある程度兵装が入っている上(中途半端なのも増えてきましたけどね)で他をバリエーションとして出しているから楽しいんですが、ハセガワさんの場合、入っていないのがデフォルトですからね。
正直、面倒くさいだけなので、基本兵装はちゃんとキットに付属させてください。
そのために500円高くなってもいいですから。
さて、F-16のときは気にせずに塗装してしまいましたが、どうやら翼の付け根の合わせ目は、実機にはないようです。
そんなことも知らずにエアモデルを作っている私も相当ひどいですが、まあいいでしょう。
見て見ぬ振りをしようかと思いましたが、やっぱり頑張ることにします。
こういうときに黒い接着剤があると、本当に便利です。
瞬間接着剤では賄えないほどの隙間などを埋めるのに役立ちますね。
アルテコ派が多そうですが、私は黒い接着剤派です。
アルテコは固まるのが早すぎ。調節できないし、焦るのは嫌です。
黒い接着剤も、もう少し緩い方が使いやすいですな。
まあ、丁度いいのかもしれませんけど、たまに細い隙間に流れていないことがあるので、もう少し緩ければ隙間埋めがやりやすいです。
結局、こういう接着剤って、隙間を埋めるくらいにしか使わなくね?
はめ込み式キットなら、合わせ目消しに使えるけどさ(剛性補完はしなくていいから)、エアモデルとかスナップフィットじゃないキットだと、どうしても剛性確保のためにシンナー接着剤使うし。
まあいいや。
で、やっと塗装開始です。
また下地黒。
いい加減、塗装を何重にも重ねるのは疲れた。
普通に塗るのの数倍手間ですからね。
もっと楽に作りたい。
小物もすべて黒で塗装。
ノズルは、黒にシルバーを重ねて、スモークグレーで塗装。
ノズルの色って難しいですね。
金属色なんだけど、艶消しってどうやって表現するんだ?
今回は、黒の上にそのままではなく、白を塗ってみました。
発色が悪くなるのでね。なんかいい方法ないかなあと実験です。
こうしてみると、気持ち悪いですね。
さて、中間を写真撮り忘れましたが、機体色Aは塗装しました。
んで、明細をマスキングでやってみることにします。
まず、機体にマスキングテープを貼り、明細パターンを書き込みます。
然る後、テープを剥がし、書いた線に従ってデザインナイフで切っていきます。
そして、再度貼り付け。
本当は、クッキリハッキリな明細よりも微妙にぼやけた明細がすきなんです。
が、ぼやけすぎると格好悪くなるので、まずは安全パイでやってみます。
そして、機体色B塗装だ!!!
と思ったら、超絶なまでのカブリ発生!!
近年稀に見るカブリっぷり!!
ちゃんと確認したんですよ。小さなパーツで試し塗りしたんです。
で、大丈夫だったからやったのに、恐ろしいまでのカブリですよ。
かなり凹みました。
本塗装の最後ですよ?
これ塗ったら、大体塗装はお仕舞いなんですよ?
その最後の段階でかぶるなんて。
しかも、マスキングとか面倒なことた後だし・・・。
マジで叫びました。
本気でこのキットを捨てようかと思いました。
恐ろしいほどにモチベダウンです。
ここまで面倒くさい作業を散々乗り越えてきて、やっとたどり着いた塗装の最終段階で、大きな罠が口をあけて待っていたわけですよ。
ありえねえ!!!!
そんな訳で、今日のF-15Cはお仕舞いです。
永遠の終わりかもしれませんけどね。
では。
暑くてやる気が出ませんが、なんとか頑張っていきましょうかね。
さて、かなり面倒くさい箇所から片付けることにします。
このキットでも、1・2を争う、面倒くさいポイントですね。アイリスカバーなしのノズルは。
5枚のRの付いたパーツを重ねて(接着面も薄いし)円を作り、それに今度は幅1mmもない棒状のパーツを12枚くらい貼り付けていくわけです。
ピンセット必須。
できれば、ピンセットは使いたくないんですよ。
なんでかって言うと、ピンセットって滑るじゃないですか。で、ピンセットで摘んでいるパーツが滑るとどうなるか、皆さん知ってますよね?
ピン!!
吹っ飛んでいくわけです。
そして、異次元に混入してしまうんですよ。
先っちょに滑り止めの付いた(硬いゴムとかの)ピンセットってないのかね?
