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その女の子が信じてくれたなら、ドロボウは空を飛ぶことだって、湖の水を飲み干すことだってできるのに
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今日のスピットファイアです。

まずは、写真を一気に。


スピットファイアMK.VIII

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スピットファイアMK.8

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spitfire MK.VIII

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spitfire MK.8

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3/20。
友人達と集合して、酒を飲んでおりました。
オトナの儀式、お祝いを渡し、アルコールでいい具合に酔っ払ったあと、
「実はもう一個プレゼントが」
と、渡しました。

当然、友人は役にも立たないものをもらって、恐ろしく微妙な顔。
「どうすりゃいいのか分からん。とりあえず、ありがとうとしか言えん」
と言っておりました。
それを見て、みんなも大爆笑。
パパになった友人以外は、私がキットを作っていたことを知っていたんですね。

そうだよな。何の役にも立たないものな。
しかも、飛行機に興味もないし、生まれてくる子は女の子だし。どうしろってんだよな。
この娘が物心付くときには、このキットもぶっ壊れてるわな。

「お前らがウチに来るときだけ出して、あとは押入れに仕舞っとくわ」
それがいい。恥ずかしいから、そうしておけ。

友人が今日のためにわざわざ子供の写真を持ってきてくれました。
生まれてから数時間程度の写真から、数日後の写真まで。
「かわいいだろ?これは超美人になる」
などと、父親暦10日にして、立派な親馬鹿っぷりでした。
かなり難産だったそうですが、子供を抱いている奥さんは、すでに母親の顔になっておりました。
母は強しだな。

こいつとの出会いは、中学生の頃。
あの頃、いつかはみんな父親になるのだろうと頭では思っておりましたが、実際にそうなるということがどういうことなのか、誰も分かっておりませんでした。
そう考えると、感慨深いものです。
20年来の親友というのは、いいものですな。
時空を飛び越えて、いつでもあの頃に戻れるわけです。

「ゴールデンウィークあたりに、娘に会いに来い」
と言われたので、行ってきます。
ほっぺたツンツンして娘さんに遊んでもらってきます。
人懐っこいといいなあ。

世界がどうか、この子にとって優しくありますように。


スピットファイア比較

最後に、やっぱりレシプロ機って小さいな。
知ってはいたけど、かなり小さい。

期せず、予定を変更してハセガワ1/72スピットファイアMK.8を作りましたが、いいキットです。
胴体下面と翼パーツの合いがイマイチですが、それ以外はなんの問題もなく、サクサクと組めます。
ディテールもナナニーには丁度よいくらいの密度です。

現在、ハセガワさんの1/72定番商品からスピットは外れてしまっていますが、復活して欲しいものです。
ついでに、グリフォン・スピットも出して欲しいですな。できれば1/48で。

それでは、今日のスピットファイアMK.8はお仕舞い。

また。

拍手[3回]

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寒い冬も終わりかけの昨今ですが、皆さんお元気でしょうか?
私は相変わらず元気です。

たまには入院してみて、美人な看護婦さんとムフフでグヘヘでオラオラな感じになりたいと思うのですが、なかなか病気になってくれない元気なカラダが、頼もしくもあり恨めしくもあります。

さて、3/11に親友に子供が生まれまして、何かプレゼントしたいなと考えました。
オトナの儀式、お祝いはともかくとして、それだけでは驚きがなくつまらないなと。
んで、思いついたのが、模型を作ってプレゼントすること。

0歳児に、しかも女の子に、更に親友は模型にまったく興味がないのに、それでもあえて模型。
まさに誰も得をしない、見当外れなプレゼント。
もらった瞬間、友達がどんな顔になるかも想像できる感じ。

われながら良いアイデアだと思い、早速キット選定を開始。

作るもの自体はすぐに決まりました。
スピットファイアです。
私がレシプロ機で最も愛する機体。
イギリス救国の戦闘機。
会戦前から終戦後まで主力であり続け、最強レベルであり続けた稀有な機体。
美しく優雅なそのラインは、まさに女の子にふさわしい。
まあ、模型って段階でふさわしくもない気がしますが、そこはそれ。
もう決めたことですから。

