その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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癇癪持ち 降・臨!!
今日のスピットファイアMK9のお時間です。
ようやく完成しました。スピット9。
年をとったからでしょうか?不思議と完成を急ぐ気持ちが薄らぎ、以前よりもゆったりとした気持ちで作業ができました。
お陰で、ブランクがあった割には自分の想定と現実の乖離にイラつくこともなく、すんなりと作れてしまいました。
作業は丸ひと月。
途中、いくつかの不運が重なり予定がずれることもありましたが、それでも精々数日程度の遅れでしょう。
本当はもっと手早く作りたいのですが(積みキットの山のプレッシャーで)、ひと月に一個完成させるとしても30年以上かかる在庫を見ると、もはや急ぐことに意味があるようにも思えなくなるわけです。
これが、いわゆる解脱の境地です(違います)。
スピットファイア。
私にとって、最も好きなレシプロ機なわけで、思い入れを語りだせばキリがないのですが、そこまで実機に詳しいわけでもなく、要するにこの造形、デザインが好きな理由なのです。
ミッチェル大先生が設計したこの機体。
美しい楕円翼。
力強いカウル。
繊細な胴体。
イカしますねえ。
ちょっとばかし薀蓄を垂れると、第二次世界大戦が始まった当初から主力をつとめ、終戦までその座が動かなかった機体という実に稀有な機体です。
航空兵器の進化が凄まじかった時代において、開戦から終戦まで実に5年間もの間最強クラスの戦闘力を持ち続けたのは、スピットとBf109くらいのものです。
・・・多分。
これはつまり、ミッチェル大先生の設計がいかに優れていたかという証明なのでしょう。
Bf109がF型からなかなか戦闘力を上げられずに四苦八苦している時でも、着実に性能を上げ続け、プロペラは2枚から5枚もしくは3枚の二重反転プロペラまで進化してしまった機体です。
エンジンの出力にしてもMk.Iでは1030馬力しかなかったのに、最終的には2300馬力ほどにまで上がってしまいました。
この美しい機体のどこに、そんな堅牢さがあったんでしょうね。
Bf109E型がドーバー海峡を渡ってきて始まったのがバトルオブブリテン。
これに対してイギリス空軍で唯一対抗できたのがスピットファイアMK.I。
楽勝のつもりだったドイツが驚いて開発したのがBf109F型。こいつは当時世界最強の戦闘機でした。
F型が配備されビビったRAFが開発プランを繰越しして新型エンジンを無理矢理積んだ急造の機体がスピットファイアMK.V。
F型に対して劣勢だったMK1と2でしたが、MK5のお陰で、漸く互角となりました。
ところが、そこでルフトバッフェが新型を出してきました。それがFw190A。
こいつの登場がそうとう強烈だったらしく、一気にRFAは窮地に立たされます。
ゆっくりとスピットを設計し直している暇などなく、MK5に新型のエンジンを無理矢理載せて新型スピットを急造します。
これが、MK9。
流れを追うと、大体こんな感じですね。
こうして見ると、スピットファイアという機体の進化は、イコールでエンジンの進化にあったと思うわけです。
新型の、より強力なエンジンの進化こそが、スピットの進化だと。
しかし、同時にどんどん出力は向上し、果ては低高度用、高高度用。どちらのエンジンを積んでもいかんなく発揮するスピットという機体があればこそでもあります。
一撃離脱の高速戦闘に特化したBf109とも互角の速度性能を持ち、その上で旋回性能に至っては完全に凌駕していたわけです。
Bf109に唯一劣っていた急降下性能もMK.9において漸く互角とし、高高度性能では完全に引き離してしまいました。
MK.9以降もスピットの進化はとまりませんでしたが、MK9が登場してからドイツの航空機がスピットに性能的に優位に立つことはありませんでした。
ほとんど全てにおいてルフトバッフェの戦闘機に対して勝てる性能を持っていたのがMK9なわけで、事実上トドメをさしたのもMK9でした。
型番が24まで続くスピットの中で実質的に決定版とも言えるわけです。
もっとも戦闘機の性能だけで戦争に勝てるわけはなく、ドイツの戦略的誤りが沢山あったことの方が大きな理由でしょう。
MK9が主力となりうる配備数に達する頃には、既にドイツは劣勢に立たされていたわけですからね。
さて、無駄な薀蓄が長くなりました。
あとはざっと写真を載せていきます。
そうそう。今回、撮影にあたって、新しデジカメを買いました。
金もないのに何やってるんだと自分でも思いますが、スマホのカメラの性能があまりにも悪すぎて、ウンザリしてしまったんですよ。
んで、ついでにある程度まともに写真が撮れるようにと、100均で背景となる紙を買ってきて撮ってみました。
撮影ブースがあるわけでもなくそんなにいい写真にはなりませんが、まあ以前よりはマシでしょう。
それでも、ウォッシングやドラブラシの成果は、写真だとほとんどわかりませんねえ。
今回の製作のテーマは、ゆっくりと丁寧にやるということでした。
3年近いブランク明けですし、忘れていることもあるからです。
たいして上手にできないだろうなあと思っていたのですが、意外や意外。かなり私個人の満足度は高い完成度となりました。
グレーの色合いも理想どおりできたし、デカールもシルバリングせずに貼れました。
ウェザリングもナマで見るといい感じですし、塗膜も綺麗です。
やはり、模型製作は基本が大事ですな。
さて、キット評です。
ハセガワ 1/48 スピットファイアMK.IX
実にいいキットです。
作りやすく、パーツ精度も高く、おまけに格好いい。
作り始めて気がつきましたが、タミヤのMK.5よりもモールドの質感が高いです。
