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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のエルガイムのお時間です。

今回から、待望の本塗装に入ります。
で、構造面を色々と考えた結果、こっちの色から。


グレーっぽいパーツ

装甲色白は後回しですね。本当なら、そっちから塗りたいわけですけど。気分的にね。

いやはや。調色って本当に難しいです。いつも言ってますけど。

説明書のカラーガイドの通り装甲色グレー(ほとんど黒だけど)の調色をやってみると、どうしても青っぽくなってしまうんですよ。
いや、青が入るのはいいんです。黒の中になんとなく青が入っているって感じなら。
でも、実際は黒っぽい青になってしまいます。
これはカラーガイドが怪しいのか?

で、結局オリジナルで調色して、まあまあ納得のいく色ができましたとさ。
でも、武器の色はイマイチ・・・。

いや~、調色って本当に難しいものですね。
それではまた来週お会いしましょう。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

また。

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今日のエルガイムのお時間です。

今日から師走ですね。12月。
和尚さんも忙しくて走るから師も走るって言うんだそうですよ?

今年中にエルガイムさんとアトールさんの双方を完成させる予定ですが、果たして・・・。
今年下半期は完成品が少ないからなあ。逸騎刀閃のダメージがでかかった。

今回から、漸く装甲の塗装に入れます。嬉しいです。
模型を作るにあたって一番楽しいのは組み立てですが、それに匹敵する楽しさを感じるのが塗装ですから。

時に恐ろしく疲労させ。
時に恐ろしく手間のかかるもの。

それが塗装ですが、成果が目に見えるってのは堪りません。

さて、その第一段階。サフです。


サフ

いや~、パーツ多いです。それも細かいのが多いので、塗装し辛いこと夥しいです。

ここで、エルガイムさんの塗装において、私が気になっていることを纏めておきましょう。

1:透け
要は、光がパーツを透けて玩具っぽくならないかってことですね。
成型色が白で、塗装する時の白だから心配なんですよ。
実際、光にかざすと、かなり透けるんですね。光が。
んで、想定どおりサフでかなり改善されましたけど、やはりまだ透ける。

しかし、今回は下地黒を使いたくないんですよ。
毎回同じ塗装方法ってのも刺激がないですし、目的色白に対して下地黒を使おうと思っているキットは他にあるんです。
なので、その質感の比較のためにも、下地黒は使いたくない。
結局、今回はサフの上から白を吹くことになります。

透けないでね~。

2:装甲裏の塗装
これもねえ。どうしようかと迷っています。
エルガイムさんの装甲裏は黒みたいなんですよ。設定的には。
リアイリティ追求ってことなんでしょうかね。

んで、その塗装ですが、これをどういう手段でやろうかと。
一番良いのは、装甲表面を塗装したあとそこをマスキングして、裏面に黒を塗る。
これが一番ですね。
が、面倒臭い。
ほとんど全パーツをマスキングしてやる必要がありますし、精度も重要になってきます。
当たり前のことですが、装甲には厚みがあるわけです。そこも白なんですね。

どう言ったらいいかな・・・?
こういうことです。

四角をイメージして下さい。
その上の辺が装甲表。
下の辺が裏なわけです。
んで、四角の高さにあたる部分が厚みですね。

この厚みまでも白なんですね。当たり前ですが。
この厚みの部分がマスキングにおいては厄介です。薄いですから。

上のやり方は白→黒の順で塗装する時のシミュレートですが、逆に黒→白で塗装した場合はどうか?
もっと面倒になる気がします。食み出したら隠蔽力の問題が出てきますからね。

で、二つ目の方法。
ラッカーではなくエナメルで誤魔化すというのはどうか?
要は墨入れの理論ですな。
これなら食み出しても拭き取れます。装甲裏面ですから綺麗な塗装である必要はなく、細かい所は筆でペタペタでもOKですし。

こっちが楽かな?

