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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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帰ってきました。
帰ってきましたが、疲れているので、ちょっと寝ます。

その前に。
旅の途中で寄ったデパートにある本屋で模型誌を立ち読みしたのですが、

ヴァンガート・オーバード・ブースト。
VOB発売決定!!!!

ビックリしましたね。
ホワイトグリント発売の報で散々要望が寄せられたらしいです。そりゃそうです。
なので、発売決定したそうです。
まだCADの段階だそうで、いつ発売になるか分からないそうですが、非常に楽しみです。

明確には書いてなかったのですが、おそらく単品発売っぽいです。
ホワイトグリントとは欄を分けて、個別に紹介、発売日未定と書いてあったので。

これで一緒に発売されたら嫌ですね。
ま、良いキットですから、2個作るのもできそうですが、それは一個目を完成させた後で考えたいですよね。
一個も作っていないのに2個目が並んでいるのは精神的にアレですから。

ともあれ、VOB。楽しみです。

今月号もACVIの新作は発表されていませんが、きっとまた来ると信じてます。
アーマードコアこそが、私にとってはコトブキヤさんのアイデンティティですから。

さあて、そろそろホワイトグリントの制作シミュレートを本格的に開始しようかね。

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明日からちょっと旅行に行って来るので、もう暫く制作記の更新は滞ります。

ということで報告は終わったので記事も終了でいいのですが、もうちょっと続けます。

この間、ハセガワさんから発売になった
反重力装甲戦闘機・ファルケ
皆さんはチェック済みでしょうか?

アチコチ見回っても、それほど盛り上がってないみたいですね。
おかしいなあ・・・。一気にMa.K.のキット作例が上がってくるかと思ってたんだが。
このキットだって、凄くいいキットだと思うんだけどなあ。
まあ、随分と長いこと息を潜めていたシリーズだから、仕方ないのかな。
私自身、丸っきりマシーネン・クリーガーのことは知りません。小学生の頃にキットを見かけたことがあるという程度でして、どんな存在かなんて、この間ウィキで調べるまで分かりませんでした。

が、メカのデザインが秀逸なんですよね。
秀逸というのはちょっとおかしいな。
味がある」んですよ。
格好いいとか美しいとかじゃなくて、メカにメカらしさを求める人間には、いなにかを感じるものなんですね。

元々は、モデラーの横山宏さんがアチコチのキットやそこらのものを素材にしてメカを作り上げたものらしく、デザインが恐ろしいほどに無骨で歪で、それが故に格好いいんですよ。
ほんと、独特です。
現在でも、Ma.K.の影響がそこかしこで見受けられますね。

ま、細かい説明をするほど私は知りませんし、他のサイトさんで凄く内容の濃いものがあるので、そちらを見てもらうことにしましょう。
横山宏さんのサイトでも、新製品の紹介もしていますしね。

では、ここからちょっとだけ、この間発売になったファルケの宣伝をします。
ええ、たいして知らないくせに、私は買ってしまいましたよ。6000円もする高いキットを。

では、ちょっとだけ、ランナー状態でのパーツをご紹介。ちょっとだけですけどね。


エンジン基部

被ってますが、気にしないで下さい。作るときまで袋から出したくないんですよ。
といっても、ハセガワさんのキットの場合、袋1つにこれでもかってくらいにランナーを叩き込むので、空けなくてはパーツが足りているかの確認がしかねる場合があるんですけどね。

閑話休題。

どうでしょう?いいですね。このディテール。メチャメチャ立体的。
インジェクションで、ここまで立体的なディテールというか造形を見たのは初めてかも。


リベット

リベットもキッチリと入ってます。
エアモデルなどと違って、結構深めに掘り込んであるので、墨入れなどがし易そうです。

なんでも、横山さんがハセガワさんにお願いして、本体は上下2パーツにして貰ったそうです。
ってことは、こういったモールドも、もしかしたら作り手のことを考えて、塗装などで要らぬ気を使わなくて済むよう、横山さんが進言してくれたのかも。
ハセガワさんのキットは、普通にサフで消えそうな繊細なモールドが多いですからね。


