その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のモスキートのお時間です。
いきさつは前回の記事を見てもらうとして、とにかく1/72のモスキートを2機とスピット1機を同時進行することになりました。
手の遅い私には絶望的なことながら、遅くても6月末までにこれらのキットを仕上げなくてはなりません。
なので、記事が遅れがちになるでしょう。あまりゆっくりと書いてる暇ありませんから。
ともかく、いつものお約束として、パーツを紹介していきます。
写真が多く、文章量も多くなりそうなので、今回はまずハセガワ版を紹介し、次にタミヤ版。最後にまとめて比較をします。
手間かかるなあ。
今回、プレゼントするキットはこれ。
2014年末にハセガワが出したオーバーロード作戦のコンボキットの一つです。
スピットMK7とモスキートMK6が入っています。
アマゾンで最後の一個が残っており、35%引きとかだったので、急いで買いました。
それが、罠でした。
タミヤも出しておりました。
そっちの方が安く済みました。
手間もかからずに済みました。
泣き言を言っても仕方ありませんね。
次。全景。
モスキートの全景です。
1/72なのに、やけにパーツが多いです。
これ、1/48?と言いたくなるくらいに細かいです。
双発以上の大きめの機体は、これがデフォなんでしょうか?
いままで単発戦闘機しか作ったことがないのでわかりません。
翼の表裏。
いい感じのディテールです。
木製の機体だからか、割とノッペリした感じです。
基本は木製で、部分部分で金属を使っているそうですが、そこの結合はどうしたんでしょうね?
接着剤?
ネジ?
ドイツも同じように木製の機体を作ろうとしたのですが失敗に終わった理由は、接着剤の質が悪かったからって何かに書いてありました。
同じ材質の物を使ったとしても、それを生かすためには別の技術が必要って面白いですね。
考えてみれば、模型でもそうです。
スチロール樹脂とレジンとPVC。それそれ頻繁に模型に用いられる素材ですが、それぞれ短所を出さずに長所を生かすための技術は違いますものね。
模型を製造する上で、というかユーザーが作る上で一番理想に近いのはレジンかもしれません。
流動性が高く、ディテールを再現しやすい上に、ワンパーツでかなり複雑な形状を抜けるからですね。
が、大量生産に向かないので、インジェクションキットとしてスチロールが主流なわけです。
なので、レジンキットをインジェクションで作れれば理想なのかもしれませんが、硬化する時間などの問題で難しいのかな?
スチロールの欠点は単にインジェクションという金型成形に由来するものなので、そこは現在パーツの細分化で欠点を補っている状態ですね。
パーツの細分化をするとディテールの再現性も高くなり、さらに金型の抜き角度のために形状を妥協する必要もなくなります。
が、同時にパーツが増えてしまうので、組み立てにくさが増していきます。
レジンなら無駄なパーツ分割をせずに一発でハイディテールが抜けるわけで、例えば胴体や翼などをワンパーツで成形できるわけです、なので面倒な合わせ目消しなどもなくなるのですが、やはり無理なのでしょう。
レジンで、型をシリコンではなく金型にして、その上でワンパーツで胴体や翼を抜けるようにしたら、プロポーションやディテール、作る手間を総合的に考えれば理想に近いキットができそうですが。
あ、でもあれか。レジンが無茶な形のパーツが抜けるのも、シリコンという柔らかい型を使うからなのか。
金型では結局抜き角度の制限が出てくるから、ダメだな。普通のインジェクションと同じになっちまう。
むう。難しいですな。
胴体。
ここも、モールドが少なく、ノッペリとした印象です。
エンジンのナセル。
一転、ディテールが細かいです。
が、パーツを見ただけで、嫌な予感のする分割ですよね。
説明書を見て、やっぱりだとがっかりしました。
これ、絶対に組み立てにくいですよ。
プロペラ。2種類入っています。
どっちがどうなのか、まったく知識のない私にはわかりません。
幅広で角度の少ないものと、角度はきつめで幅が狭いもの。なにがどう変わるんだろう?
タイヤ。
なかなか彫りの深いディテールでして、かなりいい感じです。
ただ、どうせならホイールは片方だけではなく、両方共別パーツにして欲しかったな。
小物。ロケット砲や爆弾などですね。
この辺りは特に感想もありません。
この当時の兵器として考えると、ロケット砲って実用度はどうだったのかな?
ほとんど当たらなかったんじゃないかな?
まあ、地上の大きな目標に使うものだから、そんなにたいした問題にもならなかったとか?