でも、マスキングしてラッカーを使うにしてもエナメルで誤魔化すにしても、腕などフレームと装甲が立体的に重なる部分のやりにくさは残りますねえ。
ま、この手の問題はやる前から「面倒くせー」と考えるより、サクっとやったほうがいいことですけどね。
やっちまえば意外と簡単に終わるものだったりしますから。

結構、塗装が面倒なキットだねい。エルガイムさん。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1は終了。

また。

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今日のエルガイムのお時間です。

今回は、接着したパーツの合わせ目消し&整面を行いました。
早速、成果を。


整面

向かって左がまだ接着できないパーツで、右が今回整面したものです。
こうしてみると、かなり合わせ目も少ないことが実感できますね。
キットが進化したお陰で、最初から格好いい造形を手に入れられるだけでなく、手間も減るってのはありがたいことです。

次。
頭部の弄った箇所の整形をしました。


頬延長部分

頬延長部です。
こういうところの形状出しは、根気勝負ですね。
一気にやろうとするとラインが歪んだりして修正できなくなってしまいますから。
地道に少しずつ削って、何度も確認して・・・。

はぁ、疲れた。

とりあえず、全体像を見てみます。


頭部完成


え?変わってないじゃんって?
そんなことはありません。
元のパーツと比較してみますか。


比較

右が元。左が改修後です。

大分印象が変わっていることが分かるかと思います。
ここでちょっと思ったのは、正面から見た感じでは、頬カバーが延長されたことで精悍になったように感じますが、横から見たところ、以前の方がよかったような・・・。

こういうところが立体の難しいところですねい。

もう少し整面で誤魔化せないか研究してみますが、これでほぼ形状は決定とします。
これ以上弄るとなると、根本からやり方を変える必要があることが分かったので。

完全に私好みの形状にするとなると、本当ならば、頬カバー延長ではなくて頬の内側を厚くして外側を削って修正ってのが正しいやり方だったようです。
しかし、これをやるとなると結構面倒ですよ。パーツの内側を整面しなくてはなりませんから。
最初のやり方も微妙に間違ってしまったし、改修後の形状も理想とは違うものになりましたけど割りと好きなので、これで行きます。

そんな訳で、今日のエルガイムMK1はお仕舞い。

次回からまた塗装をします。

では。

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今日のアトールのお時間です。

最近、かなりマジメに更新している私から皆さんへ。今晩は。
やっぱり、組み立てフェイズってのは楽しいですね。モチベが全然違います。

組み立て≧塗装>>>>整面

こんな感じでしょうか。楽しさは。

今回は、アトールの仮組み完了までいきます。
では、残りのパーツを組み立てましょう。


ウインゲルバインダー

ウインゲルバインダーというだそうです。これ。
盾かと思っていたらそれだけではなく、盾の先っちょ、画像の一番下らへんに見える突起のところはパワーランチャーなんだそうです。
エルガイムさんのパワーランチャーに比べて随分と小さいけど、これで対等に戦えるのか?エルガイムさんのがオーバースケールなのかもしれませんけどね。

ウインゲルバインダーは盾とライフルの双方を兼ね備えた武装ということで、ギャプランの原型か?って気がしますね。

さて、ここでも登場のチューブ。相変わらずやりづらいです。
とりあえず本体に接続させて見ましょうか。


チューブ接続部

肩の装甲を取り外すとチューブを指すピンがあるので、そいつに固定します。
といっても、固定はされません。ちょっとテンションがかかると外れます。この辺はエルガイムさんと同じです。
また、チューブが硬いため、曲がるのではなく折れてしまいます。これもエルガイムさんと同じですね。

ちなみに、説明書のマニュアルはまたしてもこのチューブを別の材質の物に取り替えているらしく、凄く柔軟に曲がっております。
もう何も言いませんけど、納得いかないよなあ。

んで、肩装甲をはめ込むと・・・


合体

こうなります。
やはりゴムチューブが硬いため、説明書のように自然なしなりになりません。
仕方ないですけどね。

上でチューブは固定されないと書きましたが、肩装甲をはめ込むとチューブを挟んで固定してくれます。
これでいいのか・・・?

1つ大きな欠点は、チューブが硬すぎるため、腕(肘)をあげるようにすると、チューブの応力で勝手に下がってしまいます。
折角、肩周りは可動範囲が広めに作られているのに、これは勿体ないな。
ってか、当時でももっといい材質は、本当になかったのか?