エンジン

元がヤクルトの入れ物から作ったというエンジンです。
ヤクルトからエンジンを作るという発想が、正に真・模型野郎といったところです。私には思いつきません。
きっとなにを見ても、「これ、あそこに使えそうだ」とか考えてしまうくらい、模型を愛しておられるのでしょう。
こういう発想があったことを知ると、自分が如何に杓子定規で模型を作っているか分かります。

さて、造形ですが、見事ですね。どうやって抜いたの?って感じです。
このパーツを見て、大興奮でした。
が、実は欠点があって、抜きの関係から、コードが円形ではなく板状になっている箇所があるんです。横から見ると分かります。
インジェクションである以上、これはどうしようもないことなのですけどね。

私自身は殆ど気にならない欠点なのですが、完璧を求められる方は、板状になっている箇所を削りこんでコードの丸みを再現するか、ディテールを削り取って自分でこの部分をスクラッチするかになるでしょう。

とまあ、こんな程度で宣伝は終わりです。
これ以上書くと、いずれ私が作るときに、書く事がなくなってしまいますからね。

しかし、パーツを見てここまで興奮したのは、プラキットでは久しぶりでした。
最近、かなりパーツの多いキットばかり組んでいて、ランナー状態では形がほとんど見えないんですね。
だから、ディテールなどに興奮することはあっても、全体像が分からないからイマイチ盛り上がりに欠けたわけです。

が、ファルケは本体が上下2分割になっているお陰で、ランナー状態でも全体像が見えるわけです。
さらに、そこには凄まじいディテールが造形されていて、もっと言えば、細かいパーツも本当ビシっと作ってあるわけです。

ガレキを見ているときみたいに興奮しましたよ。

なんというか、個人的にはファインモールドさんが出したミレニアム・ファルコンと似た構造だなと感じました。
なるべく単純で簡単な作業で完成させられるように工夫されている感じ。

デザインの好みはあろうかと思いますが、もし格好いいと思う方が居ましたら、間違いなくこれは名キットですので、買って損はないでしょう。
サイズは1/48のエアモデルくらいですね。30cmちょっとって感じで。
パーツも120くらいなので、そこまで煩雑ではないですしね。サクっといけると思います。むしろ、このキットは塗装で魅せるキットでしょうから。

嗚呼、しかし私は、いつこのキットを作れるかな?
今年中にはいける?
ああ、でもアレがソレしてコウだから、来年中かなあ・・・。

頑張れ。俺。

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邪神・降・臨


エルガイムMK2

今日のエルガイムMK2のお時間です。

いやいやいや。漸く完成しました。
発売から2年と1ヵ月以上も経っての完成です。
発売日に買った意味ない?そんなことありません。
手元にあり、いつでも作れるという安心感。
手元にあるが故にできたシミュレート。
色々と考えれば、2年間寝かせておいたのも無駄ではないということです。
ただ、寝かせる期間が2年も必要ないというだけです。
でも、それを言うと私が阿呆になるので言わないでおきます。

さて、早速三面図にいきましょう。


エルガイムMK2三面図
横
後ろ

なんだか完成してすぐに思ったのですが、「塗ったのか塗らないのか、良く分からない質感」になってしまったなあと。
いや、確かに塗らなかったものに比べると、質感は段違いなんですよ。
が、なんというか・・・私の求める質感にはならなかったなと。
軽いんですよ

結果論ですが、トップコートがいけなかったんだと思います。塗装までは確実に上手くいってましたから。
パールを塗ったわけですが、まず最初にこれが殆ど目立たないという陥穽に嵌りました。もっと厚塗りしたほうが良かったのかな?なんか恐いんですよね。厚塗りって。
パールのお陰でグラデは殆ど完全に消えましたのに(実物をよーく見ると、仄かに感じますが)、そのパールも殆ど目立たないという・・・。

でもここまでは良かったんですよ。
が、トップコートで艶アリを結構吹き付けたら、安っぽいテカテカ感が出てしまいました。
パール塗装した装甲色グレーは特に違和感はないんですが、それ以外の色の質感がねえ・・・。

そんな訳で、ちょっと軽そうな仕上がりになってしまいましたが、解決法は至って簡単で、全体的にほんの少し艶消しを吹いてやればグッと良くなると思います。
多分、やりませんけどね。
これはこれでいいかなと思っているので。


