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私はそろそろキット休暇も終わりにして、次のネタを終わらそうと思っております。
ってか、ズゴックEさん。本当に可哀相です。
本気中の本気ット、アリーヤさんの接着硬化待ちに作り始めたので、ほぼ意識はアリーヤさんに取られる。
そのアリーヤさんが想定以上に塗装が手間だったことを受けて、ズゴックEさんの放置期間延び延び。
その後、ファンタジードラゴンの前に完成させるのがスジだったが、納期の関係上後回し。
で、キット休暇を挟んでしまい、結局三ヶ月経ってもいまだ完成せず。
旧キットで、何の改造もしていないのに、この遅さ。
可哀相に・・・。
でも大丈夫。サクっと完成させるからね~。
後は合わせ目を消して、装甲色グレーを塗装するだけですから。
ってなわけで、そろそろ復帰しようとしている今日この頃。
なんだか模型業界でも色々とあるみたいですねえ。
いつの間にか、クレスト・デルタ四脚が発売されていたり。
バンダイ以外のキットって、正確な発売日がいまいち分からないので(模型誌に書いてある?)、あちこちをチェックしている間に、「あ、発売してんねや?」ってなることが多いですね。
私が確認したのが3/11だったのですが、これが発売日だったみたいですね。
丁度この日、別の用事でアチコチ行っている時に模型店に寄ってみたのですけどね。
でも、アマゾンから届いたのが3/15でした。
相変わらず・・・。
箱もマニュアルも、これまでとは装丁が若干違う感じですね。
箱はいいとしても、マニュアルの写真が減っている&小さいので、ちょっと塗装見本としては使い辛いです。
あと、エンブレムのタンポ印刷ですが、非常に綺麗です。
でも、意味ないです。塗装派にはまったく恩恵のないものです。
説明書には「塗料の溶剤で落すことができます」とか書いてありますが、無意味です。
こんなことをするくらいならば、デカールなりシールなりをつけて欲しいものです。
コトブキヤさん。キットの敷居を低くすることは正しいことだと思います。
でも、それを勘違いしていませんか?
タンポ印刷はまったく汎用性のないものですよ?完成品などに使うべきものです。
自分で完成させる模型に、こういうことをしても意味はありません。
もう少し考えてください。
実際、説明書の完成品の写真にも、エンブレムはなかったですしね。
でも、このキットは面白いと思いますよ。脚が四本ってステキじゃないですか。
このいい感じのうそ臭さ。最高です。
ただ、アリーヤやテルスのような「格好いい!!」ってものではないので、購買層は限られてしまうかも。
こういった無骨なものも、どんどんキット化して欲しいので、売れてくれないかと思っているんですけどね。
毎回楽しみにしているデザイナーのつぶやき。今回は○○愛(検閲)でした。
ま、ストレートでしたね。
そう、超絶格好いいアリーヤさんですが、これのバリエーションキットの値段が出てきましたねえ。
クラースナヤ。なんと、5040円!!
ん~、キャノンとスタビライザーを取り替えて、左手の銃を取り替えて、差し引きゼロのはずなのに、1000円のプラス。
割合で言えば、26%増しのお値段ですか・・・。高くなりすぎな気もするがなあ。
ってか、本当はAC.V.Iのコストパフォーマンスがかなり良かったんですよ、これまではね。
大きさそのものはガンプラの1/144と1/100の中間って所でしたが、パーツ数は軽くMGを凌駕しており、ディテールやプロポーションなどの造形に関してはずば抜けたデザインなのに、値段はMGと同価格か若干安い程度だったというね。
でも、この値上げでMGよりも割高に感じてしまう領域に入ってしまいましたね。
ガンプラって必ず割引で売られますが、コトブキヤさんのキットはそれほどのボリュームで取引されないためか、割引は小さめですものね。
小さい筈のコトブキヤさんのキットの割引ですが、一部のネットショップでは、ビルトビルガー高機動型とテルスがなんと50%OFFで投売りされてますねえ。
しかもこれ、在庫一掃処分ではなく、再販予約なんですよ。
イミワカンネエ!