一番信用出来ない道具だわ。マジで。
さて、ハセガワさんのキットはほぼ兵装パーツが付いてないので、別に調達してこなければならないのが面倒です。
当然F-15Cも入っていないので、買いましたよ。
いつも思うのだが、こういう売り方って、メーカーにとっては得なんだろうか?
少なくとも、ユーザーにとっては、あまり得な部分はないですけどね。
結局、装備させたい兵装なんて、大体同じだし。
基本、キットに一揃い入っていてくれれば、それが一番いい。
アーマードコアのキットも、ある程度兵装が入っている上(中途半端なのも増えてきましたけどね)で他をバリエーションとして出しているから楽しいんですが、ハセガワさんの場合、入っていないのがデフォルトですからね。
正直、面倒くさいだけなので、基本兵装はちゃんとキットに付属させてください。
そのために500円高くなってもいいですから。
さて、F-16のときは気にせずに塗装してしまいましたが、どうやら翼の付け根の合わせ目は、実機にはないようです。
そんなことも知らずにエアモデルを作っている私も相当ひどいですが、まあいいでしょう。
見て見ぬ振りをしようかと思いましたが、やっぱり頑張ることにします。
こういうときに黒い接着剤があると、本当に便利です。
瞬間接着剤では賄えないほどの隙間などを埋めるのに役立ちますね。
アルテコ派が多そうですが、私は黒い接着剤派です。
アルテコは固まるのが早すぎ。調節できないし、焦るのは嫌です。
黒い接着剤も、もう少し緩い方が使いやすいですな。
まあ、丁度いいのかもしれませんけど、たまに細い隙間に流れていないことがあるので、もう少し緩ければ隙間埋めがやりやすいです。
結局、こういう接着剤って、隙間を埋めるくらいにしか使わなくね?
はめ込み式キットなら、合わせ目消しに使えるけどさ(剛性補完はしなくていいから)、エアモデルとかスナップフィットじゃないキットだと、どうしても剛性確保のためにシンナー接着剤使うし。
まあいいや。
で、やっと塗装開始です。
また下地黒。
いい加減、塗装を何重にも重ねるのは疲れた。
普通に塗るのの数倍手間ですからね。
もっと楽に作りたい。
小物もすべて黒で塗装。
ノズルは、黒にシルバーを重ねて、スモークグレーで塗装。
ノズルの色って難しいですね。
金属色なんだけど、艶消しってどうやって表現するんだ?
今回は、黒の上にそのままではなく、白を塗ってみました。
発色が悪くなるのでね。なんかいい方法ないかなあと実験です。
こうしてみると、気持ち悪いですね。
さて、中間を写真撮り忘れましたが、機体色Aは塗装しました。
んで、明細をマスキングでやってみることにします。
まず、機体にマスキングテープを貼り、明細パターンを書き込みます。
然る後、テープを剥がし、書いた線に従ってデザインナイフで切っていきます。
そして、再度貼り付け。
本当は、クッキリハッキリな明細よりも微妙にぼやけた明細がすきなんです。
が、ぼやけすぎると格好悪くなるので、まずは安全パイでやってみます。
そして、機体色B塗装だ!!!
と思ったら、超絶なまでのカブリ発生!!
近年稀に見るカブリっぷり!!
ちゃんと確認したんですよ。小さなパーツで試し塗りしたんです。
で、大丈夫だったからやったのに、恐ろしいまでのカブリですよ。
かなり凹みました。
本塗装の最後ですよ?
これ塗ったら、大体塗装はお仕舞いなんですよ?
その最後の段階でかぶるなんて。
しかも、マスキングとか面倒なことた後だし・・・。
マジで叫びました。
本気でこのキットを捨てようかと思いました。
恐ろしいほどにモチベダウンです。
ここまで面倒くさい作業を散々乗り越えてきて、やっとたどり着いた塗装の最終段階で、大きな罠が口をあけて待っていたわけですよ。
ありえねえ!!!!