二刀流

二刀流。

やっぱり、エルガイムMK2って、悪役っぽいですよね。どう見ても正義のヒーローって感じじゃないです。
エルガイムMK1は静謐な美しさを感じますが、MK2からは禍々しさを感じます。
この禍々しさが、たまらなく格好いいんですよね。

MK1は、FSSではジュノーン(エンゲージ)系へとリデザインされましたが、MK2はクラウドスカッツ(ボルケシェッツェ)へと変わってますね。
やはり位置づけは同じです。清らかな美しさとダークな美しさ。対比が面白いです。

ちょこっとディテールアップらしきことをして見ましたが、あんまり意味無かったかも。
なんか、始めたときの悪い予感が的中って感じですな。
まず、胸のモールドは一目見れば分かるように、左右で形が違います。これ、組んだら目立たないと思ったんだけど、凄く目立ちますね。直せばよかった。
脛のLとGも、無くても良かったかな。やはり、取って付けた感がありますし。

でも、そんなことを言ってはならないのです。
模型道とは、「己のこだわり」を探求するものであって、例えそれが失敗に終わったとしても、無駄ではないのです。
やってみて失敗するからこそ進歩がありえるのであって、失敗を恐れて分かりきったことだけをやっていたのでは、面白いものは作れませんし。

大体、今流行りの発色重視の塗装にしても、あれは簡単だから流行っているだけだと思うんですよ。技術的な要素を殆ど考えずにできるんですね。下地を白に統一すればいいだけですから。
そうすれば、調色した色がそのままでますから、悩むこともないんです。下地と上塗りの兼ね合いについて。
勿論、好きな人が多いから一般的になったのは事実でしょうが、模型的訴求力という意味で考えれば、小奇麗に塗られたものよりもスケール感を感じさせる塗装の方が面白いに決まってます。

でも下地を塗ったりすると手間がかかる。
さらに下地によって上塗りの色彩が変わってしまい、コントロールが難しい。
ウェザリングなどは、その意味や理由をきちんと考え始めるとさらに難しくなります。

ってことで、結局皆さん。小奇麗な塗装に落ち着くのだろうと思います。
私としても小奇麗な塗装も好きではあるので、小奇麗でありながらスケール感を感じさせ、なお上手い具合に汚しの入った塗装ってものを編み出したいと常日頃から思ってはいるのですけどね・・・。

すんごく難しいです。これ。

そんな理由から、ディテールアップだけでなく、塗装面も色々と試したんですけどね。
パールホワイトを使ってみたり。
トップコートで思いっきり艶を出してみたり。

今後、FSSのキットも沢山作っていくでしょうから、いい参考になりました。
パール&メタリック塗装のところは艶アリで。通常の塗装のところは半艶くらいで。
おそらく、これがnearly bestかな。まだ分からないけど。
パール部分も、白にホワイトパールならば、結構厚塗りしないと駄目だって分かりましたし、ある程度想定はしていましたが、ちょっとのグラデではパールで消えてしまうってのも分かりました。
パールはフィニッシャーズさんのだから、目立たないのかな?よく聞くFGパールとかを使えば、もっと目立つのだろうか?
でも、FGパールを売っているお店を、私は知らないんですよねえ。まず確実に近場では売ってないでしょうねえ。
池袋や新宿でも見たことないし・・・って多分あるんでしょうが、そういう模型店を知らんのですよ。
かといって、ネットで塗料だけ買うってのも嫌だし・・・。


バスターランチャー

ランチャーを構えて。

いや、ほんまに格好ええわー
放送当時から数えて20数年を経てリリースされた、エルガイムMK2さんの超絶プラキット。
設定までちゃんとあったムーバルフレームまで完全再現し、造形も素晴らしい傑作キットの1つです。
特にフレームは良く出来ていて、最近発売になったガンダムver2よりも遥かに精密にできています。
精密ってのは、主にディテール面でのことですけどね。
ガンダムver2の場合、かなりプレーンな造形を目指していたっぽいので、あまり複雑なディテールを意識的に入れなかったのでしょうけど。