思わず、両方とも買ってしまおうかと思いました。
が、テルスは既に積んでありますし、ビルトはいつ作れるか分からないので、我慢しておきました。
でもなあ、ほら、テルスとかだとアーマードコアのキット特有の組み替えのパーツとして使えるから、在庫としてもう一個持っておくのも悪くないんじゃないかな?とか考えて欲しくもなります。
そんなことをしている時間的余裕はないし、金銭的余裕はもっとないし、アイデアも今は持ち合わせていないんだから、諦めろ!!
そう自分に言い聞かせて、湧き上がるリビドーを抑えております。
そうそう。コトブキヤさんのブラックサレナ。結構人気があるみたいで、一時アマゾンでベストセラーランキング4位になってましたね。
アマゾンって通販の大御所みたいな感じですが、実際にはほんの一部の売り上げしかないでしょうから(特に模型は)、ここから全体を予想するのは間違っているとは思うんですけどね。
それにしても、コトブキヤさんの果敢な商品展開にあわせてガンプラ以外も売れ始めている手応えを感じる昨今。ちょっと嬉しいです。
ガンプラ以外も売れるとなれば、他のメーカーさんも色々と頑張ってくれそうですからね。
コトブキヤさんの勇気に感謝!!
これで、値上げがきつくなければなあ・・・。
コトブキヤさんのキットが、これからは今までの値段に大体25%くらい上乗せされていくと考えると、ちょっと痛いです。
これからセラフなどの大物が控えていますからね。
値段の予想は・・・8000円以上にはならないってところかな?
あ、でもダイゼンガー馬付きは阿呆みたいな価格だったからなあ。あれは正直やりすぎだと思う。
馬のボリュームがかなりあるのは判ったけど、それにしても本体だけの価格の4倍以上ってのはちょっとね。
ま、最悪でも8000円でってのが私のお願いです。
本当は6000円で・・・。
コトブキヤさんの話ばかりしてきましたけど、バンダイのお話も。
00MSVのアストレア(だっけ?)。1/100で発売決定したみたいですね。
何だかよく分からないんですが、ちょっと詐欺っぽい臭いがするのは私だけなんですかねえ。
雑誌付録で、「今しか手に入らない、アストレア!見逃すな」みたいな売り込みだったのに、アッサリと1/100で展開。
これじゃ、限定商品だからと思って雑誌を買った人が浮かばれないんじゃないかな?
よく分かりませんけどね、この辺のことは。余り興味もなかったから情報を頭にインプットしてませんでしたし。
こんなことをしていると、0ガンダムも「どうせ、1/100で展開するんだろ?」ってことになって、応募する人が減るぞっと。
「他のスケールで展開しないとは言ってない」とかいう言い訳するんでしょうかね?
上のアストレアは正にそれな気がするんですけどね。
ってか、0ガンダム。なんだってあんなやり方なんでしょうかね?FGを無理にでも売るための策なんでしょうが、反感を買うだけだと思うんですが・・・。
こうするならするで、00のFG展開が始まった段階で、キチンと0ガンダムキャンペーンに使うので、取っておいてくださいと言っておくべきでしょう?
箱なんか捨てて、みんなが忘れた頃に、唐突に展開するキャンペーンなぞ、ただの嫌がらせでしょうに。ユーザーにも小売店にもね。
そういえば、クロボンの箱だか説明書にも、「キャンペーンに使うかもしれない券」が付いていましたが、あっちは何にもしませんでしたね。
ほんと、バンダイって色んな意味で信用できない企業だよなあ。
まあとにかく、バンダイ商法は正直とは言い難いので、好きではありません。
ちなみに、ライバル会社を潰したり追い出したりするのが昔からのバンダイの方針なので、ここはハッキリと大嫌いです。
あ、あとGNアームズなんかも既に発売されているんですね。
小さい画像でパッと見たときは「うお!!」って思ったんですが、大きな画像でみると「は~ん」という感じでしょうか。
全体的に悪くはないんですが、美しさも格好よさもなくハッタリだけという感じで、一生懸命作ってもすぐに飽きそう。
フルアーマーZとか、フルアーマーMK2とかそんな感じのデザイン。
買うつもりもないんですけどね。
嗚呼!!考えてみれば、一年以上もバンダイのニューキットを買ってないなあ。
たまに買っても10年とか20年とか前の旧キット再販だけだし。
以前にも言いましたけど、模型に嵌れば嵌るほど、バンダイから離れていく不思議。
ガンダムが悪いんじゃないんだよ。バンダイが悪いんだよ。
「ちゃんとしたHi-ν」とかナイチンゲールとかに代表される、素晴らしいデザインは沢山あるんだよ。ガンダムにも。
でも、バンダイがそれを発売しないだけで。
ま、無駄に高いB-CLUBのガレキならあるけどねえ。
しかし、いまだに発売情報の来ないHGUC・サザビー。ちゃんとリリースして貰えるだろうか?
