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量産機の意地!!
それが、ザク魂。
今回で完成しました。
完成間近で作業が進められない日がありましたが、終わってみれば悦びは同じです。
さて、早速三面図。
今回は、息抜きットの割りに、それなりに頑張ってみました。
頑張ったのは、改造ではなく塗装面ですけどね。
前回、ちょっとした試みをしてみると言いました。
で、やったところ、こういう塗装では余り効果的でないことが分かりました。
では、何をやったのか?
ハゲチョロです。
世の中のハゲチョロってどうなされているのか?全然想像がつきません。
で、色々と考えてやってみました。
1:細かいペーパーで、上塗り部分だけ塗膜を削り落とす。
2:ラッカー塗料で上塗り部分だけ溶かす。
3:エナメル溶剤で、上塗り部分だけ塗膜を溶かす。
4:予め傷をつけておいて、墨入れの容量で色を乗せる。
以上のことを全部一気に実験しました。
結論から言うと、3と4がいいみたいです。
この実験がしたいがために、今回も下地黒を塗ったんですけどね。
さらに実験で証明された事実が。
それは、黒が見えるようなグラデをつけていると、下地を見せても目立たないということですね。
この辺は予想がつきましたけどね。
実験の細かい詳細でも書いてみましょうか。
バストアップで。
1でやると、いまいち上手く塗膜を削り落とせません。
2だと、上塗りと下地と色が混じってしまったりして、これもダメです。
3だといい感じに見えるのですが、塗装が剥げているところとそうでないところの境界が曖昧になるので(溶かしているから)、良く見るとなんとなく違う気がします。
4が一番自然ですね。
なので、ハゲチョロをする時は、予め傷をつけておく必要があるようです。
・・・と実験しておきながら言うのもなんですが、結局ハゲチョロがしたかったら、面相筆て丁寧に描きこんでいくのが一番近道なんでしょうね。今回はこの実験はしませんでしたが。
傷をつけて送ってのはダメージ表現も兼ねてのものならいざ知らず、ただ塗膜剥がれだけを表現したかったのならば、意味が変わってきてしまいますから。
スケールモデルなどを作る方たちは特にですが、ウェザリングの意味を考えながらやっておられるようです。
ここは泥汚れ。ここはオイル汚れ。位置的にここはほとんど汚れないだろう・・・などなど。
どういう環境で使われ、またはどういう使用法で汚れたのかを具体的にイメージし、それを表現していうという、中々どうして、大変なことをやっているみたいですね。
私のように、闇雲にやってはうそ臭くなるってことでしょう。
さて、今回は全身にドライブラシをしてみました。これまではエッジ部分だけだったんですけどね。
やってみると、かなり面白いことに気がつきました。
塗装の色味が変わってしまうのが難点ですが、塗装の退色を表現するのにはいいと思います。
それにしても、ウェザリングは難しい!
ドライブラシは幾らか分かってきたのですが、ウォッシングは全然分かりません。
上手に色を残すことや、塗装の色とウォッシングに使った色の相性など。どうやれば上手くいくのか、正直道筋が見えませんな。
まあ、修行しますけどね。
フリッツヘルムも。
さて、ほとんど20年近い昔のキットでしたが、かなりいいキットだったザク改さん。
早速、恒例のレビューをします。
○キットの造形:7点
時代を考えれば、相当上位の造形。
若干、ボディバランスが悪いことや、ディテールが甘いところがあるが、それは旧キットゆえ。
近々HGUCでザク改がでるが、旧キットも悪くない。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:7点
パーツが少ないのがありがたい。
ただし、膝や肘などに以前挟み込み関節があるため、マスキング接着が必要。
それ以外は、ほとんどマスキング無しに塗装もできるので、かなり気楽なキット。
鼻歌を歌いながら作るにはもってこい。
○可動範囲:4点
上半身は時代を考えれば動くほうだが、下半身が圧倒的に動かない。
股関節が前後左右ほぼ動かないし、膝もちょっとしか曲がらない。
なので、表情がつけ辛いのが難点。
ま、素立ちで飾っておく分には、不足はないが。
○関節・武器保持力:5点
股関節の保持力が若干弱い気がするが、それほど動かさなければ問題はないと思う。
武器は固定指での保持なので、ガッチリ持てる。
○プレイバリュー:4点
特に遊べる要素はない。可動もないし、変形もないし。
が、元々、模型とはこういうもの。
○置物的価値:7点
ザクらしいザクなので、ガンダムを知らない人が見てもアイキャッチ抜群。
旧キットとしては造形もかなりのものなので、置いておくと楽しい。
○総合評価:7点
幾らかダメな箇所は見られるが、ちょっと弄ればかなり印象がよくなるので、「普通にいいキット」と言ってしまっていいと思う。
HGUCをとるか旧キットを取るか?まあ人それぞれですけどね。
作りやすく造形も優れたHGUCの方が、キットとして優れているのは当たり前ですけどね。
○お勧め度:7点
自分である程度の工作ができ、塗装もできる人ならば、正直HGUCではなくこちらで良いと思う。
旧キットの倍額の価値がHGUCにあるのかの判断は、ご自分で。
というわけで、レビューでした。
やっと4機揃った!
あと少しで、このシリーズも終わりだね。
最後にオマケ。
17年ぶりのゴースト。
小学生の頃に作った小汚いキット。
今、もう一度作ってみたら、こうなりました。
色がかなり変わっていますが、元々設定色の通りにするつもりはなかったんです。
今回は、割といい色が出せたかな?ウェザリングがまだまだだけど。
そんな訳で、今日のザク改はお仕舞い。
明日からちょっとだけキット休暇を取ります。
では。
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