タミヤのモールドはパネルヒンジっていうのかな?丁番みたいな奴、あれの再現がないのですが、ハセガワのキットはちゃんとしてます。
つまり、立体的。
これはいいですよ。
1996年発売だったと思うので、ほとんど20年前のキットですが、なかなかどうして、素晴らしいキットですよ。
欠点は、製作記の方にも書いてますが、過給器吸入口のパーツが合わないことと、デカールが固くて凹凸になじまないこと、それかたリベットが浅いことくらいですね。
パーツは地道に摺り合わせするしかないですね。
リベットが浅いと墨入れの拭き取りで墨が残りづらくなってしまいます。先端の硬い模型製作用の綿棒を使うといいでしょう。
組み立て易さという点からは言いたいことは沢山あります。
主脚やタイヤの組立てのとき、ピンとダボのクリアランスを取りすぎてグラグラでクルクルなわけです。
リスク・リターンを考えると全体をハメ込み式にする必要はないと思いますが、主脚やタイヤ、尾輪くらいはハメ込み式にしてくれた方が、作り手は凄くありがたい。
グラグラすぎて角度が決まらないし、決めたつもりでも、硬化待ちをしている最中にゆっくりと垂れてきてしまって、角度が変わったりするんですよね。
ただまあ、この辺りのことは20年前のキットということで、仕方ないことにします。
バンダイの実績を考えると、決して仕方なくはないんですけど。
あとは、塗装指定のカラーが、何年も前から絶版になっているクレオスのRAFカラーセットの間まであること。
既にそんな名前の色はないし、知らない人は混乱するだけなのです。
ハセガワさん。
ちゃんとユーザーの方を向いた商品にしてくださいね。
総評としては、素晴らしいキットです。
デキは最高レベルですね。個人的には1993年製のタミヤ版よりもいいと思います。
ただ、2013年に出たエデュアルドの1/48スピットMK9のデキが超絶的なので、現在的感覚からすると劣ります。
値段もエデュアルドのウィークエンドエディションと同じくらいですしね。
とはいえ、エデュアルド版はまだ作っていないので、パーツ精度はわかりません。ディテールは凄まじいですけどね。
ちなみに、先日発売されたばかりのエデュアルドの48スピットMK8も凄いデキです。
このキットを見て初めて、私はMK8と9ではパネルラインが違うのだと知りました。
キットが合っていればですが。
そして、ハセガワのMK9は、エデュアルドを基準にすると、MK8に近いパネルラインとなっております。
あー、はやくエデュアルド版も作りたいぜ~!!
3年前に作ったハセガワ 1/72 スピットファイアMK8と。
こうして見ると、やはり今回の方がデキがいいです。技術的にはなにも進歩していないはずなのに。
まあ、72を作った時は8日間で完成させるとかいう無茶なことしてましたしね。
そんなわけで、今日のスピットファイアMK9はお仕舞い。
暫くは模型休暇を撮りつつ、次のハーディガンの作戦を練ります。
では。
新しいデジカメにあった変な演出。
在りし日のスピットという感じですな。
今日のスピットファイアMK9のお時間です。
ようやく完成しました。スピット9。
年をとったからでしょうか?不思議と完成を急ぐ気持ちが薄らぎ、以前よりもゆったりとした気持ちで作業ができました。
お陰で、ブランクがあった割には自分の想定と現実の乖離にイラつくこともなく、すんなりと作れてしまいました。
作業は丸ひと月。
途中、いくつかの不運が重なり予定がずれることもありましたが、それでも精々数日程度の遅れでしょう。
本当はもっと手早く作りたいのですが(積みキットの山のプレッシャーで)、ひと月に一個完成させるとしても30年以上かかる在庫を見ると、もはや急ぐことに意味があるようにも思えなくなるわけです。
これが、いわゆる解脱の境地です(違います)。
スピットファイア。
私にとって、最も好きなレシプロ機なわけで、思い入れを語りだせばキリがないのですが、そこまで実機に詳しいわけでもなく、要するにこの造形、デザインが好きな理由なのです。
ミッチェル大先生が設計したこの機体。
美しい楕円翼。
力強いカウル。
繊細な胴体。
イカしますねえ。
ちょっとばかし薀蓄を垂れると、第二次世界大戦が始まった当初から主力をつとめ、終戦までその座が動かなかった機体という実に稀有な機体です。
航空兵器の進化が凄まじかった時代において、開戦から終戦まで実に5年間もの間最強クラスの戦闘力を持ち続けたのは、スピットとBf109くらいのものです。
・・・多分。
これはつまり、ミッチェル大先生の設計がいかに優れていたかという証明なのでしょう。
Bf109がF型からなかなか戦闘力を上げられずに四苦八苦している時でも、着実に性能を上げ続け、プロペラは2枚から5枚もしくは3枚の二重反転プロペラまで進化してしまった機体です。
エンジンの出力にしてもMk.Iでは1030馬力しかなかったのに、最終的には2300馬力ほどにまで上がってしまいました。
この美しい機体のどこに、そんな堅牢さがあったんでしょうね。
Bf109E型がドーバー海峡を渡ってきて始まったのがバトルオブブリテン。
これに対してイギリス空軍で唯一対抗できたのがスピットファイアMK.I。
楽勝のつもりだったドイツが驚いて開発したのがBf109F型。こいつは当時世界最強の戦闘機でした。
F型が配備されビビったRAFが開発プランを繰越しして新型エンジンを無理矢理積んだ急造の機体がスピットファイアMK.V。
F型に対して劣勢だったMK1と2でしたが、MK5のお陰で、漸く互角となりました。
ところが、そこでルフトバッフェが新型を出してきました。それがFw190A。
こいつの登場がそうとう強烈だったらしく、一気にRFAは窮地に立たされます。
ゆっくりとスピットを設計し直している暇などなく、MK5に新型のエンジンを無理矢理載せて新型スピットを急造します。
これが、MK9。
流れを追うと、大体こんな感じですね。
