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今日のサザビーのお時間です。

今回は、サザビーさんの下半身を組み立てます。
早速開始。


足

まずは足ですね。
非常に単純です。今まで以上に。
足首まで作ってあるのは初めてですけどね。

しかし、今まで以上にエッジが死んでいるし、足首アーマーみたいなのに別パーツ感がまったくありませんね。

次。膝下。


膝下

バーニアが早くも4つ付きました。
流石は重MSでありながら、高機動のサザビーさんですね。

相変わらず、中身はスッカスカですけど。ま、仕方ありません。
そういう時代です。

早速、足とつなげてみます。


膝下完成

こんな感じ。

ん~。なんだろうねえ・・・。
ま、いいや。次だ次。

腿です。


腿

ここも今までと同じ構造ですね。
2つのパーツでお仕舞い。

折角、回転軸らしきモールドがあるんだから、回転軸そのものを仕込んでしまえばよかったのに。
どうせ、ポリは余っているんだからさ。ええ、5つくらいあまりますよ、このキットは。

で、膝下とドッキング。


脚完成

あたた・・・。腿、長い気がします。全体が出来ていないのでよく分かりませんけども。
しかも、ちょっと太いような?

でも、この辺はまだ許容範囲内ですね。

さて、可動範囲の調査。


可動範囲

なぜかこのシリーズは、まったく役に立たない、外側への可動範囲の方が広いんですねえ。
内側に倒しにくい理由。それは、踵に付けたスラスターパーツが、脹脛のフレアに干渉しているから。
直せるのか?これ。

また、前にもそれほど倒せません。後ろもあまり動きませんね。

デザイン的に、足首の可動を留保し辛いものではあるんですけどね、νガンダムさんと同じで。


サザビー

さて、これで下半身は終わりました。
かなりでかいです。これまでのキットと比べると、大きさが歴然としています。

ま、ふくらみがある分、容積が大きくなっているだけなんですけどね。

しかし、やっぱり腿に問題を感じる・・・

そんなわけで、今日のサザビーはお仕舞い。

また。

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三ヶ月間、待ちに待ったレイレナードの発売日が25日の今日(日付的には昨日)でしたが・・・残念なことに27日に延期になったようですね。

ま、どう考えてもすぐに作れる状態ではないので、急いで入手する必要もないわけですが、やっぱり現物を早く拝みたいですな。
なんたって、待ち焦がれていたわけですから。

さて、今回から硬化待ちを利用して、シリーズ最後のキットの仮組みに入ります。

今日のサザビーのお時間です。

漸くたどり着きましたよ。シリーズ最後のキット。
最も好きなMSデザイン、サザビー。
永かった・・・・。開始から早4ヵ月半。季節が一つ終わりましたよ。

今回はまず、パーツをチェックしましょう。
全景から。


ランナー全景

これが全景です。
少ないように感じますね。

さて、恒例。パーツ数確認ですね。

○ランナー
プラ:5枚
ポリ:2枚

○パーツ数
プラ:94個
ポリ:21個


ってことでした。
なんと、サザビーさんにはポリランナーが2枚も付いているんですね。贅沢です。
このキットで逆シャアシリーズは終わりになりますけど、結局ポリランナーの横で飛び出た奴を使うキットはなかったですね。

なんだべ?元々、このポリは他のキット用に作られたとかなのかな?
んで、逆シャアシリーズに流用されたとか。

タグに96年10月って書いてありました。よって、これは11年前・・・ではなかったようです。
実はタグに三角形のマークが入っているのですが、これがあるとそれは90年代ではなく2000年代を表すんだそうです。
よって、私が持っているこのシリーズはすべて、実はこの間の再販の時のものだったと分かりました。

いやはや、恥ずかしい勘違いをしていたぜ。

さて、旧キットの1/144サザビーですが、映画が公開されていた当時に発売されたものでしょう。かれこれ20年近く前のキットです。
が、サザビーさんの1/144というのは、いまだこのキットしかありません。
なぜか?