あともう1つ。


ブースターウィング

これ、ブースターウィングというのだそうです。
ブースターと聞くと物々しく馬鹿でかいエンジン+スラスターユニットを想像してしまいますが、アトールさんのそれはアッサリしています。

早速、装着。


合体

アッサリ。

永野さんの描くメカでいつも不思議なのは、「どうやって宇宙空間、あるいは空中で機動するのか?」。これなんですね。
エルガイムMK1さんはスラスターらしきものは見当たりませんでした。
アトールさんは一応三つの棒の先っちょにスラスターらしきものがありますが、かなりちっこいです。
FSSのMHにいたっては、スラスターなんてものは存在していません。

それでも空を飛び、宇宙空間を自在に動ける不思議。

ま、あくまで「リアリティ」でしかないのがこの手のディテールであって、「リアル」かといえば、全然なんですけどね。
噴射口の向きにしか飛ぶことしかできませんし、それを体中に付けたからといって自在に動けるはずはないんで。

なので、永野さんは枠にはめられ、変に記号化されたデザインを描くよりも、より「デザイン性」を追及しているのでしょう。
私としては、スラスターなどの記号は好きなんですけどね。メカメカしくて。

ちなみに・・・


可動

一応、動きます。
上に伸びているのはかなり。横の二本はちょっとだけですけど。

今思い出しましたけど、アトールさんの仮組み記事では、全然可動範囲について言及してなかったですね。
ま、いいや。面倒だし。(おい!)

最後の武器です。


フロッガーセイバー

説明書によると、フロッガーというのだそうです。普通のHMのセイバー(エルガイムMK1にも付いてたアレ)に相当するのだそうですが、フロッガーは鞭になるそうです。

レーザー仕様の鞭って・・・

パーツをみると、握り手と柄、レーザー刃と柄がそれぞれ一体成型になってしまっているので違和感がありますけど、塗ってしまえば問題なしです。
しかし、エルガイムでは普通のパーツだったレーザー刃。アトールではクリアパーツなんだなあ・・・。

あとは装着して、仮組み完了。


アトール完成
斜めも

いいじゃないですか。
見慣れてしまったガンダム系デザインとは一線を画していますね。
こういうキットも増えれば、ガンダムも「ありふれたデザイン」とは感じず、双方共に面白くなるのですけどね。
ガンダムばかりだから食傷気味になるのであって・・・。

ま、アトールさんが余り人気がないのも分かるんですよ。一般受けしづらそうなデザインですから。
一般的には、もっとわかり易く、スタイリッシュなものが好まれるんでしょう(アトールさんもスタイリッシュですが、どこか中途半端)。エルガイムMK1・2などは正にそれですね。
私も、そういうデザインは大好きです。
ガンダムなどでも、アッシマーよりもZガンダムの方が好きですから。

でも、こういったデザインにも味ってのがあって、ガンダムにおけるザクのように、運さえよければ人気が出るんですよね。
ザクはデザイン性云々以前に、インパクトとバリエ展開で受け入れらた物だと思ってます。私は。
だって、ザクに人気があって、ゲルググにはあまり人気がないって変ですから。

やはり、「ガンダム」というある意味ではメカ物最高峰のカテゴリの中で、ザクは最初に出てきて、長く登場したMSですからね。
量産機とカスタム機(~専用)という差別化も、人気を博した理由の一つではないでしょうか。

デザインが良かったってのは一番重要でしょうが、1つのスタンダードとして浸透するには、時代背景や劇中の扱いなど、様々な要素が絡んでくるわけです。
当時のザク(これに限りませんが)のデザイン画を見ても格好いいとは思わないのにそれに人気があるってのは、他の力が働いているからですね。
アトールさんも、もしかしたらザクのようになれた・・・かな?

ま、ガンダムとエルガイムの比較はほとんど意味が無いので、この辺で。

さて、このキットを組み始めた当初からずっと疑問に思っていたことがあります。
それは、成型色です。

「なんでこんな色にしたんか?」

説明書の作例では、青の部分はもっとグレー(青味の入ったジャーマングレーというかミッドナイトブルーというか)ですし、緑のところはもっと重々しい緑です。
一番感じるのはフレームの色。作例ではガンメタっぽいグレーとなっています。メタリック塗料は使ってないみたいですけど。

それが、成型色では、青も緑もかなり明るいし、フレームに至っては淡い紫です、すみれ色かよ!!。

成型色がちょっとダサい気がするんですよ。どうしようもなく。
なんだってこんな色になったのだろうなあって思って説明書を眺めていたら、あぁた!