こうして見ると、スピットファイアという機体の進化は、イコールでエンジンの進化にあったと思うわけです。
新型の、より強力なエンジンの進化こそが、スピットの進化だと。
しかし、同時にどんどん出力は向上し、果ては低高度用、高高度用。どちらのエンジンを積んでもいかんなく発揮するスピットという機体があればこそでもあります。
一撃離脱の高速戦闘に特化したBf109とも互角の速度性能を持ち、その上で旋回性能に至っては完全に凌駕していたわけです。
Bf109に唯一劣っていた急降下性能もMK.9において漸く互角とし、高高度性能では完全に引き離してしまいました。
MK.9以降もスピットの進化はとまりませんでしたが、MK9が登場してからドイツの航空機がスピットに性能的に優位に立つことはありませんでした。
ほとんど全てにおいてルフトバッフェの戦闘機に対して勝てる性能を持っていたのがMK9なわけで、事実上トドメをさしたのもMK9でした。
型番が24まで続くスピットの中で実質的に決定版とも言えるわけです。
もっとも戦闘機の性能だけで戦争に勝てるわけはなく、ドイツの戦略的誤りが沢山あったことの方が大きな理由でしょう。
MK9が主力となりうる配備数に達する頃には、既にドイツは劣勢に立たされていたわけですからね。
さて、無駄な薀蓄が長くなりました。
あとはざっと写真を載せていきます。
そうそう。今回、撮影にあたって、新しデジカメを買いました。
金もないのに何やってるんだと自分でも思いますが、スマホのカメラの性能があまりにも悪すぎて、ウンザリしてしまったんですよ。
んで、ついでにある程度まともに写真が撮れるようにと、100均で背景となる紙を買ってきて撮ってみました。
撮影ブースがあるわけでもなくそんなにいい写真にはなりませんが、まあ以前よりはマシでしょう。
それでも、ウォッシングやドラブラシの成果は、写真だとほとんどわかりませんねえ。
今回の製作のテーマは、ゆっくりと丁寧にやるということでした。
3年近いブランク明けですし、忘れていることもあるからです。
たいして上手にできないだろうなあと思っていたのですが、意外や意外。かなり私個人の満足度は高い完成度となりました。
グレーの色合いも理想どおりできたし、デカールもシルバリングせずに貼れました。
ウェザリングもナマで見るといい感じですし、塗膜も綺麗です。
やはり、模型製作は基本が大事ですな。
さて、キット評です。
ハセガワ 1/48 スピットファイアMK.IX
実にいいキットです。
作りやすく、パーツ精度も高く、おまけに格好いい。
作り始めて気がつきましたが、タミヤのMK.5よりもモールドの質感が高いです。
タミヤのモールドはパネルヒンジっていうのかな?丁番みたいな奴、あれの再現がないのですが、ハセガワのキットはちゃんとしてます。
つまり、立体的。
これはいいですよ。
1996年発売だったと思うので、ほとんど20年前のキットですが、なかなかどうして、素晴らしいキットですよ。
欠点は、製作記の方にも書いてますが、過給器吸入口のパーツが合わないことと、デカールが固くて凹凸になじまないこと、それかたリベットが浅いことくらいですね。
パーツは地道に摺り合わせするしかないですね。
リベットが浅いと墨入れの拭き取りで墨が残りづらくなってしまいます。先端の硬い模型製作用の綿棒を使うといいでしょう。
組み立て易さという点からは言いたいことは沢山あります。
主脚やタイヤの組立てのとき、ピンとダボのクリアランスを取りすぎてグラグラでクルクルなわけです。
リスク・リターンを考えると全体をハメ込み式にする必要はないと思いますが、主脚やタイヤ、尾輪くらいはハメ込み式にしてくれた方が、作り手は凄くありがたい。
グラグラすぎて角度が決まらないし、決めたつもりでも、硬化待ちをしている最中にゆっくりと垂れてきてしまって、角度が変わったりするんですよね。
ただまあ、この辺りのことは20年前のキットということで、仕方ないことにします。
バンダイの実績を考えると、決して仕方なくはないんですけど。
あとは、塗装指定のカラーが、何年も前から絶版になっているクレオスのRAFカラーセットの間まであること。
既にそんな名前の色はないし、知らない人は混乱するだけなのです。
ハセガワさん。
ちゃんとユーザーの方を向いた商品にしてくださいね。
総評としては、素晴らしいキットです。
デキは最高レベルですね。個人的には1993年製のタミヤ版よりもいいと思います。
ただ、2013年に出たエデュアルドの1/48スピットMK9のデキが超絶的なので、現在的感覚からすると劣ります。
値段もエデュアルドのウィークエンドエディションと同じくらいですしね。
とはいえ、エデュアルド版はまだ作っていないので、パーツ精度はわかりません。ディテールは凄まじいですけどね。
ちなみに、先日発売されたばかりのエデュアルドの48スピットMK8も凄いデキです。
このキットを見て初めて、私はMK8と9ではパネルラインが違うのだと知りました。
キットが合っていればですが。
そして、ハセガワのMK9は、エデュアルドを基準にすると、MK8に近いパネルラインとなっております。
あー、はやくエデュアルド版も作りたいぜ~!!
3年前に作ったハセガワ 1/72 スピットファイアMK8と。
こうして見ると、やはり今回の方がデキがいいです。技術的にはなにも進歩していないはずなのに。
まあ、72を作った時は8日間で完成させるとかいう無茶なことしてましたしね。
そんなわけで、今日のスピットファイアMK9はお仕舞い。
暫くは模型休暇を撮りつつ、次のハーディガンの作戦を練ります。
では。
新しいデジカメにあった変な演出。
在りし日のスピットという感じですな。
PR
今日のスピットファイアMK9のお時間です。
今回は、前回で途中までいったデカール貼りの続きをやりました。
早速、成果を。
60枚ほどでしょうか?