なぜでしょうね?本当に分かりませんよ。
単純に、バンダイはMGは8000円まで。HGUCは2500円までって決めている節があるんですよね。一部例外もありますが。
そんな中でHGUCでサザビーを出せば、2500円を超えてしまうからではないかと、私は思っております。
他にも、ハイコンプロと被って出したくなかったりとかあるんでしょうけどね。

MGでは発売されたましたけど、微妙なデキでお値段が最高額だったというわけで、かなり不評なキットでした。
では、安いこのキットならどうなのか?このキットなら、1000円程度で買えますからね。

が、正直なところ、やめておいたほうがいいです。
これから自分が作ろうというのにこんなことを言うのもおかしなことなんですけどね。
といのも、個人的にはかなりいいデキであると思うこのシリーズですが、サザビーだけはどうしようもない造形だからです。
全体がではありませんよ、勿論。
問題は顔です。

ハッキリ言って、酷すぎるのです。全身のバランスもあまりいいとは言えませんしね。
個々で見ればそこそこの造形なのに、全体のバランスが悪いってのは、バンダイさんのお家芸ですね。


問題の顔

このキットの一番の問題となる顔です。
この時点では良く分かりませんけどね。組み立てれば、どれだけ酷いか、誰しも実感できるかと思います。


ディテールなど

ディテールなど。
やはり時代の限界でしょうかね。非常に玩具っぽいです。
考えてみれば、腿の付け根に回転軸(?)らしきモールドが入っていたものは、これ以外にありません。
そういう意味でも、結構頑張っていたのでしょう。

が、そんなことよりももっと酷い問題を、バンダイさんは見て見ぬ振りしているのですね、。このキットでは。
まあ、問題を見て見ぬ振りってのも、バンダイさんのお家芸なんですけどね。


ボックスアート

箱絵では、格好いいサザビーさんですが、これを再現することは、超絶技巧を持った人でなければできないでしょうね。

私が小学生の頃にガンプラを作っていた時代、友人がこれを持っておりました。
で、当然、見せてもらいます。

何のセンスもないガキの私が見ても、格好悪いとしか思えなかったこのキット。
今の私でどうにかなるのでしょうか?
技術だって全然ないし、根気はそれに輪をかけてない。
ネット上で見る人たちは、キットを改造する際に2個イチなどして、他のキットを流用しているケースが多いですね。
が、私はそれをあまりしたくないのですよ。
2個イチにすれば、関節を新造する必要がなかったり、簡単に可動範囲が増やせたりするのかもしれませんけどね。

なので、自作でできる範囲でやらざるを得ないわけです。
そんな条件の中で、このキットを格好よくする自信はまったくありません(キッパリ)。

そんなわけで、最強にして最凶のサザビー組み立て開始です。

あ、最初に言っておきますけど、格好いいサザビーが欲しいのでしたら、ハイコンプロのサザビーを買った方がいいです。
3000円程度とちょっと高めですけど、そのクオリティは恐ろしく高いです。
あのサザビーは格好良すぎですよ、ホント。

ハイコンのサザビーには、作る楽しみはありませんけどね。
半年前に買った、ハイコンプロ・サザビー・スペシャルペインテッド。これ、いまだに眺めています。
メチャ格好いいのでね。

これをそのまま大きくして、ディテールなどを追加して、HGUCなり、できればMGで出してくれないかしら?
HGUCはともかく、MGサザビーver2は無いかなと思っております。

これをすると、同じ価格帯でだすとver1が完全に死ぬし、差別化のために無駄にオプションパーツを付けて値を吊り上げたら(バンダイのお家芸)、今度は買う人が少なくなるし。
ver2の出来が良かったとしたら、やっぱりver1は死ぬし。
少しでもユーザーから小金をふんだくろうとするバンダイがするとは思えませんね。
元々の8000円という価格に問題があったんですけどね。これが5000円程度なら、まだver2の望みはあったかもしれません。

では、今日のサザビーはお仕舞い。

また。

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「カリオストロ伯爵夫人」

点数:7点
寸評:いまいち釈然としない箇所もあるが、全体的に凄く面白い。

カリオストロとくれば、我が日本国なら「ルパン三世 カリオストロの城」ですね。
これの題材となった物語が、このカリオストロ伯爵夫人です。
勿論、モーリス・ルブランが書いたアルセーヌ・ルパン物語の中の一つです。

これが書かれたのは、ルパンの中でも終盤、というか実質最後の発表作となるのかな?よく分かりませんけども。
ま、そんな感じの時期にかかれたものですね。
が、物語はルパンが若い頃という設定で書かれています。
そう。ルパンがまだ二十歳そこそこの頃ですよ。