アニメの色が成型色に近かった!

アニメの中ではこんな感じの色だったってことですねえ。
で、取説の作例を作る人は、この色ではメカっぽくなく格好悪いと感じたのか、色をアレンジしてより格好いい色彩にしたと。こういうわけですな。きっと。
私も、説明書の色の方が好きです。アニメカラーはいまいち・・・。

というか、アトールの説明書の作例って、見れば見るほどレベルが高く感じます。
表面が綺麗だし、艶も程よく抑えられていて上品だし、グラデも嫌味にならない程度に付けられていて質感を表現してますし。

HGHMシリーズに関しては色々と思うことはありますが、3つで止まってしまった最大の要因は、バンダイ内部の意識統一ができてなかったってことなんじゃないかなと思ったり。
説明書の作例はバンダイキット恒例のホビージャパン協力で作られたものなんでしょう。
ですが、成型色とはあまりに違う色彩。チューブの換装。これらは、バンダイがしっかりとイニシアチブを持ってやってなかったってことなんではないでしょうかね。
ってか、ハナからたいしてやる気がなかったてことでは?
ある意味では、説明書の段階でダメだしを食らっているようなものですから。

キットの内容にしてもそうです。
全体のバランスそのものはかなりハイレベルだと思いますけど、エルガイムさんと比べてアトールさんは、かなり大雑把なキットとなっています。
色分けこそしっかりとしていますが、パーツ分割は旧キット然としているし、基本工作(合わせ目消しその他)をした上で塗装をするってことを、あまり考えていないように感じます。
勿論、この辺は現在の目から2001年を振り返ったからこう感じるってこともあるでしょう。
ですが、塗装の便が悪い脚部構造にしても、もっと単純で、マスキングの手間を減らす構造なんて幾らでも思いつくわけです。フレーム一本で、無理矢理足首から腿まで作ったからこそ、この面倒な構造になったわけですしね。
なので、腿装甲の上下や膝のところでフレームを一旦分け、装甲パーツ内部にポリを仕込む形にすれば、マスキングの手間は省けたわけです。構造を言葉で説明するのは難しいですが。
ランダムスレートが開閉するエルガイムさんとは違い、フレームを見せる必要のないアトールさんですから、装甲内部のポリに、露出フレームをあとから刺せば良かったわけですよ。
それをしていない。あのバンダイが。

ポリにしてもそうです。
エルガイムさんとアトールさんは同じポリランナーを使っています。そして、両者とも、壮絶に余ります。
つまり、汎用ポリなわけです。HGHM専用に作られたポリではないということでしょう。
元から、既成パーツ(ポリ)を使用することを前提に設計されているのがHGHMなわけですね。
HGやHGUCのガンプラなら、汎用ポリというのも頷けるんです。装甲だけが違っていたりってパターンが多いですからね。ガンダムとジムのように。

つまり・・・。
邪推かもしれませんけど、バンダイとしては、HGHMをリリース開始当初から、長く続けるつもりはなかったのではないかなと思うのです。
エルガイムさんは主役機ですから流石に拘った作りだったと思いますが、それ以外は片手間で設計しましたって感じの構造ですから。元々、ガンプラ以外は手抜きするってのはバンダイクオリティですけどね。
最近、この姿勢は改善されてきましたけど。

2001年当時。MGやHGUCの展開&定着で、おそらくガンプラの売り上げはかなり伸びていたのでしょう。この頃のMGが、一番バリエーション豊富だったと思います。
その分、粗品も多かった気がしますけど。
その中で、色々と他のシリーズを掘り起こしてきて展開するってことをバンダイはやってました。HGABのオーラバトラーがいい例です。
その中に、エルガイムも入っていたってことなんでしょうね。
片手間でサクっと作って売る。それであたれば儲けものって感じで。

オーラバトラーはともかく(作ったことないので知らない)、ヘビーメタルに関してはかなり低予算&短期開発だったんだと思います。
それが、構造とポリに現れています。

思うに、HGHMに関しては、ABSという素材の実験に格好の場を提供するデザインだったから、商品化したのではないでしょうかね?
つまり、人柱だったと。

以上のことは、全部推測ですけどね。状況証拠からみた。私の少ない知識だけでの推測なので、かなり嘘臭いです。鵜呑みになさらないで下さいね。
私としては、どんな事情があるにせよ、HGHMは3つだけとはいえ、出してくれたことに感謝しております。