んで、どのキットにするかと考えます。
私の持っているスピットは1/72から1/32まで沢山ありますが、まずプレゼントを渡すのが、3/20だということがネックでした。
知らせを受けたのが、生まれたその日3/10ですから、実質10日で作れるキットが前提になるわけです。
この時点で、1/72になることは必定です。

んで、積んであるナナニーのスピットをつらつらと眺め、考え込みます。
まず、72スピットでいつでも買えるキットを持っていないのです。
全部、供給が不安定な海外製キットなのです。国産キットを持っていないのです。
いや、1/32以外、すべて海外製キットなのです。
エアフィックス、スウォード。ICM。どれも、下手したら再入手できなくなるかもしれない。
いや、長い目で見ればいつかはまた買えるのでしょうが、大好きな機体のキットは、いつでも作れるように手元に置いときたいというのは、模型野郎の共通の思いでしょう。

ともかく、どのスピットのキットを作るかで悩みます。

悩んだ挙句、先日発売されたばかりのユニマックスが出した1/72スピットファイアMK.Ⅸにしようかとも思いました。
が、こんな駄作キットをあげるのはただの厄介払いでしかなく、あげるなら良いキットを作って渡したいのです。

いっそ、P-51Dマスタングにしてしまおうかとも思いましたが、女の子って感じがしません。マスタングは。
スピットに拘りたい。

そこで思い出したのが、丁度一年前くらいにハセガワが出していたスピットMK8のコンボキット。
探しました。
ありました。
買いました。

要は同じキットが2個あれば、上げるのが惜しくならない。
更に、初めて作る愛するレシプロ機を1個しか作らないとすると、惜しくなる。
ならば、同じキットを二個作ってしまえば、片方を上げてももう片方は残る。

みんながキモチイイ!!

アマゾンで注文したのですが、早く入手しなければ、プレゼントに間に合いません。
追加料金を払って、お急ぎ便にしました。
翌日配送なんて言ってるけど、ホントかよ!
多少の疑いを持ちながら・・・。

マジで来ました。翌日に。

さて、作るにあたって、綿密な計画が必要でした。
今まで私はチンタラとキットを作ってきたので、9日で作るなんて空前絶後未曾有の早作りなのです。
しかも、2機同時進行です。
最悪、自分の分は後回しにしてプレゼント用だけでも終わらせることもできますが、なんかそれは釈然としない。
最初に決めたのは、2機を同時進行で3/20までに完成させ、会ったときにプレゼントすることですからね。

なんでもそうですが、目指すものがある場合、納期をまず決め、そこから逆算して予定を立てたほうが効率はいいです。
闇雲に行動しても、無駄が多くなりますから。
行程を整理し、手のかかる作業を把握し、効率よく配置し、納期に間に合うようにすると。
だから仕事をするときに予定表が必要なんですけどね。
予定表を考える必要がない仕事をしている人が羨ましい・・・。

さて、予定表。

○3/20
プレゼント

○3/19
最終組立て→トップコート→完成

○3/18
墨入れ

○3/17
デカール終了→乾燥待ち

○3/16
細部塗装→機体色C塗装→塗装作業すべて完了

○3/15
機体色B塗装→マスキング

○3/14
機体色A塗装→マスキング

○3/13
整面作業→洗浄

○3/12
胴体&翼接着→硬化待ち

○3/11
コクピット完成まで。

文字にすると、本当に厳しいです。
しかも、2機です。

しかし、わかってはいるが、わかるわけにはいかん!!
必ず完成させて、あいつに微妙な顔をさせてやるのだ!!

以下、その製作の記録です。
ところどころ写真が抜けていますが、まあいいでしょう。



DAY1
3/11

今日のノルマ

○最低
コクピット塗装まで完了。

○理想
胴体接着まで。

エアモデルを作るうえで、最初にすべきこと。
当然、コクピットの完成です。

まずは、説明書を熟読。構造やパーツ構成を把握。効率のいい作り方を考えます。
といっても、所詮は1/72。あまり変わりませんけどね。


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パーツはこんな感じ。
標準的なナナニーです。


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ディテールもなかなかいいキットです。
たしか、2000年あたりに発売だったと思います。
モールドは綺麗で、思ったよりもクッキリしてます。