機種と、その周辺の小物パーツ。
20mm機関砲やレーダーなどですね。
このサイズで機関砲を別パーツにしてくれているのはありがたいです。
排気管。
ちょっとバリがひどいです。
パーツが薄く細かいため、バリの処理も手間がかかりそうです。
というか、パーツが薄いので、バリとパーツの境が曖昧です。
面白かったのは、同じランナーなのに、バリの出ている具合が全く違うことです。
これ、他のランナーとくっつけたりする切替スイッチの都合上、ワンセットを大量に作りおきしておいて、その上でもうワンセットをキット発売の時に他のランナーとくっつけて成形してるんじゃないのかな?
だって、単体のランナーは比較的綺麗なのに、他のランナーと結合している方はバリがかなりひどいもん。
ハセガワって、いつも思うんですが、タミヤと比べて金型の手入れをしないんだろうなあ。
バリが出ていたり、モールドが消えかかっていたり。
タミヤと同じ時期に出ているキットなのに、痛み具合が全然違うんだもんなあ。
コクピット周辺。
操縦桿が二種類ありますね。
なんでしょうか?偵察タイプと爆撃タイプで違うとか?
世界の傑作機シリーズ買ったほうがいいのかな?俺は。
欲しいんだけど、キットごとにそういう資料を買い始めると、金がいくらあっても足りなくなるんだよね。
困ったもんだ。
キャノピー。
ハセガワのクリアパーツは、相変わらず綺麗ですね。
大体こんな感じのパーツ構成とディテールとなっております。
次はタミヤのキットを紹介しますが、長くなってしまうので、このへんで。
では。
いきさつは前回の記事を見てもらうとして、とにかく1/72のモスキートを2機とスピット1機を同時進行することになりました。
手の遅い私には絶望的なことながら、遅くても6月末までにこれらのキットを仕上げなくてはなりません。
なので、記事が遅れがちになるでしょう。あまりゆっくりと書いてる暇ありませんから。
ともかく、いつものお約束として、パーツを紹介していきます。
写真が多く、文章量も多くなりそうなので、今回はまずハセガワ版を紹介し、次にタミヤ版。最後にまとめて比較をします。
手間かかるなあ。
今回、プレゼントするキットはこれ。
2014年末にハセガワが出したオーバーロード作戦のコンボキットの一つです。
スピットMK7とモスキートMK6が入っています。
アマゾンで最後の一個が残っており、35%引きとかだったので、急いで買いました。
それが、罠でした。
タミヤも出しておりました。
そっちの方が安く済みました。
手間もかからずに済みました。
泣き言を言っても仕方ありませんね。
次。全景。
モスキートの全景です。
1/72なのに、やけにパーツが多いです。
これ、1/48?と言いたくなるくらいに細かいです。
双発以上の大きめの機体は、これがデフォなんでしょうか?
いままで単発戦闘機しか作ったことがないのでわかりません。
翼の表裏。
いい感じのディテールです。
木製の機体だからか、割とノッペリした感じです。
基本は木製で、部分部分で金属を使っているそうですが、そこの結合はどうしたんでしょうね?
接着剤?
ネジ?
ドイツも同じように木製の機体を作ろうとしたのですが失敗に終わった理由は、接着剤の質が悪かったからって何かに書いてありました。
同じ材質の物を使ったとしても、それを生かすためには別の技術が必要って面白いですね。
考えてみれば、模型でもそうです。
スチロール樹脂とレジンとPVC。それそれ頻繁に模型に用いられる素材ですが、それぞれ短所を出さずに長所を生かすための技術は違いますものね。
模型を製造する上で、というかユーザーが作る上で一番理想に近いのはレジンかもしれません。
流動性が高く、ディテールを再現しやすい上に、ワンパーツでかなり複雑な形状を抜けるからですね。
が、大量生産に向かないので、インジェクションキットとしてスチロールが主流なわけです。
なので、レジンキットをインジェクションで作れれば理想なのかもしれませんが、硬化する時間などの問題で難しいのかな?