ただ、R3でもマクロスFでもボトムズでも何でもそうですが、なるべく多くのアイテムを展開して欲しいと思います。数機だけだして、あとは音沙汰なしなんてことにならないで。
時間はかかってもいいのです。年に1・2個しかリリースされなくてもいいのです。
シリーズを続けてほしいのです。
後続があるという期待感を与えて続けてほしいのです。

おかしな雑文が長くなってしまいました。

仮組み記事の続きを再開します。
このアトールさんのキットには、アトールVに換装するためのパーツを幾つか入っていると、最初に書きました。
ちょっと見てみましょう。


アトールV換装パーツ

これが、全部です。
ここで不思議なのは、バッシュのバインダー(シールド)ですね。
これだけアトールさんに付属していて旧キットから流用しろと言わないのは何故でしょう?旧キットバッシュには入ってなかったのかな?

ここまでやるんなら、新規でパーツを作って入れちゃえば良かったのに。

さて、パッと見では違いが分からないパーツの詳細をば。


形状の差異

左はチンコアーマー。
右は魔女靴の爪先です。
両方とも、左がアトール用。右がアトールV用のパーツです。

画像で分かりますかね?アトールV用チンコアーマーは、唇のモールドが入っているほか、パーツ端のモールドの形状も違います。
爪先は、アトールVの方が長くなっています。

ともかく、あるパーツをすべて付けてみます。


一応、アトールV

なんちゃってアトールV。
三叉フロッガーがいかしてます。
バッシュのバインダーを付けると左右非対称になるのがいい感じですね。


斜め

うん。これはこれでアリだ。
勿論、旧キットからの流用なんてしないぜ!

さて、仮組みが終わったので、一応現時点での所感を書いておきます。

○組みづらい箇所がある。
当時の成型技術の限界か。はたまた手抜きか計算違いか。よく分かりませんけど。
数箇所、すり合わせをしてやる必要があります。
まあ、簡単なことなので、欠点というほどのこともないですが。
普通は、どんなにいいキットでも、組みづらい箇所くらいあるものさ。ガンプラが異常なんだって。

○旧キット然とした構造。
もう少し何とかなったんじゃないかと思います。
同じ時期のHGUCなら、もっと作り易い構造にしていたような気が。
ま、このあたりは、アヤフヤですけど。当時のバンダイキットをあまり作った経験がないので。フライルーの元となったギャプランくらいかな。作ったことあるのは。

○ポリ固定が甘い
特に胸部と首関節で感じますね。首は頭が軽いので何の害もないですが、構造的に脆弱です。
肩に関しては、ポリがグラグラしているのが鬱陶しいです。これで肩がスイングして可動範囲が広がっているならともかく(肩装甲が干渉してスイングできない)、ただはめ込みづらいだけですから。実際は。

○成型色が玩具っぽい
一応、アニメ準拠ってことは上にも書きましたけどね。
説明書の作例を見てしまうと、この成型色では納得行かなくなります。

○全体のバランスはかなりいい感じ
上手い人なら、もっといいプロポーションが見えるのかもしれませんが、私程度の審美眼ではいいとしか思えません。
もしかしたら、腹を数ミリ伸ばしたり、足のベタ足っぽい感じをなくしてもっとヒールっぽくすれば格好よくなるのかもしれませんけど。

造形はもう少し良くなりそうですが、何をどうしたらっていうのが見えないので、まあ満足。私好みです。
かなりサクっと作れるかと思っていたのですが、構造的な理由から、ちょっと手間がかかるキットですね。

そんな訳で、今日のアトールはお仕舞い。

仮組みを楽しみつつ、工作手順を考えつつ、塗装プランを描きつつ、エルガイムさんに戻ります。
今年中にアトールまで完成させたいけど、いけるかな?

