その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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黄金の電気騎士・降・臨
今日のKOGのお時間です。
いよいよ完成しました。KOG。
レッドミラージュに比べると、圧倒的に簡単に終わりますね。
パーツが少ないってのもありますし、塗装が簡単ってのもあります。
いずれにしても、思ってたよりも楽なキットでした。
弓長過ぎ。
もう少しアップで全身を。
箱の完成作例や、ネットで見たもので受けたイメージよりも、遥かにキットは格好いいですな。
元々思っていた通り下半身が貧弱ですが、それでも尚格好いいと思います。
特に、頭部やフェイス、肩、胸などが相当格好良く、このキットはインジェクションなのに、よくもまあここまで綺麗にまとめたなあと思います。
KOGのキモって、どうしても頭部になると思うのです。
こんな形を美しく纏められるデザイナーさんは、多分永野さんだけでしょうし、そもそもこんな形状を思いつくのも永野さんだけでしょう。
そのデザインを、インジェクションでそつなく纏めているのはさすがです。waveさん。
省パーツのための一体整形や前腕の良く分からないパーツ構成、接着面が用意されていない箇所など、いくつか問題はあるキットです。
でも、それを補ってあまりある良いキットです。
なにより、この複雑なデザインを、ここまで組み易くしたことに脱帽ですよ。
本当に綺麗に作ろうとしたら、手を入れる箇所が山積みなキットですけどね。
それでも、私のようにあるがままに作れば、FSSキットとしては破格のストレスフリーっぷりで作れますよ。
大体、格好いいKOGなんて、ガレキでずっと前から出ているわけです。
このキットで不満なら、そっちを買えば済むわけです。
まあね、改造が好きな人も世の中にはいるから。そういう人は頑張ってねってことで。
美しい後姿。
永野デザインの特徴ですな。後姿が本当に美しい。
そして、素立ちが美しい。
3500円くらいでしたっけね?このキット。
このお値段なら、問題ないクオリティですな。
ただ、一点だけ恐ろしくイライラした箇所があります。
それは、首と頭部の接続部です。
別に動かして遊ぶことなどないので、私はプラキットでも固定式で問題ないわけです。
ですので、首が接着式でなんの問題もないのです。
が、首と頭部の接着部がキチンと用意されてない。
いえ、気持ちあるようにみえるのですよ。パーツを見ると。
が、実際に接着してみると分かりますよ。
面が全然合ってない!!!
この面が合っていないってのは、いたるところに散見されます。
首と頭部が一番むかつきますが、首と胸部もあってません。
胸部と腹部もあってません。
これらはみな、真鍮線を通してしまったほうが、塗装後の組立が楽です。
胸部と腹部は、仮組みの段階で全然面が合わないってのが分かっていたので、真鍮線ですでにはめ込みしていたのです。
が、首と頭部は油断していました。
面が合わない上、用意された接着面が片方にしかないため、全然固定されません。
というか、接着固定される前に、頭部の自重に負けて曲がります。
仕方ないので、首と胸部を真鍮線での固定とし、首を無理やり頭部に接着しました。
塗装も終わった段階で、頭部と首の接続部を改修することはできませんからね。
事前に分かっていたら、プラバンやパテなどで何とかなったのですが。
まあ、それくらいですかね。このキットで面倒くさかったのは。
肩関節の軸は、上に上げといて正解でした。
予想通り肩が胸部、特に鎖骨の上あたりから生えている、なんだ?・・・インテークみたいなのと干渉するようになりますが、肩を一番奥まで差し込まなければ大丈夫です。
頭頂部のモールド。
意外と合わせ目消しにも耐えてくれる、しっかりとしたモールドでした。
もっと面倒くさい作業を想定していたのですがね。
イレイザーエンジン。
レッドだとすべて別パーツにしてくれたお陰で立体感がありましたが、比較するとKOGはちょっと・・・って感じですかね。
そんな訳で完成したインジェクションKOGですが、思ったよりも格好良かったので、私個人としては、大満足です。
いずれ、waveさんが2007年末にガレキで出したKOGの決定版を作って並べるぞ!!