このキットと同時購入で、タミヤのMK.Vも買ったのですが、甲乙付けがたいディテールですな。
若干タミヤの方が後だったようで、ディテールも幾らか勝っているような気もしますけどね。
1/72と1/48において、タミヤが前期スピット。ハセガワが後期スピットって分類になっている気がするのですが、なにか協定でもあるのでしょうか?
そして、グリフォン・スピットはいつ出してくれるのでしょうか?
あの超絶キット、1/32スピットと並べられる超絶グリフォン・スピットを発売して欲しいものです。


100_4246.JPG

コクピット組立て完了。
コクピットのデキは、タミヤの方がいいとおもいます。

計器版は、デカールを貼るから、接着は後回し。
写真ではくっ付いているように見えますが、座席も接着は塗装後にしたほうがいいです。
接着してしまうと、座席後方を塗装するのに、狭くなりすぎますから。


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完成。
ハセガワの指定通りに塗ったのですが、後で気が付きました。
シートって、全部同じ色じゃなくね?
タミヤの説明書を見たら、やはり塗りわけがありました。

ちなみに、ハセガワの指定塗料はRAFセットの特色なのですが、現在廃盤。
結局色が分からず、資料をあたります。
結構明度の高い緑だな。レストア機なので合ってるのか知らんけど、コレで行きます。

が、胴体に閉じ込めた後だったので、諦め。

コクピット塗装後、乾燥待ちを利用して翼を接着。
パチピタ。
流石、ハセガワ。根本技術は最高レベルですな。
パーツが合わないと、無駄な作業が増えて、なかなか完成しなくなります。

ここで誤算発覚。
接着に流し込み接着剤を使ったのですが、当然ヒケるわけです。
早作りの一番ネックとなる問題点は、この合わせ目のヒケです。

この対策として、私は流し込み接着剤を最低限にして、意図的に合わせ目をヒケさせる。
んで、瞬間接着剤を刷り込んで、合わせ目を消す。
そう考えていたのです。

が、最低限なんていうコントロールができないー!
パーツの合いがいいので、どうやってもムニュっと出てきてしまうー!

仕方ないので、盛大に流し込んでやりました。

最初から瞬間接着剤を使えば?って思う方もいるでしょうが、私はなるべく瞬着は使いたくないのです。
なぜなら、強度がないから。そして、経年劣化に弱いから。
完成後のことを考えれば、時間がかかってもシンナー接着剤に拘るべきでしょう。
ましてや、壊れても直す道具を持っていない人にプレゼントするなら、壊れにくいように作るべきでしょう。


100_4255.JPG

とりあえず、合わせ目ができるパーツをすべて接着するところまでこれました。
理想達成。
頑張った。俺。

作業終了が午前2時。
明日も仕事。
恐ろしく眠い・・・。
寝る。


DAY2
3/12

今日のノルマ

○最低
プロペラや脚部など、小物のの塗装完了まで。

○理想
迷彩塗装のための型紙作成と、接着時に荒れた表面をキレイキレイ。

最初に立てた予定とは違いますが、実際に弄るとどうしても変わりますね。
模型の説明書すら見ずに立てた予定ですから、所詮、机上の空論ですね。

仕事から帰って、お腹いっぱい食べたら、恐ろしく眠くなりました。
ただでさえ寝不足ですしね。
睡魔を蹴っ飛ばして、作業開始。

この日は凄く寒く、しかも強風の日でした。
しかも、花粉が凄かった日。鼻水が半端じゃなく出る。
そんな中、窓全開にして塗装をしてたので、凍えましたよ。

作業をやめたのが、1時。
あまりにも眠く、寒く、耐え難かったので、やめました。
小物の塗装も完全には終わってなかったのですけどね。
明日も仕事だし。

布団に入っても、体が凍えてしまって、眠いのに寝られない・・・。
1時間くらい寝返りをうって、やっと眠れました。


DAY3
3/13

休みの前日。
ここで、待ち時間のかかる作業をすべて終えてしまいたいのだが・・・。

今日のノルマ

○最低
ペーパーがけ終了と小物塗り残しの片付け。

○理想
マスキング用型紙作成。

作業開始。

まずは、ペーパーがけ。洗浄するので、乾燥に待ち時間が必要ですからね。
400番で合わせ目を削り、消えたモールドを適宜彫り直し、1000番で綺麗に均します。
ま、これはなにを作っても同じですな。