そんな訳で、今日のF-15Cはお仕舞いです。
永遠の終わりかもしれませんけどね。
では。
さて、本来なら、F-15の塗装をしているべきなのですが、今週は雨ばっかりだったので、全然作業が進んでおりません。
よって、雑記で間を埋めます。
ここ暫くエアモデルが私のマイブームでして、色々と調べてました。
結果、F-16LOVEな私は恵まれているのだなと痛感しました。
良いとも悪いともどっちとも取れることですが、エアモデルにおける人気機種の決定版と言われる物は、なぜか20年位前のキットが多いです。
F-14.15.16。これらのキットは、ハセガワさんの出しているキットが、1/72・1/48問わず、決定版扱いですね。
おそらくこれらのキットは発売はすべて、1988年前後です。
それだけこれらのキットが優れていたということでしょう。
なにせ、20年も決定版であり続けたわけですから。
ですが、やっぱりおかしいと思うんですよね。
同じキットが20年も決定版であり続けるってのは。
だからこそ、F-16ラブな私は恵まれていると思ったのです。
ハセガワ版F-16も、おそらく88年前後に発売されたキットだと思います。
このキットも長らく決定版であり続けました。
私も作ってみて、「なるほど、決定版だ」と思いました。
が、やはり最近のキットを見ると、物足りなく感じるのも事実です。
ついこの間発売された同じくハセガワさんのSu-33。本当に素晴らしいキットですね。
モールドも綺麗ですし、リベットもガッツリと入っております。
ディテールフェチの私には、勃起がとまらないキットです。
そういう目で見てしまうと、ハセガワ版1/72F-16も、「やはり20年前のキットだなあ」と思わずにはいられないのです。
88年当時の模型業界がどうだったのかは、私には分かりません。
が、私も当然物心付いておりましたし、90年前後に私もガンプラを作っておりましたから、なんとなく雰囲気は感じておりました。
やはり、今よりも元気でしたね。模型業界は。
おもちゃ屋に行くと、必ず模型コーナーはありましたし、ガンプラ、その他のキャラモ、スケール問わず、沢山の種類がありました。
スーパーにもキットは置いておりました。
そんな訳で、ハセガワさんも今よりも遥かに勢いがあったのでしょうね。
88年前後で、人気機種のF-14.F-15.F-16を各スケールで一気にリリースしたのも、その勢いによるところでしょう。
特に14と15は凸モールドの旧キットがあったのにもかかわらず、リメイクした訳ですから。
今では考えられないありがたい風潮です。
ま、売れない時代だからこそのありがたさも出てきているので(見向きもされなかったドマイナーなデザインのキット化とか)、模型野郎には複雑な心境ですが。
ともかく、そんな時代に作られたハセガワ版F-16は、1/72、1/48、1/32問わず、その後20年もの間、スタンダードであり続けたわけです。
ハセガワ版と前後して、フジミやイタレリが出したようですが、いずれもハセガワ版を脅かす内容のキットではありませんでした。
これは、各比較記事を見てもらえれば分かるかと思います。
フジミ版はコックピットが適当すぎるし、モールドも甘すぎるわけです。
イタレリは、おなじみのイタレリクオリティで、運河モールドなわけです。
イタレリのキットを私は吉野家キットと呼んでいます。全世界で私だけでしょうが。
早いの安いのそこそこの~♪
って感じなんですね。イタレリのキットは全部。
リリースは早いですが、行き届いてない。
モールドもいい加減だし、太いし、形状もなんだかおかしいし。
全体の雰囲気は出ているけど、それだけって感じですな。
その後、2000年ごろにドイツレベルが72でF-16を出します。
巷ではハセガワを超える決定版といわれたようです。
が、正直そこまでの違いを感じませんでした。
確かに、ハセガワ版よりもディテールなどはよくなっている部分はあります。コックピット周りとか。
でも、決定的な差があるかと言われれば、そこまでではないなって感じました。
結局、入手のし易さと価格面で、ハセガワ版がスタンダードであり続けたわけです。
そんな状態が15年ほど続いたあと、革命はまず1/32からやってきました。
2004年に発売された、タミヤ版1/32・F-16です。
これが半端ではないキットだったわけです。
フォルムが完璧なのはもう語る必要もないでしょうが、まさに21世紀の模型って内容です。
まず、ディテールが半端じゃないです。
モールドが美しいですし、リベットもね、凄いんですよ。箇所によるリベットの径の違いや、太さ、さらには二重の円になっているところまで再現しているんですよ。
エンジンが個別にディスプレイできるよう、ハイクオリティで再現されていました。
ファンやノズルなど、素晴らしいディテールです。
このエンジンを乗せる為の台車まで付属しています。
実機と同じように、レールでスライドさせて、エンジンを着脱できます。
また、兵装も翼端のランチャー部以外は、ポリで装備する形となり、兵装を変えたりすることができます。
今日はおフランスはパリのゴージャスな感じで。明日はイタリアはミラノのミラノのポップな感じでコーディネイトだ!!
