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点数:8点
寸評:生粋のアクションムービー
当ブログでは初めての、タイムリー新作映画のレヴューです。
といっても、公開は一月前ですけどね。
久しぶりに映画館で映画を見ました。
さて、この映画は実質三作目ですね。
ボーン・アイデンティティ。ボーン・スプレマシー。
そして、アルティメイタムと。
ざっとシリーズ全体としての感想から書くと、恐ろしくリアリティのある諜報機関員のお話です。
エージェント、殺し屋。そういう観点から描いたアクション映画は多いですが、私の知っている限り、リアリティは皆無です。
それの最たる物は007ですね。ジェームス・ボンド。本名でお仕事をするエージェントは、そう多くはありません。
が、このシリーズはかなりリアリティがあります。
エージェントが言うことを聞かなくなれば、組織は抹殺にかかるところ。
諜報機関がその気になれば、どんなところからでも個人を追跡できるところ。
諜報機関というのは、とんでもなく恐ろしい組織です。
民間人4万人以上も殺した、というか今でも殺し続けているイラク戦争も、平和になって諜報機関の存在意義が薄れてきたことに反発したCIAが、情報を捏造して馬鹿ブッシュをけしかけることで、始まったではないかと考えることもあります。
過去、このような例は幾らでもありますからね。
諜報機関の重要性を国民に認識させ、具体的には予算削減を免れるために、自分で事件を起こし、自分で解決するというようなことが。
要するに、自作自演のテロ。これでアメリカ大使館を爆破して、後の自作自演がばれて、CIAが吊るし上げを食らったこともあります。
ま、現代政治の話は置いといて・・・
一作目のアイデンティティはそこそこの映画でした。リアリティはありましたけど、それを大きく打ち出すわけでもなく、スーパーマンとしてのジェイソン・ボーンの格好よさに終始した感がありました。
先に言ってしまうと、この映画の欠点として、ジェイソンがあまりにもスーパーマンなのがどうかと思いました。
格闘も射撃も破壊工作も追跡・逃亡も、あらゆる言語を操るところも、すべてが完璧。
どんなに訓練されても、こうはならないだろうと重いますけどね。
ま、孤独に戦う男の方が映画的に面白いので、仕方ないかな。
二作目から一気にリアリティが増し、諜報機関がどれだけ苛烈で凄惨な世界かというのが如実に感じられる物となっています。
諜報機関がその気になれば、どれだけのことが出来るのか。どういうことをするのか。
そういう恐ろしさを感じられますね。
そして三作目。そのリアリティを継承して、さらに面白くなっていました。
ただし、連作となると必ず出てくる欠点ですが、一部、矛盾点があります。
一作目から出ているニッキーという女エージェント。コイツの扱いがおかしいですね。
こういう映画はどうしてもヒロインが求められるので仕方ないのかもしれませんが(個人的には要らないと思うけど)、最初は任務優先で平気でボーン暗殺の手助けをしているエージェントだったのに、三作目ではジェイソンと過去になにかあったような含みのことを言っています。
「あなたは昔から扱い辛い人だった。憶えてないの?過去のことは何も・・・」
一作目の絡みから、これ以上具体的なことを言うと矛盾がでるってのがシナリオライターも分かっていたからでしょうね。
含みだけで終わらせたのは賢明でした。
さて、三作目のアルティメイタム。冒頭で記者がNSAの盗聴システムに引っかかることから、お話が始まります。
これって、本当のことなんですよ。
NSAって、ほとんどすべての電話を盗聴するシステムを持っていて、そのシステムに色々と単語を組み込んでおくんです。
例えば、今で言えば、ビン・ラディンの名前とか、CIAのエージェントの名前、重要拠点の地名や作戦名。そうしたものが電話で話されるや否や、盗聴装置が作動して、逆探知などを開始するわけです。
日本人だとアメリカ諜報機関はCIAってのが相場ですが、実際にはアメリカには16の諜報機関があるらしいです。詳細は知りませんが。
で、その中でも最も規模が大きく、予算も当然大きく、しかも働いている人員数まで不明で、一番謎に包まれている機関がNSAです。
National Security Association 国家保全機関とでも訳すのでしょうかね?