スチロールの欠点は単にインジェクションという金型成形に由来するものなので、そこは現在パーツの細分化で欠点を補っている状態ですね。
パーツの細分化をするとディテールの再現性も高くなり、さらに金型の抜き角度のために形状を妥協する必要もなくなります。
が、同時にパーツが増えてしまうので、組み立てにくさが増していきます。
レジンなら無駄なパーツ分割をせずに一発でハイディテールが抜けるわけで、例えば胴体や翼などをワンパーツで成形できるわけです、なので面倒な合わせ目消しなどもなくなるのですが、やはり無理なのでしょう。
レジンで、型をシリコンではなく金型にして、その上でワンパーツで胴体や翼を抜けるようにしたら、プロポーションやディテール、作る手間を総合的に考えれば理想に近いキットができそうですが。
あ、でもあれか。レジンが無茶な形のパーツが抜けるのも、シリコンという柔らかい型を使うからなのか。
金型では結局抜き角度の制限が出てくるから、ダメだな。普通のインジェクションと同じになっちまう。
むう。難しいですな。
胴体。
ここも、モールドが少なく、ノッペリとした印象です。
エンジンのナセル。
一転、ディテールが細かいです。
が、パーツを見ただけで、嫌な予感のする分割ですよね。
説明書を見て、やっぱりだとがっかりしました。
これ、絶対に組み立てにくいですよ。
プロペラ。2種類入っています。
どっちがどうなのか、まったく知識のない私にはわかりません。
幅広で角度の少ないものと、角度はきつめで幅が狭いもの。なにがどう変わるんだろう?
タイヤ。
なかなか彫りの深いディテールでして、かなりいい感じです。
ただ、どうせならホイールは片方だけではなく、両方共別パーツにして欲しかったな。
小物。ロケット砲や爆弾などですね。
この辺りは特に感想もありません。
この当時の兵器として考えると、ロケット砲って実用度はどうだったのかな?
ほとんど当たらなかったんじゃないかな?
まあ、地上の大きな目標に使うものだから、そんなにたいした問題にもならなかったとか?
機種と、その周辺の小物パーツ。
20mm機関砲やレーダーなどですね。
このサイズで機関砲を別パーツにしてくれているのはありがたいです。
排気管。
ちょっとバリがひどいです。
パーツが薄く細かいため、バリの処理も手間がかかりそうです。
というか、パーツが薄いので、バリとパーツの境が曖昧です。
面白かったのは、同じランナーなのに、バリの出ている具合が全く違うことです。
これ、他のランナーとくっつけたりする切替スイッチの都合上、ワンセットを大量に作りおきしておいて、その上でもうワンセットをキット発売の時に他のランナーとくっつけて成形してるんじゃないのかな?
だって、単体のランナーは比較的綺麗なのに、他のランナーと結合している方はバリがかなりひどいもん。
ハセガワって、いつも思うんですが、タミヤと比べて金型の手入れをしないんだろうなあ。
バリが出ていたり、モールドが消えかかっていたり。
タミヤと同じ時期に出ているキットなのに、痛み具合が全然違うんだもんなあ。
コクピット周辺。
操縦桿が二種類ありますね。
なんでしょうか?偵察タイプと爆撃タイプで違うとか?
世界の傑作機シリーズ買ったほうがいいのかな?俺は。
欲しいんだけど、キットごとにそういう資料を買い始めると、金がいくらあっても足りなくなるんだよね。
困ったもんだ。
キャノピー。
ハセガワのクリアパーツは、相変わらず綺麗ですね。
大体こんな感じのパーツ構成とディテールとなっております。
次はタミヤのキットを紹介しますが、長くなってしまうので、このへんで。
では。
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先日、スピットファイアが完成したとき、私は3年ぶりのキット完成の喜びの最中、鉄則を忘れておりました。
己のことは黙して語るなかれ。
この鉄則をてっきり忘れてしまったお陰で、面倒な自体を招き寄せてしまいました。
会社には飛行機好きのオジさんがおりまして、よく無料で印刷できる飛行機のペーパークラフトなどを作っている人がいます。
プラモデルはむつかしくて作れそうにないと言っていました。
随分と以前から、私が模型趣味だとは会社の人には言ってあるのですが、スピットの完成の喜びで鉄則を忘れた私は、完成したキットの写真をみせびらかし自慢してしまいました。
まあ、仲がいいのでオジさんも喜んで見てくれました。
問題はこのあとです。
「やっぱりプラモデルはペーパークラフトとは全然質感が違うなあ。
凄く本物っぽいもんなあ。
俺にも作ってくれんかね?」
いやー!!!