また、ランディングギアが金属製です。
50cm近くなるサイズによる重さと、中身もギッシリなキットなので当然重たいですから、ありがたい処置です。
この辺は32ではスタンダードな内容っぽいですけど。
タイヤもゴムですね。
ノーズコーンを外せば、中にはレーダーが入っています。エッチングで再現です。
翼の可動部も、ポリによって可動を再現です。勿論、水平尾翼も動きます。
これにより、駐機状態でも表情を変えられますね。私は伸ばした状態が好きなので関係ないですが。
コックピットの再現も素晴らしいです。
座席なんかは、射出をキットでも再現しているのか、ちゃんと着脱できますし、レールもあります。
そんな訳で、ヤヴァイくらいの超絶キットですが、欠点が3つありました。
まず、高いこと。
次に、パーツが多いこと。
最後に、でかいこと。
定価13000円ですからね。高いと言えば高いです。
内容を見れば、むしろ安いと思うのですが、小遣いの少ないお父さんには厳しい価格です。
そして、エアモデルの主要購買層はお父さんですからね。
パーツはね。仕方ないと思います。
徹底的なディテール再現のため、エアモデルとしては空前の500パーツ!!
もしエアモデルとキャラクターキットが同じパーツ数なら、エアモデルのほうが3倍は大変だってのに異論を挟む人はいないでしょう。
キャラモと違い、エアモはすべてのパーツに手を入れる必要がありますからね。
MGなどで500パーツと言っても、半分くらいは余計なフレームに費やされているわけで、フレームなんて極論、何にもしなくていいわけです。
見えるところだけチョイっと塗ってやればそれでOKなわけですね。
なので、このキットは凄まじく根気の要るキットとなってしまったわけです。
大きさはねえ・・・50cm近いですからね。日本の住宅事情に即しているとは言いがたいでしょう。
でも、大きさによる迫力とディテール再現がこのキットのウリなわけですから、一概に欠点とも言いがたいですな。
さて、考えうる限り完璧なF-16を再現した最強のキットでしたが、そこから数年後の2007年。32の欠点をすべて克服したキットが出たわけです。
またしてもタミヤから1/48F-16が発売!!
32の縮小とも言うべきその内容は、32のハイパーディテールを受け継ぎ、しかも作りやすいパーツ数に抑えているわけです。
32で付加価値として付けた見せ場をばっさりとオミット。F-16固有のキットとして必要なところだけに集中し、低価格を実現したわけです。お値打ち価格の3780円。
更に、サイズは、大きさによる満足感と邪魔臭くならない手頃さが両立するギリギリの大きさなわけですよ(キットは30cmくらい)。
他、水平尾翼などは可動を残し(可動云々よりも、角度が一発で決められるところが私は嬉しい)、兵装も取り外しができるようになっております。
勿論、兵装も豊富に入っており、フル装備にできるので満足感もひとしお。
ディテールフェチとしてはね、32が48に縮小されると、ここまで密度感が出るのかと思いましたよ。
確かに、32では再現されていたリベットの径や種類の違いなどはできてませんよ。それはスケール上仕方ないことです。
空前の高評価を受けたのも納得の傑作キットです。
まとめて言えば、
32並の超絶ディテール。
作りやすいパーツ数。
低価格。(前回も書いたけど、ハセガワさんは20年前のキットを5000円以上で売り、ちょっと付属パーツを付けただけで7000円近くにして売っているわけです)
32の欠点をすべて克服し、完璧なF-16キットに求められる要素すべてを実現したわけですよ。
ま、どんなキットにも欠点はあるものでして、ここまでするんだったら、なんで32と同じようにノーズコーンをワンパーツ整形にしなかったんだろうと思いましたけどね。
左右分割にしちゃったから、ノーズコーンにある凸ディテールのど真ん中に合わせ目が来ちゃってるんですよ。
これ、合わせ目けしをすると、凸ディテールも消えるぞ。
説明書を見る限り、私が気づいた欠点はこれくらいでしょうか。
更にそこから2年後。2009年に、アカデミーが1/72でのF-16の決定版キットを出します。
これまた凄まじいディテール再現でして、48並といってもいいでしょう。
欠点は、ノーズコーンの形状くらいでしょう。実機をよく知らない私でもすぐに指摘できる欠点でしたね。
ま、詳しい内容は、各社比較を見てください。
つまり、F-16は現在的な目で見て、満足のいくすばらしい内容のキットが、72,48,32すべてのスケールであるわけです。
この現在的な目ってのが重要ですけどね。
私は常に願っております。
ニューキットが出るのなら、それは既存のキットを陳腐化するものであって欲しいと。
この願いはあまり叶えられることがありません。
叶えられないから、願いと呼ぶのかもしれませんが。
形而上的な話は措きましょう。
F-14,15はどうでしょうか?