私が知っている限りでは、CIA・DIA・FBI・陸海空軍諜報部ですね。他は知りません。
FBIすらも諜報を行っています。あれは、連邦保安局ですから、国家犯罪にかかわることは当たり前にね。
この映画のいいところはリアリティだけではありません。それは・・・
セリフの少ないところ。
他は知らず、アクション映画ってものにセリフはほとんど不要なんですよ。
言葉に依る説明は物事の前提のみで、あとは映像で状況説明が出来ていることが、良質なアクション映画の基本だと思います。
そういうことがしっかり出来ているので、かなり好感が持てます。
傑作アクション映画のターミネーター2を見てください。ほとんどセリフなんてありませんよ。
ま、そんな訳で、三作目である今回は、かなり良質な物となっています。
一番面白いと思ったのは、2との時系列でした。
「ここに繋がるんだ!!」とちょっとビックリでしたね。
そして、2作目も3作目もそうでしたが、終わり方が秀逸。
ゾクっと来ますね。こういう綺麗な落ち方は。
映画館で見ても、損のない映画である事は間違いないです。
しかし、買ったポップコーンが大量に余ってしまったなあ・・・。
Mサイズだったのに、二人でも1/3くらいしか消費できなかった。
今のところ我慢しているけど、買っちゃうかも・・・
今日のリックドム2のお時間です。
今回で完成です。
なんだか、最後はグダグダになってしまいました・・・。
まあ、キット制作には、愛が必要ということでしょうね。
さて、完成図。
ババーンと適当完成の図。
いやはや、ここまで適当に作ったことがあったろうか?否。
そんな自問自答をしてしまうリックドムさんです。
何が適当って、まあ見ていただければお分かりになるかと思いますが・・・。
各部バーニア・スラスター。シルバーだけで終わり。玩具っぽい。
グラデなし。まあ、これはやってみたいとは思ってましたけどね。
ドライブラシなし。当初の想定とまったく違うことをしています。
改造箇所の処理がいい加減。根性無しです。
そんなところですね。
お約束の三面図。
でもま、色味は気に入っています。マグレなんですけどね。
説明書通りにやろうとすると、かなりどぎついパープルなんですが、あまりそういうのって好きではないんです。
なので、デュアルフェイスさんの時に使ったパープルを白で明度を上げて、同時に軟らかい色合いにしたわけですね。
他の部分は、ほぼカラーガイドどおりの色合いです。
アップで。
こうしてみると、バズーカだけにグラデがかかっていることが分かりますね。
意図的にかけたわけではなく、試し吹きをしたら思ったよりもグレーの色が濃かったため、再度上塗りをしただけです。
でも、意外といい感じになってますね。
斜に構えて。
う~ん。やっぱりキット制作ってのは、手をかければかけるほど、いいものが出来るんだってのが如実にわかる結果ですね。
セレナさんやデュアルフェイスさんの後とは思えないほど、当たり前でつまらない仕上がり。
いや、悪くはないんですが、なんというか、「爽快感」がないですね。模型の醍醐味である筈の。
ま、急いでいたから、仕方ないんでしょう。
ジムコマンドとの比較。
やっぱり、ドムはしっかりとしていますね。
胸、腰、肩周り。比較するとどれもが、ガッシリとしています。
でも、細いなりのバランスってのがあるのがデザインの面白いところ。
模型道も深遠ですが、デザイン道も深遠ですね。
次の比較。
デブ同士仲良く。
デブといっても、ボディビルダーみたいな体つきのセレナさんですけどね。
リックドム2さんも、肩を上げたり股を広げたりしたことで、かなり体がビルドアップされたのではないでしょうか。
さて、特に拘った箇所もなければ、丁寧にやったわけでもないリックドム2さん。
もう書くことがありません。
ほんと、ゴメンネ。リックドム2さん!!