並べると、やはりプロポーションは、レッドのほうが断然イカしてますな。
前にも書いたけど、多分の両キットの時間差は3年程度だと思うのですよ。
一体、この間に何があったんだろう?waveさんに。
そう思うくらい、進化が凄いですな。
二つとも5年ほど前に買って、色々とあってこれまで作れませんでしたが、やっと並べるとことができて、感無量です。
写真撮ってから気が付いたこと。
脛の合わせ目消しちゃいけなかったんだああぁぁぁぁぁあ!!
忘れてたよ。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
また。
今日のKOGのお時間です。
いよいよ完成しました。KOG。
レッドミラージュに比べると、圧倒的に簡単に終わりますね。
パーツが少ないってのもありますし、塗装が簡単ってのもあります。
いずれにしても、思ってたよりも楽なキットでした。
弓長過ぎ。
もう少しアップで全身を。
箱の完成作例や、ネットで見たもので受けたイメージよりも、遥かにキットは格好いいですな。
元々思っていた通り下半身が貧弱ですが、それでも尚格好いいと思います。
特に、頭部やフェイス、肩、胸などが相当格好良く、このキットはインジェクションなのに、よくもまあここまで綺麗にまとめたなあと思います。
KOGのキモって、どうしても頭部になると思うのです。
こんな形を美しく纏められるデザイナーさんは、多分永野さんだけでしょうし、そもそもこんな形状を思いつくのも永野さんだけでしょう。
そのデザインを、インジェクションでそつなく纏めているのはさすがです。waveさん。
省パーツのための一体整形や前腕の良く分からないパーツ構成、接着面が用意されていない箇所など、いくつか問題はあるキットです。
でも、それを補ってあまりある良いキットです。
なにより、この複雑なデザインを、ここまで組み易くしたことに脱帽ですよ。
本当に綺麗に作ろうとしたら、手を入れる箇所が山積みなキットですけどね。
それでも、私のようにあるがままに作れば、FSSキットとしては破格のストレスフリーっぷりで作れますよ。
大体、格好いいKOGなんて、ガレキでずっと前から出ているわけです。
このキットで不満なら、そっちを買えば済むわけです。
まあね、改造が好きな人も世の中にはいるから。そういう人は頑張ってねってことで。
美しい後姿。
永野デザインの特徴ですな。後姿が本当に美しい。
そして、素立ちが美しい。
3500円くらいでしたっけね?このキット。
このお値段なら、問題ないクオリティですな。
ただ、一点だけ恐ろしくイライラした箇所があります。
それは、首と頭部の接続部です。
別に動かして遊ぶことなどないので、私はプラキットでも固定式で問題ないわけです。
ですので、首が接着式でなんの問題もないのです。
が、首と頭部の接着部がキチンと用意されてない。
いえ、気持ちあるようにみえるのですよ。パーツを見ると。
が、実際に接着してみると分かりますよ。
面が全然合ってない!!!
この面が合っていないってのは、いたるところに散見されます。
首と頭部が一番むかつきますが、首と胸部もあってません。
胸部と腹部もあってません。
これらはみな、真鍮線を通してしまったほうが、塗装後の組立が楽です。
胸部と腹部は、仮組みの段階で全然面が合わないってのが分かっていたので、真鍮線ですでにはめ込みしていたのです。
が、首と頭部は油断していました。
面が合わない上、用意された接着面が片方にしかないため、全然固定されません。
というか、接着固定される前に、頭部の自重に負けて曲がります。
仕方ないので、首と胸部を真鍮線での固定とし、首を無理やり頭部に接着しました。
塗装も終わった段階で、頭部と首の接続部を改修することはできませんからね。
事前に分かっていたら、プラバンやパテなどで何とかなったのですが。
まあ、それくらいですかね。このキットで面倒くさかったのは。
肩関節の軸は、上に上げといて正解でした。
予想通り肩が胸部、特に鎖骨の上あたりから生えている、なんだ?・・・インテークみたいなのと干渉するようになりますが、肩を一番奥まで差し込まなければ大丈夫です。
頭頂部のモールド。
意外と合わせ目消しにも耐えてくれる、しっかりとしたモールドでした。
もっと面倒くさい作業を想定していたのですがね。
イレイザーエンジン。
レッドだとすべて別パーツにしてくれたお陰で立体感がありましたが、比較するとKOGはちょっと・・・って感じですかね。
そんな訳で完成したインジェクションKOGですが、思ったよりも格好良かったので、私個人としては、大満足です。
いずれ、waveさんが2007年末にガレキで出したKOGの決定版を作って並べるぞ!!