にしても、ガンダムで部分的にはあるにせよ全体のフレームまでデザインした物って見たことがないです。MGなどの説明書で後付けのものなら沢山ありますが。
なのでキット化するにしても、フレームはあくまで装甲をくっ付けるための素体って感じで、ほとんどメカメカしさを感じるものではないです。物凄く玩具です。

しかし、エルガイムMK2さんは内部も表面装甲も、本当に良く出来ているキットだと思います。
今後、これ以上のエルガイムMK2の立体は生まれるのでしょうかね?造形の素人には想像しがたいですが、多分生まれることでしょう。

今まで様々なメカデザインが立体化されてきました。
その中で「これ、超格好いいな」って思っていても、その後さらに良く出来た立体が新たに生まれたりするんですよね。素人には分からん造形の表現です。
原型師さんは、こういうところが本当に凄いです。

なので、R3・エルガイムMK2は1つの到達点ではありますが、ゴールでは決してないのだろうなと。
それが、模型の醍醐味でしょう。

今後多分出るといっても、版権を抑えているのがバンダイなので、なかなか難しいでしょうけどね。
上手くすればガレキで出るかもしれませんが、発売できてもイベント限定になるでしょうし、入手困難になりそうです。
waveさんあたりが、数年後のキャラホビとかで出しそう。

現段階では、エルガイムMK2へのリビドー解消は、R3が綺麗に果たしてくれました。
今後、これ以上の造形が現れない限り、私の中で究極のエルガイムMK2としてR3を評価し続けることでしょう。

さて、最後にお顔。


上半身

胸のレーザー加工の文字。色々と塗装を吹き重ねたせいか、元々こんなものなのか、かなりモールドが甘くなってしまい、墨入れも上手くいきませんでした。


さて、いつも通り、エルガイムMK2さんのキットレビューでもします。

○キットの造形:9点
傑作といってもいい造形だとおもう。これ以上のエルガイムMK2を見たことないし。立体自体少ないけどね。

○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:9点
相当作り易い。難しい箇所がない。部分塗装して墨入れして艶消しでも吹き付けてやれば、かなり満足できると思う。
ただ、頭部の耳の分割線が気になるので、そこは減点ポイント。
まあ、パーツの抜きの関係上、こうするしかなかったのだろうが、パーツをあと2つ増やせばここも解決できたんじゃないかと思う。
塗装するにしても、ほとんど色分けされていて、かなりやりやすい。
マスキングするのは、精々バックパックとランチャーの類程度。
基本工作をして全塗装するにしても、本当にストレスフリーで作れる。
ただ、パーツがAC並みにあるのが障害。

○可動範囲:7点
全体的に良く動くが、足首の可動がかなり限定されるので、ポーズをつけての自立が難しい。
足首が動かないのは、デザイン時点の欠点だけど。
これはスタンドを使えば解決かな。私はスタンドで浮かせるより立たせたいので、使っていないが。

○関節・武器保持力:9点
手のひらのピンだけでバスターランチャーを完全に保持できるのはありがたい。
何度も抜き差ししているとユルユルになりそうで恐いが。
股関節がかなりきついので、抜き差しが壊れそうで恐い。実際、塗装が終わって差し込んだ後、腿の方のパーツにヒビが入っていた・・・。
塗装によって脆弱化したABSにはきついはめ込みだったってことなのかな?
それとも、塗膜の厚みで負荷が大きくなった?おいおい。コンマ何ミリでそんななっちゃうものなのか?
ま、保持力自体は問題なかったので放置しているが、この先ヒビが拡大していきそうで恐い。

○プレイバリュー:8点
変形もできるし、武器も一揃いついているし、可動もいい感じなので、遊ぶにはいいのではないかな。
ただ、バスターランチャーの持ち方がかなり限定されるので、割とポーズは付けにくいと思う。

○置物的価値:9点
永野デザインは好みが分かれそうだが、単純に格好いいエルガイムMK2は、その独特な雰囲気も合わせてアイキャッチ抜群だと思う。
でかいしね。

○総合評価:9点
間違いなく傑作キット。
造形。作り易さ。色分け。すべてが高次元で達成されている。
キットとしてこれ以上のエルガイムMK2を作るのは難しいと思う。造形の方向性にだけ特化すれば何とかなりそうだが、それ以外の要素をも取り込むとなると至難の技ではないかと。
今後、エルガイムMK2のプラキットは出されることは無いのだろうな。
20年後なら有り得るかも。

○お勧め度:9点
エルガイムMK2のデザインが格好いいと思うのなら、買って損はない。
価格以上の満足度が待っている。
が、エルガイムMK1が同スケールで並べられないのが哀しい。
R3でMK1が出ることはあるのだろうか・・・?