悪気はないんだ。ただ、タイミングが悪かったんだ。
そんな訳で、恒例のレビューに入ります。
○キットの造形:6点
仮組みの時にも書いたことだが、全体像としてはいいのだが、個々の形状がイマイチ。
要するに、メリハリがない。
これが勿体ないところ。
まあ、こういう曲線表現は本当に難しいからね。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:7点
非常に簡単だと思う。
合わせ目は当たり前の様に全身にあるが、そんなのどこ吹く風。
楽勝です。
モノアイ周辺に合わせ目がないのはありがたい。
ああいった立体的な箇所ってのは、ペーパーがけし辛いから。
○可動範囲:5点
可もなく不可もなく。
最近、こればっかり書いている気がするなあ。
まあ、表情を付けるには充分では?
って、これも毎回・・・
○関節・武器保持力:5点
大体は大丈夫なのだが、足首が緩い。
足首というか、ボールジョイント部は良いのだが、そのBJ牝を固定している脛側のダボが若干緩いらしく、結構簡単に回転してしまう。
といっても、裾が地面に着きそうなリックドム2さん。あまり関係ないけど。
大きな欠点は、バズをちゃんと保持できないこと。
長さであったりグリップや手首の可動が致命的に足りないため、イマイチ格好いい構えができない。
この辺はHGUCなどで長くアレンジされているところからも、分かると思う。
○プレイバリュー:5点
普通。ごく普通の模型。
これが当たり前。充分に楽しい。
○置物的価値:5点
誰がどう見てもドムなので、ガンダムを知っている人間には理解し易いと思う。
ただ、ドムとかってザクと違って、「うおー!いい!」っていう人が決定的に少ない気がする。
なので、それほど熱烈な愛を注がれない不幸なデザインかも。
○総合評価:6点
充分にいいキット。
作るのは簡単だし、改造もそれほど難しくない。面倒臭いけどね。三次曲線の延長工作は。
その辺を普通に出来るのならば、HGUCを買う必要はないと思う。
○お勧め度:6点
でも、ジムのところにも書いたが、自分で作るということに重きを置くのならば、旧キットの方が面白いと思う。
構造的にも造形的にもプリミティブだから尚更。
自分なりの工夫を味わえるキットであることは間違いない。
ということでね。リックドム2さんの完成です。
手抜き間を自分で強烈に感じるのは、おそらく目的意識の欠如なんだろうなあ。
今まで、毎回何か命題をおいてやっていたけど、今回は何にもなかったから。
いや、あったはあったんだけど、時間的都合でやらなかった。ドライブラシの実験とか。
そういうのが、後ろめたさを感じる要因になっているんでしょうね。
ま、一つだけいえることは、「この色は好きだ」ってことですね。
最後に、
素組みとの比較。
やっぱり段違いですね。塗装をすると。質感その他。
改造も、割と的を射たものだったみたいだし。
ま、そんな訳で、今日のリックドム2はお仕舞い。
次からは、アリーヤさんの改造と接着に入ります。
頑張るぞー!!