並べると、やはりプロポーションは、レッドのほうが断然イカしてますな。
前にも書いたけど、多分の両キットの時間差は3年程度だと思うのですよ。
一体、この間に何があったんだろう?waveさんに。
そう思うくらい、進化が凄いですな。
二つとも5年ほど前に買って、色々とあってこれまで作れませんでしたが、やっと並べるとことができて、感無量です。
写真撮ってから気が付いたこと。
脛の合わせ目消しちゃいけなかったんだああぁぁぁぁぁあ!!
忘れてたよ。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
また。
PR
今日のKOGのお時間です。
F-15の接着剤硬化待ちと平行して、いつも通りに塗装をしていきます。
まずは、模型を作る上で二番目に嫌いな作業。ペーパーがけを開始します。
え?一番嫌いなのは何かって?
そんなもん、マスキングに決まっているじゃないですか。
まあね、KOG。レッドミラージュと比べて、かなりパーツが少ないので、ペーパーがけも楽ですよ。
頭頂部がセンシィティブですけどね。モールド入りまくりのところで、男らしくぶった切られてますから。
キットの完成作例を見ると、どうしても肩が下がっているように見えたので、軸を上げてみました。
実際には凄く簡単なことで、軸をそのまま回転させれば上がるんです。
これによる弊害も勿論ありますよ。
肩が周辺と干渉するんですよ。
ま、何とかなるかなと、恐ろしくいい加減な見切り発車。
もう接着しちゃったもんね。
あとは、適当に遊び。
持たせるつもりもないのに、刀を真鍮線で掌に接続。
塗装後だと接着出来ないもんね。
さて、サフです。
面が綺麗になっているか、適当に確認して次に進みます。
意外と粗が残っていたりするから困るんですね。整面作業って。
ゴールドに塗装するわけですから、当然下地黒。
ずっと下地黒ばっかり塗っているな。
飽きてきたよ。
フレーム部分をブラックゴールドに塗装。
いつの間にかKOGは、全身すべてゴールド一色になってしまいましたが、全部が全部同じ色ってのが嫌だったので、ブラックゴールドに塗装しました。
そういえば昔のKOGは、フレームが青かったなあ。
あと少しですね。
ゴールドを塗って、墨入れして、デカール貼って、トップコートして完成。
1週間もあれば、余裕で完成かな。
パーツが少ないと楽だわ。改造もしてないし。
それにしても、キャラクターモデルは、エアモデルに比べて作りやすい。
何が?って考えると難しいが、とにかく作りやすい。
多分、エアモデルが繊細すぎるし(モールドなどが)、各工程を同時進行しなくてはいけないから、ストレスを感じるのでしょうね。
パーツが小さいし、接着面がいい加減だし、恐ろしく細かい塗り分けがあるってのも疲れますしね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
次回、完成予定です。
では。
F-15の接着剤硬化待ちと平行して、いつも通りに塗装をしていきます。
まずは、模型を作る上で二番目に嫌いな作業。ペーパーがけを開始します。
え?一番嫌いなのは何かって?