1/72のF-15ほど面倒ではありませんが、結構大変です。
ちなみに、このキットのデカール。あまり質はよくありません。
硬いのか、面に馴染みませんでしたし、簡単にちぎれます。
国籍表示のデカイのが3つに分解されてしまい、上手くくっつけて貼ることができませんでした。
タッチアップするしかないですね。似たような色で。
そして、ここからが模型製作で一番楽しい作業。
汚し塗装です。
まずはウォッシング。
写真だとさっぱりわかりませんな。
おそらくスマホで撮影しているから、性能が圧倒的に悪いからでしょう。
まともなデジカメが欲しい。
いつもどおり、ジャブジャブと筆で塗りつけて、綿棒でゴシゴシと落としていきます。
しかし、ウォッシングって本当にわかりませんね。どうしたらいいのか。
どこまで落とすべきなのか?
どのくらい残すといいのか?
実機を参考にすればいいのかもしれませんけど、いかんせんリアルになりません。
絵画的才能が一切ないからでしょうね。
100均で350本いり綿棒ケースを3箱買ってきて、ひたすら落とします。
ウォッシングの時に綿棒をケチって汚れたものを使い続けるのが一番良くない気がします。
落としているのか、塗りつけているのかわからなくなりますからね。
さて、何の根拠もなく適当なところで、「これで終わり」と決めて、次はドライブラシです。
ドライブラシはAFVでは必ず使われていますが、エアモデルではどうなんでしょうね?あまり使われていないような。
私、ドライブラシの質感が好きなんですよ。
塗膜の質感がなぜかわかりませんが、数段リアルになるからです。
ただし、完全な艶消しではなく、半艶くらいの表面でドライブラシするのが良さそうですね。
ドライブラシが終わったら、後はトップコートと主脚やタイヤなどの細かいパーツを接着すれば完成です。
次回で完成をアップできるかな?
そんなわけで、今日のスピットファイアMK9はお仕舞い。
では。
今回は、前回で途中までいったデカール貼りの続きをやりました。
早速、成果を。
60枚ほどでしょうか?
1/72のF-15ほど面倒ではありませんが、結構大変です。
ちなみに、このキットのデカール。あまり質はよくありません。
硬いのか、面に馴染みませんでしたし、簡単にちぎれます。
国籍表示のデカイのが3つに分解されてしまい、上手くくっつけて貼ることができませんでした。
タッチアップするしかないですね。似たような色で。
そして、ここからが模型製作で一番楽しい作業。
汚し塗装です。
まずはウォッシング。
写真だとさっぱりわかりませんな。
おそらくスマホで撮影しているから、性能が圧倒的に悪いからでしょう。
まともなデジカメが欲しい。
いつもどおり、ジャブジャブと筆で塗りつけて、綿棒でゴシゴシと落としていきます。
しかし、ウォッシングって本当にわかりませんね。どうしたらいいのか。
どこまで落とすべきなのか?
どのくらい残すといいのか?
実機を参考にすればいいのかもしれませんけど、いかんせんリアルになりません。
絵画的才能が一切ないからでしょうね。
100均で350本いり綿棒ケースを3箱買ってきて、ひたすら落とします。
ウォッシングの時に綿棒をケチって汚れたものを使い続けるのが一番良くない気がします。
落としているのか、塗りつけているのかわからなくなりますからね。
さて、何の根拠もなく適当なところで、「これで終わり」と決めて、次はドライブラシです。
ドライブラシはAFVでは必ず使われていますが、エアモデルではどうなんでしょうね?あまり使われていないような。
私、ドライブラシの質感が好きなんですよ。
塗膜の質感がなぜかわかりませんが、数段リアルになるからです。
ただし、完全な艶消しではなく、半艶くらいの表面でドライブラシするのが良さそうですね。
ドライブラシが終わったら、後はトップコートと主脚やタイヤなどの細かいパーツを接着すれば完成です。
次回で完成をアップできるかな?
そんなわけで、今日のスピットファイアMK9はお仕舞い。
では。
今日のスピットファイアMK.9のお時間です。
いやはや。大人になると、何が起こるかわかりませんな。
久しぶりの連休で一気にキット制作を進めようかと思っていたのですが、なんと親戚に不幸があり、本来であれば私が出ていく必要もなかったのですが、諸事情の末、私が代役として行かないといけない状況になってしまいました。
困った困った。
常識的に比べることではないですし、人として行くのが当たり前でして、それに対して一片の迷いもないのですが、楽しみにしていた予定が消えてしまうことに対して、一抹の切なさを持つのも人であります。
そんなわけで、今回は思ったよりも進められませんでした。
まず、整面作業です。
の前に、これを先にやっておいたほうがいいでしょうね。
組立てのときにも書きましたが、主翼下面と過給器吸気口のパーツが合いにくいです。
なので、削り倒す前に、一旦はすり合わせをしましょう。
色々と削ってみたのですが、どうにもこうにもうまくいきません。
どうやら、パーツの形状以前に、主翼の接着が少し歪んでいるようで、それが過給器のパーツを真っ直ぐに付けられない原因となっているようです。
なので、強引に真っ直ぐにするために、写真のようなガイドを作ってみました。
過給器がどうしても横にズレるので、真っ直ぐから動けないようにするために留め具を接着。
プラ板を使うまでもありません。ランナーのタグで充分です。
んで、過給器と胴体下面の接続部が浮いてしまうので、これまたランナーのタグを付けてすり合わせをしていきます。
最初よりも良くはなりましたが、完全にはピッタリくっつけることはできませんでした。
んで、ゴシゴシとこすること幾星霜。
やっと整面が終わります。
概して、そこまで大変ではありません。
パーツが綺麗に合うのと、合わせ目なんて、胴体と主翼にしかないからです。
って、エアモデルは大体そうか。
一部、隙間が出来てしまいますが、そこはいつも通り液状瞬間接着剤を垂らして埋めます。
んで、いよいと塗装開始!!
いやー、久しぶりのエアブラシ塗装です。
塗料の稀釈の具合とか使い方を忘れてないか心配でした。
一応、キット製作を再開する前に、シンナーを使って綺麗にお掃除した際、試し吹きはしてみたのですけどね。
エアモデルを作るとき、いつもジレンマに陥ります。
サフを使うべきか否か。
エアモデルはキレが命みたいなところがありまして、サフを吹くとどうしてもモールドが怠くなったりキットによっては埋まってしまいます。
なので、できるだけサフは使いたくない。
そこで、サフを使わずに塗装するとどうなるか?