最初のルパン夫人(!)が登場するという、ルパン研究家には欠かせない物語です。
何を隠そう、この最初のルパン夫人こそがクラリス・デティグ。つまり、ルパン三世・カリオストロの城に出てくる芳しい乙女の原点なわけですね。
ルパン三世が好きな人は、是非とも読んでみては如何でしょうか?そのあまりの違いに愕然としつつも、楽しめますよ。

で、この本、私は既に3回くらい読んでいました。今回、4度目を読了ということでレビューでもしてみっかと。

やはりルブラン。毎度のことですが、無駄に場面を盛り上げようとするところは同じです。
修辞は多いのですが、実際にはそれほどたいしたトリックは使っていないところが、ルパンのミソです。
「真実を知れば、たったそれだけのことかと誰しもが言うでしょう。が、たったそれだけのことを思いつくか否かが、偉大さと凡庸さの違いなのです」
そんなことをどっかでルパンは言っていましたが。

ルパンといえば、ミステリと誰しもが思うでしょうが、ホームズ物なんかを読んでしまうと、ルパンはミステリというよりも冒険譚といった方が相応しいなと思います。
実際、この物語も冒険譚です。
フランスに伝わる秘宝を巡り、3つの勢力が凌ぎを削るという。

物語には2人の女性が登場します。
一人がクラリス。もう一人がジョセフィーヌ・バルサモです。ジョセフィーヌはかの有名な詐欺師、山師、錬金術師だった(要するに如何にも中世的な細木カズコですが)、
ジョゼッペ・バルサモの娘という設定で登場します。
この辺は、中世ヨーロッパの歴史を齧っていないと、その謎めかしさや面白さが分かり辛いかもしれません。
まあ、調べてみるといいと思います。いまや、この手のオカルト関連はネットで幾らでも調査できますから。サンジェルマンとかも面白いですよ。

まあ、それは置いといてと。
この二人の女性の間で、ルパンは揺れ動くわけです。この辺の感性はいかにもフランス人という感じで、日本人の私には理解できないんですけどね。
恋愛を至上とする民族ですから、フランス人はね。ま、フランス人にノーマルとアブノーマルの差はないなんてことも聞きますけど、どうなんでしょう?普通にサンピーをするみたいですし。

そうして見えてきたものは、ジョセフィーヌはどうやら犯罪者だったということ。
それは、ルパンも許しがたい、殺人や脅迫をもしている悪人であったこと。
唾棄すべき犯罪者であると同時に、男を虜にするジョセフィーヌ。
クラリスとジョセフィーヌ。どちらを愛すべきか?苦しむルパン。

ルパン、ジョセフィーヌ、もう一つの団体。秘宝を巡り、3つ巴の戦いが始まる。
誰が勝つのか?
秘宝の秘密とは何か?
ルパンとクラリス、ジョセフィーヌの三角関係の行方は?
結末は如何に?

それは読んだ人だけのお楽しみ。

ちなみに、この物語には続編があります。
「カリオストロの復讐」という小説ですが、これはたいしたものではないです。これの荒筋を書くと、どうしても「カリオストロ伯爵夫人」の結末に触れざるを得ないので、止めておきます。
まあ、伯爵夫人を読めば、大体の内容は判るはずです。何が復讐なのかはね。


ルブラン。本当は文学を書きたかったのです。最初に書いた作品も純文学でした。
それの評価も高く、先輩であり師でもあったモーパッサンと並び評されたくらいでした。
「これがモーパッサンなら、最高のモーパッサンだ」とね。

が、たまたま小遣い稼ぎのために書いたルパンが凄く好評で、読者と編集者の要望で続きを書くことになりました。
その結果は知っての通り。ルブランといえばルパンということで、純文学を書かせてもらえなくなったのでした。
本人もこれには悩んだようで、ルパンが売れれば売れるほど、孤独を抱えるようになったそうです。

理想と現実の狭間の葛藤ゆえでしょうか?この小説には純文学的な恋愛が多く含まれています。ルパン、クラリス、ジョセフィーヌの三角関係ですな。
これが良かったのかどうかは人によるでしょう。

この辺の作者の意思とは別にってところ、ホームズの生みの親であるコナン・ドイルも同じですね。
歴史作家を自認し公言もしていたにもかかわらず、ホームズばかり書かざるを得なかったと。