そんなもん、マスキングに決まっているじゃないですか。
まあね、KOG。レッドミラージュと比べて、かなりパーツが少ないので、ペーパーがけも楽ですよ。
頭頂部がセンシィティブですけどね。モールド入りまくりのところで、男らしくぶった切られてますから。
キットの完成作例を見ると、どうしても肩が下がっているように見えたので、軸を上げてみました。
実際には凄く簡単なことで、軸をそのまま回転させれば上がるんです。
これによる弊害も勿論ありますよ。
肩が周辺と干渉するんですよ。
ま、何とかなるかなと、恐ろしくいい加減な見切り発車。
もう接着しちゃったもんね。
あとは、適当に遊び。
持たせるつもりもないのに、刀を真鍮線で掌に接続。
塗装後だと接着出来ないもんね。
さて、サフです。
面が綺麗になっているか、適当に確認して次に進みます。
意外と粗が残っていたりするから困るんですね。整面作業って。
ゴールドに塗装するわけですから、当然下地黒。
ずっと下地黒ばっかり塗っているな。
飽きてきたよ。
フレーム部分をブラックゴールドに塗装。
いつの間にかKOGは、全身すべてゴールド一色になってしまいましたが、全部が全部同じ色ってのが嫌だったので、ブラックゴールドに塗装しました。
そういえば昔のKOGは、フレームが青かったなあ。
あと少しですね。
ゴールドを塗って、墨入れして、デカール貼って、トップコートして完成。
1週間もあれば、余裕で完成かな。
パーツが少ないと楽だわ。改造もしてないし。
それにしても、キャラクターモデルは、エアモデルに比べて作りやすい。
何が?って考えると難しいが、とにかく作りやすい。
多分、エアモデルが繊細すぎるし(モールドなどが)、各工程を同時進行しなくてはいけないから、ストレスを感じるのでしょうね。
パーツが小さいし、接着面がいい加減だし、恐ろしく細かい塗り分けがあるってのも疲れますしね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
次回、完成予定です。
では。
さて、レッドミラージュを作ったら、やっぱりコイツも並べないと嘘だよね!!
ってことで、次のキットはこいつです。
今日のKOG.ver3のお時間です。
こいつの購入時期は、確か2007年2月です。
初めての、そして今のところ最後のワンフェスのチケット(ガイドブック?)を買いにいったら置いてあったので、購入したのですな。
かつて、waveさんがモータヘッドのインジェクションキットを出してくれる、唯一のメーカーでした。
そして、そのインジェクションの第一弾は、おそらく1/100KOGです。
おそらくと言うのは、バンダイ以外のメーカーって、キットの発売時期を商品紹介にあまり書いてないから、不明なのです。
商品紹介といいましたが、1/100KOGは紹介もされてません。
絶版です。
どうも、デキがかなり悪かったようですね。
当たり前です。
インジェクション初参戦で初MH、おまけに簡易金型ですからね。
デキは推して知るべしです。
その後、現在でも発売されているジュノーン初期型、バッシュ・ザ・ブラックナイトが出て、その後にやっと本金型を使ったレッドミラージュが出るわけです。
ここまできて、waveさんもノウハウの蓄積に自信を持ったのか、1/144でインジェクションMHを出します。
これが、KOGです。
発売時期は、やっぱり不明です。
レッドの数年前ではないかと思われるので、1990年代の後半ですね、きっと。
バンダイは丁度MGを開始した頃と重なるのかな?
さて、そんな流れを経て発売されたKOG。早速内容を見ていきましょう。
まずは、足。
パーツ分割が少ないですね。サクっと完了しますよ。
足裏のディテールは、キチンと入ってます。
なかなかよろしいかと。
パーツが少ないがゆえに、ディテール省略が目立つのでは本末転倒ですが、この時代にしては、かなり頑張っていると思います。
次、脚部。
かなり一体整形が目立ちますね。
レッドだと3つとも別パーツにしていたイレイザーエンジンが、すべて一体整形。
おまけに、足首アーマーも一体なので、ちょっと立体感が乏しいです。
ともあれ、組み立て完了。
ま、レッドと比較するのはちょっと無理があるのかもしれません。
作っていて実感するのが、パーツ構成や構造、造型が、KOGからレッドの進化が半端ではないと言うことです。
なるべく一体整形をしてコスト削減ってのは、90年代後半までキャラクターモデルの主流でしたが、レッドはことごとく別パーツ化しているのですね。
コトブキヤさんの鬼分割も、MGのマスキングいらずも、レッドが源流なのでは?
まあ、キャラクターモデルに限らず、現在はスケールモデルも、なるべく別パーツ化が基本となっていますからね。
価格を抑えて子供向けに作るよりも、高額帯になっても、造型を優先させて大人向けに作るほうが、売れ行きがよいのでしょう。
次。腰。
非常に作り易い構成です。
面白いのが、タコ足みたいなポリ。
ユルユルなのですぐに取れてしまいますが、まあね。しょうがないです。
下半身完成。
次。胸部。
やはり、できるだけ一体整形。
肩軸が不思議な構造ですね。
挟み込んで接着するんですよ。
なんで、こんな風にしたんだろう?