とは言えません。
咄嗟に笑顔を作り、
「いいですよ!!」
といいました。
ああ~、やはり己のことをひけらかすと良い事はないと思いました。
作りたいキットが沢山あって、でもなかなか作る時間も取れなくて、一ヶ月かかってやっと完成させたのに、今度は頼まれものかあ。
正直、ゲンナリしてしまいました。
おそらく模型をちゃんと作ったことのない人なので、模型を一つ作ることの労力と時間のことをわからないのだろうと思います。
ただ、無邪気に俺も欲しいなあと思っただけでしょう。
気持ちはわかります。
ゲンナリしたのと同時に、むしろ喜んで作ってやらねばと、すぐに思い直しました。
なぜなら、このオジさんはあと数ヵ月で定年退職なのです。
随分と以前から、オジさんの退職記念になにかプレゼントしてあげたいなあと思っておりました。
飛行機好きという共通点があったので、なにか模型を作ってあげればいいかなあとも、実は考えていたのです。
ですが、オジさんの好きな機体が今ひとつわかりませんでした。
随分と前に「F-4ファントムが好きだ」と言っていたので、これを作ってあげようかあとも思いました。
しかし、「最近ではプロペラ機はいいなあ」とも言っており、結局なにが一番好きなのかわかりませんでした。
そんなこんなで、キットをプレゼントするのはやめようかなと思っていた矢先の出来事だったのです。
気持ちを切り替え、
「どの機体がいいですか?」
と聞くと、
「俺、双発機が好きなんだよ」
と言い出しました。
うわー、それは辛いかも。このオジさん、でかいの好きだしなあと思いました。
が、取り越し苦労で、
「でも、サイズがでかいと、飽きるのも早いんだよなあ。月光なんていいと思うんだけど、いいのある?」
と質問され、
「月光だと、タミヤが出している1/48がありますね。するとサイズが35cmくらいになります」
「うーん。それだとちょっと大きいなあ。20cmくらいがちょうどいいと思うんだけど」
「それでしたら、1/72ですね。月光の1/72は・・・ちょっといいキットがあるか知らないです」
「別に月光でなくてもいいよ。何かいいのあるかね?」
「そうですね、双発機好きなら、モスキートなんてどうですか?」
「あ!モスキート好き。映画で見たよ。モスキート。モスキート爆撃隊ってやつ。モスキートいいなあ。それがいいや」
ここで私はなぜか変な勘違いをします。
モスキートと言えば、タミヤ1/48という頭がまずありまして、なぜかタミヤは1/72で出していないと、おかしな思い込みをしてしまったんです。タミヤのサイトで見たことあったのに。欲しいと思ったのに。欲しいキットなんて星の数ほどあるからでしょうか?
「モスキートの1/72なら、ハセガワしか出していないのですが、現在生産休止中です。ただ限定版としてスピットと2機セットのコンボキットならこの間出てましたよ。・・・これです。どうですか?」
「うん、これがいいや。これ、頼むよ」
うわー、これはちょっときついな。
ついこの間スピットを作ったばかりなのに、またスピットかよ。
しかも、モスキートと同時進行かよ。
考えてみれば、3年間の休止の前、最後に作ったのも1/72スピットだったし、再開は1/48で、また1/72スピット。モスキート付きで。
きついな。主に精神的に。
が、自分で提案した以上、責任をもってやるしかありません。
早速その場で注文。
ハセガワが2014年末に出した、オーバーロード作戦のコンボキットです。
んで、自宅に帰って、改めてモスキートのキットを調べ始めます。主に、製作の工程を考えるためでした。
そして、私も実はモスキートが好きで、モスキートが欲しい、作りたいと思っておったわけです。
なので、どうせならタミヤのキットを買って同時進行で作ってみっか!と自殺的なことを考え、勢いでタミヤ版1/48を注文。
しかもそのあとに自分の不注意とアホさ加減を思い知らされます。
タミヤも1/72を出していた!!!
そうだよ。出していたよ!
なぜ俺は忘れていた!
かつて迷ったじゃないか!72と48のどっちがいいのかなあって!
それをなぜ俺は忘れていたのか?
馬鹿なのか!阿呆なのか!
俺!死ね!俺!
そこで、プラスに考えようとなんとか自分の心を引っ張り、どうせ同時進行で作るのなら、同じスケールの方が面白いよな。違いもよくわかるしと考えた挙句、さらなる泥沼に。
72を注文して、一旦48をキャンセルしようと思ったら、既に48は発送準備に入っており、キャンセルできなくなっておりました。
最近、アマゾン早いんですよね。
お陰で、無駄にモスキートを48と72両スケールで揃えることとなってしまいました。
まあいいさ。
まだ私は前向きに考えようとします。
だって、こうすれば、タミヤとハセガワの72を比較できるだけでなく、同じタミヤの48と72をも比較できるじゃないかと。
確かに、スケールモデルの楽しみの一つとして、異なるメーカーで同じ機体の比較をすると言うのもあります。
が、これはいかにもやりすぎ。
モスキートは好きですが、そこまでアレやコレやとキットを揃えるほどじゃありません。
結局、頭よりまず腰が動いてしまう性分のせいで、無駄な出費をしてしまった私です。
よく考えて、よく調べれば、オジさんのプレゼントでスピットまで作る必要はなかったのになあ。
しかも、コンボキットは無駄に高いし。
というか、ハセガワのモスキートは、タミヤに比べて高いし。
はぁ~。
しかも、この3つのキットをなに?あと2ヶ月で作る必要があるって?
