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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のズゴックEのお時間です。

今回から塗装に入ります。
この間まで延々と続く塗装作業をアリーヤさんと一緒にやっていたので、「漸く塗装フェイズに到達した」という感覚がありません。
「またか」という感じです。

といっても、塗装は楽しいですよ?
キットの印象を一番大きく変える工程ですからね。

さて、塗装に入る前に。


モールド彫り

一応、モールド彫りをやっておりました。
画像ではサッパリ分かりませんが、蛇腹部分を別パーツに見せるため、エッチングソーで彫りこんでおりました。
両手両脚それぞれに5段もあるので、なかなか疲れます。すんごく面倒です。
でも頑張りました。

が、ここで無理したお陰で、他の部分のモールド掘り起こしを忘れました。足首とか。
再度やる気も起こらないので、まあいいでしょう。


塗装全景

んで、下地塗装。
この時間のないときに何だって下地塗装などという時間を食うことをしているのか?
ま、色々と実験を一気にやってしまいたいってことです。


下地

下地はこういう色です。黒じゃありません。
なんと!!アリーヤさんの装甲色Aに使った色の残りです。勿体ないですよね。こういうのって。
結構沢山残っているので、再利用します。下地塗料の代わりに。
こういう経済的なこともあって、下地を塗っているというのも事実なんですけどね。

今回、塗装に関する実験としては、
1:サフレス塗装
2:ウェザリング各種
3:パールの艶消しの効果

これらをやってみます。
サフレスはアラレちゃんを意識したわけではありません。アラレちゃんはサフを吹いてみないとダメなくらいに、表面が荒れるはずですから。パテのお陰で。
要するに、手抜きです。600番で終わらせたところにサフなしで塗装を施したら、傷は目立つのか?そういうことです。
今のところ、塗膜が艶ありっぽくなっていますので、かなり目立ちます。
ま、後々艶消しにしますから、その時にどうなるかが見物です。

ウェザリングは、これまでちゃんとやってこなかったので。
ドライブラシはちょっとやってみましたけど、艶消しを吹いてからやったわけではないので、どうも塗料の乗りが変なんですよね。デュアルフェイスさんの場合。
なので、それなりにちゃんとやってみようと。ウォッシングとドライブラシを。
こういうことをする場合には、やっぱり下地があったほうがいいだろうと思い、塗っているってのもあるんです。
後々、こういう表現の似合うキットを作る予定ですから。
後学の為てことです。

パールを艶消しにってのは本当に実験です。メタリック塗料を艶消しにするとアレな仕上がりになるのは知っています。銀ならグレー。ゴールドなら黄色とか。
が、パールの場合はどうなんでしょうね?
メタリックとは違い、偏光塗料なわけですから、完全に色合いが死ぬってことはないような気もするんですが・・・。
やっぱり、アレな感じになるかな。

ま、そんな訳で今日のズゴックEはお仕舞い。

次回からは、アラレちゃんの整面に入ります。
これが長そうですが、パテの硬化待ちなどが多いので、ズゴックさんの塗装を合間にやっていきます。

では。

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アラレちゃんの接着待ち時間を利用して進めます。

今日のズゴックEのお時間です。

とりあえずこっちも接着は完了していたので、さっさと合わせ目消しをします。


整面作業開始

パーツ数は少ないですが、上腕と腿の蛇腹部分がやりづらいです。
お陰で、結構の時間を食ってしまいました。
とりあえず個々に出ているパーツの320番は終わったので、他の塗装できるパーツを整面して、さっさと塗装に入ります。

ん?やっつけ感の漂う作業だって?そんなことはありません。頑張ってます。

では、今日のズゴックEはお仕舞い。

また。


~追記~

模型誌早売り情報が出回ってますね。
それによると、四月の新作MGはストライクガンダムのソードとランチャーらしいです。
ザクといいこれといい、なんだって最近のバンダイは流用ばっかりなんだ!!って怒鳴ろうとしたその瞬間、バンダイにちょっと拍手を送るべきだと気がつきました。

原油高で今完全新作を出せば、どうしても高額化は免れない。
だったら、今こそできることをして急場を凌ごうってことなのかもしれませんね。
つまり、バリエーションならばあまり開発費もかからないってことですな。

英断かもしれません。

この先、ガンプラも再販時に順次値上がりするとのことですが、それももしかしたら原油が落ち着いたら元に戻してくれるのかもしれませんね。

コトブキヤさんのように規模が違うメーカーさんではこういうやり方は厳しいでしょうが、なんとかコトブキヤさんも無理はせずに、今この状態で割高で良いキットを出さずに待って欲しいものだと思います。

でも、セラフ格好いい!!ちょー格好いい!!
しかも、マジで変形するっぽい!!!