そんな訳で、レビューはお仕舞い。


エルガイムシリーズ

エルガイムシリーズをズラっと並べて。

やっぱりR3でMK1が欲しいですよね。できればバッシュも。
が、現在ではR3自体がもう終わってしまった感じですね。バンダイ病がここにも出てしまったわけです。
ザブングルの試作品を見た気がするんだけど、あれもお蔵入り?

今ってアニメ自体が少なくなってきているし、その中でロボットアニメなんて本当に少ないわけです。
そういう状況ですから、模型・トイメーカーさんは昔のものを引っ張って来ざるを得ず、色んなメーカーが同じデザインをリリースしたりするんですよね。スケールや付加価値などを変えて。
だから、食い合いになってしまうんです。
複数メーカーが同じものを立体化してくれるのはありがたいことですが、完全に同じでは訴求が足りなくなりますから、あっちが出したらこっちは出せないみたいな状態になり、お互い穴だらけになってしまうんですよね。
ボトムズ関連のトイがいい例だと思います。

で、なぜかバンダイは自社だけでそんな複雑な事態を作り出しており(長期的戦略がない証拠)、どれもこれも出しづらくなり、結局中途半端に終わっているわけです。
エルガイムMK1も、オフシュートだかで出したし、最近では魂スペック超合金でも出しました。
なので、キットとして出しづらい状態になっているんでしょうね。

なので、多分R3でMK1は出ないだろうなあ。
出てもかなり後だろう。その頃にはR3なんてシリーズはなくなっていて、別の冠を考え出しているだろうけど。

現在、マクロスFのキットが少しずつ拡充されています。といってもほとんどマイナーチェンジに終始し、VF-27や171。モンスターなどはまだ陰も形もないんですけどね。
第一弾がリリースされて半年経っているのに、随分となあって感じです。

でも、スーパーパックや主役4機種を出してくれるだけでありがたいです。
このままスローペースでもいいですから、なんとかシリーズを続けてほしいものです。
それが、私の切なる願いです。

これはボトムズでも同じです。
ペールゼンファイルズ版スコタコが発売されてもう半年経つんですが、全然新作情報がありませんね。
PF版ターボカスタムを出してくださいよ。ストライクドッグを出してくださいよ。
ゼルベリオスにテスタロッサを出してくださいよ。

そろそろガンダム00も終わるから、それからまた少しずつリリースペースが上がるのだろうか?
そうなってくれると本当に嬉しいです。

最後に。


塗装比較

無塗装との比較。
やっぱり質感段違い!

作りたくても作れないという、長きに渡る私の葛藤ともケリがつきました。
MK2さんが出た頃って、まだエアブラシを買ったかどうかって頃でしたからね。
ノウハウ蓄積などの必要性から、なかなか作れませんでしたよ。
良いキットほど、おいそれとは作れないもんです。
いや~、スッキリした。作りたいキットを完成させると、気持ちいいですね。

でも、一抹の寂しさを感じるのも事実。
「ああ、終わっちゃったな」
って感じで。
良いキットってのは、完成させるのが惜しくなるんですよね。
なんというか、面白いRPGをクリアする直前のあのアンビバレントな気持ちと似ていると思います。

クリアしたいけどクリアしたくない。
完成させたいけど、憧れが現実になるのが哀しい。

だからこそ、模型野郎は次々と新しいキットを作り続けるのさ。
寂しさを紛らせ、更なる地平を目指すために。

ともかく、これでエルガイムシリーズは終了。
これでやっとFSSシリーズに入る準備ができたわけです。
永かったよ~!!FSSに出会って魂を抜かれてからここまで辿り着くのに、二年半かかったよ~!!