では。
今回で塗装完了まで行きました。
では、早速成果報告を。
細部塗装完了の図ですな。
胴体が再度マスキングする必要があるので、やっぱり厄介です。
なんか綺麗にできてはいないという確信がありますが、もういいです。
そうそう、今回、フィニッシャーズカラーのクロームシルバーを使ってみました。
ちゃんとピュアシンナーを使ってね。
結果は↓
凄まじい金属感ですね。
クレオスのスーパーシルバーも良かったのですが、これは更に凄い金属感です。
画像の奴。セオリーに従って黒下地で塗装したわけではないのです。
サフの上に、そのまま吹いてます。それで、これだけの金属感が出るのですから。
シルバーといえば、クレオスのスーパーファインシルバーというお高い塗料を持っていますが、あっちはまだ実験したことがないです。
今度やってみたいと思います。
んで、墨入れ。
とまあ、そんな感じで。
当初、アリーヤさんの人身御供にすべく、色々と実験しようとか考えていたのですが、止めてしまいました。
一番大きな理由は、時間の問題ですね。あと一月ないわけですから、ここにそんなに時間をかけていられないと。
次に、「愛」です。
こんなことを言うとアレなんですが、このキットにそれほど愛を感じられませんでした。
やればやるほど面倒臭いと感じてしまって。
脚の整形にかなりのパワーを取られたってのもありますけど、やっぱりアリーヤさんを挟んだから、完全に心がそっちを向いてしまったのかも。
別の機会にやったのならば、もう少し手を加えて上げられたのかもしれませんね。
状況的に、落ち着いてできる時ならば。
いずれにしろ、初めて、グラデ無しのベタ塗りをしました。
それほど発色のいい色を使っているわけでもないので、綺麗にはならないとは思うのですが・・・。
ドライブラシの実験もしていないし。
ま、ベタ塗りでの仕上がりを見てみたいとも思っていたので、まあ無駄にはならないかな。
ん、言い訳か?
ほんと、やる気を感じないですよ。今回は。
整面もいい加減で終えてしまったし、脚延長部にズレが残っているし、調色もしていないし。
調色。してないです。全部、デュアルフェイスさんのあまりの塗料です。
丁度良くパープルが残っていたので流用。
グレーも残っていたのでそれも流用。
ただし、グレーが濃すぎたので、その上にニュートラルグレーを塗りましたけどね。
そこに幾分グラデがあるといえばそうですが、そんなの武器とかバックパックとか一部ですから。
ともかく、今日のリックドム2はお仕舞い。
次回で墨入れを拭き取り、トップコートを吹いて完成です。
また。
~追記~
角川のいう、ユニコーンを盛り上げるとは、そういう意味か!!
角川は、ユニコーンを盛り上げるために、ユニコーン関連のキットを出すことを、主役しか許さない。
そんな噂を聞いて不思議でした。
キットが出ないで盛り上げるのかと。
が、次に出るユニコーンの本には、ユニコーンがこれから使うと設定されている武器が付属するそうです。
そして、これは受注生産になるそうです。
つまり・・・、言わなくても分かりますね?
角川が一体、何を目指したのか。
そこまでして、部数を出したいのか!!
中身で勝負、宣伝で煽る気合いはないのか!!
ユニコーンから、少しでも多くの利益を得るため、思いっきり自社本位でやってしまいましたねえ。
まるで、昨今のバンダイを見ているようだ。
今から10年後くらいに、GFFみたいなシリーズで、一気に立体化されて、
「ファン待望の」
とか言わせて終わりになるパターンかな。
そう、閃光のハサウェイのように。
物事は、勢いです。モメンタムです。
ほぼ、それですべては決まります。
分かってないなあ・・・。
ま、古本屋に、沢山並ぶこと間違い無しですから(複数個買って、本はブックオフへと)、急いで買うと損しそうです。
本が欲しい人ならってことですけどね。
アリーヤ。本当に終わるかしら?
そういえば昨日、アマゾンで∀が半額でした。
脅威の1995円!!
思わずカートに入れてしまいましたが、思いなおして止めました。
何度、同じ過ちを繰り返せば気が済むんだ!!
天使のささやきが聞こえてきたのでね。
いつか作りたいキットのリストには載ってますが、できるだけ早く作りたいキットではないですから。
モチベを5段階評価で分けると、3といったところです。
ACやFSS関連が5ですけどね。
そうそう。ちょっと面白かったものを・・・
快刀乱麻を断つが如く!!