きついだろ。俺、ただでさえ手が遅いのに。
やりますよ。気合で。
そんなわけで、本来ならハーディガンを作るターンなのですが、予定を変更してモスキートを作ることになりました。
次回から作り始めます。
ちなみに、次にタミヤが出す1/32シリーズはなんと、モスキートだとか!
嬉しい半面、不思議な因縁ですな。
買うとしてもまだ予定だったモスキートを急な事情で作り始めた途端、タミヤが新作で出すなんて。
タミヤさんにお願いです。
しつこいですが、そろそろ1/32シリーズで、グリフォン・スピットを出してもらえませんか?
できれば、バブルキャノピーで。
できれば、二重反転プロペラで。
あ、それはシーファイアか。
まあ、五翅ペラでもいいですけど。
そして、Bf109F型も出してもらえませんか?
今、一番私が期待しているシリーズが、タミヤさんの1/32エアクラフトシリーズなんですよ。
是非!
お願いいたします!!
俺がグリフォン・スピットを作り始めれば出してくれるかな?
では。
己のことは黙して語るなかれ。
この鉄則をてっきり忘れてしまったお陰で、面倒な自体を招き寄せてしまいました。
会社には飛行機好きのオジさんがおりまして、よく無料で印刷できる飛行機のペーパークラフトなどを作っている人がいます。
プラモデルはむつかしくて作れそうにないと言っていました。
随分と以前から、私が模型趣味だとは会社の人には言ってあるのですが、スピットの完成の喜びで鉄則を忘れた私は、完成したキットの写真をみせびらかし自慢してしまいました。
まあ、仲がいいのでオジさんも喜んで見てくれました。
問題はこのあとです。
「やっぱりプラモデルはペーパークラフトとは全然質感が違うなあ。
凄く本物っぽいもんなあ。
俺にも作ってくれんかね?」
いやー!!!
とは言えません。
咄嗟に笑顔を作り、
「いいですよ!!」
といいました。
ああ~、やはり己のことをひけらかすと良い事はないと思いました。
作りたいキットが沢山あって、でもなかなか作る時間も取れなくて、一ヶ月かかってやっと完成させたのに、今度は頼まれものかあ。
正直、ゲンナリしてしまいました。
おそらく模型をちゃんと作ったことのない人なので、模型を一つ作ることの労力と時間のことをわからないのだろうと思います。
ただ、無邪気に俺も欲しいなあと思っただけでしょう。
気持ちはわかります。
ゲンナリしたのと同時に、むしろ喜んで作ってやらねばと、すぐに思い直しました。
なぜなら、このオジさんはあと数ヵ月で定年退職なのです。
随分と以前から、オジさんの退職記念になにかプレゼントしてあげたいなあと思っておりました。
飛行機好きという共通点があったので、なにか模型を作ってあげればいいかなあとも、実は考えていたのです。
ですが、オジさんの好きな機体が今ひとつわかりませんでした。
随分と前に「F-4ファントムが好きだ」と言っていたので、これを作ってあげようかあとも思いました。
しかし、「最近ではプロペラ機はいいなあ」とも言っており、結局なにが一番好きなのかわかりませんでした。
そんなこんなで、キットをプレゼントするのはやめようかなと思っていた矢先の出来事だったのです。
気持ちを切り替え、
「どの機体がいいですか?」
と聞くと、
「俺、双発機が好きなんだよ」
と言い出しました。
うわー、それは辛いかも。このオジさん、でかいの好きだしなあと思いました。
が、取り越し苦労で、
「でも、サイズがでかいと、飽きるのも早いんだよなあ。月光なんていいと思うんだけど、いいのある?」
と質問され、
「月光だと、タミヤが出している1/48がありますね。するとサイズが35cmくらいになります」
「うーん。それだとちょっと大きいなあ。20cmくらいがちょうどいいと思うんだけど」
「それでしたら、1/72ですね。月光の1/72は・・・ちょっといいキットがあるか知らないです」
「別に月光でなくてもいいよ。何かいいのあるかね?」
「そうですね、双発機好きなら、モスキートなんてどうですか?」
「あ!モスキート好き。映画で見たよ。モスキート。モスキート爆撃隊ってやつ。モスキートいいなあ。それがいいや」
ここで私はなぜか変な勘違いをします。
モスキートと言えば、タミヤ1/48という頭がまずありまして、なぜかタミヤは1/72で出していないと、おかしな思い込みをしてしまったんです。タミヤのサイトで見たことあったのに。欲しいと思ったのに。欲しいキットなんて星の数ほどあるからでしょうか?