ペーパーがけを丁寧にしなくてはならなくなるわけですね。1200番くらいまで。
強度の艶消しにするのなら800番くらいで大丈夫でしょうが、少し艶ありにしたいのもエアモデルなわけです。
この時にキズが見えてしまうと、一気に質感ダウンなわけです。
そこまで気合いを入れて作る必要もないと思いますが、できるだけ平滑な塗膜にしたいのは誰でも同じです。
サフを使いたいのなら、モールドを彫り直しておけば大丈夫ですが、結局、モールドを彫り直す手間をとるか、ペーパーがけをする手間を取るか。
二つに一つなわけですね。
サフを使うと塗料の食いつきが良くなると言いますが、体感として私はわかりません。
塗膜の厚みは増しますが、不運にもマスキングしたところの塗膜が剥げたりしない限りはこれもわかりません。
サフを使うと、表面の隙間やキズが見えやすくなり、結果的に綺麗な表面を作れるのは間違いありません。
色々と悩みは尽きませんが、今回は基本に忠実に、サフを吹きました。
んで、次は下地黒。
これも悩みの種なわけです。
果たして、下地黒は必要なのかと。
個人的にはあったほうがいいと思います。
黒を塗ると光の透過は間違いなく減ります。サフだけでもかなり減りますが、黒をその上に濡れば、より一層です。
後は、グラデーション塗装に使えるというメリットがあります。
モールド周辺にだけ黒を吹く人も多いみたいですが、たいして手間が変わらないので、どうせなら全部塗ったほうがいいと思います。
が、確実に塗膜は熱くなります。
ついでに、機体色の発色は悪くなります。
発色を良くするためには中塗りでシルバーを塗って黒を隠蔽するという手段がありますが、それだとより塗膜が・・・。
ついでに、軍用機のカラーリングはグレーが多いです。
そして、キットは大抵グレーのプラでできています。
なので、直にグレーを吹き付けても、サフを吹き付けても、結局目的とする色がどの程度発色しているか、よくわからないという状態になります。
結果、塗膜が厚くなってしまうと。
そんなことから、私は下地黒を塗るようにしています。
プラの成型色は、できれば黒にしてもらいたいですね。
そうすれば、プラそのもので光の透過を防げそうですし、手抜きをして直にグレーを塗装する際にも色の発色が目に見えるので楽ですよ。
さて、そんな小理屈を並べているあいだに機体色Aのグレーの塗装が終わりました。
ハセガワは阿呆でして、既にクレオスが絶版にしているロイヤルエアフォースカラーなるものを基準に塗装のカラー指定をしております。
もう、何年前ですか?このセットが絶版になったの。
絶版になったあとに発売したデカール替えバリエーションキットですら、この絶版のセットですよ。
どれだけ、手抜きしてるんだ?
ユーザーに甘えすぎだろう?
ホント、こういうのって頭に来るんですよ。
エアモデル、とりわけ大戦機を作る人なら、知っているだろうし、知らなくても自分で調べるだろうって思ってるんでしょうか?
素人や知識のない人のことは考えもしないんでしょうか?
こんなことをやっていて、キットが売れないなんていうメーカーはアホです。間違いなく。
ひとしきり起こったところで、私の理想とするスピットグレー、というかRAF迷彩のグレーですが、指定色はどうやらダークシーグレーなのですが、私にとってはこれではありません。
以前、1/72でスピットを作った時、ダークシーグレーをビン生で塗ったのですが、思ったよりも濃かったのですね。
もう少し明度の高いグレーです。
なので、これにサンディブラウンを混ぜます。
白ではなくサンディブラウンで明度を上げる理由は、すこし茶色が入ったほうが退色した感じが出るかもと思うからです。
とはいえ、退色表現をするつもりなら、丁寧なグラデ塗装をする必要があるのですが、このあと迷彩塗装をするので、あまりこの段階でのグラデは意味がなかったりします。
まあいいでしょう。
どうなるとしても、グラデを意識しながらグレーを塗ります。
それが終わったら、次は楽しい迷彩マスキングです。
いつものやり方。型紙を作って、マスキングテープを折り曲げて厚みを作り、1mmくらい浮かせて貼り付け。
こうすることで、キットと型紙の間に隙間が出来て、結果、迷彩の塗り分け境界ラインが多少ぼやけるわけです。
私は迷彩にしても、テープを貼り付けた時みたいなクッキリハッキリはあまり好きではありません。
かと言って、私が持っている0.3mmのハンドピースでは、フリーハンドで迷彩を塗りわけるとボヤけ過ぎて安っぽくなります。
なので、こんなに面倒臭いやり方をしているわけですね。
キットは立体なので、いくら丁寧に型紙を貼り付けても隙間が不均一になります。
これも、手作業感の味なわけです。
ダークグリーンの塗装完了。
型紙をはがします。
上手くできているかな?
ドキドキ・・・
おお!
いい感じ。
隙間は1mm程度を意識したのですが、思ったよりもクッキリ迷彩となりました。
が、やはりボンヤリした感じが塗りわけラインにあって、いい感じです。
よし。これかも隙間1mmを意識しよう。
なにせ、俺はスピットは50機も持っているからな。
はははは・・・
本当に作れるのかよ。そんなにさ。
ちなみに、このダークグリーンは、ビン生です。
これも自分なりに変えても面白そうだと思うのですが、どんな色がいいのか、イマイチ明確なイメージにならないのですよ。
もう少しグレーによったグリーンだといいような気もするのですが。
このあと、機体下面のグレーを塗りましたが、写真を撮り忘れました。
このマスキングは簡単ですね。
適当にテープを張り付ければいいだけです。
気をつけるのは機体側面と主翼前縁のラインだけです。
その後、細部塗装です。
主脚、タイヤ、ホイール、爆弾、尾輪、プロペラ、スピナその他。
私、キット製作で一番嫌いな作業は、ペーパーがけでもマスキングでもなく、細部塗装です。
なにがイヤって、塗装しているよりもハンドピースを洗浄している時間の方が長いでしょ?