何の漫画か知りませんが。ってか、こんなの載せたらまずいかも・・・。
しかし、あれですね。日本ってSFってのが根付いてないんですよね。
SF的考察ってのが根本的に。
SFってのは、なにか新しい技術を持ち込んだ場合に生まれる世界観を、科学的に考察して成り立つフィクションであって、「こういう世界観が欲しい」だけで成り立つものではないんですよね。
いわば、巨大人型ロボットというだけで、既にSFではなくファンタジーなんです。
「ありえない」んです。指輪物語やハリー・ポッター、ドラクエなどと同じレベルなんです。
ガンダムだけではなくね。
巨大人型兵器を中心にすえるのならば、歩兵が白兵戦したり戦車・戦闘機を使ったり、果てはパワードスーとかを使った戦闘のすべてを否定する要素をも、ちゃんと考え出さなくてはならないのがSFです。
そこに、もっともらしく「設定がどう」とか「テクノロジーがどう」とか言って悦に入る人を見ると、イラつく理由があるわけなんですけどね。
なにがミノフスキー粒子だよと。
ねえから!!と。
こんのオタクめ!!と
マニアは好きですが、オタクは嫌いです。
アニメとかゲームとか、それしか知らない頭の悪い連中ですから。
ほとんど、物を知らないだろ?と。
思考回路が腐ってるだろ?と。
自分好みの妄想世界だけにしか興味がなく、それを否定する事実は認めないという、無茶な連中ですね。
とかいいながら、私は人型ロボットが大好きですよ。
「ありえない」からもっともらしい設定などどうでもいいですし、原作を見たいとも思いませんが、模型的に面白ければ私は作ります。
デザイン的に格好よければ、それでいい。設定だのはどうでもいい。
開き直れ。
ロボットはデザインだ。リアルじゃない!と。
私は開き直ってます。
ありえないデザインに、相反するリアリティを盛り込んでみるから、面白くなったりもするんだと。
そう、ACのようにね。
その点、永野さんはSF的考察をちゃんとされる方らしく、FSSは御伽噺だと言い切ってますね。そんなに高尚なモンじゃないんだよと自分で言っている訳です。
こういう点はいいと思います。ただ、漫画自体、あまり面白くないですけどね。
永野さん。デザインは凄いけど、構成力とストーリーテリングの能力は・・・、言わずもがな。
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今日のリックドム2のお時間です。
今回は、もう一つの装甲色の塗装を行いました。
早速。
パーツ数は少ないのですが、胸の立体的なマスキングが結構手間取ってしまいました。
こういう立体的な箇所でしかも曲線だと、結構難しくなってしまいますね。
そうそう。肩ですが、いつものやり方で。
上腕をマスキングした後、瞬間接着剤で止めてからペーパーがけ→塗装しました。
今回、接着には、試しに黒い接着剤を使ってみました。今まで黒接(勝手な略語)はパテとしてしか使ってこなかったのですが、本来の用途として使ってみようではないかと。
で、感想ですが、一長一短ですね。
接着剤が黒いので、ペーパーがけの時に、ちゃんと面が綺麗になっているかというのは分かり易いです。
また、シアノアクリレート系パテなので、削りやすいってのもポイントが高いですね。瞬接は硬いのが難点でしたから。
が、硬化までに時間がかかるのが難点ですね。
以前にも書きましたが、薄く塗れば10分から30分くらいで固まるんです。
が、ちょっと厚くなってしまうと、数時間から一日くらいかかってしまうんですよね。
よって、素早い作業が出来にくくなってしまいますね。
まあ、急ぐ気も必要もない人には、こっちのほうがいいと思います。
瞬接は100円ショップは別としても、2gで2百円くらい。一方、黒接は20gで1000円ちょっとですから。
お値段もお徳です。
そんな訳で、今日のリックドム2はお仕舞い。
また。
~追記~
エンゲージSR1。キター!!
いえい!超作りてーぜ!!
アリーヤやテルスが今年一番燃えさせるキットならば、エンゲージは一番嬉しいキットですからね。
waveさん。ありがとう!!
んで、届いて最初の所感。
薄い!!
あ、在庫の一端を晒してしまったけど、まあいいか。
比べてみると分かりますが、同じ1/144なのに、レッドの半分くらい。KOGの2/3くらいです。
縦横はまったく同じで、厚みだけ違います。
箱だけ見ると、これで3600円(レッドは4200円)は高くねえ?って思ってしまいますが・・・
何が違うのか、レッドと比べてみました。
○エンゲージSR1のランナー数:16枚
○レッドミラージュのランナー数:12枚
おや?ランナーはエンゲージの方が多いぞ?