値段が心配・・・。

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今日のDr.スランプ アラレちゃん・ファンタジードラゴンのお時間です。

今回から時間短縮のため、接着していきます。
ファンタジードラゴンの合間にズゴックやらをやるような感じになると思います。
納期が決まっているのでね。なんとか早く完成させて安心したいので。
って、間に合うか?


一次接着

とりあえず、接着します。
胴体の両手両脚を付けるのは、個々の四肢の合わせ目を消してからにします。

ここで失敗しました。疲れていたんですね。
首を回転させられるようにしたかったのと、外せるようにしたかったのと(収納の便)、アラレちゃんも着脱式にしたかったので、ドラゴンの首と脳天、アラレちゃんの尻にパテを詰め込んでから接着だなって思ってたんです。
真鍮線を通す時、パレが詰まっているほうが安定しますからね。

が、ボケていて、先に接着してしまいました!!

仕方ないので、必要な箇所に穴を開け、無理矢理ポリパレを詰めてみました。
これで強度が補完されるかは心もとないですが、仕方ありません。
まあ、何とかなるでしょう。

次回からは、接着待ちになるのでズゴックEをやります。

では、今日のファンタジードラゴンはお仕舞い。

また。

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今日のDr.スランプ アラレちゃん・ファンタジーライオンのお時間です。

今回で仮組み完了までいきますが・・・。
やはり、無茶なキットですね。これは。作り手のことを考えていないというか、そもそも作ることを考えて設計されたものであるかも疑わしくなります。
いくら22年前のキットだからって、ここまで酷いキットってのも珍しいとおもいます。
それこそ、80年代に発売されたガレキと同じかそれよりも酷いのではないでしょうかね?

そんなんだから、22年前に発売されたまま、再販もなくなってしまったんだよ。
誰も作ろうと思わないもの。組み立てを開始した瞬間に、諦めるもの。
まともに作れる代物じゃないもの。

ま、そこはそれ。
やると言ったからにはやります。
たとえ綺麗に仕上がらなくても。
たとえ実力が追いつかなくても。
たとえ死にそうになっても。

では、仮組みフェイズの最後です。


無線機?

まずは、ライオンの背中に背負う無線機のようなもの。
かなりディテールが細かいです。
ですが、パーツが1mmくらい短いところがあります。写真でいえば、背面ですね。下に隙間が開いていますね。
さて、ここはどうしてくれよう?

問題は、ライオンに固定するための棒の接着が結構困難なところです。
塗装前に接着すると、塗装が綺麗にいきません。後ろ側まで縄目があるので。
かといって塗装してから接着すると、接着面に塗料が乗っているので汚くなるかも。

ん~、どうしよう?
とにかく、テープで無理矢理固定します。
すんごくやりづらい作業です。


装着

これってさ、接着する時、微妙に角度が合わずに隙間ができたりしない?
なんか、凄く恐い設計なんですが・・・。

とにかく、次です。


アラレちゃんパーツ

アラレちゃん本体ですね。
ここも無茶です。
それぞれ接続のためのガイド(ピンとダボ)がありますが、相変わらずユルユルです。
しっかし、ライオンの腕はワンパーツだったくせに、なぜアラレちゃんの四肢は分割なんだよ。
こういうラインって合わせ目消しが大変じゃないか!!

ちなみに本来なら手にはライオンを操るためと思われる手綱を持たせなければなりません。
が、まだ今は持たせません。接着する時にでもね。

両手足の接着ですが、当然ガイドとなるピン・ダボはありません。
気合いと根性と野生の勘で何とかしてください。


完成

組み立てるとこんな感じです。
テープが汚いですけどね。

あとは細々したもの。


その他のアイテム

カタツムリみたいな鳥。
水筒。
バケツ
等ですね。

鳥は両目と脚の接着部分が不安定です。このキットはどこもそうだといえばその通りなんですけど。
胴体の合わせ目を消さないで目や脚を接着すると面倒になること確実なので、これらの接着は後回し。
こういうところに、模型の経験が生きてきますなあ。
初心者だったら、何も考えずに接着しちゃって、後から泣く羽目になりますよ。このキットはそういうところが多いです。

あ、初心者には組み立てすら無理か・・・。
いや、組むことだけならできると思うぞ。「綺麗に」という付帯条件をつけなければ。
ってか、俺も綺麗には作れないかも。
まだまだ初心者ですから。