しかも、細かいパーツが多いから、どんなに注意していても塗り忘れが出てきて、なんだよ!!ってイラつくことが多いのですよ。
精神修行です。
そんな感じで細部塗装が終わったので、次はデカール貼りです。
うわー、2年半振りにデカールかぁ。緊張するわぁ。
とか思っていたら、いきなり失敗しました。
小さいデカールから貼ればいいのに、子供と同じ程度の頭脳しかない私は、目立つところから始めてしまったのですね。
すなわち、胴体側部の所属部隊を表すアルファベットから。
デカールは大きいものほど難しいというのに。
馬鹿ですねえ。
ともかく、ここまで進みました。
やっと1/3?
これだけで2時間半くらいかかったわ。
マジ、俺、不器用。そして、遅い。
でかいラウンデルは、キットの凹凸モールドのせいでちぎれてしまいましたよ。
このデカールって、もしかして伸縮性がほとんどない?
おかしいなあ。同じハセガワの1/72の時は、凹凸モールドにもよく馴染んだんだけどなあ。
タッチアップできるかなあ?
デカールと同じ色なんて作れないぞ。
そんなわけで、今日のスピットファイアMK.IXはお仕舞い。
デカール貼りにあと2日。
墨入れ、ウォッシングに3日。
各パーツ接着に1日。
あと、1週間で完成できるかなあ?
では。
いやはや。大人になると、何が起こるかわかりませんな。
久しぶりの連休で一気にキット制作を進めようかと思っていたのですが、なんと親戚に不幸があり、本来であれば私が出ていく必要もなかったのですが、諸事情の末、私が代役として行かないといけない状況になってしまいました。
困った困った。
常識的に比べることではないですし、人として行くのが当たり前でして、それに対して一片の迷いもないのですが、楽しみにしていた予定が消えてしまうことに対して、一抹の切なさを持つのも人であります。
そんなわけで、今回は思ったよりも進められませんでした。
まず、整面作業です。
の前に、これを先にやっておいたほうがいいでしょうね。
組立てのときにも書きましたが、主翼下面と過給器吸気口のパーツが合いにくいです。
なので、削り倒す前に、一旦はすり合わせをしましょう。
色々と削ってみたのですが、どうにもこうにもうまくいきません。
どうやら、パーツの形状以前に、主翼の接着が少し歪んでいるようで、それが過給器のパーツを真っ直ぐに付けられない原因となっているようです。
なので、強引に真っ直ぐにするために、写真のようなガイドを作ってみました。
過給器がどうしても横にズレるので、真っ直ぐから動けないようにするために留め具を接着。
プラ板を使うまでもありません。ランナーのタグで充分です。
んで、過給器と胴体下面の接続部が浮いてしまうので、これまたランナーのタグを付けてすり合わせをしていきます。
最初よりも良くはなりましたが、完全にはピッタリくっつけることはできませんでした。
んで、ゴシゴシとこすること幾星霜。
やっと整面が終わります。
概して、そこまで大変ではありません。
パーツが綺麗に合うのと、合わせ目なんて、胴体と主翼にしかないからです。
って、エアモデルは大体そうか。
一部、隙間が出来てしまいますが、そこはいつも通り液状瞬間接着剤を垂らして埋めます。
んで、いよいと塗装開始!!
いやー、久しぶりのエアブラシ塗装です。
塗料の稀釈の具合とか使い方を忘れてないか心配でした。
一応、キット製作を再開する前に、シンナーを使って綺麗にお掃除した際、試し吹きはしてみたのですけどね。
エアモデルを作るとき、いつもジレンマに陥ります。
サフを使うべきか否か。
エアモデルはキレが命みたいなところがありまして、サフを吹くとどうしてもモールドが怠くなったりキットによっては埋まってしまいます。
なので、できるだけサフは使いたくない。
そこで、サフを使わずに塗装するとどうなるか?
ペーパーがけを丁寧にしなくてはならなくなるわけですね。1200番くらいまで。
強度の艶消しにするのなら800番くらいで大丈夫でしょうが、少し艶ありにしたいのもエアモデルなわけです。
この時にキズが見えてしまうと、一気に質感ダウンなわけです。
そこまで気合いを入れて作る必要もないと思いますが、できるだけ平滑な塗膜にしたいのは誰でも同じです。
サフを使いたいのなら、モールドを彫り直しておけば大丈夫ですが、結局、モールドを彫り直す手間をとるか、ペーパーがけをする手間を取るか。
二つに一つなわけですね。
サフを使うと塗料の食いつきが良くなると言いますが、体感として私はわかりません。
塗膜の厚みは増しますが、不運にもマスキングしたところの塗膜が剥げたりしない限りはこれもわかりません。
サフを使うと、表面の隙間やキズが見えやすくなり、結果的に綺麗な表面を作れるのは間違いありません。
色々と悩みは尽きませんが、今回は基本に忠実に、サフを吹きました。
んで、次は下地黒。
これも悩みの種なわけです。
果たして、下地黒は必要なのかと。
個人的にはあったほうがいいと思います。
黒を塗ると光の透過は間違いなく減ります。サフだけでもかなり減りますが、黒をその上に濡れば、より一層です。
後は、グラデーション塗装に使えるというメリットがあります。
モールド周辺にだけ黒を吹く人も多いみたいですが、たいして手間が変わらないので、どうせなら全部塗ったほうがいいと思います。
が、確実に塗膜は熱くなります。
ついでに、機体色の発色は悪くなります。
発色を良くするためには中塗りでシルバーを塗って黒を隠蔽するという手段がありますが、それだとより塗膜が・・・。
ついでに、軍用機のカラーリングはグレーが多いです。
そして、キットは大抵グレーのプラでできています。
なので、直にグレーを吹き付けても、サフを吹き付けても、結局目的とする色がどの程度発色しているか、よくわからないという状態になります。
結果、塗膜が厚くなってしまうと。
そんなことから、私は下地黒を塗るようにしています。
プラの成型色は、できれば黒にしてもらいたいですね。
そうすれば、プラそのもので光の透過を防げそうですし、手抜きをして直にグレーを塗装する際にも色の発色が目に見えるので楽ですよ。
さて、そんな小理屈を並べているあいだに機体色Aのグレーの塗装が終わりました。
ハセガワは阿呆でして、既にクレオスが絶版にしているロイヤルエアフォースカラーなるものを基準に塗装のカラー指定をしております。
もう、何年前ですか?このセットが絶版になったの。
絶版になったあとに発売したデカール替えバリエーションキットですら、この絶版のセットですよ。
どれだけ、手抜きしてるんだ?