腹と胸部の接合面になんのガイドもない上にピッタリと面が合わないので、真鍮線を通します。
次、肩。
やっぱり、一体整形が目立ちますね。
むしろ、よく抜けたなって思いますが。
さて、はっけーん!!
左右で形が違いますね。
向かって左側。こいつが湯流れ不良のパーツです。
もう片方の肩のパーツはちゃんとしてましたから、個体差でしょうかね。
肩完成。
凄まじく厚みのある肩ですな。
次。腕部。
肘関節が、ポリにポリを挿すという構成で、かなりユルユルです。
さて、はっけーん!!
さっきの湯流れ不良とは違い、これは完全な管理不足による不良パーツです。
写真だと分かりづらいので説明すると、上のパーツ。上腕です。そして、手首間接のためにポリを細いほうに入れるんですが、その部分にでかい塊があるのです。
多分、金型がこの部分が砕けているのでしょうね。
お陰でポリを入れるスペースにプラの塊が詰まっているので、ポリが入りません。
これ、両手共になっております。
完全に、管理放棄ですな。何年も前からこの欠点は放置されているんですよ。
仕方ないので、ナイフでゴリゴリ削ります。
さて、腕も完成です。
次、頭部。
KOGのキモとなる、重要な部分ですな。
あんだけデカイ頭だったら普通アンバランスで格好悪くなるはずなのに、なぜか格好いいのがKOG。
デザインの妙なのでしょうな。
永野さん。メカデザイナーとしては、超一流だと思います。
あくまでメカデザイナーとしては、ですけどね。
ゴリっと男らしい分割。
頭頂部のディテールが、下手したら合わせ目消しで死んでしまうよ!!
ボークスさんのGGIみたく、頭頂部だけ別パーツにすりゃいいのに。
あと、フェイスも合わせ目があるのは厳しいんでは?
それにしても、頭頂部のプラ、分厚いですね。5mmくらいあります。
ここまで分厚いプラパーツを見たのは、アラレちゃんのファンタジーライオンくらいだな。
ヒケとか大丈夫か?
意外と、ヒケてないですけどね。
最後、スタビライザーと武装です。
武装といっても、KOG.ver3は弓しか持っていないので、少ないですけどね。
一応、使わないパーツに、バスターランチャーのパーツの一部があるんですけど、あくまで一部なので、ランチャーは作れません。
さて、全景。
弓のすべてを取ろうとするとこんなになってしまうので、もっとアップにします。
三面図。
かなり良いかと思います。
確かに、レッドと比べると相当落ちますが、それでも格好良いKOGにはなっているのではないでしょうかね。
今のところまだ、いつでも帰るインジェクションのKOGはコイツのみですし、造形的にもどうしようもないものでもないです。
私にとって、最高のKOGは、同じwaveさんが2007年末に発売した超絶GK、syujyuさん原型の1/144KOGなんです。
あれに比べると圧倒的にクオリティが違いますが、そもそも両者は比べるものではないですね。
最高の造型を目指して徹底的なコダワリで作られた最新のガレキ版KOGと、インジェクション技術がまだ熟練したとは言いがたい頃の本キットですから。
これで批判されたら、後出しジャンケンですな。
それよりも、品質に問題があると思います。
手首の金型、修正しないとまずいと思いますけどね。明らかに確信犯だし。
あと、このKOGを作って実感したのが、WSCの生嶋さんの言葉。
以前、生嶋さんがアシュラテンプルを作り直すときに、
「足をヒールにしたお陰で、ほとんどすべてのパーツのバランスを変えなくてはならなくなった」
って仰ってたんですよ。
そのとき、たかがヒールにするだけで、そんなに印象に変化がでるもんかな?って思ってたんですが・・・。
正面の写真を見ると、明らかにバランスがおかしいですね。下半身の。
なるほど、こういうことかと。
今になってやっと分かりました。
ま、私は、基本的にFSSのキットは改造しないと決めているので(その時代の限界や、その原型師の解釈が面白いと思うので)、このまま完成させますけどね。
最後に、サイズ比較。
でかいな。KOG。ヒールにして、余計にそう感じる。
こうして並べると、やはりレッドのデキの良さが伝わりますね。
どうして、こんなに一気に進化したんだろ?