非常に心配です。
今回で完成しました。
納期ギリギリでの完成でした。3/13までに完成しなくてはならなかったので。
まずは、その雄姿をご覧下さい。
ハイ。下手ですね。
やっぱりフィギュア的塗装方法ってのを良く分かってないので、難しいです。
それに、細かい所が多すぎて、さらにマスキングするには複雑なラインが多すぎて、筆塗りをする箇所が多くなりました。特にアラレちゃん。
これもクオリティを下げてしまった要因でしょう。
ボタンの大きさが一定にできていないという、なんとも情けない状態。
ふーむ。筆塗りは深遠だ。
鳥山明先生と言えば、現在ではドラゴンボールでしょうか。
かく言うわたしもドラゴンボール直撃世代でして、よく漫画を読んだりアニメを見たりしていたものです。
といっても、DBが面白かったのは主観ですがベジータがボスだったサイヤ人編までで、それ以降はあまり・・・といった印象です。
鳥山先生もネタが少なくなって引き伸ばししていたのでしょうね。フリーザ編以降は。
鳥山さんのデザインって好きです。独特の丸みを帯びた感じが面白いです。
鳥山さんの描くメカも見飽きないですね。
というか、鳥山さんの描くすべてが独特ですよね。背景の世界とか家とか人とか。
メカなどは特に、模型栄えするデザインだとおもいます。
元々、アラレちゃんのキットは沢山あったみたいです。
が、2007年7月の再販では4種類のみの再販。
金型の傷みが原因か、はたまた売れないことを見越していたのか分かりませんけど、なるべく多くの種類を再販して欲しかったなあと、自分でこのキットを作ってみて思いました。
さて、筆塗りが下手ということですが、それらダメな要素をひっくるめても、私なりに頑張りましたし、私としてはよく出来たほうだと思っております。
なぜなら、これまで作ったキットと比べて、まったく違う方向性のキットだったということと、それ以上に圧倒的に難しいキットだったからです。
アリーヤさんの時は難しい部分もありましたけど、それよりも莫大な作業量との戦いといった様相を呈していました。
膨大なパーツに対して、工作や塗装をひたすら施していましたから。
なぜ、それほど難しくはなかったかといえば、キットが優れていたからです。
別パーツ化によるマスキング負担の軽減(これが作業量を増やしている主な要因ですが)。パーツの精度(一部やり辛い箇所もありますが)。設計。
こういったものが、作り手の作業ストレスを軽減させていたのですね。
一方でファンタジードラゴンさんは、アリーヤさんとはまったく逆のキットでした。
パーツが少ない代わりに、ワンパーツにおける塗り分けが圧倒的に多いこと。顔などは、白目・黒目・目のハイライト・肌・髪・歯・口・メガネとなるわけです。
滅茶細かいです。
そしてなによりも、パーツ精度が異常に悪いこと。
パーツが少ないが故に塗り分けが多くなるわけで、この辺は古(いにしえ)キットですから仕方ありません。大変ですけどね。
問題はパーツ精度です。
脇の下などという、最もペーパーがけがしづらい箇所なのに、隙間が2mmほども開いてしまっているなんてザラです。
こういう箇所の整面にどれほどの時間と労力とストレスを費やさなければならないか。
この手の作業をした事のある人ならば、思うだけでウンザリすることでしょう。
しかも、パテ埋めして整面した箇所がそのまま塗り分けラインになっていることが多いです。アラレちゃんの肩の袖の部分とか。
とどのつまり、塗り分けラインが明確にできないということになります。塗装精度が下がる現実的な原因の一つですね。
そう、塗装も然りです。
塗りわけが多いのは仕方ないにしても、どう考えてもエアブラシでは塗装できない箇所や、マスキングの手間を考えると筆塗りで済ませてしまったほうが時間短縮になる箇所(細かすぎるので)が多いので、私のように筆塗りが下手な人間には相当厳しいキットです。
でも、ディテールの造形が甘く(立体的ならば、筆でも結構綺麗に塗り分けられるもの)、よれてしまうことが多いです。
筆塗りをしなくてはいけないキットだが、筆塗りが下手な私が作るということはつまり、塗装クオリティの均一化ができないということでもあります。