ただでさえ退屈なペーパーがけを2機同時にやるのは、精神的にきついですな。
作業開始から3時間。ペーパーがけ終了。
時間は12時過ぎ。
眠い。連日5時間睡眠でしたから。
もう寝る。明日は休日だから、そこで頑張る。


DAY4
3/14

今日はお休みなので、ここで稼げるかどうかが、納期に間に合うかどうかを決める。
しかも、暖かい。
この季節は天気がすぐに変わりますからね。エアブラシはなるべく早く終わらせたい。

今日のノルマ

○最低
キャノピーマスキング→型紙作成→機体色A塗装→機体色B塗装

○理想
細部までエアブラシ塗装をすべて完了

ま、塗装の乾燥待ちが何度も必要な工程ですからね。

ここまで合わせ目消しのために翼と胴体を接着しなかったのですが、いよいよそこも閉じます。


100_4258.JPG

このキットの唯一の欠点ですが、胴体パーツと翼パーツの合わさる部分、胴体下面の接合部ですね。
ここの合いが悪い。
というか、この部分に接着面が確保されておらず、しかもパーツが若干反っているのか、隙間ではなく、面がズレるんですよ。
仕方なく、内部にプラ板を噛ませて、そこに強引に接着面を確保してくっつけてしまおうと思ったのですが、貼り付けたプラ板が翼パーツと角度が合ってなかったみたいで、ガイドになってない。

そんな訳で、テープでパーツをあるべき角度に強引に固定し、隙間に流し込み接着剤を流し、少ない接着面で無理に固定することにしました。

あとは、面倒なマスキング。
レシプロ機は現用機に比べて、枠が多いので、キャノピーマスキングが大変です。
2.5mmテープを三角形に切り出し、まずスミを決める。
然る後、直線を決めて全体をマスキングする。
これを2機分。

精神的にかなりきましたねえ。

マスキングが終わったところで、かなり眠くなったので、一旦昼寝。
起きたら17時。
腹が減ったのでラーメン作って食べて、作業再開が19時。

まずは、オーシャングレーを塗装します。
この色も、ハセガワの指定は廃盤の塗料だし、タミヤはタミヤカラーのみだし、海外キットはオーシャングレーとしか書いてくれないし。
写真は同じものでも本によって色味が違うし。
なんの基準もないので、色が全然分からないわけです。

とりあえず似てそうなダークシーグレーとエクストラダークシーグレーを塗ってみます。


100_4265.JPG

ん~!ちょっとグレーが濃すぎるなあ。
左がダークシーグレー。右がエクストラ~です。
ま、いいや。次。


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作っておいた型紙を貼り付けます。
フリーハンドではぼやけすぎ、マスキングテープではハッキリしすぎるのが、こういう迷彩塗装の面倒なところ。
常套手段ですが、型紙を作り、丸めたテープで貼り付けると、丸めたテープの厚み分キット表面から型紙が浮くわけで、その浮いた分、迷彩の境界がぼやけるわけですな。

それにしても、型紙を作るのって面倒。
紙は硬いからキットになじまず、迷彩ラインを描いていくのが困難。
仕方なく、2次元的作業の繰り返しで3次元に対応しましたよ。

翼、横、上。キットのアウトラインを紙に書き(キットに紙をあて擦った)、そこに迷彩柄がつながるように注意しながら書き込み、切り取ると。


100_4281.JPG

これはハセガワの指定色と同じハズのダークグリーンを塗装。
思ったよりも緑色だな。
もう少し濃いと良かった。

ま、今回塗ったことで、自分が欲しいスピット色が具体的にイメージできたので、次回からもっといい色に塗れることでしょう。

と、ここまでやって、時間はもう1時。
流石に疲れた。明日からまた仕事だよ。
お休み。


DAY5
3/15

今日のノルマ

○最低
マスキング→機体下面塗装

○理想
細部まで完全に塗装し、塗装完了まで

と思っていたのですが、エクストラダークシーグレーに塗ったほうがあまりにも暗い色合いなのに我慢できず、塗りなおし。
ダークシーグレーにサンディブラウンを混ぜて明度を上げ、そいつを上塗り。
だいぶ明度が上がり、理想に近い色になった。

が、今度は別の問題発生。
フリーハンドで塗ったため、迷彩の境界がぼやけすぎてしまった。
仕方なく、型紙を再利用。もう一度ダークグリーンを塗るが、折角だから別の色で塗ろうと思い、ブラックグリーンで塗装。
うん。こっちのほうがいい。

余計な作業にかなり時間を取られ、マスキングして下面を塗装。


100_4284.JPG

下面が写ってませんが、塗りました。

そこまでやって、この日はお仕舞い。
眠すぎる。


DAY6
3/16

今日も寒い。
だが、俺はもっと厳しい環境でも塗装をしてきた。
これしき。
これしきー!!