ってことで、要するに、ワンパーツの大きさなんですね。
エンゲージの方が細かいパーツが多く、レッドに比べてパーツが小さい。
なので、ランナー一枚当たりが小さくて済む。
よって、ランナー数が多くなっても、薄い箱に入るというわけです。
ま、レッドの場合、金型流用のせいで、使わないパーツも結構入っていたりするので、それでお金とスペースを食われている部分もありますけどね。
あと、レッドはかなり多いデカールが付属しているので、それで百円くらいは高くなっていることでしょう。
半透明プラですし。って、これがコストアップに繋がるかはしりませんが。
ま、最終的には、ランナーが多い分、エンゲージの方が金型鋳造は高くついていると思います。
なのに、値段としてはほぼ据え置きと言ってもいい価格なので、悪くはないと思います。
で、パーツを精査してみた感想。
「スゲエ!!」
精密なモールドとディテールは、見ていて気持ちがいいです。腰アーマーなどは、パーツ裏にまで細かいディテールが施されています。
特に、脹脛のランダムバインダー周辺。素晴らしいディテールです。ワンパーツにおけるディテールとしては、ACキットを超えているかもしれません。
まあ、コトブキヤさんの場合は無理にでも別パーツ化する漢なメーカーさんですけどね。
エンゲージのランダムバインダーはサイズ的に、コトブキヤさんでも別パーツ化することは不可能でしょうけど。
FSSはガレキ中心。しかもガレキの中でもFSSというカテゴリは、その煩雑なディテールや面構成故にトップクラスの難易度のため、本当に超絶職人さんしか作っていないようです。
作者の永野さんの「作れるもんなら作ってみろ!!」といったデザイン。
原型師さんの「絶対に作ってやる」といった執念。
そういうものが、FSSガレキを進化させてきて、群を抜くハイクオリティカテゴリになっているのだと思います。
なので、全体像は当たり前のこと。細かいディテールまでも神がかった再現もしくはオリジナリティで作り上げられるキットなわけですね。原型師さんの努力で。
こうなれば当然、FSSキットのファンはどうしても目が肥えてしまい、色々と難癖を付ける人も多くなります。
このエンゲージに関しても、そうですね。
が、私は非常に優れたキットだと思います。
ディテール再現では、どうしてもインジェクションはレジンキャストには敵いません。
それでも、waveさんの高い技術力で、ここまで再現してくれているのですから。
元デザインの格好よさ、美しさ。これらを上手に表現しているプラキットだと思います。
型となった元のガレキよりも、下手したら格好いいかもしれませんしね。
私は、基本的にFSSのキットに関して、こうあるべきという固定観念は持ってません。
なぜなら、FSSは複数のメーカーさんが切磋琢磨してキットを出してきたという、稀有な存在だからです。
ガンダムならバンダイだけしか出しませんね。
が、FSSはボークスさんを始め、WSCさん、waveさん、有名どころでの個人ディーラーではシリコントライブさんやムーンライターズさん。今はやってませんが、海洋堂さん。
沢山の方たちが様々な解釈とオリジナリティを持ち込んで、デザインを立体化してきたわけです。
なので、それぞれに「違い」があり、それが特有の「味」を醸し出しています。
単純に好みを言えば色々と差は出てきますが、それでも、個々のキットの面白味は色褪せません。
そういったある意味、「FSSならでは」というべき立体化環境の中で出てきたキットですから、個人的趣向を押し付けてキットを卑下するのは、間違っているとしか思えないのです。
FSSは、色々とあるから面白いのです。
作り手によって変わってくるのが当然で、それが味になるのです。
エンゲージSR1にしても、各社が出していますね。人気デザインですから。
WSCさんのエンゲージが、今回の再生産で絶版になるのが哀しいですけどね。waveさんのプラキット化から判断した結果だろうか?