これは、模型の見栄えが悪くなってしまいますね。
特にアラレちゃんの塗装がちょっと・・・なデキになってしまいました。
ライオンはかなり綺麗にできたとは思いますけど。
今まで説明してきたのは、本格的に作る場合のことです。
そういう本格的に作ったときの技術的な問題以外にも、勿論難題はあります。
仮組みの時に散々言っていましたが、単純に、
「組み立ての時点で、既に高難易度」。
どこにどんな感じにパーツをくっ付けていいものか、曖昧な箇所が多いです。
どこにつけても隙間が開くし、ズレが生じる。どうしたらいいのよ?って感じになります。
ライオン、アラレちゃんの両方とも四肢がそうですね。
根本的なことを言うと、このキットは本格的に作る覚悟のある人以外には無理なキットですけどね。
最近のキットみたいに整形色に依る色分けも当然ありませんし、パーツ精度も異常に悪いので、その処理に終われる羽目になりますし。
結局、素組みで終わらせるとかいう概念がまったく通用しないキットだと思います。
塗らなければまったく雰囲気が出ないし、塗るためには隙間や合わせ目を消さないと話にならない。
デキの巧拙はあるにせよ、「模型とは、自分で作るもの」という根本概念に立ち戻ってやらざるをえないキットです。
そこがいい!!
と感じるわけですけどね。私は。
それでも、数々の問題を克服した結果到達できるオルガズム。
それがコレです。
ご覧の通り、造形は非常に素晴らしいキットです。
塗りが酷いので、いまいちキットの良さを引き出せていませんけど。
アラレちゃん、ライオン共に表情が素晴らしい。
可愛らしく、暖かく、愛嬌のある顔をしています。
各パーツも毛やサンダルや縄目などのディテールも面白く、ちゃんとしています。
小物の雰囲気も素敵です。
棒には木の節が入っていたり、バケツには凹んだ後があったり。
台座も可愛いですね。お花もモールドとして入っていたり。
一言で言えば、
「大変結構なキットです」
ま、その良さを体感するには、艱難辛苦を乗り越える必要があるんですけどね。
作り終わって、非常の愛着がわきました。
手のかかる子ほど可愛いのです。アリーヤ然り、ファンタジードラゴン然り・・・。
元の原型は相当に優れていたのでしょう。組み立てれば、それが良く分かります。
問題は、ガレージキットの様に作られたものをプラキットに置き換えた時の設計、つまりバンダイの方にあるわけです。
当時の技術的限界がここだったのかは定かではありませんけどね。
ってか、単純にバンダイが手抜きしただけのような気もしますけど。
無理矢理にでも、「ただプラキット化しました」みたいな感じで。
初版が1985年ということは、ガンプラで言えばZの時代。
そう考えれば、もう少し作りやすくてもいいはずです。
当時の小学生は楽勝でZのキットを作っていましたが、このキットはかなり苦戦するのではないかな。
ってか、ちゃんとした道具とノウハウを持っていない限り、まともに作ることは出来ないキットだと思います。
今まで何度も言ってきたことですが、私の信条は、「模型とは、可動でもギミックでもない。造形だ」というものです。
そういう視点で考えれば、このキットは秀逸です。文句なく、いいキットです。素晴らしい造形ですから。
作るのが難しくても、ちゃんと作ってやれば、とてもいい仕上がりになります。
メカ一体に心魂を傾けるのも楽しいですが、沢山の小物をつかって情景を表現しているキットを作るのも愉しいものです。
実際、私は作っている最中、それほどのストレスを感じませんでした。
確かに作業は面倒で、しかも技術的なことが多いため、神経が磨り減ることもありました。
しかしです。ちゃんと作り上げた時のクオリティが仮組みの段階で想像できましたから、終始楽しく作業ができました。
今までやった事のない作業が多く、また塗装方も初めての経験が多かったことなども目新しさにつながり、楽しさの要因の一つになったのかもしれませんね。
しかし、作り終わって、というか作っている最中にも思っておりましたけど、
「あと一月の余裕があれば・・・」
これを何回呟いたことでしょう?