「モスキートの1/72なら、ハセガワしか出していないのですが、現在生産休止中です。ただ限定版としてスピットと2機セットのコンボキットならこの間出てましたよ。・・・これです。どうですか?」
「うん、これがいいや。これ、頼むよ」
うわー、これはちょっときついな。
ついこの間スピットを作ったばかりなのに、またスピットかよ。
しかも、モスキートと同時進行かよ。
考えてみれば、3年間の休止の前、最後に作ったのも1/72スピットだったし、再開は1/48で、また1/72スピット。モスキート付きで。
きついな。主に精神的に。
が、自分で提案した以上、責任をもってやるしかありません。
早速その場で注文。
ハセガワが2014年末に出した、オーバーロード作戦のコンボキットです。
んで、自宅に帰って、改めてモスキートのキットを調べ始めます。主に、製作の工程を考えるためでした。
そして、私も実はモスキートが好きで、モスキートが欲しい、作りたいと思っておったわけです。
なので、どうせならタミヤのキットを買って同時進行で作ってみっか!と自殺的なことを考え、勢いでタミヤ版1/48を注文。
しかもそのあとに自分の不注意とアホさ加減を思い知らされます。
タミヤも1/72を出していた!!!
そうだよ。出していたよ!
なぜ俺は忘れていた!
かつて迷ったじゃないか!72と48のどっちがいいのかなあって!
それをなぜ俺は忘れていたのか?
馬鹿なのか!阿呆なのか!
俺!死ね!俺!
そこで、プラスに考えようとなんとか自分の心を引っ張り、どうせ同時進行で作るのなら、同じスケールの方が面白いよな。違いもよくわかるしと考えた挙句、さらなる泥沼に。
72を注文して、一旦48をキャンセルしようと思ったら、既に48は発送準備に入っており、キャンセルできなくなっておりました。
最近、アマゾン早いんですよね。
お陰で、無駄にモスキートを48と72両スケールで揃えることとなってしまいました。
まあいいさ。
まだ私は前向きに考えようとします。
だって、こうすれば、タミヤとハセガワの72を比較できるだけでなく、同じタミヤの48と72をも比較できるじゃないかと。
確かに、スケールモデルの楽しみの一つとして、異なるメーカーで同じ機体の比較をすると言うのもあります。
が、これはいかにもやりすぎ。
モスキートは好きですが、そこまでアレやコレやとキットを揃えるほどじゃありません。
結局、頭よりまず腰が動いてしまう性分のせいで、無駄な出費をしてしまった私です。
よく考えて、よく調べれば、オジさんのプレゼントでスピットまで作る必要はなかったのになあ。
しかも、コンボキットは無駄に高いし。
というか、ハセガワのモスキートは、タミヤに比べて高いし。
はぁ~。
しかも、この3つのキットをなに?あと2ヶ月で作る必要があるって?
きついだろ。俺、ただでさえ手が遅いのに。
やりますよ。気合で。
そんなわけで、本来ならハーディガンを作るターンなのですが、予定を変更してモスキートを作ることになりました。
次回から作り始めます。
ちなみに、次にタミヤが出す1/32シリーズはなんと、モスキートだとか!
嬉しい半面、不思議な因縁ですな。
買うとしてもまだ予定だったモスキートを急な事情で作り始めた途端、タミヤが新作で出すなんて。
タミヤさんにお願いです。
しつこいですが、そろそろ1/32シリーズで、グリフォン・スピットを出してもらえませんか?
できれば、バブルキャノピーで。
できれば、二重反転プロペラで。
あ、それはシーファイアか。
まあ、五翅ペラでもいいですけど。
そして、Bf109F型も出してもらえませんか?
今、一番私が期待しているシリーズが、タミヤさんの1/32エアクラフトシリーズなんですよ。
是非!
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