発売から20年以上経過して、結局ハセガワさんのキットを陳腐化するものは出ておりません。
色んなメーカーが何度も出しているのにも関わらずです。
それだけハセガワ版が優れていたとも言えるわけですが、これらのキットも今の目で見れば、フォルムはともかく、ディテールは全然追いついてないわけです。
(レベルの1/48F-15Eストライクイーグルはハセガワ超えをしてるらしいけど、見たことないので。そこまで違うとは思えませんが。また、もしかしたら、ホビーボスの72,48はハセガワ版の同スケールを陳腐化してくれるかもしれませんが、これもまだ内容を見てません)
20年ですよ。20年。
この間、各メーカーは一体何をしていたのかと。
明らかに怠慢だとおもうんですよ。こういうのって。
キャラクターキットを見てみると、20年前とはまったく次元の違うことをしてますよね。
造型もディテールも構造もなにもかもです。当時と比較になりません。
常に新しさを追求し、作る側にオドロキを与え、新鮮です。
でも、エアモデルはどうでしょうか?
20年以上前のキットがいまだに決定版なんて言われているわけです。
メーカーもそれに甘んじて、あるいは挑戦しようともせずに、既存のキットを売ることばかり考えているわけです。
勿論、エアモデルはエアモデルなりの進化をしていることは知っています。
ハセガワ版F-16とタミヤ版F-16の隔絶された内容が、まさにこの20年の進化の差なわけですから。
それに、エアモデルはキャラモと違い、構造的に進化させるにも制約があるのは分かります。
実機の再現が前提ですからね。
再現性が最初にあてられる定規ですから、キャラモのように「格好良ければそれでいいじゃん」って開き直りができませんしね。
ですが、20年という歳月は、それを言い訳に出来ないくらいの重さがあるわけです。
実際、やろうと思えばできることをタミヤさんが証明しているわけですからね。
やる気がないってだけです。
やる気があれば、インジェクションの経験がほとんどなかったコトブキヤさんでも、あれだけ素晴らしいアーマードコアのキットを造れるわけです。
創世記のACは、欠点は色々ありましたが、それを補って余りある魅力を持っていますからね。あのキットシリーズは。
売れないから新作が作れない。
そうメーカーさんは言うのでしょうね。
でも、新作を作らなければ更に売れなくなりそうですけどね。
特に、20年前のキットが馬鹿高い値段であれば尚更。だって、1年前に出たハセガワさんの傑作キットの1/48F-22ですら、6000円ですからね。
そう、F-22ですよ。やればハセガワさんはできるんですよ。超絶キットを作ることが。
ただ、ペースが遅いし、既存キットのデカール替えばかりするのが悪い癖です。
スケールモデルが売れない時代と言われますが、メーカーの努力不足もその原因の一つだと思いますよ。
誰だって、実物があるほうが、模型を眺めるときに熱くなると思うんですよ。
ですが、スケールモデルは、昔からのやり方を踏襲しすぎていて、作り易さなど敷居を下げる努力を怠ってきたと思うんですね。
だから、ユーザー離れが進んでいるという一面にも、眼を向けて欲しいと思います。
ま、メーカーさんも気づいているから、最近のキットは何とか工夫しようとする跡は見られますけどね。
そんなことを、F-16のキットを眺めながら思ったのでした。
F-16ラブな私は恵まれていると。
そして、沢山の魅力的な戦闘機があるのに、なんと恵まれない機体の多いことかと。
あ~、超絶ディテールの完璧なF-15。どっかのメーカーが出してくれないかなあ。できれば1/72で。1/48でもいいや。
でも、どこも既にF-15は既存キットがあるんだよなあ。
そいつに引っ張られて、なかなか出す気にならんのだろうなあ。F-15をリメイクするぐらいなら、別の機体を出そうって感じなんだろうなあ。
いや、まて。バトルスカイシリーズという企画を始めているフジミなら、あるいは・・・。
よって、雑記で間を埋めます。
ここ暫くエアモデルが私のマイブームでして、色々と調べてました。
結果、F-16LOVEな私は恵まれているのだなと痛感しました。
良いとも悪いともどっちとも取れることですが、エアモデルにおける人気機種の決定版と言われる物は、なぜか20年位前のキットが多いです。
F-14.15.16。これらのキットは、ハセガワさんの出しているキットが、1/72・1/48問わず、決定版扱いですね。