整面作業もそうですし、塗装はもっとそうです。
時間がないためこのクオリティで行くしかなったって箇所も多く存在します。
手が遅いってのも原因の一つでしょうが、それでも時間さえあれば、もう少し何とかできたでしょうね。
ま、この辺は、機会があればリベンジってことで。
台座のタイトルはドライブラシで再現。シールも付いているのですが、ちょっとみっともないし、安っぽいので。
本当は、もっとアチコチにドライブラシをして、質感塗装をしたかったのですけどね。
では、恒例のキットレビューに入りましょうかね。
○キットの造形:9点
満点と言いたいところだが、顔と一体化してしまっているメガネなど、僅かに欠点があるため。
メガネが別パーツだったら、塗り分けラインもハッキリして、もっと顔も引き締まったことだろうと思う。目のモールドももう少し深ければなあ・・・。
え?自分で彫りなおせって?私にはこんな細かく、しかも円形のモールドを彫るのは手に余ります。
かといって、作り手がこういった箇所を弄るとなると・・・。考えただけでも相当の難易度だ。
メガネなどは別パーツ化してしまえばよかったのに。
○どれだけ簡単に綺麗に作れるか度:1点
相当に高難易度だと思う。少なくとも、私が作ってきたキットの中に比肩しうるキットはない。
ただ組むだけでも面倒な上に、「綺麗に」という付帯条件をつけると大変なことになる。
でも、その価値はあると思う。
救いは、パーツが少ないということ。
○可動範囲:0点
可動しないし。
私は首だけでも動かせたほうが楽しいかと思い、真鍮線で固定するにとどめ、回転はできるようにしておいた。
どれほどの意味があるのかは分からないが。
○関節・武器保持力:0点
関節などないし、武器なぞない。
○プレイバリュー:4点
元々模型とはこういうもの。その造形美を楽しむためのもの。
動かして遊ぶものではないし、バキューンドカーンとするものでもない。
あらゆる角度からみて恍惚としていればいいのだ。
○置物的価値:10点
アイキャッチ抜群。
男でも見ていて楽しいし、女の子なら尚更だろう。
ちゃんと作れば、誰にでも笑顔で眺めてもらえるキットになる筈。
○総合評価:6点
造形は秀逸だが、作るのが大変なため、減点。
もう少し作り手のことを考えた構造&精度にすれば満点も夢ではなかった。
○お勧め度:4点
上にも書いたとおり、造形が素晴らしいので是非とも勧めたいのだが、如何せん難易度が高すぎる。
特に最近のガンプラのようなオートマティックなキットに慣れてしまった人には、かなりきついキットになるだろう。
組み立てすら厳しいかもしれない。
いいキットなのだが、「模型とは自分で完成させるもの」という価値基準を持たない人には、まったく勧められない。
と言うわけで、ファンタジーライオンのレビューでした。
こういうキットを作るのは今回が初めてでした。
物の単体ではなく、情景を表現したキット。それも、人と動物のキットです。
実に愉しい経験でした。
愉しかったからでしょうか?もう少し時間がかかる筈のキットなのに、割と短時間でできてしまいました。
期日に押されて急いでいたってのもあるんですけどね。
こういうキットを作ると、また一つ模型の世界が広がりますね。
復帰してからずっとメカしか作ってなかったですから。でも、こういうキットもあって、こういう作り方もあるんだなって思いました。
こういう刺激が実に楽しい。
そう。模型とはメカだけではないんですよね。勿論メカが大好きですが、こういうキットもドンドン増えてもらいたいものです。
もっともっと、いろんな種類のキットを作りたいですね。
あ、でも今こういうキットをリリースするとなると、美少女モノとかになっちゃうのか・・・。
それはそれは退屈なキットになりそうだな。
さて、これにてファンタジーライオンさんは完成。
2008年の最初の完成品となりました。
本当ならばズゴックEさんがそうなる筈だったのですが、納期の関係上後回しに。
結局、塗装に入った段階で放置になってます。
アリーヤさんのために放置が二ヶ月続いたかと思ったら、今度はアラレちゃんの後回しにされて、なんて恵まれないキットなんだ。
ま、後は二次整面をして装甲色を塗るだけなので、それほど時間はかかりませんけどね。
ともかく、非常にいい経験でした。
素晴らしいキットを扱えたってだけでも楽しいですし、技術的なことも今までよりもちょっとは深く理解できました。
修行にもなりましたしね。
このシリーズはいいですね。今度、ファンタジードラゴンさんを買ってこようかしら?店頭在庫がなくならないうちに。
って、あの艱難辛苦をもう一度か・・・?