またチャンスがあれば、今度は艶消しで汚しも入れたMK2さんを作りたいですね。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

また。

拍手[19回]

今日のエルガイムMK2のお時間です。

現在、絶賛墨入れ中で、まだ全部が終わってません。
なので、完成したフレームから先に載せちゃいます。

まずは、フレームの三面図。


エルガイムMK2フレーム三面図

いいですね~。このメカメカしさ。MGなどのフレームでは到底及ばない「マジでフレーム」感。
マジといっても所詮はアニメキャラクターでして、その辺のリアルかリアリティかの突っ込みは無粋ってもんです。


斜め


完成の足音が大きくなってきて、すぐそこですよ。

いやはや。パーツ数370って知ったときは
「修羅に入る必要のあるキットだなあ」
って思いましたけど、かなりストレスなくここまでこれた感じですね。今思えば。

なんでかって言えば、基本工作の量が圧倒的に少なくて済むからなんですね。
ホント、この辺はバンダイキットの長所です。

そんな訳で、今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

次回で完成までいけると思います。

では。


~追記~

なんだか、バンダイが今月から創刊した(復活させた)模型情報には、HGUCの新作として、5月にシュッツルムディアス。6月にHi-νガンダムが出るそうです。

素晴らしく嬉しい情報なのですが、一抹の不安も拭いきれませんね。

シュッツルムディアスですが、多分リックディアスからのバリエーションとなるのでしょう
するってえと、ちょっと古めの構造となるわけですね。
まあ、古いといってもディアス自体発売が2002年ですから全然新しいですが、日進月歩のガンプラ基準ではってことです。

しかも、どうせ出すなら、元々造形が良かったMGで出して欲しかったなあというのが本音。
ディアスって元からスタイリッシュから程遠いデザインで、どうも戦車を意識して永野さんはデザインしたらしいんですね。
なので、その辺のディテーリングを施してあると凄く格好よく見えるんですが、ガンプラ的ディテーリングだけだと物足りなく見えるのも事実なんですよね。

去年のキャラホビでwaveさんが出した1/144シュッツルムディアスが格好よかっただけに、心配もつのります。
アレ?そうだよ。一年前にwaveさんがガレキで出してたじゃないか。
なんだって、同じサイズで出すんだろう?

HGUCのHi-νは一瞬興奮したのですが、2秒後に冷静になりました。
“公式化”と銘打って正当化したあのHi-νがあるわけです。
アレから方向性を今更変えるメーカーか?バンダイは。
そんな疑問が私の中で生まれ、変な納得をしてしまいました。

所謂“旧設定”のHI-νなら予約買い決定ですが・・・期待はしないでおこう。
ガッカリしたくはないから。

しかし、HGUCのカテゴリはいい感じですね。
もともとバリエーションが出しにくい(サイズ的にフレームを仕込み辛く、出すことを想定した構造にしづらい)物ですから、常に新しい物って方向性は昔から変わってないとは思いますけど、MGに比べてなんとバリエーションに富んだ内容であることか!!
2007年はバリエ展開に終始した印象ではありましたけど。

HGUCのHi-ν。期待したいなあ。でも、裏切られるのは恐いなあ。
ま、HWSが出るから、そっちで自分を満足させられるかも。
素のν。HWS。Hi-ν。すべて並べられたら楽しそうですねえ・・・。

あ!!
HGUCでHi-νが出るって事は、ナイチンゲールの開発も視野に入っているとか?
ホント、出してください。昔出たB-club1/144以上の造形で。
最近、バンダイも曲線表現が上達してきていて、なかなか良いラインを出しますからね。
そろそろナイチンもいけるんでは?

しっかし、Hi-νはどういう内容なんだろう?
全高が違うはずだから、素のνから流用はできないはずだし。
過去に、HGUCではまずHi-νは出ないだろうなんて書いた記憶があるんですが、本当にビックリな情報でした。

他、00関連からアルケーガンダム、スサノオ、OガンダムのHGが出るらしいです。
Oガンダム????
雑誌の付録で出してなかったっけ?

今だけしか手に入らない。
バンダイも発売予定はない。
マジで限定!!