ともかく、仮組み完了です。


完了

上のアラレちゃんの写真で載せ忘れましたけど、ヘルメットがあります。
このヘルメット。後から乗せることができません。
なので、アラレちゃんの頭を塗装してからヘルメットを被せ、合わせ目を消してから塗装をして・・・。
ってことになります。
これは余りにも面倒なので、削り込みで後ハメ(?)できないかやってみます。

さて、仮組みが終わっての所感です。
先に褒めておきましょう。

造形は非常に素晴らしいです。
見て分かるように、プラキットとはとても思えないほど表情豊かで、しかも温かみのある造形です。
個々のパーツのディテールも素晴らしいです。無線機のダイヤルやらなにやらのメカニカルさや、アラレちゃんの服の造形。さらにはライオンの毛の質感など。
思うに、元はプロの原型師さんが作った原型なのではないかな?それをプラキットに無理矢理したという。
そう考えると、この無茶な構造も納得できるものですね。

とうことで、このキットの長所。

造形だけ!!

あとは全部ダメです。
構造が余りにも不親切すぎます。作ることを前提に設計されたとは思えないくらい。
接着部分にガイドがないなんて・・・。
ガレキならまだいいんです。そういうことが分かっている大人が、高い金を払って苦労を買うと知っている大人が楽しむものですから。
が、プラキットは、しかもアラレちゃんという子供向けのアニメキャラクターのキットがこういう構造では、誰が作れるのでしょうか?
子供には、組み立てることすら困難でしょう。
ガレキの予備知識を持っていないのならば、大人でも無理です。
ってか、ガレキよりも難易度高いですから。最近のガレキは、本当に親切かつ精度が高いですしね。

そう、上の構造の悪さをさらに酷くしているのが、パーツ精度の低さ。
合わせ目のズレ・段差・隙間は何とか我慢するにしても、ライオンやアラレちゃんの四肢の接着部分の精度が余りにも酷く、隙間ができまくりです。
接着部分にガイドがないことも相まって、どこにくっ付ければいいのか?安定するのか?まったく分からない状態です。
手足首。そういうところに隙間があっては、興醒めですよね。こういう生き物のキットってのは。
なので、自分で真鍮線を通し、仮組みを行って、隙間はパテで埋めていかなければなりません。

とか何とか散々に言っていますけど、
「模型は造形が第一」
何とか頑張ろうという気にはさせてくれます。

といっても、まともに作れるレベルかと言われると・・・。
ま、私の技術が低いだけなんですけどね。ネットで探してみたら、一つは見つけましたから。見事な作例を。

時間短縮のため、次回からさっさと接着していきます。

そんな訳で、今日のファンタージードラゴンはお仕舞い。

また。


~追記~

ホワイトグリントかっけー!!

http://jp.youtube.com/watch?v=H273Tbtl4B0&feature=related

やっぱり変形したか。大層な変形でもないけど。これはギャプラン式変形だな。うん。
これ、キット化してくれないかなあ。変形可能なキットなら、二つかって、両形態を並べたいですね。
って、無理だ!!アリーヤを上回る作業量になるぞ!!俺には無理だ!!

周辺の動画をみると、ACFAのACデザインが幾つか見れます。
格好いいです。アリーヤ2.0とかあるんだねえ。

ここでアーマードコアの人気投票とかしたら、何が一番になるでしょうね?
ゲームをやっているのといないのとではデザイン云々よりも思い入れなどで語る人もいるでしょうし、全然違う結果になりそうですが。

私はというと、レイレナード・アリーヤが今のところ一番好きです。
ホワイトグリントよりもテルスよりも。
あの極端なデザインと禍々しさが堪らない。

そういえば大きなニュースが。
ガンプラが値上げになるみたいですよ。
再販時に順次値上げ。10~20%の上乗せになるみたいです。

はあ。困った時代だぜ。

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今日のDr.スランプ アラレちゃん・ファンタジーライオンのお時間です。

早速、今日から組み立て開始ですが・・・。
いや~、これほどまでに難易度の高いキットだったとは思いもしませんでした。
ってか、私には無理でしょ、これは。

何が無理かって?
それは、以下の制作記を見れば分かります。

仮組み開始~!!
まずは土台となるライオンから。


ライオンの首から下

はい。この時点で「?」なパーツです。
腕が厚み5mmくらいあるのにワンパーツ成型で、ヒケとかどうなの?って疑問は置いといて。


接続部?