いずれにしても、沢山のエンゲージがあるんです。
これって、とても面白いことだと思いませんか?
私は、全部が好きです。一番好みなのはシリコントライブさんのエンゲージですが、そういう問題でもないと思うんですよ。
華奢で女性的なボークス版。
グラマラスなWSC版。
中性的でありながら優雅なシリコントライブ版。
そして、今回のプラキットの型となったwave版。
どれもいい造形です。
こういうFSSならではの面白さを続けていくためにも、FSS立体化環境をしっかりと理解し、無駄にキットを否定せず、模型を楽しんでいきたいと思います。
はあ、エンゲージ。作るのが楽しみ。
でも、いつ作れるかなあ?
今年中は無理で、来年はああしてこうしてそうなって・・・。
来年中に辿り着けるかどうかって所だな。
ん~、我ながら阿呆だ。
いよいよ、店頭に並び始めたようですね。興味のある人は、買いだ!!
http://www.hobby-wave.com/LINE_UP/kit/FSS/data/1_144engage/index.html
このページにも書いてありますが、本当に初回出荷分で買ったほうがお徳ですね。
ってか、初回出荷分以降は、値段分の元が取れないってこと?
いやいや、値段のお勉強は頑張っているほうだと思うぞ?
バンダイはおろか、コトブキヤさんと比べても小さなメーカーですからね。
インジェクションでは表現が難しいデザインだし、去年に発売されたレッドミラージュver3は、4400円くらいしてますから。
内容的にも、MGより若干少ない程度ですしね。パーツ数とか。作り易さでは敵いませんけども。
でも、この接着式は、パーツのヒケをなくすためなんだよ?
基本工作は当たり前にやる人向けってことですね。
ある意味、余計な作業をせずに済むよう、予め考えてくれているってことですよ。
ボークスさんと違い、WAVEさんの限定は、「本物の限定」なので、こっちを買いましょう。
私は、当然複数個買いです!!
しかし、予定通り発売してくれて、本当に良かった。延期を覚悟していたもんなあ。
レッドの時なんて、どれくらい延期したんだっけ?
今日のリックドム2のお時間です。
今回から、漸くまともな塗装に入れました。
意外と時間かかってるなあ。余計な改造なんてするからだよ。
分かっているはずじゃん。こういう三次曲線のデザインは、弄るのが難しいって。
そんな訳で、今日は装甲色パープルを塗りました。
全体図。
今回は、グラデなしで塗ってます。スペっと綺麗な塗装を、一度やってみたかったもので。
なんとなく写真栄えするだけで、実物を見てもそれほど面白くないような気もしていたんですが、やってみなくては分からないということでね。
問題の脚延長部です。
実は、あの後にさらにもう一度、整形しました。
それでもまだ残っている穴なりスジがあるんですが、やんごとなく無視です。
そこまで付き合えません。
これは、息抜きットですからね。なんとなくで良いんです。
しかし、写真で見ると光源の関係からか、パープルが暗く見えますねえ。
実際は、もっと明度の高い色彩です。
このパープル。実は、デュアルフェイスさんの余りだったりします。
毎度捨てるのが勿体なくて、空になった塗料瓶の中に保存するようにしているんですが、今回は丁度よくパープルが主体のドムだってんで、使いました。
デュアルフェイスさんの装甲色に使った物に、さらに白を混ぜて明度を上げていますけどね。
ってなわけで、脚延長部に余計な時間をとられまくり、ここまでしか進みませんでした。
明日から12月かあ・・・。クリスマスに年末年始にと、イベントが目白押しですね!!
はてさて、俺はどうしたらいいのか?
そんな訳で、今日のリックドム2はお仕舞い。
また。
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「カエサルはすべての女にとっての男であり、すべての男にとっての女である」
誰かがそう言った。至言である。
が、これを曲解して、カエサルはバイだったとのたまう馬鹿がいたらしい。
どうしようもない。
その捻じ曲がった性根。叩き直してこい!!
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