では。

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今日のアトールのお時間です。

今回で、本体組み立て完了までいきます。
早速、手から。


手

パーツ確認の回でも書きましたけど、一体成型です。
当時の技術の限界からか、やはり造形の歪みが見られますね。
こういう人間っぽい手って、私は割と好きですけど。


前腕

腕です。
可動部は相変わらずABSに頼り、簡略化された構造です。
まあ、フレームなんていう概念を持ち込まれた上にあんなデザインをされちゃあ、ABSでも使わないと完全再現できないでしょうね。

ここもパーティングラインの影響で穴に棒を差し込みづらくなっています。
要調節。

上腕は最近のガンプラと同じく筒状パーツで一体成型。
なので、腕に関しては、合わせ目は皆無です。
ありがたい。

次。


肩

肩です。
上腕と胸への接続を、なるべく簡素な構造で両立しています。
こういうのはいいですね。

さて、腕完成です。


腕完成

早速、胴体と合体。


合体

このキット。関節構造が甘いです。
肩側のピンを差し込む胸のポリ。これがかなりムカつきます。肩を差し込もうとすると勝手に動くんですよ。
別にポリを動かすことで可動範囲を確保って意味ではないんです。ただ、ポリの固定が甘いだけです。
お陰で、肩が差し込みづらいです。

全体的に、このキットのポリの固定は甘いです。

ABSフレームの組みづらさ。
ポリ固定の甘さ。
なんだか、エルガイムを組んだあとだと、かなり手抜きを感じます。
設計した人が初心者だったとか?ん~、そういう理屈って成り立つのかな?
でも、MG・F91でも、ABSフレームの組み辛さが話題になったし、設計の人か金型鋳造の人のどちらかに経験の浅い人が来れば、この手の問題のひとつや二つ、起きそうな気がします。

ま、決定的に問題となるってことではないんですけどね。
幾らかやりづらく、ストレスになるってだけで。

次。頭部。


頭部

頭の緑もパーツ分割してくれているのはありがたいです。こういう円形パーツって、マスキングしづらいですから。

ここの首関節のポリも、固定がイマイチ安定していない気がします。
頭部自体が軽いので、これでも問題ないのでしょうけどね。


頭部三面図

頭部の三面図。
後頭部が長いと、エイリアンとか昔のピッコロさんを思い出しますね。

で、頭の緑はなんなんだろう?
FSSならファティマのハッチとかいいそうだけど・・・。両脇にあるはずもないしねえ。

さて、本体完成。
三面図で見てみましょう。


本体完成

全体的にみて、かなりいいバランスだと思います。

にしても、独特のデザインですねえ。永野さんって、どうしてこうまで他とはまったく違うデザインができるのでしょう。
デザインにオリジナリティを感じるデザイナーさんって、永野さん、河森さん、出渕さん、他にいるかなあ?あんまり知らないんですけどね。
ACのデザインにかかわっている人って誰なんだろ?あと、マブラブとかも格好いいですよね。

大河原さんは、オリジナリティという以前に、全部同じに見えてしまうんですよ。デザインに幅がないというか。ガンダムに関してはってことですけど。
MSV的なデザインは、いっつも着膨れ感187%のアレなゴテゴテフルアーマーの方向性ばっかりだし。ディテールもいい加減だし。
ボトムズなどは素晴らしいデザインだと思いますけどね。
大河原さん。シンプルさを意識すると、いいデザインするのになあ。F91とかシルエット・フォーミュラーとか。

カトキさんは、大河原さんと同じ雰囲気ですね。スタイリッシュで格好いい絵を描きますけど、全部同じなんですよ。特に顔。
カトキさんの場合、他の人が示した方向性に乗っ取ってデザインをするって傾向が強いですね。
ユニコーンなどでは、出渕さんのラインを受け継いだデザインをしてますし。逆シャアのあとだから整合性を・・・なんてことを気にしてたら、デザイナーとしてのオリジナリティ確立ができなくなるぞ。カトキさん。
ガンダム世界での整合性なんて元々ないんだから、打っちゃっておけ!
元々、そういう整合性を取ることが好きな人だから、こういうのは仕方ないのでしょうけどね。
結局、オリジナリティという意味で、カトキさんは弱いと思います。Sガンダム系は素晴らしかったのに・・・。アレから早20年近く。


斜に

本体が完成したので、次は付属物、バックパックや武器などを組みます。

ってな訳で、今日のアトールはお仕舞い。

また。

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