これですよ。
取り付け位置はどこよ?って話です。
これは両腕も同じです。

左足はピンとダボがあるので、なんとなく分かるのですが(それでもユルユルで固定できず、アタリにしかなりませんが)、右脚は何にもありません。
これでは仮組みもままなりません。

仕方ないので、軸打ちします。
私、本格的な軸打ち作業は初めてです。ガレキを作ったことがないので。
難しいです。何度もズレてやり直しました。
ズレることなく位置を決めるにはどうしたらいいのでしょうね?詳しい人、教えてください
まあ、このキットの場合は特に難しいんだと思いますけどね。
普通のガレキならば、接着面が平面になっている場合が多いと思います。
で、周りの造形から固定位置は判断できるかと。
が、こいつの場合は両方とも変な曲面になっていまして、しかもパーツ精度の悪さが原因か、はたまたそういう設計なのか。とりあえず手で押さえてみてどこら辺かな?って探してみても、隙間のない位置や造形がピッタリと合う場所がありません。

よって、かなりアヤフヤな中で固定しなくてはならないんですねえ。

はあ・・・。


胴体完了

とりあえず、ライオンの胴体は完了です。
両腕と右脚は軸打ち固定。左足だけパスキングテープで固定です。
個々のパーツもテープで固定です。
パーティングラインとバリが盛大に出ているのは愛嬌です。

四肢の接続部の合わせ目を消すことはできるだろうか?
これってどう見てもパテが必要だよな?

次、顔です。


顔など

はい。ここも無茶な設計です。
顔の左右分割は良いとしても、耳がこれまたピンとかがないので、軸打ちをするしかありません。
ここも、何度もやり直しました。

軸打ち、難しいよ~!!

ちなみに、


この噛み合い・・・

パーツ精度が酷いです。
左右分割のパーツですらこの有様で、腕や脚の接続部分などは泣きそうなくらいに隙間が開いています。

あと、全然関係ないですが、耳の厚みが3mmくらいあります。
腕といい耳といい、こんなに分厚い構成では、原型を留めないほどにヒケてしまいそうだが・・・。
実際には、割と大丈夫なのはなぜ?
腕もひけているのですが、それほどたいしたことにはなっていません。

きっと、プラの材質が普通のガンプラとは違うからだと思います。
なんだか硬いんですよ。落すと「カランカラン」って乾いた音がする感じで。

んで、耳も泣きそうな軸打ちをして、ライオンが組み立て完了です。


ライオン完了

リュックと傘のパーツは撮り忘れました。
ま、モナカ式なので、特筆すべき事はありません。
傘の柄は接着しないと固定できないので、今は放置です。

首と胴体の接続部にはピンとダボが付いているのですが、左足のそれと同じくユルユルで落ちます
よって、ここも軸打ち固定です。

軸打ちはイヤーーーーーーーー!!

こんなところで、ガレキの練習ができると思いませんでしたよ。
ガレキ制作には軸打ちは避けて通れない技術ですが、どうやって精度を出すのでしょうね?皆さんは。
私の場合、短い真鍮線を片方に通し、コンマ何ミリかだけ露出させてパーツを合わせ、パーツが合う位置を探していいと思ったらグリグリと真鍮線を押し付けて跡を付け、その跡を基準にピンバイスで穴を開けるんですよ。
これじゃダメかな?なんだか、微妙にずれるんですよねえ。
やはり精度を出すには、片方に真鍮線を通したら、それよりも径の太いピンバイスで穴を開け、その穴にエポパテを詰め、精密に位置決めをした跡に、パテが固まるまで放置の方がいいのでしょうかねえ?

ま、良い練習になってますが・・・。

さて、組むだけなら超簡単かと思っていたこのキットですが、実は超難物でした。
一言で言えば、無茶なキットです。
そこらのガレキよりも遥かに難しいですよ。ちゃんと仕上げるのが。
これだから、古のキットは・・・。

組み立ても、レジンのムクではないので、軸打ちの穴開けもかなりストレスが溜まります。
パーツ精度も低いので、合わせ目のズレや隙間も大きいです。
四肢の接続部の隙間は、作り手の都合など一切考えていないレベルです。

このキットをちゃんと仕上げた人、日本にどれだけいるんでしょうね?
説明書の作例を作った人。偉いわ・・・。

ですが、少なくとも、私はちゃんと作った人にならなくてはならないのです(変な日本語)。
だって、プレゼントですから。あと23日後までに完成させて、手渡さなくてはならないのです。

・・・できるか?俺。
いや、そうではない!やるのだ!!目標は達成させるためにあるのだ!!

しかし、あげる人はキットを作ったことがない人なんだよなあ。
そういう人に、このキットの大変さ、難しさを分かってもらえるだろうか?

頑張れ、俺。

そんな訳で、今日のファンタジーライオンはお仕舞い。

また。

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