ユーザーに甘えすぎだろう?
ホント、こういうのって頭に来るんですよ。
エアモデル、とりわけ大戦機を作る人なら、知っているだろうし、知らなくても自分で調べるだろうって思ってるんでしょうか?
素人や知識のない人のことは考えもしないんでしょうか?
こんなことをやっていて、キットが売れないなんていうメーカーはアホです。間違いなく。
ひとしきり起こったところで、私の理想とするスピットグレー、というかRAF迷彩のグレーですが、指定色はどうやらダークシーグレーなのですが、私にとってはこれではありません。
以前、1/72でスピットを作った時、ダークシーグレーをビン生で塗ったのですが、思ったよりも濃かったのですね。
もう少し明度の高いグレーです。
なので、これにサンディブラウンを混ぜます。
白ではなくサンディブラウンで明度を上げる理由は、すこし茶色が入ったほうが退色した感じが出るかもと思うからです。
とはいえ、退色表現をするつもりなら、丁寧なグラデ塗装をする必要があるのですが、このあと迷彩塗装をするので、あまりこの段階でのグラデは意味がなかったりします。
まあいいでしょう。
どうなるとしても、グラデを意識しながらグレーを塗ります。
それが終わったら、次は楽しい迷彩マスキングです。
いつものやり方。型紙を作って、マスキングテープを折り曲げて厚みを作り、1mmくらい浮かせて貼り付け。
こうすることで、キットと型紙の間に隙間が出来て、結果、迷彩の塗り分け境界ラインが多少ぼやけるわけです。
私は迷彩にしても、テープを貼り付けた時みたいなクッキリハッキリはあまり好きではありません。
かと言って、私が持っている0.3mmのハンドピースでは、フリーハンドで迷彩を塗りわけるとボヤけ過ぎて安っぽくなります。
なので、こんなに面倒臭いやり方をしているわけですね。
キットは立体なので、いくら丁寧に型紙を貼り付けても隙間が不均一になります。
これも、手作業感の味なわけです。
ダークグリーンの塗装完了。
型紙をはがします。
上手くできているかな?
ドキドキ・・・
おお!
いい感じ。
隙間は1mm程度を意識したのですが、思ったよりもクッキリ迷彩となりました。
が、やはりボンヤリした感じが塗りわけラインにあって、いい感じです。
よし。これかも隙間1mmを意識しよう。
なにせ、俺はスピットは50機も持っているからな。
はははは・・・
本当に作れるのかよ。そんなにさ。
ちなみに、このダークグリーンは、ビン生です。
これも自分なりに変えても面白そうだと思うのですが、どんな色がいいのか、イマイチ明確なイメージにならないのですよ。
もう少しグレーによったグリーンだといいような気もするのですが。
このあと、機体下面のグレーを塗りましたが、写真を撮り忘れました。
このマスキングは簡単ですね。
適当にテープを張り付ければいいだけです。
気をつけるのは機体側面と主翼前縁のラインだけです。
その後、細部塗装です。
主脚、タイヤ、ホイール、爆弾、尾輪、プロペラ、スピナその他。
私、キット製作で一番嫌いな作業は、ペーパーがけでもマスキングでもなく、細部塗装です。
なにがイヤって、塗装しているよりもハンドピースを洗浄している時間の方が長いでしょ?
しかも、細かいパーツが多いから、どんなに注意していても塗り忘れが出てきて、なんだよ!!ってイラつくことが多いのですよ。
精神修行です。
そんな感じで細部塗装が終わったので、次はデカール貼りです。
うわー、2年半振りにデカールかぁ。緊張するわぁ。
とか思っていたら、いきなり失敗しました。
小さいデカールから貼ればいいのに、子供と同じ程度の頭脳しかない私は、目立つところから始めてしまったのですね。
すなわち、胴体側部の所属部隊を表すアルファベットから。
デカールは大きいものほど難しいというのに。
馬鹿ですねえ。
ともかく、ここまで進みました。
やっと1/3?
これだけで2時間半くらいかかったわ。
マジ、俺、不器用。そして、遅い。
でかいラウンデルは、キットの凹凸モールドのせいでちぎれてしまいましたよ。
このデカールって、もしかして伸縮性がほとんどない?
おかしいなあ。同じハセガワの1/72の時は、凹凸モールドにもよく馴染んだんだけどなあ。
タッチアップできるかなあ?
デカールと同じ色なんて作れないぞ。
そんなわけで、今日のスピットファイアMK.IXはお仕舞い。
デカール貼りにあと2日。
墨入れ、ウォッシングに3日。
各パーツ接着に1日。
あと、1週間で完成できるかなあ?