こんど、ドイルの「白面の騎士」って本を読んでみたいのです。図書館においてあったのでね。本屋にないんですよ。

才能ってのは本人の考えとは違うってことでしょうかね?
あるだけマシってのもいえますが。

って、ルパンから随分とずれたな。

ま、読んでみては?面白いことは請合いますよ。

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嵐に遭遇した1隻の船が沈没してしまいました。
その船に乗っていた人たちの中で、5人が運良く二隻の救命ボートに乗ることが出来ました。

1隻のボートには、若い女性、水夫、それに老人。この三人が乗りました。
もう1隻には、若い女性のフィアンセとその親友。この二人が乗りました。

悪天候のもと、波に揺られる間に二隻のボートは別れ別れになってしまいました。

若い女性の乗ったボートはある小島に付きました。嵐を乗り切ったボートは壊れてしまいました。
フィアンセと離れ離れになってしまった若い女性は、フィアンセの消息を掴もうと、もう1隻のボートを探しましたが、見つかりませんでした。

翌日、天候が回復したので若い女性はなおもフィアンセを捜し求めました。
けれども、その消息はつかめなかったのです。

しかし、若い女性は海の彼方に小さな島影を認めました。
若い女性は矢も立ても溜まらず、フィアンセを探したい一心で、水夫に、
「ボートを修理して、私をあの島に連れて行ってください」
そう懇願しました。

水夫は言いました。
「あなたの願いに応じてもよい。ただし、一つだけ条件がある。それを飲めば、必ずあなたを連れて行ってやろう」

その条件とは・・・
水夫と一夜を共にすること

若い女性は即座に拒否し、今度はもう一人の助かった人物、老人のもとに行って頼みました。
が、老人は問題の渦中に巻き込まれるのを欲しませんでした。

若い女性は悩みぬいたあげく、水夫の条件を飲みました。

翌日、水夫はボートを修理し、若い女性をその島に連れて行ってやりました。
フィアンセの姿を遠くから見つけた若い女性は、浜辺に着くや遅しとボートから飛び出して駆け上がり、フィアンセの腕の中に飛び込みました。
フィアンセの暖かい腕の中で、若い女性は昨夜の水夫との出来事を話そうかどうか迷いましたが、思い切って打ち明けました。

それを聴いたフィアンセは怒り、若い女性を軽蔑しました。
そして、若い女性を捨てて、どこかへ行ってしまいました。

哀しみに打ちひしがれた若い女性は、フィアンセの親友のところへと行き、泣きながらその事を話しました。
それを聴いた親友は彼女に同情し、フィアンセを探し出し、荒々しく殴りました。

その後、フィアンセがどこかに去ったあと、若い女性とフィアンセの親友は、夕日が沈む海岸で、大声で笑い出しました。


・・・以上。

さて、
若い女性。
そのフィアンセ。
その親友。
水夫。
老人。

この中で、一番の悪党は誰でしょう?

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さて、今日のνガンダムのお時間です。

今回で改造フェイズをほぼ終了とします。

そんな訳で、アルパアジールさんの時の様に、腰アーマーに凸モールドを追加してみました。


凸モールド

・・・ダサイ。

止めます。ちゃんと二つ作ったんですけどね。いざ乗せてみるとダサいことが判明。
結構、時間かかったんだけどなあ・・・。

ほか、凹モールドを追加しました。
足首ですね。なんか知りませんけど、ボックスアートには書いてあるんですね、モールドが。
このモールド、MGにもあります。
が、このキットにはないのです。

苦手なんですよねえ、スジ彫り。
深さを一定にできないし、幅もずれたりするし。線と線が交差するところでずれてしまったりするし、角度が微妙にずれてしまったりもすると。
もう、大嫌いです。

ま、頑張りましたけどね。一箇所だけでしたから。
写真も撮ったんですけど、墨入れしていないしカメラの性能も悪いしで、写りませんでした。
ま、後日ね。
後で気が付いたんですけど、モールドの形を間違って彫ってしまいました。
なんとか誤魔化せないかな?

そんな訳で、今日のニューガンダムはお仕舞い。
今回の改造フェイズは、かなり時間がかかったなあ。
ま、次の方が3倍大変なんだけどね。
流石はシャア専用!!

次回からは、毎度ながら、硬化待ちを利用して、逆シャア最後にして最悪のキットを仮組みしていきます。
サザビー・・・。如何に立体物に恵まれなかったデザインか、これを見れば誰しも納得すると思いますよ。
今はハイコンプロがありますけどね。あれは最高です。

では。

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