強がり、自分を奮い立たせる。

今日のノルマ。

○最低
細部塗装完了まで

○デカールいい感じに進める。

さて、早速細部を塗装します。
細部塗装とは、7.7mm機銃周辺ですな。これは簡単。

これを終わらせた後、予定変更。
プレゼントするのに持ち運びするわけですから、破損の可能性をなるべく減らしたい。
そんなことを考え、脚部を先に接着することにしました。

これが、イライラするー!!

ハセガワのキットは全部そうですが、脚部接着のときに角度が決まらないのですよ。
接着面が少なすぎるから、すぐに自重で曲がってしまうし。
しかも大戦機って、脚部に微妙な角度が付いていますからね。
やりにくいことこの上ない。

脚部をはめ込みにすれば、圧倒的に作りやすくなるのにな。
パーツの勘合やディテールなどは進化していますが、こういうところはハセガワがまったく進化しない部分。

塗装すると接着剤が余計付かなくなるからね。はめ込みにすべき箇所でしょ。

こんなことに時間を取られ、やっと接着し終わったのが12時過ぎ。
眠い。
寝る。


DAY7
3/17

今日は朝から雨。
しかし、運がいいことに、いや努力の成果だ。エアブラシ塗装が終わっている。
ザマアミロ!!

今日は、デカール貼り。
ハセガワのキットはデカールを沢山付けてくれるので、ありがたい。
が、デカールを沢山付けるのは、苦行でしかない。
ホント、デカール貼りは辛い作業です。

ひたすら水につけ、台紙からはがし、キットに付けていく。
1機につき50枚くらいあるから、これは1日では終わらないな。

キチンとつけるために、マークセッターを使う。
それでもシルバリングしてしまうことが判明。
これってさ、デカールが硬いから面に馴染まないんじゃないの?
ハセガワさん。もっと柔らかいデカールにしてください。
ちなみに、余白も要りません。小さな箇所に張る小さなデカールなのに、余白のせいで貼れないとか、意味不明ですよ。
余白は、百害あって一利なしです。やめてください。

余白はともかく、シルバリングはなんとか、対策を考える。
マークセッターをデカールの上に塗り、デカールを上からデザインナイフでツンツンとつついて小さな穴を開ける。
すると、小さな穴からマークセッターが流れ込み、キット表面とデカールの隙間を埋めてくれて、シルバリング回避ってわけです。
よっぽど塗膜が艶消しになっていてデコボコになっていない限り、これでシルバリングは防げるはずです。

1機分デカールを張り終わって時間を見たら1時過ぎ。
お休み。


DAY8
3/18

今日でデカールを終わらせないと、納期に間に合わない。
必死です。
でも、作業は機能と同じです。

2機目のデカール完了。
昨日よりも1時間早く終わらせられたぞ。
疲れきってしまったので、すぐ寝ます。


DAY9
3/19

今日で完成させないとなっと。

墨入れ。これは簡単。
なんとなく汚しを残しながら拭き取り。
私は、墨入れが、組立ての次に好きな作業です。楽しいです。

んで、トップコート。
試しに半ツヤで塗ったら結構ツヤが出たので、半ツヤに1/3くらい艶消しを混ぜて、両方とも厚めに塗装。
デカールの段差が結構気になるんですよね。余白があるせいで。
段差を完全に消すには、何度もトップコートをして、削りださないとダメですけどね。

ま、模型を知らない奴に上げるわけですから、トップコートを厚めにしておかないと、塗膜を剥がしてしまいそうですからね。

そして・・・

かんせいー!!
やったよ。マジで9日で2機作ったよ、俺。
手の遅い俺でも、やる気になればできるんだ。
連日寝不足だったけど、間に合うことが一番重要だからね。

頑張った。俺。

長くなったので、完成写真は別の記事で。

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