では。
今日のスピットファイアMK.IXのお時間です。
エアモデル恒例のコクピットから組立てを始めます。
パーツ構成はこんな感じ。
写ってないパーツがあります。入れるの忘れてました。
んで、こう。
なかなか、いいディテールだと思います。
上手い人なんかだと、ここでシートベルトとか色々とディテールアップするわけですが、私はそんなことはしません。
そんな技術も根気もありません。
どうせキャノピーは閉じてしまうし、よく見えないところをディテールアップして疲れるよりも、サクサク作るほうが大事です。
接着剤がある程度硬化してくれないと作業が進まないので、その間仮組みをして遊んでいました。
うん。いい感じ。
やっぱり、ハセガワのキットはいいですね。
モールドが綺麗でカッチリしていて、おまけにパーツの合いも凄まじく良いし。
ただ、一点だけ欠点があります。
後述。
ここ、よく合いが悪いと言われがちな箇所ですが、合いの問題ではなく、バリが穴の中に出てしまっているため、奥まで入りにくくなっているだけです。
バリを削ってやればキチンと入ります。
ここの構造が非常にありがたい。
はめ込み式のようになっているので、接着時に角度がうまく決まらないなんてことはありません。
むしろ、接着しなくてもいいんじゃないの?ってくらい、ガッチリとはまります。
コクピットの機体側も組立て完了。
簡単です。
本来であれば、小物も一個一個エアブラシで塗装するのが正しいのでしょうが、よく見えない箇所ですし、細かい色違いの箇所は筆塗りです。
コクピット塗装完了。
ザっと塗って、計器盤はドライブラシで。
照準器のパーツ。間違ってつけてます。
なんで間違ったのか、謎です。
翼のパーツ構成。
これ、一応a,b,cウィングにできるのかな?
内部部分の塗装が終わったので、一気に接着。
エアモデルはいつもそうですが、胴体と翼の合わせ部分がなかなか綺麗にはまりません。
個々の接着部のほんのわずかなズレが増幅されてしまうからなんでしょうね。
小物も一緒に組立て接着。
爆弾を取り付けるかどうかまだ決めていないのですが、念のため。
さて、このキットの一番の難所となるパーツがこれです。
過給器空気取り入れ口。
パーツが歪んでいるのかわかりませんが、写真に向かって左側の方がずれていますね。
しかも、このパーツ。パーツ同士がずれているだけでなく、組み立ててみると主翼とも胴体ともうまく合いません。
むむむ。どうしてくれよう?
接着後、ディテールアップしてみました。
写真だとよくわかりませんが、排気管を開口してあります。
最初はやるつもりなかったのですが、ネットで作例を調べていると、皆さんやっているんですね。
んで、確かにやるのとやらないのとでは、全然違う。
なので、頑張ってみました。
やってみると、意外と簡単です。
0.5mmピンバイスで穴を排気管に向かって真っ直ぐに3つくらい開けて、今度はその穴から斜めにピンバイスをねじ込んで左右から穴を広げていくって言えばいいですかね。
皆さんはデザインナイフでコリコリと掘り起こしているみたいですが、これだとうまくできなかったので、自己流です。
次からは、接着剤硬化待ちの時間を使って、別のキットの仮組みをします。
そんなわけで。今日のスピットファイアMK9はおしまい。
エアモデル恒例のコクピットから組立てを始めます。
パーツ構成はこんな感じ。
写ってないパーツがあります。入れるの忘れてました。
んで、こう。
なかなか、いいディテールだと思います。
上手い人なんかだと、ここでシートベルトとか色々とディテールアップするわけですが、私はそんなことはしません。
そんな技術も根気もありません。
どうせキャノピーは閉じてしまうし、よく見えないところをディテールアップして疲れるよりも、サクサク作るほうが大事です。
接着剤がある程度硬化してくれないと作業が進まないので、その間仮組みをして遊んでいました。
うん。いい感じ。
やっぱり、ハセガワのキットはいいですね。
モールドが綺麗でカッチリしていて、おまけにパーツの合いも凄まじく良いし。
ただ、一点だけ欠点があります。
後述。
ここ、よく合いが悪いと言われがちな箇所ですが、合いの問題ではなく、バリが穴の中に出てしまっているため、奥まで入りにくくなっているだけです。
バリを削ってやればキチンと入ります。
ここの構造が非常にありがたい。
はめ込み式のようになっているので、接着時に角度がうまく決まらないなんてことはありません。
むしろ、接着しなくてもいいんじゃないの?ってくらい、ガッチリとはまります。
コクピットの機体側も組立て完了。
簡単です。
本来であれば、小物も一個一個エアブラシで塗装するのが正しいのでしょうが、よく見えない箇所ですし、細かい色違いの箇所は筆塗りです。
コクピット塗装完了。
ザっと塗って、計器盤はドライブラシで。
照準器のパーツ。間違ってつけてます。
なんで間違ったのか、謎です。
翼のパーツ構成。
これ、一応a,b,cウィングにできるのかな?
内部部分の塗装が終わったので、一気に接着。
エアモデルはいつもそうですが、胴体と翼の合わせ部分がなかなか綺麗にはまりません。
個々の接着部のほんのわずかなズレが増幅されてしまうからなんでしょうね。
小物も一緒に組立て接着。
爆弾を取り付けるかどうかまだ決めていないのですが、念のため。
さて、このキットの一番の難所となるパーツがこれです。
過給器空気取り入れ口。
パーツが歪んでいるのかわかりませんが、写真に向かって左側の方がずれていますね。
しかも、このパーツ。パーツ同士がずれているだけでなく、組み立ててみると主翼とも胴体ともうまく合いません。
むむむ。どうしてくれよう?
接着後、ディテールアップしてみました。
写真だとよくわかりませんが、排気管を開口してあります。
最初はやるつもりなかったのですが、ネットで作例を調べていると、皆さんやっているんですね。
んで、確かにやるのとやらないのとでは、全然違う。
なので、頑張ってみました。
やってみると、意外と簡単です。
0.5mmピンバイスで穴を排気管に向かって真っ直ぐに3つくらい開けて、今度はその穴から斜めにピンバイスをねじ込んで左右から穴を広げていくって言えばいいですかね。
皆さんはデザインナイフでコリコリと掘り起こしているみたいですが、これだとうまくできなかったので、自己流です。
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