あっちはトカゲっぽいし、物はライオンさんの方が好きだしなあ。
ま、その辺はまた今度考えよう。
うーん。それにしてもいいキットだった。
アリーヤさんに続き、連続で大変なキットを作りましたけど、面白かったですよ。
皆さんもメカに飽きたら、こういうキットを作ってみると楽しいかもしれません。
そんな訳で、今日のファンタジーライオンはお仕舞い。
本気ットが終わった時はいつもそうですが、暫くキット休暇を取り、本やら映画でも楽しんで、ゆっくりします。
では。
今回は、前回できなかった小物塗装と、それらの細部塗装をしました。
最初はヘルメット。まずはメットの色を塗装し、マスキングでベルトの部分を塗装していきます。
完成するとこんな感じ。
ゴーグルも一緒に塗装しましたが、シルバーとブルーの部分は筆塗りです。
ってか、塗りスジがでまくり・・・。ま、コイツの場合はガラスということなので、ある程度スジが出ても反射ということでOKなんですけどね。
筆塗りは難しいですなあ。
台座も塗装。
緑の部分は適当にグラデ。草が生えているところを中心に白っぽくしてみました。
この後は、花を塗ります。
その他、画像はありませんけど、傘の柄、寝袋から突き出た棒、鳥、その他。
細かい所はほぼ塗装完了しました。
後はちょっとした筆塗りをして終了です!!
そんな訳で、今日のファンタジーライオンはお仕舞い。
また。
~追記~
この間知ったのですが、前回のワンフェスでバンダイの、マクロスFのVF-25の1/72サンプルが展示されていたようですね。
画像を見て、「まあこんもんなのかな?」って感じです。
グレーですし、CADデータをそのままコンピュータに出力させたもの(なのか?)みたいなので、いまいちディテールなどが分かりませんけどね。
サンプル品の並べ方を見ると、変形も可能のようですね。バトロイド形態とファイター形態が並んでましたから。
うーん。本当はハセガワさんみたいに、各形態のベストプロポーションを作って欲しいのですが、まあ変形可能とかいうとステータスにはなるってことなんでしょうね。
一応、VF-25は二種類あるみたいですし、それぞれでアーマード形態もあります。
このアーマードが滅茶格好ええ!!
是非とも出して欲しいですね。
ついでに言えば、デストロイドモンスターの新型とかもあるみたいですから(これも格好いい!変形するらしいが、それも凄いな。でも、変形可能キットにする必要はないと思うが)、主役メカだけでなく、敵メカも全部出して欲しいです。
でもなあ。ガンダム以外は手抜きが激しいのがバンダイだし、商品展開には期待が持てないよなあ。
主役機だけだしてお仕舞いとか・・・。
マクロスのデザイン。主役も敵メカも共に、とても好きなんですけどねえ。
できればバンダイ以外のメーカーの参入を。ハセガワさん!!
そして、何とかメカの各種をできるだけ多くリリースして欲しいものです。
今回は、アラレちゃんの細部塗装をしました。
成果。
画像でも分かりますが、精度が相当に低いです。
ダウンのボタンやメガネのフレームなど、線がよれすぎです。
難しいです。
ってか、細かすぎる上に、明確なディテールのモールドが入っていないため、目印のない完全なフリーハンド塗装になってしまい、私のような不器用には凄まじく難しい塗装になりました。
こういうところが、このキットの難易度をさらに引き上げていますね。
ホント、作り手次第のキットだと思います。
最近のガンプラのように「オートマティック」なキットではなく、塗装は当たり前のこと、造形までも作り手に委ねられる、作り手次第の「マニュアル」キットだと思います。
面白く、またいいキットなのでもう一度作ればもっとマシな物を作れる自信はありますが・・・。
ま、塗装のヨレは、後で時間があったら修正していきます。
時間・・・あるかな・・・?
そんな訳で、今日のファンタジードラゴンはお仕舞い。
また。
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