みたいな売り文句で。
アストレイの時も思いましたけど、買った人かわいそう。
ってことは、ラジエルとかも出ちゃうかも?!
これは流石にないかな。

なんというか、今年は始まってから夏までずっと模型野郎には熱い時期が続きそうです。

○バンダイ
マクロス関連:去年から継続。
HGUCで更に熱い展開:5月にシュッツルム。6月にHi-ν

○コトブキヤ
5月に待望のホワイトグリント
6月にはアリーヤ・シュープリス
ART-1やペルゼイン・リヒカイトなどスパロボ関連
ラインバレル関連のバリエキット2種
ゾイド関連も、ジェノブレイカーなど大型キットが出まくり

○その他
3月にハセガワから反重力装甲戦闘機ファルケ
5月にwaveからスネークアイ
6月にボークスからレッドミラージュの胸像
7月に同じくボークスからバングのプラキット
7月にwaveからサイレンR

これに完成品も含めたら、どうなっちゃうんでしょう?
マックスファクトリーからドラグナー。
GFFからZプラス・ハミングバード。
その他・・・。

やばいくらいに面白いアイテムが出ますねえ。
金が幾らあっても足りませんよ。
ま、完成品は買いたくないので、やんごとなくスルーですが。例えどんなに素晴らしい造形であっても、です。
これはコダワリですから、仕方ないです。

ドラグナーにハミングバード。キットで出せよ!!

いやはや。マジでシャレにならん様相を呈してきたぞ。
すんごく嬉しい悲鳴なんですけどね。

あとは、ACがまたリリースされるようになれば、私としては文句なしです。

ところで、waveさん。エンゲージSR3にトマホークにスタンディングトータスはどうしました?
随分と待っているんですが。
バンダイも、ペールゼンファイルズ版ターボカスタムもそろそろ出しませんか?簡単なバリエですよ。
マクロスFでもサクっとアーマードパックをだして、VF-25以外も出せる状態にしませんか?小出しにすると、かえって売り上げが悪くなりますよ。

嗚呼!欲望果てしなく。

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今日のエルガイムMK2のお時間です。

今日は友達と酒を飲んでおりました。
いや~、親友のたまに飲む酒の美味いこと。彼女や嫁にいえないこともスラスラと言えて、相手はちゃんと理解してくれて、1を聞けば10を分かってくれて、その上でマジになりすぎず、言いたいことは馬鹿話に例えて肝心なことを語り、相手もそれを理解して馬鹿話に馬鹿笑いで返すけど、肝心なことをしっかりと把握してくれて・・・。

思います。
親友ってものは、本当に宝です。
模型ばっかり作っていては駄目です。
模型がなくても幸せはありますが、親友なくして幸せはありません。
生きる力とは物理的な行動のことでしょうが、本質は形而下ではなく形而上で決まるのです。
文章や理論として矛盾していますが、実践面ではまったく矛盾しません。

世界とは、自分の基準ではなく自分の周りにあるのです。
それを分からせてくれるのは、物ではなくほんの一言、ほんの1つの表情です。
そして、それを伝えてくれるのは親友を除いていません。

模型を買い漁る前に、限定品だからと大事にする前に、親友を作りましょう。
そういう幸せの延長線上に、娯楽というものはなければならないのです。

そんな下らないお話があって、始まります。

今日は、細かい部分の塗装を行いました。細かいといっても、本体以外という意味です。
普段でいうところの細部塗装というものが、エルガイムMK2さんではまったく必要ありません。
なぜなら、色分けがパーツ単位で殆どなされているから。

では、成果を。


マスキング

内部に塗装すべき箇所があったため、後回しになっていたパックパックや武器などの合わせ目消しをし、マスキングをします。

んで、塗装。


その他の塗装

作業的に見れば、合わせ目消しがやや面倒です。
パーツが大きい分、合わせ目の隙間やズレが起こりやすく、手間がかかります。
が、まあ、適当にこなしましょう。
塗装はいたって単純ですから。

というわけで、エアブラシ塗装は殆ど終了しました。
後は、墨入れをしてトップコートをするだけです。

そんな訳で今日のエルガイムMK2はお仕舞い。

次回から墨入れをしてトップコートをしてお仕舞いかな。

では。

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