まあ、造型的には圧倒的にレッドに対してKOGの完敗ですが、作りやすさという意味では、かなり楽ですよ。
何しろ、パーツが少ないですからね。
構造も考えられていて、完全に工作と塗装を分離できます。
なので、ストレスなく進んでいけますね。
さて、KOGの仮組みも終わったので、次はF-16の仕上げだな。
しっかし、ネタを貯めて一気に更新すると、回数が少なくて楽だが、その分一回の量が多いので、疲れますね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
また。
ってことで、次のキットはこいつです。
今日のKOG.ver3のお時間です。
こいつの購入時期は、確か2007年2月です。
初めての、そして今のところ最後のワンフェスのチケット(ガイドブック?)を買いにいったら置いてあったので、購入したのですな。
かつて、waveさんがモータヘッドのインジェクションキットを出してくれる、唯一のメーカーでした。
そして、そのインジェクションの第一弾は、おそらく1/100KOGです。
おそらくと言うのは、バンダイ以外のメーカーって、キットの発売時期を商品紹介にあまり書いてないから、不明なのです。
商品紹介といいましたが、1/100KOGは紹介もされてません。
絶版です。
どうも、デキがかなり悪かったようですね。
当たり前です。
インジェクション初参戦で初MH、おまけに簡易金型ですからね。
デキは推して知るべしです。
その後、現在でも発売されているジュノーン初期型、バッシュ・ザ・ブラックナイトが出て、その後にやっと本金型を使ったレッドミラージュが出るわけです。
ここまできて、waveさんもノウハウの蓄積に自信を持ったのか、1/144でインジェクションMHを出します。
これが、KOGです。
発売時期は、やっぱり不明です。
レッドの数年前ではないかと思われるので、1990年代の後半ですね、きっと。
バンダイは丁度MGを開始した頃と重なるのかな?
さて、そんな流れを経て発売されたKOG。早速内容を見ていきましょう。
まずは、足。
パーツ分割が少ないですね。サクっと完了しますよ。
足裏のディテールは、キチンと入ってます。
なかなかよろしいかと。
パーツが少ないがゆえに、ディテール省略が目立つのでは本末転倒ですが、この時代にしては、かなり頑張っていると思います。
次、脚部。
かなり一体整形が目立ちますね。
レッドだと3つとも別パーツにしていたイレイザーエンジンが、すべて一体整形。
おまけに、足首アーマーも一体なので、ちょっと立体感が乏しいです。
ともあれ、組み立て完了。
ま、レッドと比較するのはちょっと無理があるのかもしれません。
作っていて実感するのが、パーツ構成や構造、造型が、KOGからレッドの進化が半端ではないと言うことです。
なるべく一体整形をしてコスト削減ってのは、90年代後半までキャラクターモデルの主流でしたが、レッドはことごとく別パーツ化しているのですね。
コトブキヤさんの鬼分割も、MGのマスキングいらずも、レッドが源流なのでは?
まあ、キャラクターモデルに限らず、現在はスケールモデルも、なるべく別パーツ化が基本となっていますからね。
価格を抑えて子供向けに作るよりも、高額帯になっても、造型を優先させて大人向けに作るほうが、売れ行きがよいのでしょう。
次。腰。
非常に作り易い構成です。
面白いのが、タコ足みたいなポリ。
ユルユルなのですぐに取れてしまいますが、まあね。しょうがないです。
下半身完成。
次。胸部。
やはり、できるだけ一体整形。
肩軸が不思議な構造ですね。
挟み込んで接着するんですよ。
なんで、こんな風にしたんだろう?
腹と胸部の接合面になんのガイドもない上にピッタリと面が合わないので、真鍮線を通します。
次、肩。
やっぱり、一体整形が目立ちますね。
むしろ、よく抜けたなって思いますが。
さて、はっけーん!!
左右で形が違いますね。
向かって左側。こいつが湯流れ不良のパーツです。
もう片方の肩のパーツはちゃんとしてましたから、個体差でしょうかね。
肩完成。
凄まじく厚みのある肩ですな。
次。腕部。
肘関節が、ポリにポリを挿すという構成で、かなりユルユルです。
さて、はっけーん!!