おそらくこれらのキットは発売はすべて、1988年前後です。
それだけこれらのキットが優れていたということでしょう。
なにせ、20年も決定版であり続けたわけですから。
ですが、やっぱりおかしいと思うんですよね。
同じキットが20年も決定版であり続けるってのは。
だからこそ、F-16ラブな私は恵まれていると思ったのです。
ハセガワ版F-16も、おそらく88年前後に発売されたキットだと思います。
このキットも長らく決定版であり続けました。
私も作ってみて、「なるほど、決定版だ」と思いました。
が、やはり最近のキットを見ると、物足りなく感じるのも事実です。
ついこの間発売された同じくハセガワさんのSu-33。本当に素晴らしいキットですね。
モールドも綺麗ですし、リベットもガッツリと入っております。
ディテールフェチの私には、勃起がとまらないキットです。
そういう目で見てしまうと、ハセガワ版1/72F-16も、「やはり20年前のキットだなあ」と思わずにはいられないのです。
88年当時の模型業界がどうだったのかは、私には分かりません。
が、私も当然物心付いておりましたし、90年前後に私もガンプラを作っておりましたから、なんとなく雰囲気は感じておりました。
やはり、今よりも元気でしたね。模型業界は。
おもちゃ屋に行くと、必ず模型コーナーはありましたし、ガンプラ、その他のキャラモ、スケール問わず、沢山の種類がありました。
スーパーにもキットは置いておりました。
そんな訳で、ハセガワさんも今よりも遥かに勢いがあったのでしょうね。
88年前後で、人気機種のF-14.F-15.F-16を各スケールで一気にリリースしたのも、その勢いによるところでしょう。
特に14と15は凸モールドの旧キットがあったのにもかかわらず、リメイクした訳ですから。
今では考えられないありがたい風潮です。
ま、売れない時代だからこそのありがたさも出てきているので(見向きもされなかったドマイナーなデザインのキット化とか)、模型野郎には複雑な心境ですが。
ともかく、そんな時代に作られたハセガワ版F-16は、1/72、1/48、1/32問わず、その後20年もの間、スタンダードであり続けたわけです。
ハセガワ版と前後して、フジミやイタレリが出したようですが、いずれもハセガワ版を脅かす内容のキットではありませんでした。
これは、各比較記事を見てもらえれば分かるかと思います。
フジミ版はコックピットが適当すぎるし、モールドも甘すぎるわけです。
イタレリは、おなじみのイタレリクオリティで、運河モールドなわけです。
イタレリのキットを私は吉野家キットと呼んでいます。全世界で私だけでしょうが。
早いの安いのそこそこの~♪
って感じなんですね。イタレリのキットは全部。
リリースは早いですが、行き届いてない。
モールドもいい加減だし、太いし、形状もなんだかおかしいし。
全体の雰囲気は出ているけど、それだけって感じですな。
その後、2000年ごろにドイツレベルが72でF-16を出します。
巷ではハセガワを超える決定版といわれたようです。
が、正直そこまでの違いを感じませんでした。
確かに、ハセガワ版よりもディテールなどはよくなっている部分はあります。コックピット周りとか。
でも、決定的な差があるかと言われれば、そこまでではないなって感じました。
結局、入手のし易さと価格面で、ハセガワ版がスタンダードであり続けたわけです。
そんな状態が15年ほど続いたあと、革命はまず1/32からやってきました。
2004年に発売された、タミヤ版1/32・F-16です。
これが半端ではないキットだったわけです。
フォルムが完璧なのはもう語る必要もないでしょうが、まさに21世紀の模型って内容です。
まず、ディテールが半端じゃないです。
モールドが美しいですし、リベットもね、凄いんですよ。箇所によるリベットの径の違いや、太さ、さらには二重の円になっているところまで再現しているんですよ。
エンジンが個別にディスプレイできるよう、ハイクオリティで再現されていました。
ファンやノズルなど、素晴らしいディテールです。
このエンジンを乗せる為の台車まで付属しています。
実機と同じように、レールでスライドさせて、エンジンを着脱できます。
また、兵装も翼端のランチャー部以外は、ポリで装備する形となり、兵装を変えたりすることができます。
今日はおフランスはパリのゴージャスな感じで。明日はイタリアはミラノのミラノのポップな感じでコーディネイトだ!!
また、ランディングギアが金属製です。
50cm近くなるサイズによる重さと、中身もギッシリなキットなので当然重たいですから、ありがたい処置です。
この辺は32ではスタンダードな内容っぽいですけど。
タイヤもゴムですね。
ノーズコーンを外せば、中にはレーダーが入っています。エッチングで再現です。
翼の可動部も、ポリによって可動を再現です。勿論、水平尾翼も動きます。
これにより、駐機状態でも表情を変えられますね。私は伸ばした状態が好きなので関係ないですが。
コックピットの再現も素晴らしいです。
座席なんかは、射出をキットでも再現しているのか、ちゃんと着脱できますし、レールもあります。
そんな訳で、ヤヴァイくらいの超絶キットですが、欠点が3つありました。
まず、高いこと。
次に、パーツが多いこと。
最後に、でかいこと。
定価13000円ですからね。高いと言えば高いです。
内容を見れば、むしろ安いと思うのですが、小遣いの少ないお父さんには厳しい価格です。
そして、エアモデルの主要購買層はお父さんですからね。
パーツはね。仕方ないと思います。
徹底的なディテール再現のため、エアモデルとしては空前の500パーツ!!
もしエアモデルとキャラクターキットが同じパーツ数なら、エアモデルのほうが3倍は大変だってのに異論を挟む人はいないでしょう。
キャラモと違い、エアモはすべてのパーツに手を入れる必要がありますからね。
MGなどで500パーツと言っても、半分くらいは余計なフレームに費やされているわけで、フレームなんて極論、何にもしなくていいわけです。
見えるところだけチョイっと塗ってやればそれでOKなわけですね。
なので、このキットは凄まじく根気の要るキットとなってしまったわけです。
大きさはねえ・・・50cm近いですからね。日本の住宅事情に即しているとは言いがたいでしょう。
でも、大きさによる迫力とディテール再現がこのキットのウリなわけですから、一概に欠点とも言いがたいですな。
さて、考えうる限り完璧なF-16を再現した最強のキットでしたが、そこから数年後の2007年。32の欠点をすべて克服したキットが出たわけです。
またしてもタミヤから1/48F-16が発売!!
32の縮小とも言うべきその内容は、32のハイパーディテールを受け継ぎ、しかも作りやすいパーツ数に抑えているわけです。
32で付加価値として付けた見せ場をばっさりとオミット。F-16固有のキットとして必要なところだけに集中し、低価格を実現したわけです。お値打ち価格の3780円。
更に、サイズは、大きさによる満足感と邪魔臭くならない手頃さが両立するギリギリの大きさなわけですよ(キットは30cmくらい)。
他、水平尾翼などは可動を残し(可動云々よりも、角度が一発で決められるところが私は嬉しい)、兵装も取り外しができるようになっております。
勿論、兵装も豊富に入っており、フル装備にできるので満足感もひとしお。
ディテールフェチとしてはね、32が48に縮小されると、ここまで密度感が出るのかと思いましたよ。
確かに、32では再現されていたリベットの径や種類の違いなどはできてませんよ。それはスケール上仕方ないことです。
空前の高評価を受けたのも納得の傑作キットです。
まとめて言えば、
32並の超絶ディテール。
作りやすいパーツ数。
低価格。(前回も書いたけど、ハセガワさんは20年前のキットを5000円以上で売り、ちょっと付属パーツを付けただけで7000円近くにして売っているわけです)
32の欠点をすべて克服し、完璧なF-16キットに求められる要素すべてを実現したわけですよ。
ま、どんなキットにも欠点はあるものでして、ここまでするんだったら、なんで32と同じようにノーズコーンをワンパーツ整形にしなかったんだろうと思いましたけどね。
左右分割にしちゃったから、ノーズコーンにある凸ディテールのど真ん中に合わせ目が来ちゃってるんですよ。
これ、合わせ目けしをすると、凸ディテールも消えるぞ。
説明書を見る限り、私が気づいた欠点はこれくらいでしょうか。
更にそこから2年後。2009年に、アカデミーが1/72でのF-16の決定版キットを出します。
これまた凄まじいディテール再現でして、48並といってもいいでしょう。
欠点は、ノーズコーンの形状くらいでしょう。実機をよく知らない私でもすぐに指摘できる欠点でしたね。
ま、詳しい内容は、各社比較を見てください。
つまり、F-16は現在的な目で見て、満足のいくすばらしい内容のキットが、72,48,32すべてのスケールであるわけです。
この現在的な目ってのが重要ですけどね。
私は常に願っております。
ニューキットが出るのなら、それは既存のキットを陳腐化するものであって欲しいと。
この願いはあまり叶えられることがありません。
叶えられないから、願いと呼ぶのかもしれませんが。
形而上的な話は措きましょう。
F-14,15はどうでしょうか?