さっきの湯流れ不良とは違い、これは完全な管理不足による不良パーツです。
写真だと分かりづらいので説明すると、上のパーツ。上腕です。そして、手首間接のためにポリを細いほうに入れるんですが、その部分にでかい塊があるのです。
多分、金型がこの部分が砕けているのでしょうね。
お陰でポリを入れるスペースにプラの塊が詰まっているので、ポリが入りません。
これ、両手共になっております。
完全に、管理放棄ですな。何年も前からこの欠点は放置されているんですよ。
仕方ないので、ナイフでゴリゴリ削ります。
さて、腕も完成です。
次、頭部。
KOGのキモとなる、重要な部分ですな。
あんだけデカイ頭だったら普通アンバランスで格好悪くなるはずなのに、なぜか格好いいのがKOG。
デザインの妙なのでしょうな。
永野さん。メカデザイナーとしては、超一流だと思います。
あくまでメカデザイナーとしては、ですけどね。
ゴリっと男らしい分割。
頭頂部のディテールが、下手したら合わせ目消しで死んでしまうよ!!
ボークスさんのGGIみたく、頭頂部だけ別パーツにすりゃいいのに。
あと、フェイスも合わせ目があるのは厳しいんでは?
それにしても、頭頂部のプラ、分厚いですね。5mmくらいあります。
ここまで分厚いプラパーツを見たのは、アラレちゃんのファンタジーライオンくらいだな。
ヒケとか大丈夫か?
意外と、ヒケてないですけどね。
最後、スタビライザーと武装です。
武装といっても、KOG.ver3は弓しか持っていないので、少ないですけどね。
一応、使わないパーツに、バスターランチャーのパーツの一部があるんですけど、あくまで一部なので、ランチャーは作れません。
さて、全景。
弓のすべてを取ろうとするとこんなになってしまうので、もっとアップにします。
三面図。
かなり良いかと思います。
確かに、レッドと比べると相当落ちますが、それでも格好良いKOGにはなっているのではないでしょうかね。
今のところまだ、いつでも帰るインジェクションのKOGはコイツのみですし、造形的にもどうしようもないものでもないです。
私にとって、最高のKOGは、同じwaveさんが2007年末に発売した超絶GK、syujyuさん原型の1/144KOGなんです。
あれに比べると圧倒的にクオリティが違いますが、そもそも両者は比べるものではないですね。
最高の造型を目指して徹底的なコダワリで作られた最新のガレキ版KOGと、インジェクション技術がまだ熟練したとは言いがたい頃の本キットですから。
これで批判されたら、後出しジャンケンですな。
それよりも、品質に問題があると思います。
手首の金型、修正しないとまずいと思いますけどね。明らかに確信犯だし。
あと、このKOGを作って実感したのが、WSCの生嶋さんの言葉。
以前、生嶋さんがアシュラテンプルを作り直すときに、
「足をヒールにしたお陰で、ほとんどすべてのパーツのバランスを変えなくてはならなくなった」
って仰ってたんですよ。
そのとき、たかがヒールにするだけで、そんなに印象に変化がでるもんかな?って思ってたんですが・・・。
正面の写真を見ると、明らかにバランスがおかしいですね。下半身の。
なるほど、こういうことかと。
今になってやっと分かりました。
ま、私は、基本的にFSSのキットは改造しないと決めているので(その時代の限界や、その原型師の解釈が面白いと思うので)、このまま完成させますけどね。
最後に、サイズ比較。
でかいな。KOG。ヒールにして、余計にそう感じる。
こうして並べると、やはりレッドのデキの良さが伝わりますね。
どうして、こんなに一気に進化したんだろ?
まあ、造型的には圧倒的にレッドに対してKOGの完敗ですが、作りやすさという意味では、かなり楽ですよ。
何しろ、パーツが少ないですからね。
構造も考えられていて、完全に工作と塗装を分離できます。
なので、ストレスなく進んでいけますね。
さて、KOGの仮組みも終わったので、次はF-16の仕上げだな。
しっかし、ネタを貯めて一気に更新すると、回数が少なくて楽だが、その分一回の量が多いので、疲れますね。
そんな訳で、今日のKOGはお仕舞い。
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