発売から20年以上経過して、結局ハセガワさんのキットを陳腐化するものは出ておりません。
色んなメーカーが何度も出しているのにも関わらずです。
それだけハセガワ版が優れていたとも言えるわけですが、これらのキットも今の目で見れば、フォルムはともかく、ディテールは全然追いついてないわけです。
(レベルの1/48F-15Eストライクイーグルはハセガワ超えをしてるらしいけど、見たことないので。そこまで違うとは思えませんが。また、もしかしたら、ホビーボスの72,48はハセガワ版の同スケールを陳腐化してくれるかもしれませんが、これもまだ内容を見てません)
20年ですよ。20年。
この間、各メーカーは一体何をしていたのかと。
明らかに怠慢だとおもうんですよ。こういうのって。
キャラクターキットを見てみると、20年前とはまったく次元の違うことをしてますよね。
造型もディテールも構造もなにもかもです。当時と比較になりません。
常に新しさを追求し、作る側にオドロキを与え、新鮮です。
でも、エアモデルはどうでしょうか?
20年以上前のキットがいまだに決定版なんて言われているわけです。
メーカーもそれに甘んじて、あるいは挑戦しようともせずに、既存のキットを売ることばかり考えているわけです。
勿論、エアモデルはエアモデルなりの進化をしていることは知っています。
ハセガワ版F-16とタミヤ版F-16の隔絶された内容が、まさにこの20年の進化の差なわけですから。
それに、エアモデルはキャラモと違い、構造的に進化させるにも制約があるのは分かります。
実機の再現が前提ですからね。
再現性が最初にあてられる定規ですから、キャラモのように「格好良ければそれでいいじゃん」って開き直りができませんしね。
ですが、20年という歳月は、それを言い訳に出来ないくらいの重さがあるわけです。
実際、やろうと思えばできることをタミヤさんが証明しているわけですからね。
やる気がないってだけです。
やる気があれば、インジェクションの経験がほとんどなかったコトブキヤさんでも、あれだけ素晴らしいアーマードコアのキットを造れるわけです。
創世記のACは、欠点は色々ありましたが、それを補って余りある魅力を持っていますからね。あのキットシリーズは。
売れないから新作が作れない。
そうメーカーさんは言うのでしょうね。
でも、新作を作らなければ更に売れなくなりそうですけどね。
特に、20年前のキットが馬鹿高い値段であれば尚更。だって、1年前に出たハセガワさんの傑作キットの1/48F-22ですら、6000円ですからね。
そう、F-22ですよ。やればハセガワさんはできるんですよ。超絶キットを作ることが。
ただ、ペースが遅いし、既存キットのデカール替えばかりするのが悪い癖です。
スケールモデルが売れない時代と言われますが、メーカーの努力不足もその原因の一つだと思いますよ。
誰だって、実物があるほうが、模型を眺めるときに熱くなると思うんですよ。
ですが、スケールモデルは、昔からのやり方を踏襲しすぎていて、作り易さなど敷居を下げる努力を怠ってきたと思うんですね。
だから、ユーザー離れが進んでいるという一面にも、眼を向けて欲しいと思います。
ま、メーカーさんも気づいているから、最近のキットは何とか工夫しようとする跡は見られますけどね。
そんなことを、F-16のキットを眺めながら思ったのでした。
F-16ラブな私は恵まれていると。
そして、沢山の魅力的な戦闘機があるのに、なんと恵まれない機体の多いことかと。
あ~、超絶ディテールの完璧なF-15。どっかのメーカーが出してくれないかなあ。できれば1/72で。1/48でもいいや。
でも、どこも既にF-15は既存キットがあるんだよなあ。
そいつに引っ張られて、なかなか出す気にならんのだろうなあ。F-15をリメイクするぐらいなら、別の機体を出そうって感じなんだろうなあ。
いや、まて。バトルスカイシリーズという企画を始めているフジミなら、あるいは・・・。
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